かつて、魔王が支配した剣と魔法の世界。人々を恐怖に陥れた魔王は、異世界転生者たちの手によって倒されたはずだった───。
しかし、真の悪夢は、そこから始まった。
魔王討伐の英雄「七星天」は、この世界を「東京」という都市に変え、支配し
、人々を欺いていたのだ。
東京に住む、ただの凡人の青年ヴェイン。彼は、愛する恋人ルキナを、七星天の一人、ニューロードに殺されてしまう。
しかし異世界転生者とは、今やアイドルである。絶大な人気を持つ彼らに意見など出来ない。
「なぜ、ルキナは死ななければならなかったのか?」
悲しみに暮れるヴェインの前に、王立騎士を名乗る謎の美女レティシアが現れる。彼女は、ヴェインに、異世界転生者たちの恐るべき真実を告げる。
「彼らは、英雄なんかじゃない。欲望のままに生きる、獣だ」
ルキナの死を彼らは侮辱し、嘲笑う。まるで人の命を羽虫のように。
怒りと悲しみ、絶望に震え、ヴェインは復讐を誓う。しかし、敵は、強大な力と人気を持つ異世界転生者たち。
彼が挑むのは世界の腐敗そのものであった。
七星天の恐るべきチート能力。
トップアイドル・恋ヶ崎凛子の隠された顔。
最強の異世界転生者・オールマンの失踪。
そして、闇に葬られた、魔王フィアレスの真実。
様々な謎が交錯する中、ヴェインは、愛する人の仇を討ち、世界の真実を暴くことができるのか?
今、絶望の淵から、復讐の戦いが幕を開ける。たとえ、その道が、いばらに満ちた、険しいものであろうとも。
ヴェインは、心の奥底で、静かに誓いを立てる。
───ルキナ、必ず、復讐を果たす。たとえ、この手が穢れようとも。
たとえ、その果てが君の知らない俺で、あろうとも───。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-05 19:20:03
347405文字
会話率:39%
あるお嬢さんの勘違いで。
最終更新:2025-02-05 10:18:26
733文字
会話率:14%
郵便屋さんと婆ちゃんの詩
最終更新:2025-02-05 09:20:14
294文字
会話率:50%
とても短い童話です。
最終更新:2025-01-30 08:36:04
252文字
会話率:0%
かつて〈銀の乙女〉という英雄がいた村で生まれ育ったウェスタは、いつか自分も英雄になることを夢見ていた。
そこへちょうどよく(?)100年の封印から闇の魔物が解き放たれた!
魔物はこの国の王女様に100年の眠りの呪いをかけた!
これは英雄にな
る大チャンス!?
ウェスタは意気揚々と魔物退治の旅へと出かけたのだった!
王都で出会った、謎の銀髪の美少女(自称)と共にのんきな冒険の旅が始まった!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-04 21:27:13
108442文字
会話率:42%
先天的に加虐嗜好いわゆるサディズムを持つ高校生、百鬼零(ナキリレイ)は妹の百鬼結(ナキリユイ)の催眠技術によってその異常性欲を封印し、平温な日常を送っていた。だが幼少期に動物を殺す少女、××と出会い、また時を経て再会してしまったことで、彼の
日常は狂い始める。
ほのぼのとした優しい幼なじみの恋人、白雪セリカ(シラユキセリカ)と幸せな日常を送りたいと願う理性の自分。
全てを破壊し尽くし精神も肉体も何もかも全てを根こそぎ破滅させたいと願う本能の自分。
そして、突如として学園を襲撃し、殺人鬼を育成する為の『殺人カリキュラム』を実施すると宣言する快楽殺人鬼集団《赤い羊》。
《赤い羊》を束ね、7人の殺人鬼の頂点に立つ男、透(トオル)は、
「殺人鬼の、殺人鬼による、殺人鬼のための世界。僕はそれを、創造したい」と宣言し、殺人鬼として狂えば狂う程チカラを増していく《ジェネシス》というランク制の異能力を授け、生徒同士による殺し合いを強制する。
SSSランクから始まり、Fランクに終わる階級制の異能力。Fランクは殺されることしか出来ない最たる弱者で、SSSランクは全てを奪い尽くす最たる狂者。狂えば狂う程ランクが上がり、強者となることが出来る。だが……。
狂わなければ死。狂えば破滅。
究極の二者択一の中で、百鬼零が選択する”答え”とは?
そして新たなるSSS、西園寺要はデストルドーという闇を身に纏い、白雪セリカの前に立ちはだかる。
思い出せない記憶の僅かな残滓を頼りに、セリカはFランクの限界を超えることを決意する。
生きることは殺すこと。
血まみれの正義の果てに訪れるのは、幸福な死か希望という欲望か。
それは誰にも分からない。
不定期更新
第25回電撃一次落ち
第16回ガガガ一時落ち
読みはプラマイゼロです。
目次(暫定
第3章 黒へと至る少女【前】盛者必衰編
第12話 ゼロの帰還
第13話 バイオハザード計画
第14話 UN.オーエンの再来
第15話 破壊の創造者
第16話 正義という名の悪
幕間 『私』は赤ずきん
第4章 絶対零度編
第17話 天使たちの晩餐
第18話 チマミレノセイギ
第19話 どこにもない場所
第20話 骸骨といばら姫
第21話 セリカとゼロの世界
第22話 絶対零度
第23話 最後の選択肢
最終話 God of Genesis折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 14:53:54
803622文字
会話率:42%
孤児院で育った二人が離ればなれになり、暗殺者とターゲットとして再会する話。
シリアスなので笑いなし。ハッピーエンド。
短編なので4話+オマケ2話。
最終更新:2025-01-27 10:15:45
16738文字
会話率:32%
Writer by Akai Ahiru
(https://ncode.syosetu.com/n8993dn/)
2012年2月、ドイツへ語学留学にやって来た菅 桐子(すが きりこ)は留学早々に<童話>と呼ばれる魑魅魍魎の
一つ、<いばら姫>に取り憑かれてしまう。
そんな彼女の<童話>を祓ってくれるという頼もしい(?)仲間は、女装大男とシスコン少年?!
中世の剣を振り回す青年や巨大な怪鳥。魔女や魔弾の射手に死神、騎士……。
他にも沢山の童話キャラクターたちが彼女らに襲いかかる。
はたして桐子は無事に元の生活に戻ることができるのだろうか!
※2018/07/14 第二幕の一部分を大幅に改稿しました。♯8-3 <ネズミの皮のお姫様>、♯9 <死神の召使いたち>、♯10 <池にすむ水の精>
2017/3 第五回ネット小説大賞、一次選考通過
・ドイツが舞台と言っても浅いドイツ知識とエセドイツ人な登場人物とで構成された物語です。あたたかい目で見守ってください;;
どうぞよろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-17 22:00:00
513627文字
会話率:38%
白亜紀に生きた勇敢な少年が、カタツムリとなって帰ってきた!!!!
最終更新:2025-01-17 12:45:31
4884文字
会話率:85%
俺は外壁だった。それしかない。読め
最終更新:2023-11-17 01:19:54
1369文字
会話率:26%
うだつの上がらない生活を送っていた藍原 瑠璃(あいばら るり)は趣味の中古ゲーム収集の最中、ファンタジーのような異世界に転移してしまう。そのまま流れで冒険者登録をすることになり、受付嬢に告げられたランクに瑠璃は驚愕する。
「え、いきなりAラ
ンク!?」
Aランクが最低ランクの世界で、不思議な体質とともに成り上がるファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-12 17:00:00
35487文字
会話率:70%
指先に謎の穴が空いている少年
「''海原秀音(かいばらしゅうと)''」。
陽気な少年
「''剋美紫遠(かつみしおん)''」。
二人はある日を境にいつもの日常が変わっていく。
最終更新:2025-01-06 23:14:38
20715文字
会話率:79%
人見知りの令嬢ミスティアは、家に引きこもっているが新月の夜だけは森を散歩する。ある新月の夜、怪我をして倒れていたアレン王子を助けた。出会った二人は、その心の距離を近づけていく。
最終更新:2025-01-05 07:10:01
34999文字
会話率:56%
歴史学者の養父を失い、その旧友に引き取られて王都に上ってきた少女エプィヌは、養父の意志を継いで歴史学を学ぶことになる。研究のために通うようになった王宮書庫で出会ったのは、番兵兼司書のラズワルド。エプィヌは、彼とともにとある事件に巻き込まれ
、次第にターリア王国建国の闇に足を踏み入いれていく。その最中で、思いがけず自らの出自にも向き合うこととなり……。
グリム童話「いばら姫」をモチーフとしたハイファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 22:36:13
193177文字
会話率:41%
かつて「めでたし、めでたし」で終わったはずの御伽噺。
だが、それは真実ではなかった――。
突如、全世界の図書館が爆破され、数日後には茨に包まれた異形の巨大な図書館が現れた。そこに現れたのは、「アリスト」と呼ばれる御伽噺の住人たち。彼らは、
自らの結末に不満を抱き、世界に復讐の炎を燃やす存在だった。さらに、彼らの捨て駒として使われる「断章者」たちが各地で暴虐を尽くし、人々は恐怖に包まれる。
主人公エリオ・グレイスは、幼い頃に両親をアリストとの戦いで失い、その復讐と真実を求めて特別機関「リバレイト」に所属することを決意する。彼が挑むのは、アリストたちが支配する異常な領域。「シンデレラの舞踏会」「いばら姫の眠りの城」「赤ずきんの狼の巣」――それは現実の理を超えた歪んだ空間だった。
戦いの中で明らかになる、アリストの真実と図書館が抱える謎。果たして、エリオはアリストの悲願を打ち砕き、全ての物語を「めでたし、めでたし」へと導けるのか。それとも――。
運命と戦い、物語を継ぐ者たちの壮大なクロニクルがいま幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 07:00:00
22728文字
会話率:35%
武術家を父に持ち、自らも武術を学んでいる灰原 麗(はいばら れい)は、友達である天野 桜(あまの さくら)に誘われ、フルダイブ式VRMMORPGリベルタス・オンラインを遊んでみることにする。
最終更新:2024-11-25 01:50:42
18475文字
会話率:67%
俺の幼馴染、茨奈緒(いばらなお)はツンデレである。
しかし彼女は、ツンデレであるが故に「詰んでいる」。
最終更新:2024-11-22 19:30:00
3633文字
会話率:45%
『カクヨム』で行われている『この男’s(メンズ)の絆が尊い! 異世界小説コンテスト』参加作品です。
現代の高校生、仙人、妖怪、宝貝、人間が織り成す、平和、時々シリアス、きゅんきゅん、ギスギス、わちゃわちゃ物語を目指しています。
ちょびちょび
完結まで毎日更新中です。
短編BL小説(青様主催の自主企画『禁断の兄弟愛(BL)が読みたい!』に参加した『葉牡丹』を組み込んでいます!)
【登場生物(二十一人)】『極め科白』
大谷 栞太(おおたに かんた)『………』
凍夜(いてや)『面倒だなあ』
大仙人(だいせんにん)『大仙人だもん』
震霆(しんてい)『無理と無茶はしないでください』
八雲(やくも)『ぴょんぴょんぴょんぴょん』
弩九(どく)『くく』
荊(いばら)『一緒に遊ぼう』
凛矢(りんや)『闘え』
流柳(りゅうりゅう)『ふふ』
燧乎(すいこ)『一緒に修行したい』
灼蛍(しゃっけい)『!!!』
琅青(ろうせい)『浮気はしない主義である』
姜芳(きょうほう)『仙界の為に』
一心(いっしん)『ござる』
九尾の妖狐(きゅうびのようこ)『愛いやつだ』
紅鶴(べにづる)『素早い情報伝達を心がけています』
石家守(いしやもり)『弟子です!』
糸賀隆志(いとが たかし)『ポメガバース最高!』
楚(いわえ)『いつでも遊びに来ていい』
來凱(らいがい)『けひっ』
心槍(しんそう)『須らく捕縛するのみ』
完結の目途が立ったので、『カクヨム』で先行している分を一気に公開していきます。
2024.5.22.「1.大谷栞太」から「166.あまあま」まで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 00:39:39
109225文字
会話率:31%
月流(つきながれ)、星流(ほしながれ)、雲流(くもながれ)、衣流(ころもながれ)、文流(ふみながれ)の五つの道(どう)で成り立っている、水桜(すいおう)国。
国の名前の由来ともなっている国中にあまねく存在している不思議な桜は、年中咲き
誇り、散ることはない。白に近い紅色の花びらは水でできているが、掴めば雫となって消えるのではなく、姿かたちを保ったまま掴む事ができるので、この国の者はよく口にする。花びら一枚で十分。仄かな酸味と甘みが浸透して、身体を癒す。
この国で唯一無二と言っていい存在はこの桜の他にもある。ゆいしゃもその一つ。勇者ではなく、ゆいしゃ。念の為。職業名である。
ゆいしゃとは、生物に溜まった毒を抜き取り、その毒が薬となる生物へと届け、国中を旅し続けるもの。毒を抜き取る、とはいっても、刃の物などの鋭利な物は使わない為、身体を傷つけない。
ゆいしゃが手をかざせば、抜き取れる。
そして鬼もまたこの国の唯一の生物であった。この国での鬼の定義は、毒を持つ生物そのものを喰らう生物。何ものもを傷つけんとする角と牙を持つ、それはそれは恐ろしい姿かたちをしているらしい。
らしい、というのは、鬼を実際に見た人が居ないからだ。
では何故、鬼が実在していると広まり、また、認知されているのかといえば、国が公言しているからである。
ゆいしゃである一人の少女、玖麦は、外見上は人間に変化した狐、しかし本人は鬼と名乗る翠に出会う。花嫁を探す翠に付き合う羽目になってしまった玖麦であったが!?
第17回角川ビーンズ小説大賞一次予選した作品を改訂して掲載していきます。
『文芸webサーチ』『comic room』『幻想検索』に登録しているHP『tori』で同時更新中。
2020/10/21. 1巻あさぼらけ篇「17 蒼」を公開。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-31 17:17:18
69576文字
会話率:39%
「だからさ。オレにとってお前と付き合ってるメリットはもうないってことなんだよね」
内気で内罰的なフリーター、音無ぴあのはその日、親友に彼氏を寝取られた。消沈して帰る途中に「二人とも雷にでも撃たれればいいのに」と願ってしまう。その瞬間、自分
が本当に雷に撃たれてしまったぴあのは自分が元居たのとは違うどこかの世界に転移し、いばらの迷宮の中で怪植物に追われ、その体に何かを植え付けられてしまう。もうだめだ、と思ったその時、とても美しい男エルフのヴォルナール率いる元勇者パーティに助けられ、一命をとりとめるぴあのだったが、その体には深刻な後遺症が残ってしまった。どうやら、モンスターを産むための苗床にされかけた際、定期的に男の○○を摂取しないと頭が変になってしまう体に作り替えられてしまったらしいのだ。知らない世界に一人放り出されたぴあのが頼る相手はヴォルナールたちしかいないが、ヴォルナールはぴあのを連れて行くことにあまり積極的ではない。ぴあのは生きるために戦う努力をしていくうちに、ヴォルナールに惹かれていくが……。
男やもめのやさぐれエルフ、ヴォルナールと不幸に愛された女、ぴあのの冒険恋愛ストーリーです。
ムーンライトノベルで連載、完結させたものをR15程度に書き直したものを掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-13 20:30:00
130936文字
会話率:61%
かつてその男は英雄だった。
かつてその男は勇者だった。
彼は忘れ去られんとする存在になった。
彼は世界に虐げられんとする存在になった。
しかし、今、世界に彼は舞い戻る。
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
数十年前、現代日本か
ら異世界に召喚された男、鬼塚龍王。
男は勇者として迎えられ、魔王討伐を命じられ、数年にわたる訓練の末に魔王を打ち倒す。しかし彼を待ち受けていたのは祝福ではなく、まさにいばらの道。
長い年月が経ち、疲弊しきって、すっかり老齢となってしまったはずの彼に今、新たな冒険の幕が開けようとしていた……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 12:00:00
89568文字
会話率:47%
【2024年7月10日 カドカワBOOKSより発売!】
「米……そうだ米だ! こんな大事なことを忘れていたなんて!!!」
――ここは、8歳になると神よりスキルを与えられる世界。
主人公・フェリクは、ガストラル王国の辺境にある農村ファルムに
暮らす、米農家の息子だった。
代々受け継がれてきた水田でなんとなく米を生産していたフェリクの家だったが。
米は時代遅れでまずい貧乏人の食料として安く買いたたかれ、生活も苦しくなるいっぽうだった。
そして8歳になった日。
フェリクが教会で神より授けられたスキルは、なんと【品種改良・米】。
外れスキルを引き当てた雑魚として、村のみんなから笑い者にされてしまったフェリクだったが。
しかしスキル付与と同時に蘇ったのは、なんと前世の記憶だった――。
あんなに米が好きだったのに。
米こそ正義だと思ってたのに。
どうして今まで忘れてたんだあああああああ!!!
米が時代遅れ? は?
そんなの絶対に認めない!!!
オレが米の良さを教えてやるよ!!!!!
こうしてフェリクは、スキルと前世の知識を駆使し、米改革をすると誓ったのだった――。
【主要キャラクター】
◆フェリク・クライス
主人公。ガストラル王国の辺境、アリスティア領にある農村ファルムに暮らす、米農家の息子。
8歳のとき、スキル獲得とともに「三度の飯より米が好き!」だった30歳の会社員(男)・米原秋人(まいばら あきと)としての記憶がよみがえる。
◆アリア・フローレス
明るく優しい性格の、フェリクの幼なじみ。
ファルム村の村長の孫娘で、フローレス商会社長の娘。
家計が苦しいフェリクの家に、たまにこっそり食料を届けてくれる。
◆エイダン・フローレス
アリアの父親で、フローレス商会の社長。
ビジネスとお金が大好きで顔が広く、アイデアを思いつくといても立ってもいられない。
が、家族思いで優しい性格でもある。
◆リアム・アリスティア
辺境伯。フェリクたちが暮らすアリスティア領を治めている領主。
無害な人間には優しく、基本的には領民思いで面倒見もいい。
だが、怒らせると怖いらしい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 07:00:00
190992文字
会話率:44%
鬱屈とした毎日を過ごす女子高生、|神崎茨《かんざきいばら》の前に、魔法使いを名乗る少女・ユーフラテスがやって来た!
しかしユーフラテスの扱う魔法は、物体を原子レベルまで分解する魔法や悲しみや苦しみを死ぬまで感じなくなる魔法など、危険極まりな
いのものばかりだった!
その上、異なる世界からやって来たという彼女の倫理観は、現代社会の尺度で測れるような代物ではなかった!
果たして茨はユーフラテスを元いた世界に送り返し、平穏な日常を取り戻すことができるのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-30 09:00:00
41706文字
会話率:62%
アリスは十五歳。王国で高家と呼ばれるう高貴な家の姫だった。しかし、家は貧しく日々の暮らしにも困窮していた。
そんな時、アリスの父に非常に有利な融資をする人物が現れた。その代理人のフーは巧みに父を騙して、莫大な借金を負わせてしまう。
もちろん
返済する目処もない。
「アリス姫と我が主人との婚姻で借財を帳消しにしましょう」
フーの言葉に父は頷いた。アリスもそれを責められなかった。家を守るのは父の責務だと信じたから。
嫁いだドリトルン家は悪徳金貸しとして有名で、アリスは邸の厳しいルールに従うことになる。フーは彼女を監視し自由を許さない。そんな中、夫の愛人が邸に迎え入れることを知る。彼女は庭の隅の離れ住まいを強いられているのに。アリスは嘆き悲しむが、フーに強く諌められてうなだれて受け入れた。
「ご実家への援助はご心配なく。ここでの悪くないお暮らしも保証しましょう」
そういう経緯を仲良しのはとこに打ち明けた。晩餐に招かれ、久しぶりに心の落ち着く時間を過ごした。その席にははとこ夫妻の友人のロエルもいて、彼女に彼の掘った珍しい鉱石を見せてくれた。しかし迎えに現れたフーが、和やかな夜をぶち壊してしまう。彼女を庇うはとこを咎め、フーの無礼を責めたロエルにまで痛烈な侮蔑を吐き捨てた。
厳しい婚家のルールに縛られ、アリスは外出もままならない。
それから五年の月日が流れ、ひょんなことからロエルに再会することになった。金髪の端正な紳士の彼は、彼女に問いかけた。
「お幸せですか?」
アリスはそれに答えられずにそのまま別れた。しかし、その言葉が彼の優しかった印象と共に尾を引いて、彼女の中に残っていく。
五年後、二人は思いがけない再会を果たしてーーーーーー。
世間知らずの高貴な姫とやや強引な公爵家の子息のじれじれなラブストーリーです。
古風な恋愛物語をお好きな方にお読みいただけますと幸いです。
ハッピーエンドを心がけております。読後感のいい物語を努めます。
※アルファポリス様にも投稿させていただいております。※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 14:25:04
205837文字
会話率:41%