【第一章】
2年前、実の兄と姉代わりだった幼馴染が揃って失踪した。高千穂ナオル(直)は慕情とコンプレックスを引きずったまま16歳の春を迎える。心の通わない父親にある決意を告げ、入学式へと向かったナオルは、突如白い靄に包まれ、気が付いたら見知
らぬ森の中に居た。
そこで出会ったマルヴァスと名乗る青年から、自分が異世界からの訪問者、“渡り人”であると聞かされるナオル。
自分の居た世界に帰る為、彼と共に王都へ向かう決心をしたナオルは、最初に訪れた街の宿屋で看板娘のサーシャと知り合い、心を通わせてゆくのだが…………。
過酷な運命に翻弄される少年の、絆と成長を描く冒険ファンタジー開幕。
【第二章】
竜のもたらした暴虐と破壊は、街に甚大な被害と深い傷痕を残した。
心身に受けた悲痛も癒えないまま、ナオルは領主イーグルアイズの要請で、彼の娘メルエットと共に王都へ赴く事となる。
異世界における最初の友マルヴァス、かつて争った相手のローリス、そしてサーシャの弟であるゴブリンのコバも加わり、一行は王都を目指して旅立つ。
無力な少年が大切な人々を守るため、徐々に自らに眠る力を呼び覚ましていく第二章。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 17:43:43
934026文字
会話率:48%
日本最高医療機関で毎日内科・外科問わずに働きずめだった主人公がある日、過労でなくなり気づくと白い靄のような場所でわけのわからい者?から異世界転生と異常な能力を授かって、異世界でも医師として生きていく主人公の物語。
最終更新:2024-03-27 18:51:08
5053文字
会話率:45%
未来,人類が宇宙を行き来する時代。
輸送船でいつものような輸送業務を行っていた岡部は,支援AIノヴァと共に通信が届かない星に飛ばされてしまう。
岡部は凶悪な原生生物と魔法を駆使する原住民が跋扈する未開の星で生き残る為に,拠点を作る。
未開の森の中央部に天を衝く塔と立ち込める白い靄,やかましい音と共に自動で資源を採掘し,精錬,加工するロボット群
いつしか拠点は巨大な工場のようになっていた・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-06 22:29:23
7425文字
会話率:54%
一寸先も見えないほどの白い靄。
おおよそこの世ならざる空間を彷徨えば、一軒の庵に辿り着く。
人形師の住まう庵。青年は、そこで懐かしい少女と再会する。
最終更新:2022-08-22 01:07:39
17637文字
会話率:50%
オランダ商船の船乗り、ハンスは病の母の薬代を稼ぐため、日本行きの船のクルーとなった孝行者だ。
十六になったハンスだが、祝ってくれる者はいない。ふて腐れ気味に荷の片付けをするハンスを上司が呼びに来る。
商館長の部屋に呼ばれたハンスは、商館医シ
ーボルトから、硫黄島へ行き、平佐田という男から、報告書を受け取ってくるように言い付かる。
こっそりと島に上がったハンスは、慣れない山に潜み、平佐田との接触を試みるが、人の気配に身を隠し、また白い靄に阻まれてなかなか上手くいかない。出島の異国人は、出島からでることは許されない。もしもハンスがみつかれば、たたでは済まされない。慎重に山を下りるハンスは、島の子供に見つかって追いかけられる。
迎えの日が近づいたハンスは、焦って山を下りた。運良く平佐田の滞在先に辿り着いたハンスだが、つい、疲れが出て寝入ってしまった。気付いたら日は暮れていて、慌てたハンスが木陰から飛び出し、いつぞやの子供にまた、追いかけられる。浜辺で待っていた迎えの船に乗り、やれやれと息を吐いたハンスは、知らぬ間にくっついてきた子供に仰天する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-20 21:00:00
9075文字
会話率:14%
水が枯渇し緑が失われた大地で暮らす少年。
世界を救うと言われる種を守る一族の彼は日々、精霊の住処と呼ばれる場所に通っていた。
食糧も乏しく先の見えない不安を抱いていた少年は、そこで変な白い靄に出会う。
全九話登録予定済み。カクヨムにも投稿
。
注)直接ではありませんが、カニバリズムを仄めかす表現有ります。苦手な方はブラウザバックをお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-28 07:00:00
25639文字
会話率:48%
人生の一大イベント「妊娠」。
幸せと愛は、どこにあるのか。
1話は短め。
更新は2日に1回。
文章は読みやすく、さらっといけます。
「妊娠したかも」と告げたら、半同棲中の彼氏(?)に逃げられた。
しかも嘘が誠に。
「まだ見えない
のですが。この白い靄のなかに赤ちゃん、いると思います。どうしますか?」
産婦人科の先生に、いきなり現実を突きつけられた——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-23 01:53:58
45180文字
会話率:15%
天使は囁き悪魔は蠢く。光の速さのように、楽園は築かれた。白い靄を取っ払い、少年は純度の高い命の灯火を光らせる。
最終更新:2018-12-05 02:03:37
16968文字
会話率:31%
不運な事故によって死んでしまった藤村太郎は
白い靄のかかった物体に異世界に人が少なくなってきたから
転生してくれと願われる。
元々異世界に夢を抱いていた藤村は二つ返事で了承する。
その際残機10というスキルを授かるが、そのスキルについてい
た
副次効果により異世界生活は困難なものとなる。
残機10の効果を使い果たした藤村は
白い物体との再開により、今までの苦労をねぎらい
もう一度転生し直させてもらえることになった。
その時いくつかの選択肢が言い渡される。
藤村が選ぶ選択は? そして転生した世界を
藤村はエンジョイできるのか?
作者はまるっきりの素人です。
更新速度や誤字・脱字がひどいかも
しれませんが、楽しめるような物語にしますので
一つよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-17 15:42:06
33254文字
会話率:33%
――ねえ、一緒に遊ぼう――?
そう、私に呼びかけたのは誰だったろう?
お兄様は、私が遊んでと言うばかりで、そのようなことを言うことはなかった。
幼い頃から仕えている従者も、そんな風に言うとは思えなかった。
ねえ、あなたは、誰なの――?
幼い頃の誓い、白い靄のかかった誓い、その誓いに私は、繋がれている――。
※ ※ ※
同シリーズ作品「風がまわす車」の主人公が前世でプレイしたゲームシナリオになります。王道正統派恋愛ルートかと思いきや、後半ヤンデレ王子様が出てくる仕様。R15程度の残酷な表現・性的行為を示唆する描写が出てくる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-04 00:00:00
15921文字
会話率:42%
世界には白い靄が立ち込めていた。
世界には死が溢れていた。
世界には天へと伸びる塔があった。
世界にはエイナ・レプリカが存在していた。
確かに存在していた……
最終更新:2015-06-02 23:20:21
553文字
会話率:5%
――やってしまった。
後悔先に立たず、とはよく言ったものだ。頭に血が上って、頭の中が真っ白になって――そこから先はよく覚えていない。
気がつけば、あいつが床に転がっていた。
どうしよう。どこに隠そう。
死体の隠し場所なん
て見当もつかないし、考えてみたことさえない。第一、隠したところでいつかは見つかってしまうのではないだろうか。
そんなことになったら……俺の人生はおしまいだ。しかし、このままここに置いておくわけにはいかない。
――どうしよう。どこに隠そう。
堂々巡りを続ける思考に、突然、嘲笑うような、誘うような声が割り込む。
「俺が何とかしてやろうか」
囁くような声はベッドの下から――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-11 21:26:02
7843文字
会話率:28%
極北の国、フィザーン。天を見上げると、天の川よりも濃い、白い靄のような帯が空を流れている。その帯を、辺縁といった。 高校三年生の奏音はある夏の日、前触れもなく見知らぬ場所に立っていた。酔客に絡まれる彼女を助けた青年、ハイカイネン伯爵レミ
ンは言った。「あなたさまは辺縁の姫君。辺縁の姫君は、王太子殿下をお産みくださるのです」。辺縁の神の姫宮として、ここフィザーンに遣わされたのだと言う彼によって、奏音は無理やり王宮へと連れられる。しかしそこで出会った国王ライコは、あまりにも残虐な男だった。奏音は、その辛い日々によって、いつしか言葉を手放してしまう。―――それから数年後、奏音は再びレミンと出逢う……。 ***数年前、別名義で某少女小説賞に投稿した作品を改稿したものです。 ***物語は三人称で進められます。 ***2013/8/20完結しました。ありがとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-20 22:54:51
156288文字
会話率:33%