※毎日3話投稿
世話焼きな男子高校生、赤堀 蓮司(あかほり れんじ)には親友がいる。
それは、学園一の美少女と呼ばれている幼馴染だ。
幼馴染の名前は、八雲 早霧(やくもさぎり)。
色素の薄い髪に儚げな瞳と淡い唇、病弱な程に色白
の肌だがスタイルは良く、喋るとユーモアのある彼女は男女問わず人気者で告白は日常茶飯事。しかし彼女はその告白を断り続けていた。
そんな親友に、キスをされた。
異性として意識していなかった、親友だと思っていた幼馴染に突然、口と口が触れあうキスをされたのだ。
「俺達、ずっと親友でいような」
――そう言っただけなのに。
それから、毎日彼女は二人きりになるとキスをしてくるようになった。
「だって、親友だからね?」
これは、キスから始まる『親友』同士の甘々な物語。
※カクヨム様でも同作を投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-05 07:10:00
369082文字
会話率:45%
大学一年生の藤野秋は、幼馴染の森山翔とコンビを組んでいる人気動画配信者だ。
相棒の翔とは16年来の仲であり、秋が長年片思いをし続けている相手でもある。
「自分はまったく異性として見られていないけど、傍に居られるならそれでいい」――と、秋はず
っと思っていた。
しかし、ひょんなことが切っ掛けで、翔は突然「配信活動を休止する」と一人で発表してしまった。
動揺する秋を支えるのは、もう一人の幼馴染である遠沢日葵で――。
NL・GLが混ざった短編小説です。
こちらは、前作「孤独な彼女は世界なんか救いたくない」に出てくるキャラクター・藤野秋の話ですが、前作を読んでいない方でも読める作品になっております。
※カクヨム・エブリスタ・ノベルアップ+にも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 20:10:00
24188文字
会話率:37%
魔王アスタロッテの息子であるライシには、五人の妹がいる。
長女アリッサ、次女エスメラルダ、三女エルトルージェ、四女カルナーザ、末女クルル……五人の姉妹はライシを兄としてではなく一人の異性として過剰に愛していた。
大きくなったらお兄ちゃんのお
嫁さんになる……幼少期の宣言を成長してからも実行しようとする妹達にライシはいつも振り回される、そんな日々をすごしていた。
そんなライシにはある秘密があった。ライシは魔王の息子ではなく、その右腕であるアモンに拾われた人間の捨て子である。
本物の我が子は生まれてすぐに他界し、精神の崩壊を防ぐためにアモンはまだ赤子であったライシにある契約を持ち掛ける……成人を迎えるまで魔王の子供のフリをしろ、そうすればそれまでの間手助けをしてやる――すべては生きるため、ライシはこの契約に承諾するのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-30 00:00:00
39859文字
会話率:31%
「アナタ、野良魔女の毒を飲んだでしょう? 《魔女の薬》は人の死に関わる物を作ってはいけない縛りがあるから、アナタに死なれるのは困るのよ。本来なら手遅れなのだけど、今回はと・く・べ・つ」
「私と仮の従魔契約をしましょう? 一年の期間限定にして
おいてあげる」
夫に毒殺されたことがキッカケで前世の記憶が戻り、バーテンダーとしての能力を買われてヘレナは、気まぐれなガチムチ長身のオネェ系魔女様(♂)の従魔(猫)として契約することで命を救われる。
対価は一年間、異世界のお酒でカクテルを提供すること!
その後リエン教会に保護されて夫フィリップと最速で離縁して自由に。
オネェ系魔女様の気まぐれに振り回されつつも、無自覚溺愛の日々が待っていた!?
カクテルを気に入られただけではなく、従魔の姿(猫)以外でもキスやハグのスキンシップも増えて、甘すぎる態度にヘレナは異性として意識していき……。
常に明るく堂々とする魔女様に惹かれていくうちに、野良魔女や他の魔女たちの嫌がらせがヘレナを襲う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 22:52:38
103380文字
会話率:51%
「エステル、君とは結婚できない。僕は──真実の愛に目覚めてしまった!」
(うわぁ……。公衆の面前で礼節と品格に欠ける行動を王子が本当に言うのかと思ったけれど、一字一句間違いなく言い切ったわ、この馬鹿王子)
悪役令嬢のエステルは、転生者で
あり乙女ゲーム《歌姫の終幕の夜が明けるまで》通称《ウタアケ》のプレイ記憶が残っていた。断罪イベントとなる婚約破棄はシナリオ展開通りに進んだので死んだように偽装をして、隣国ノードリヒト国に亡命。シリーズ3のラスボスとなる元魔王ギルフォードとのんびり悠々自適生活となるのだが……。
「(ルームシェアだって思っていたけれどこれって同棲なんじゃ!? ど、どうしよう。色々順番をすっ飛ばしているような。でもでも一目惚れで、異性として好きだっていきなり言ったら迷惑よね)……こ、これからよろしく、魔王ギルフォード。ううん、ギル!」
「(外見だけじゃなくて、可愛いもの好きとか趣味が一緒だし、とっても好みなのだけれど、私のことなんて絶対に恋愛対象外よね。でもこの同棲を機に異性として見てもらうようにすれば……!)ええ、よろしく。元悪役令嬢のエステル」
お互いに異性として好きなのだが、今の生活を崩したくなく一歩踏み出せない。甘々両片思い同棲。そこにシリーズ2、3の攻略キャラたちが現れ、エステルの素晴らしさにヒロイン3までも……。
その一方、ハイヒメル大国ではエステルが死亡フラグ回避のためにしてきた『料理』や『大手商業ギルドへの納品』がストップしたことで攻略キャラたちにも異変が……。
※R15は保険。※ざまあ要素あり。※両片思いの甘々ほのぼの(?)甘々展開のハッピーエンドです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-07 19:15:16
144092文字
会話率:46%
普通の男子高校生、一幡コウはある日人生初の告白を貰う。しかし、その相手は小学五年生の幼馴染、如月エマだった。
コウは五歳も年下のエマを異性としては見れなかったため、告白をきっぱりと断ることにした。しかし……
※この作品は一年前にカクヨ
ムでも連載していた「小5の幼馴染に告られたので振ったけど諦めてくれなかった話」のリメイクです。ただし内容は大きく異なります。
※カクヨムにも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 00:00:00
41250文字
会話率:40%
カリスタはブラックムーンストーン子爵家の跡取り娘。貴族の子供が通う学院を卒業し、完全政略で婚約を交わしたニール・ツァボライト男爵令息との結婚の準備が本格化しようとしていた。そんな時、カリスタを訪ねてきたニールはカリスタとの婚約の解消を望む
。「はあ、そうですか」カリスタは別に傷つかない。何せ十割完全に政略でしかない婚約だった。異性としてニールの事を愛していた訳でもない。だがしかし、続けてニールが吐いた言葉は、カリスタとしては許しがたいものだった。「僕は君の妹のヘレンと結婚して、君の代わりに子爵家を継ぐ」とか。意味が分からないんですか。私にヘレンなんて妹いませんが???
■
タイトル出オチ。二番煎じのネタです! 自分でも書いてみたかった! 短編のつもりでしたが、無駄に長くなってしまったパートが出てきたので、読みやすく区切ろうと思って投稿します。長引いても10話ぐらいで完結予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-11 06:00:00
91637文字
会話率:27%
悲しいくらいにわたしを異性として意識していないあの人は、わたしが今夜先輩の部屋にお邪魔したと言ったら、どういう反応をするだろうか。
先輩の部屋を訪ねた理由を「立ち止まって振り向きたかったからだ」と話したら、どう返すだろうか。
きっと大笑
いは見られない。
恐らくいつも通りニュートラルな様子のまま「おまえはいつも変なことをするし、変なことを言うね」と、呆れた声で言うだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-06 18:00:00
10020文字
会話率:50%
学校としての高等学校に通い出してから私の意識はかわりだす。恋愛、異性としての意識の変化、でもその意識に割り込む存在としての 「彼」は常識とした連帯意識からは遠い存在でした。日常研究会に所属して日常生活を楽しむ宇田川咲子にとって、彼らの得意と
する才能は理解とは遠く、戸惑いはするものの受け入れるかは大いに悩むところであり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-26 20:10:06
128204文字
会話率:60%
野球一筋で甲子園を目指している矢上真は同じ高校に通う藍川夏希と出会った。彼女はプロ野球球団の一つ埼玉レオネスを担当するJPB公認の球団公式マネージャー。野球愛に溢れ、容姿にも恵まれ、様々なメディアで活躍を見せる彼女は埼玉一有名な高校生と言
っても過言ではなかった。矢上は自分には無い野球の才能を持つ藍川に嫉妬しつつも、異性として意識しつつもあった。一方、「ずっと話したかったんだ」と言い、矢上に好意的に接する藍川。二人は野球と言う共通点をきっかけに仲を深めるが、近すぎず遠すぎずの関係を続けていく。
そして、最後の埼玉県大会を戦い終えた矢上は思いがけない場所で藍川と会い、お互いの過去を告白する。運命に翻弄された二人は自分達らしい一歩を踏み出して行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-17 12:00:00
114580文字
会話率:43%
会社で知り合った”バツイチ子持ち”の年上女性。
異性としてまったく興味もなかったはずが・・・。
キーワード:
最終更新:2024-08-11 21:34:39
22465文字
会話率:29%
「嘘でしょ!? お式までもう間もないのに、今更破談!?」
時は幕末。
動乱の中心地、京の都にいながら、先帝の第八皇女・和宮《かずのみや》は、自分を異性として見てくれない婚約者を振り向かせる為孤軍奮闘する――言い換えれば、動乱とはまった
く無縁の、平穏な毎日を送っていた。
しかし、その婚約者・有栖川宮《ありすがわのみや》熾仁《たるひと》親王との婚儀を間近に控えたある日、降って湧いたように持ち上がったのは、まさかの破談と、ほかの男との縁談!?
熾仁との結婚に待ったを掛けたのは、遙か遠い江戸の地に棲む幕臣たち。
彼らの狙いは、彼らが頂く長である第十四代将軍・徳川家茂《いえもち》に和宮を娶《めあわ》せて、公武合体を成し遂げることだった――。
※この物語は、史実を元にしたフィクションです。
実在の人物、地名、その他が登場しますが、一切関わりはございません。
また、史実を一通りさらっておりますが、大幅な脚色を加えております。
史実に忠実でないと受け付けない、という方は、ご注意下さい。
※この作品は、過去に書いた『箱庭恋歌』を大幅に改稿した作品です。
※個人サイト、エブリスタにも掲載中。
©️和倉 眞吹2020-.
禁止私自转载、加工 禁止私自轉載、加工
この小説の文章の著作権は和倉 眞吹に帰属いたします。許可なく無断転載、使用、販売する事を禁止します。
Unauthorized copying and replication of the contents of this site, text and images are strictly prohibited.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-11 14:59:48
337480文字
会話率:47%
大好きな幼馴染の女の子が、大嫌いな弟と付き合うことになり、傷心に沈む僕。そんな僕の前に、超絶美少女アンドロイドが現れる。でも、さすがに機械となんて付き合うつもりのない僕は、
「まあ、いずれにしても僕はアンドロイドを異性として好きになるこ
とはないですけどね」
「へえ。なら、私に何をされても、君は私に落とされたりしないんだね?」
人間と同等の心と外見を有する人型アンドロイドと共存する世界で、こんな会話から始まる人間とアンドロイドの恋の物語。
※このアンドロイド女子は強キャラなため、バトルシーン多少あります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-09 17:31:47
282794文字
会話率:26%
獣人は番を得ると、その相手しか異性として見なくなるし、愛さなくなる。獣人は匂いに敏感で、他の異性と交わった相手と身体を重ねることを極端に嫌う。獣人は番を決めたら死ぬまで添い遂げ、他の異性とは交わらない。
獣人の少女ヴィクトリアは、父親であ
る獣人王シドの異常な執着に耐え、孤独に生きていた。唯一心を許せるリュージュの協力を得て逃げ出したが、その先で敵である銃騎士の青年レインに見つかってしまう。
獣人の少女が、貞操の危機や命の危機を脱しながら番を決めるまでの話。
※前半部分、義父に迫られるシーンがありますので苦手な方はご注意下さい。(主人公が血の繋がりが無いことに気付くのは中盤頃です)
※恋愛方面でのどんでん返しや信頼していた人物からの裏切り行為が数ヶ所あります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-03 21:25:04
477740文字
会話率:28%
今しがた、長らく共に過ごしてきた幼馴染に、『このままの関係では居られない』と言われた。
私達の関係はどうなるのだろう。
すると彼から一言。
『勘違いしてるみたいだから』
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座い
ません。
注意事項2
恋愛です。R15です。
苦手な方はご注意下さい。
檸檬の様な爽やかで、ほろ苦い恋愛が見たいんですよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-13 19:51:57
1000文字
会話率:44%
祢子は小学五年生。マンガや本が大好きで、空想癖がある。基本的に自分の興味のおもむくままに生きている。
小学校では、勉強ができるので担任の先生にえこひいきされて、虎の威を借りたキツネ状態。家庭では頑固な父親に反発し、弟とは毎日けんか。母親は理
想的な母親。
ある日祢子は、アル中の男(トドさん)と知り合う。意外とお互いによき話し相手になり、それぞれが精神的に成長する。
トドさんは祢子に異性としての感情を持ち始める。祢子には理解できない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-23 09:09:43
172915文字
会話率:24%
最初は「可哀想な子なんだな」という認識だった。
彼女をいつから異性として意識し始めたのかは正直覚えていない。大人の女性に成長する彼女を見て、いつしか「これからも俺がずっと守っていこう」と、気がつけばそんな感情を抱いていた。
だからカゴを用意
した。彼女を保護するためのカゴだった。あとは彼女が俺を受け入れたら、ハッピーエンドになるはずだったのに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 22:57:34
4825文字
会話率:39%
俺、真木恭介(まぎきょうすけ)はこの春、家からほど近い大学生になることが決まっている高校3年生だ。
そんな俺には好きな幼馴染がいる。結城真帆(ゆうきまほ)。遠縁の親戚で、ひょんなことから
我が家が引き取ることになった真帆とは兄妹のよう
に一緒に育ってきた。
物静かで人見知りする真帆のことをいつからか異性として意識していた俺。
でも、家では四六時中一緒にいる相手だ。簡単に告白なんてできずに
気がつけば高校の卒業を迎えようとしていた。
幸い、同じ大学に受かった俺達だけど、俺は工学部で真帆は心理学部。真帆は人見知りだけど、可愛いし
気が利くところもある。大学に入ったらきっと引く手数多だろう。このままなんとなく仲の良い、
兄妹のような関係でいることなんてきっとできない。
卒業式が終わったこの夜、俺はこの関係を変えるべきか考えあぐねていた。
そんなところに、同居人の幼馴染が部屋の扉を叩いたのだった。
「どうしたんだ?真帆」
「ちょっと話したくて。いい?」
二人で、これまでを振り返って。そして、
「……四月からいよいよ大学生だな」
「うん。学部が違うのは少しさみしいよね」
これからの話を。そんな中、彼女が切り出したのは……
「自覚がないのは困りものだな。サークラにならなきゃいいけど」
「ならないよ。それに、そんなに心配なら……」
「心配なら?」
「その……同じサークルに入る、のも、ありじゃないかなと、思います。思う」
そんな思わせぶりな言葉。ああ、もう。こうまで言われたら俺から言うしかないじゃないか。
これは一緒に育った男女が、これまでの関係を変える一晩の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-09 14:10:24
5446文字
会話率:48%
最近、俺はよく悩む。それも恋愛ごとについてだ。
ここ数年熱烈なアタックを続けてくる一年後輩の溝口灯里(みぞのぐちあかり)。
俺を異性として意識してるのは明白で、俺も彼女の事を憎からず思っている。
ただ、想いに答えるのに躊躇する理由が
一つあって、それは俺がぼっちが好きな事だ。
いつも一緒にいようとする灯里と、基本的におひとりさま主義な俺。
もし、想いに応えたとして果たして大丈夫なのだろうか?
ああ。好き同士ならすぐ恋人になれるだろなんて思っていた昔の自分が恨めしい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-07 19:55:35
5066文字
会話率:41%
松井隆信は、ちょっと複雑な境遇で育った高校2年生の男子。
小学校の頃、彼は両親の海外転勤に伴い、父方の祖母に預けられ、そこで育った少年。
そんな彼とお隣さんとして長年親しくして来た、同い年の少女の名前は古賀麻里。
躾の厳しい両親の元
で育った彼女は、穏やかで清楚、容姿端麗な少女。
今日は2月13日で、明日はバレンタインデー。
麻里にいつしか異性として惹かれていた隆信は、ちょっとした期待をしていた。
麻里からは毎年、義理とはいえチョコレートをもらう仲。
そんな期待の中、彼女から遠回しの告白の言葉を受けた隆信。
本番は明日なのに、と訝しがりながらも素直に喜んだ彼だったものの、彼女の真意は実は……。
清楚で真面目で、でもちょっと天然な少女と、そんな彼女に心惹かれた少年の暖かいラブコメディーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-08 22:13:11
9277文字
会話率:34%
明治二十二年、春。
神戸の異人館街に築かれたランシング邸は、心霊現象に悩まされていた。
お雇い外国人であるランシング氏に万一の事があれば、彼を招聘した日本政府の責任が問われてしまう。
そこで日本政府は、嵐山の霊能力者集団である京洛牙城衆に協
力を要請したのだ。
指導者である大巫女の命を受け、ランシング邸に使用人として潜入する京洛牙城衆の若き戦士達。
一人は管狐を使役する飯綱使いの青年の稲倉武信、もう一人は狐憑きの力を使役して狐獣人に変身する少女の深草花之美。
固い戦友意識で結ばれ、尚且つ御互いを異性として意識し合う二人の戦士達は、奇怪な心霊現象に果敢に挑むのだった。
(※ 本作品は公式企画「小説家になろう Thanks 20th」と、しいな ここみ様御主催の「砂糖菓子みたいなラヴ・ストーリー企画」の参加作品で御座います。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-11 05:50:47
4459文字
会話率:25%
超絶可愛い学園三女神と呼ばれる美少女三人を幼馴染に持つ主人公、赤城蓮夜。
彼は幼馴染である美少女三人から好意を寄せられているのだが、ラブコメ主人公の例にもれずその行為には気づいていない───
「誰か一人を選べるわけがねぇよ!」
─
──わけではなかった。
「三人の中から一人だけって無理やろ!?」
しっかりと好き好きオーラを敏感に感じ取り、ちゃんと異性としての好意を持たれていることを認識している蓮夜はその上で三人の中から一人を選ぶことが出来ずにその好意に気づいていないふりをしていた。
ずっと仲の良い幼馴染三人の仲を引き裂きたくない、自分もずっと一緒に三人といたい。
そう考える蓮夜は三人の好意に答えを出すことはなく、幼馴染三人とはラブコメには決してならないと心の中で硬く決意する……だが、当然の如くそんな蓮夜には幼馴染三人はラブコメにしようと彼に近づいてきて───!?
察しの良い主人公と鈍感な幼馴染三人の新感覚ラブコメディーが今、始まる……!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 13:00:00
2215文字
会話率:46%
サキュバスとエルフを両親に持つ『アダン』と『ツマリ』はかつて『勇者兄妹』と担ぎ上げられ、独裁者によって支配されていた帝国を滅ぼした。
しかし、用済みとばかりに王国から裏切られる形で、かつての仲間たちに包囲され、絶体絶命の危機に陥る。
そ
の状態に観念し、来世でも『兄妹として愛し合おう』と誓い死を覚悟する兄妹。
そこに元帝国軍の『四天王』と呼ばれていた青年『ユマ』と副長の『セドナ』が突如現れ、兄妹を救出する。
兄妹はこれを機に祖国への復讐を誓うが、救出の際のはずみで、妹『ツマリ』のサキュバスとしての意識が目覚めてしまう。
これにより、兄(実際には血はつながっていないが、本人達はそのことを知らない)の『アダン』を徐々に異性として意識し始めるようになる。
サキュバスの特性である『魅了』を兄に無意識に使ってしまう自分への戸惑い。
兄と今までと同じ『兄妹』としていられなくなくなる恐怖。
『エナジードレイン』によって精気を吸わないと生きられないサキュバスとしての飢餓感。
兄に対する異性愛と兄妹愛による様々な思慕の念が入り交じり、徐々にツマリはその精神を蝕んでいく。
一方のアダンも、ツマリとの接触のたびに注ぎ込まれる情愛の念を受け、徐々にツマリを異性として意識するようにあり、自身の気持ちが分からなくなっていく。
双子が思春期を迎えて兄妹から男女として意識する葛藤を描いた、異世界バトルファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-19 16:25:59
167791文字
会話率:53%