「……ティアーっっ!!」
――ああ、こんな様々な声が行き交う中で、君の声が聞こえる。
白い髪と、背中に体を覆ってしまえるような大きな白い翼、ハッとするような純白の色を持つ、鳥人族(ちょうじんぞく)と呼ばれる人種族の君。
誰かが言った
っけ、君の瞳は白じゃなくて暖かな日の光の色だって。
半面、僕は何かしらの特徴を姿に持たない人間と呼ばれる者。
強いて言うなら、僕はこの種族の中で、唯一漆黒を持つ人間だという事だろうか。
人の中で、黒の一族と呼ばれ、恐れられる存在。
この世界で、ネア大陸と呼ばれるこの地で、たった一人しか存在を許されない、そんな人間が僕だ。
人間は外見にはっきりした特徴を持たないかわりに、不思議な現象を起こせる力を内に秘めている。
黒の一族の僕は髪に漆黒を、内に秘める力は誰より強く、様々なすべを持つ。
そんな現象を目にして、君は幼子のようにはしゃいではすごいすごいと喜んでくれたっけ。
なら、僕の最期のお願いも聞いてほしい。
「ユキシロ、ごめんね。……さよなら」
別れを告げる事を、どうか許してね。
いつも笑ってた君が好きだった。笑って、周りを明るくさせてしまうユキシロが大好きだった。
幸せなんて、そんな名の付くモノ、数えるほどしかなかった僕の生で、君といる時間はいつも記憶の中で宝石のようにキラキラ輝いてた。
この記憶ごと、僕自身ごと、流れ出る紅の色と一緒に砕くから。
――そうして最後に残るのは、何だったろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-30 18:00:00
37051文字
会話率:32%
誠実に生きてきたおっさんが過労の果てに倒れ、
転生したと思ったら異世界。定番モノのチートが無い只の90歳の爺さんだった。
それでも強く逞しく生きていかなければならない。
主人公が幼女に振り回されたり、ノリの良い住民達に振り回されます。
能力
無くても異世界で頑張れ!おっさん!
空は鮮やかな紫色で家の周りには緑色の大きいマリモが浮いている。
魔法がある世界らしい。一年中過ごし易い気候。
多彩な人物が出て来ますが基本ジジイと幼女と幼児が活躍する物語です。
スローライフあり、巨大動物とのバトルあり。
ハッピーエンドになるかバッドエンドになるかは作者にも判りません。
後から読み返しても楽しめる作りにしようと思っています。
主人公1 仙=元アラフォー男性、転生してジジイに成る
主人公2 もえちゃん=幼女、基本やりたい放題、可愛いモノが大好き、運がチート
主人公3 ひかる君=幼児の男の子、大人顔負けの政治経済の話が出来る、乗り物が大好き
[登場人物]
ひかりちゃん=もえの1つ下。もえとよく行動している。純真無垢
ロベルト=兎に角イケメン、お洒落、年齢不詳、白人、髪シルバー
ムトー=武具屋の店員、49歳
店長=筋肉マッチョ、金髪モヒカン、オカマ?
偉そうな人=時々出て来る偉そうな人、副知事とかやってそう
カズ&モズ=馬に乗っている。30代。仕事の出来そうな青年2人
ダイキ&ヒロキ=20代。剣士と魔法使い。まだ新人
田辺=モグラ、洞窟管理が仕事。穴を掘るのと溶接が得意
アズマ=モグラの親方
ツキオ&タナオ=50歳手前のおっさん、社会経験豊富
ヘボン=白い羽根を持つ天使、眼科医
サトキチ=天の国語を勉強中、丁寧な口調の子供
ベリマッシュ=巨体、ギリシャ風の服装、天使、白い鮫の船長、高圧的
マンジーロ=天の国案内役、通詞、小柄の騎士
ウナビラッジョ=提督、ヒゲモジャ、デブ、性格悪そう
エリィンタ=艦長、航海術がある、上流貴族、仕事出来そう
フォレスト=海洋(天空)冒険編で1番偉い人、上流貴族
[ヒロイン?]
みどり=門番、優しい。シュートヘアーが似合う、スレンダー
受付嬢=ギルドの清楚な受付嬢。いつも肩を出している
あゆみ=運動神経抜群、フェロモンが強い、豚好き
ユリコ=清楚、色白、幸薄そう、男タラシ、栄養士
女検事=美人だが怖い、刃物を法廷で振り回す折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-13 11:44:11
115823文字
会話率:22%
☆憧れた白い羽根
一人の少年の話
☆囚われた男
男性の視点の話
☆魔女の笑い声
女性の視点の話
☆海に還る日
女性の視点の話
最終更新:2020-06-25 08:55:33
4022文字
会話率:2%
漫画家志望で無職の父親と暮らす中学二年生の空野カヤ。
普段は学業と部活、そして天使のアルバイトで多忙な日々を過ごしている。
今日は後輩のマドカに誘われ、マドカの父でありベストセラー作家でもある沖田けいすけのホームパーティに来ている。
そこで
出会ったのが、一人の老編集者・光岡。
光岡は、カヤの両親の秘められた過去を知っている人物だった……。
なぜ、カヤの父親が無職になってまで漫画家を志望したのか、その理由が明らかになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-23 00:00:00
20452文字
会話率:42%
中学二年生の空野カヤはマンガ家志望で無職の父親と二人暮らし。
ひょんなことで天使のアルバイトを始めることになった。
いったんはクビになったものの、再びスカウトを受けて今日もがんばっている。
そんなカヤの前に現れたのが双子の天狗だ。
兄の天狗
はカヤに一目惚れ、妹天狗はカヤをライバル視。
思わずたじたじとなるカヤ。
さて、どうしようか……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-15 00:00:00
44127文字
会話率:38%
中学二年生の空野カヤはマンガ家志望で無職の父親と二人暮らし。
家計の足しにとアルバイトを探していたところ、ひょんなことで天使のアルバイトを始めることになった。
知り合いに見つからないようにと、離れた街で早朝の時間帯だけ活動していたのだが、あ
る日、中学の後輩にバッタリ出会ってしまう。
さて、どうしようか……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-27 11:00:00
21118文字
会話率:38%
白い羽根と黒い羽根を持った【それ】が封印されてから今年で178年が経つ。しかし封印は完全なものではなく180年しか持たない。
世界で唯一の【聖魔術】使い、アレスチナが知る本当の178年前の真実とは・・・
最終更新:2020-01-11 20:00:00
1220文字
会話率:0%
鷹羽巴は電車の中で、自分と同い年くらいの見知らぬ美しい少女と出会った。
最終更新:2020-01-05 02:51:25
6925文字
会話率:17%
ある北の王国に、白い羽根を持つ少女が舞い降りた。
少女が探すのは「世界一」の魔法使い。
「そんな奴はここにはいない!」と王国の魔法使いは頭を抱えた…
最終更新:2019-07-01 20:59:52
15458文字
会話率:47%
白い羽根のカラスがいました。
カラスは羽根が白いので仲間に入れてもらえず、ひとりぼっちです。
ある日、ネズミを助けたことでヒミツを知られることになってしまいます。
そして……
最終更新:2018-07-11 23:13:44
20100文字
会話率:23%
仕事が休みの日に部屋でのんびりと羽根を伸ばしていた桐須印嘉の前に、一枚の本物の白い羽根が落ちてきた。
羽根を拾い上げると、目の前には青い髪の少女が浮かんでいた。
印嘉の日常は少女によって急激にアップデートされていく。
そして少女は自分の“誓
い”の為に印嘉をずっと探していた。
「一度、死んで下さい」
テンプレシリアス系ヤングミーツガール
異能バトルもあるよ、を目指しています。
※18.5/18 あらすじ変更しました
※『カクヨム』様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-05 21:00:00
26197文字
会話率:39%
ー恋に落ちる瞬間は、バトミントンに似ているー
自分に自信の持てない作家の門倉は、カフェたまの店員である環に恋をする。ひょんなことから恋人同士になるのだが、いつまで経っても門倉はそのことが信じられずにいるのだった。それは、家へとやってくる環
が、いつも部屋へと上がらずに、すぐに帰ってしまうから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-31 20:17:35
7688文字
会話率:24%
「私」は、恋がしたかった。
恋に悩む少女たちが、恋をするため、叶えるために自分自身の気持ちに向き合う。
白い羽根が叶える恋。
3人の少女の恋と、恋を叶える羽根の物語。
最終更新:2016-02-23 00:50:03
38647文字
会話率:32%
隣のクラスの女の子の背中に、真っ白い羽根が見える。まるで、天使みたいな。これって俺の頭がおかしくなったのか?
最終更新:2015-11-06 21:00:00
5902文字
会話率:23%
闇の魔神族王族の姫君アフィールーノコはみんなからみにくいと昔からいわれていた。
黒い肌、極彩色の羽根が多い闇の魔神族では白い肌、白い羽根に白い髪…白銀の瞳ととある体質のアフィールーノコの異質?な存在だ。
そんなある日アフィールーノコは父王か
ら呼び出しを受ける。
みにくい私になんの…よう…。
そこにいたのはコボルトの黒柴犬王子だった。
はたしてアフィールーノコに幸せ来るのでしょうか?
ナツ様、花ゆき様の【童話パロ企画】参加作品第二段です。
みにくいアヒルの子のパロディですが本筋ナニソレ状態となっております。
連載方式ですが長く続かない予定です。
よろしくお願いいたします♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-13 23:41:12
11370文字
会話率:29%
――これは。神様にさえも見放された後の世界を渡り歩いた青年と少女の物語。
最終更新:2013-02-13 01:00:00
30247文字
会話率:35%
病室で何年も寝たきりの僕。ある朝背中に白い大きな羽根が生えていた。体も自由に動く。
僕は、空へと飛び立った。
空の色。真白い雲。川の始まりはどこにあるの?
少年の小さな冒険。その先には……
最終更新:2012-11-25 20:00:00
2248文字
会話率:0%
笹本秋はふとしたきっかけから、人の幸運・不運の兆しが見えるようになった。
幸福になる人には、白い羽根。
不幸になる人には、黒い羽根。
また、普通の人には見えない片翼を持つ二人の少女、白井命斗と黒羽葵の出会いが彼女の人生に大きな転機をもたらし
た。
人の幸せは、彼女たちが与える白黒の羽根によって決まる。
そんな理不尽に振り回せながら、自分の存在意味を探していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-24 16:15:56
83277文字
会話率:37%
マザー・グースのようなメルヘンでダークな詩を目指して書いていきます。
「三本足の女王様」「五人家族」「白い羽根」「なぞなぞわたし」などなど。
最終更新:2010-12-18 04:42:40
1099文字
会話率:0%
売れない高校生女優・スズカゼには、幼いころから人の頭に乗る冠が見えていた。人が生まれながらに持つ冠は、性格や生き方などをすもので、スズカゼの頭にはいばらの冠が乗っている。ある日スズカゼが一緒に仕事をすることになった少年の頭には、やわらかな白
い羽根の冠が乗っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-04-15 21:26:05
10030文字
会話率:43%