ありふれた高校二年生の俺、柳空には彼女がいる。
ただの彼女じゃなくて生まれたころからずっと一緒にいる幼馴染でもある彼女、堀井瑠奈
高校に入学してすぐに告白をして付き合うことになった。
このままずっと一緒にいて一緒の大学に通って就職して収入が
安定したら結婚して。
そんな夢のような未来を空は何の疑いもなく訪れると信じていた。
親友の藤田悟と彼女がクリスマスに腕を組んで歩いているのを見たあの日までは。
失意の底で過ごしていた空は始業式の日に学校では空が瑠奈に無理やり迫ったという噂が広まっていた。
いじめのようなものを受け家に帰ると母親にもその噂は回っており家を追い出されてしまう。
行き場がなく公園のベンチに座っているととある少女から声を掛けられる。
この時からすべてを失った少年の逆転劇が始まる!
※この作品はカクヨムにも同様のものを掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 22:03:16
281946文字
会話率:47%
主人公 桜庭(さくらば) 春馬(はるま)には将来を誓い合った幼馴染がいた。
生まれたころから一緒にいて家は隣同士。
幼稚園の卒園までずっと一緒だった。
だが、春馬は卒園を機に海外に引っ越してしまうことになった。
その時に将来結婚しようと誓い
合ったのだ。
時は流れて春馬が高校一年生の時、日本に戻ることになった春馬は過去に別れた幼馴染を探し始めるのだが隣の美人なギャル先輩に振り回される春馬は無事に幼馴染を見つけ出すことができるのか?
カクヨムにも同様のものを掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-27 13:33:40
15519文字
会話率:50%
振られた。そう頭が認識するのにかなりの時間がかかった。
生まれたころからずっと一緒にいて中学の終りに付き合い始めた彼女。
秋風 茜
幼馴染でもあり最愛の彼女であった彼女に先ほど振られた。
目の前が真っ暗になるような、体の半分を失ったかのよう
な喪失感を抱えて僕は歩いた。
家に帰る気分ではなかったし何より誰かと会話をしようものなら泣いてしまいそうだったから。
気が付けば公園のブランコを漕いでいた。
身体が濡れている。
どうやら雨が降っているようだった。
そんな時に声をかけられた。
聞き覚えのない女性の声。
顔をあげるとそこには学校の生徒会長である藤音 紫苑の姿があった。
彼女は絶望した様子の僕を見かねて自身の家に招待した。
流石に無防備すぎだと思う海星だったが他に行く場所もなかったためしぶしぶついていくことになる。
この物語はその後の紫苑と海星の生活を描くものだ。
カクヨムにも同じものを連載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 08:00:00
19561文字
会話率:53%
かつて王女だった16歳の少女は、騎士に叶わぬ恋をした。
そんな中、大国の王の即妃にと請われた少女は、国を背負う立場でありながら『愛する騎士とずっと一緒に居たい。』と願ってしまった。
その代償として振り子時計にされてしまった彼女は人
々の記憶から消える。騎士が息を引き取るまで人間には戻れない。
忘れられた王女は25年間、騎士の家で時を刻み続ける。
ある日、騎士の死で再び人間となった少女は騎士の息子である19歳の宮廷魔導士の青年と出会う。早くに母を亡くし、父も失った彼は、孤独の中で少女に救われる。
※15話前後で完結予定。
この作品はカクヨム、アルファポリスにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 16:10:29
20939文字
会話率:26%
斎王が神託に基づいて統治する国――伊勢。
第六管区『祓戸』の孤児院で暮らす天凪(あまなぎ)は、院長である帚木(ははきぎ)を母と慕い、友達に囲まれて、貧しいながらも幸せな毎日を送っていた。
しかし、年に一度の星祭りの夜、ずっと一緒にいようと約
束した幼なじみの少女・蛍火(ほたるび)が、斎王直属の神兵『八咫烏(やたがらす)』によって連れ去られてしまう。
何と、蛍火は斎王の妻である斎宮(さいぐう)に選ばれてしまったのだった。
さらに天凪は、自分が実は斎王の子であると知らされて……!?
囚われの蛍火を救い出すため、一国を巻き込んだ運命の戦いが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 12:00:00
87522文字
会話率:31%
「いつかフィルを守れるようになって、必ず会いに行くから、それまで――待っていて」
強くなる、そう言ってくれた大事なあの子を、自分も今度こそ守れるように。そうして、必ず彼女を見つけて、今度こそずっとずっと一緒にいる――。
8年前の夏に出会
った優しい親友との約束を胸に、剣と共に生きてきたフィルは、16になった春、育ての親であり、剣の師でもある祖父を失った。
「従えないのであれば、出て行け。以後ザルアナックの名を名乗ることも、周囲に関係を疑われることも慎んでもらおう」
王都に戻ったフィルは、剣を捨てて着飾り、結婚相手を探せという父に逆らい、騎士団へと入団するが、右も左もわからないことだらけ。
しかも、相方兼同室となったアレクサンダー・エル・フォルデリークは、威圧感いっぱいの厳しい雰囲気の騎士。進退窮まったかに思えたのだが、生まれと冷たい言動で周囲からも敬遠されまくりの彼の本性は実は優しいようで、しかも親友の彼女にちょっと似ている気がする。
生まれと性別、2つの隠し事を抱えたフィルは、騎士団で無事自分の居場所を作り、誰より大切な親友を見つけることができるのか?
※本作品は、以前自サイトにて公開していたものの、改稿版となります。※主人公の職業上、残酷/グロ描写があります。※直接的・具体的な描写ではありませんが、登場人物の関係性の表現のため、性描写があります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 13:39:18
1042020文字
会話率:38%
バーで出会った女性と一夜を共にしたが、異動先への初出勤日にまさかの遭遇。
ワンナイトの相手が同じ会社とか、気まずすぎるでしょう…… いや、他人の空似かもしれない。よし、そういうことにしよう。
再会し、2人の物語が始まる~
坂本 ひな
数
年前に失恋し、新たな出会いを期待している
日高 律子
ずっと一緒に居たいと思える相手との出会いを求めている折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 21:20:00
39132文字
会話率:65%
僕はニザ。魔法玩具師の弟子だ。いまは木工細工職人のフリをしている。僕と親方とおかみさんは境海を越える際に海賊に襲われた。攫われた僕はなんとか逃げ出せたけど、異郷の地でひとりぼっちに。でもぬいぐるみ妖精のシャーキスがずっと一緒にいてくれたん
だ。僕は親方の手掛かりをもとめ、親方が昔住んでいたかも知れない〈職人がたくさんいる国〉へたどり着く。そして魔法玩具師の古い言い伝えをたよりに〈月と太陽の砂時計がある街〉を訪れようと考えるが、そこは、魔法玩具師がけっして訪れてはいけない理由があったのだ……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 04:00:00
221059文字
会話率:30%
高校二年の春。
風間透真は、イラストを描くのが得意なクラスメイト・朱音から、ある日、Vチューバー用のアバターを受け取った。
「かっこいい男アバターって頼んだよな……?」
送られてきたのは、透き通るような銀髪の美少女アバター。
しかも――
「透真、顔も声もほとんど女の子だし、これでやりなよ」
押しに弱い彼は流されるまま活動を始め、演じる少女《夜乃ひかり》は瞬く間にネットで話題を呼ぶ。
わずか半年で登録者は10万人を超え、ついには国内大手V運営会社「NeonLive」からスカウトされる。
まさか、自分が“人気美少女Vチューバー”になるなんて。
誰にも知られてはいけない。朱音以外には――
……そう思っていた。
けれど、幼馴染だけは例外だった。
「ねえ、透真。……これ、君だよね」
保育園からずっと一緒に育ってきた同級生・成瀬紬は、
たった数秒の配信で“ひかり”の正体を見抜いていた。
「あんたの声、ずっとそばで聞いてきたから」
彼女にだけは、嘘がつけない。
けれど、この関係が壊れるのが怖かった。
秘密を抱えたまま、少しずつ歪んでいく距離感。
そして、透真の“演じる声”に、紬が抱きはじめた想いとは――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 09:46:05
16472文字
会話率:38%
ある日、ぼくは夢の中で一匹の黒い猫になった。その不思議な夢の中でぼくは一人の女の子と出会った。その女の子の名前は、風(ふう)と言った。……、風は、ぼくの命を救ってくれた。
第一章から第三章までの物語。
本編あと短編作品集あり。
長編作品 第六作目
愛はここにあるよ。ずっとある。
第一章
真夜中のお散歩
……ずっと一緒にいようね。猫ちゃん。
気がつくと、ぼくは夢の中で真っ黒な毛並みをした一匹の猫になっていた。猫になって、真っ暗な廊下をなれない四本の足を使いながらひたひたと歩きまわっていた。それは暖をとるための行動だった。そこはとても冷たかったから、ぼくは体を温めることのできる小さな炎を求めていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 08:04:31
339079文字
会話率:7%
事故で両親を亡くして一人暮らしの少年千道京助は、幼馴染である直江奏音から告白されたことをきっかけに付き合うことになる。
高校までずっと一緒だった二人は関係性の変化に戸惑いながらも少しずつ距離を縮めていく。
だが二人にはお互い絶対に明かしては
ならない大きな秘密を持っていた!
新感覚青春ラブコメ、開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 20:00:00
150965文字
会話率:65%
この世界には魔王、魔族、魔物、人間がいる。
僕たちは『冒険者パーティー「冬の精霊」』だ。
僕と4人の仲間は4年間ずっと一緒に旅をして一緒に冒険してきた。
ある日の出来事で、僕たちは『勇者一行「冬の精霊」』と呼ばれてしまい、
その流れで僕
たち『冬の精霊』は世界の最果ての魔王城に向かって魔王を倒す、という目標が冒険者パーティー『冬の精霊』にできてしまった。
本当は僕にとって魔王とか魔族とかどうでもいいことだ。
僕にとって大事なのは「冬の精霊」のメンバーだけだ。
でも「冬の精霊」のメンバーは、勇者一行として一緒に魔王を倒そうとイキイキしていて、楽しそうにしているから、僕はみんな楽しいなら、まあいっかと思うようになった。
旅の途中に僕はなぜ自分がこうなってしまったのか時々思い出す。
僕は小さい頃から冒険者を目指していた。
なぜなら、冒険者になれば僕は堂々とたくさんの生き物を殺すことができるからだ。
たくさん殺せば殺すほど、褒め称えられるから、冒険者は素晴らしい職業だと思った。
でも勇者とは違うのだ。
僕は勇者にふさわしくないのだ。
僕の中には勇者のような善良なものは存在しないのだ。
僕の中は暗くて黒くて残酷なのだ。
勇者一行の目標は魔王を倒すことだ。
でも僕の目標は・・・・仲間の目標とは違うのだ。
※他の小説も書いているため、更新は不定期です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 17:00:00
158909文字
会話率:52%
「ダイキ。ずっと一緒。絶対に、死なせないから。もしダイキが死んだら、私……生きていけない」
銀髪赤眼の美少女は胸に少年の顔を引き寄せ、深い慈愛がこもった声でそう言った。
すべては恐ろしい怪異から大事な少年を守るために。
少年、黒野大輝(く
ろのダイキ)は転生者である。
極度のビビリでホラーに耐性が無い彼は、よりによって大人気ホラー漫画『銀色の月のルカ』の世界に転生してしまう。
生前にオカルトマニアの友人に無理やり読まされたものの、怖すぎて途中までしか読めなかったため原作知識は全三十一巻中、三巻までしかない。
現代社会に蔓延るおぞましい怪異たち。日常のあちこちに死亡フラグが溢れかえっている。そんなモブに厳しい世界で中途半端な原作知識だけでは確実に命が危うい、とダイキは焦る。
しかし幸い、お隣には原作の主人公にしてメインヒロインである銀髪赤眼の美少女霊能力者、白鐘瑠花(しろがねルカ)が住んでいた。
ダイキは怪異から守ってもらうべく、ルカと親密になるが……特殊な容姿と能力のせいで周りから浮いていたルカは、物凄い勢いでダイキに懐いてしまう。
美しい幼馴染に溺愛されながら、ダイキは過酷なホラー漫画の世界を生き抜いていくこととなった。
ハーメルン様、カクヨム様とのマルチ投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 16:03:00
580660文字
会話率:34%
タクミとリオは、幼い頃からずっと一緒に育ってきた幼なじみ。
無邪気だった子ども時代から一変、父を病で亡くし、病弱な母を支えるために、
タクミは「医師になる」という強い決意を胸に、一人で生きようとするようになる。
友人たちとも距離を置き、勉
強とアルバイトに明け暮れる日々。
心配するリオにも素直になれず、少しずつふたりの心はすれ違っていく。
それでもリオは、タクミを想い、黙ってそばにい続けた。
ときに泣きながら、ときに笑いながら――
「頼ってほしい」と願いながら。
これは――
ずっと隣にいた人へ、「ありがとう」を伝えるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-22 02:46:53
48917文字
会話率:36%
天美 好透(あまみ こうすけ)はずっと一緒にいる幼馴染、長名 栞(おさな しおり)が大好きである。そして栞も好透が大好きである。
そんな両片思いの二人がほのぼのとした日々を送る。
好透は栞との関係を問われるとよく言うセリフがある。
「俺とあいつはそんなんじゃないよ、家族みたいなもんだ」
そんな好透と栞が急接近するお話。
※この物語はフィクションです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 01:00:00
63069文字
会話率:40%
私はもう、貴方の為には生きられませんーー
幼くして政略結婚してから十年。年下で病弱だった夫のジュリアス皇子の看病をしながら妃として身を粉にして働き続け尽くしてきた。
だが快気したジュリアスから告げられたのは離縁だった。更に別の女性と結婚
すると宣言される。だがその直後「これからもずっと一緒だよ!」そう言って彼は無邪気に笑った。どうやら浮気相手と三人で暮らすつもりみたいだ。その瞬間、エヴェリーナの我慢は限界に達する。
誰も守ってくれないなら、自分で自分を守るしかない。エヴェリーナは全てを捨て国を出た。
(無邪気に笑う貴方が世界で一番嫌いだったーー)
*この作品は、アルファポリスとエブリスタにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 15:42:29
177665文字
会話率:38%
田舎の小さな高校、1学年1クラス。無気力で感情をあまり表に出さない高校1年生・神原純は、いつも通りの平凡な毎日を送るはずだった――あの日までは。
ゴールデンウィーク明けの朝。幼馴染の若本明良から「一緒に登校しよ」といつものLINEが届く。
だが、学校の坂道で純を待っていたのは、見慣れぬギャルっぽい4人組。そしてその中には――目元を濃く囲み、フリフリの服に身を包んだ、地雷系にイメチェンした明良の姿があった。
「……だれ?」
幼なじみ歴10年以上、3歳からずっと一緒にいたはずの明良が、なぜか陽キャ4人組に囲まれ、しかもギャルの三好響に「明良ってさ、モテたいからイメチェンしたんだよ〜」なんて暴露されてる始末。でも、明良はずっと純のことだけを見つめてくる。
「……純、行こ?」
ギャルたちは気を利かせて去っていく中、2人きりになった帰り道。明良は純にたずねる。
「その……純は、こういう服装……嫌い?」
目をそらせない。答えが出ない。
なのに――。
『地雷なアイツは、ウザい。』
恥ずかしがり屋で、なのに突っ込んでくる。こっちの感情をかき乱してくる。
でも、どこか放っておけない。
無気力男子×照れ屋地雷系女子の、ちぐはぐで甘酸っぱすぎる田舎系青春ラブコメ、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-14 20:09:59
10299文字
会話率:32%
2060年、3歳の葵はAIメイド・セレナと出会い、17年間片時も離れず絆を深める。商店街の笑顔、ピアノ、祭り、17歳のキスを経て、20歳でセレナが停止。葵の泣きわめきと町の愛が奇跡を呼び、21歳でセレナが復活。「これからもずっと一緒にいる」
と愛を誓
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-13 19:01:23
2881文字
会話率:0%
2060年、3歳の葵はAIメイド・セレナと出会い、17年間片時も離れず絆を深める。商店街の笑顔、ピアノ、祭り、17歳のキスを経て、20歳でセレナが停止。葵の泣きわめきと町の愛が奇跡を呼び、21歳でセレナが復活。「これからもずっと一緒にいる」
と愛を誓
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 13:22:34
2881文字
会話率:0%
高校2年の夏、高見沢タカトは幼なじみで恋人の春野ユナと公園で花火を見ながら、「ずっと一緒にいよう」と約束を交わす。幸せな日常が続く中、秋にユナが体育中に倒れ、虚心症という心と体の衰えを引き起こす病に冒されていることが判明。ユナの体は弱り、タ
カトは彼女を支え続けるが、やがてユナは学校に来なくなり、命の危機が迫る。タカトは夢の中でユナの「想い」に導かれ、現実のユナを救う決意を固める。友達の応援を受け、タカトの愛がユナの心に届き、奇跡的に回復。春に学校へ戻ったユナと、夏に再び花火を見ながら、永遠の絆を確認する感動の異世界恋愛物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-27 11:11:42
2942文字
会話率:0%
とある田舎町に暮らす清水夏穂。彼女には、小学生からの幼馴染がいた。幼馴染の名前は白雪吹雪。小学校入学前に、清水家の近所に引っ越してきた。2人はすぐに仲良くなり、小学校でもずっと一緒に過ごしていた。夏穂は吹雪を弟のように可愛がっており、吹雪
もまた、夏穂を大切な存在だと思っていた。
これは、そんな過去をもつ夏穂と吹雪が中学生になってからのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-10 00:33:39
1040文字
会話率:58%
ある日、目が覚めたら異世界に転生していた。転生先は天界に住む龍、その名も聖龍。永遠に思えるような時間をそこで過ごしていたが、ある時天界に人間達が攻め込んできた。異世界に転生してからずっと一緒だった仲間達を殺されて人間に復讐を誓った私は、静か
に眠りについた。それから3000年後。目が覚めた私は変わり果てた世界に戸惑いながらも、目的を果たす為の旅に出る。聖龍特有の本能である利他的精神と博愛に悩みながらも、襲撃してきた元人間・天使達に復讐すべく頑張るお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 14:00:00
162921文字
会話率:30%
地球を失った人類が宇宙へと進出し、千年ほどの月日が流れた。この時代の人類は『宇宙連合』なる強大な銀河系連邦国家の樹立を目論んでいるようだった。
宇宙連合軍が主体にとなって研究を進める『恒星間航行技術』の実現もすぐそこまでという段階にあり
、人類の太陽系外進出は目前に迫っていた。
宇宙西暦3189年の火星には、太陽系最大とされる人類の都『タルシス・シティ』があった。無数の高層ビル、巨大ショッピングセンター、酸素マスクのいらない緑地公園、清流せせらぐ河川敷、巨大な宇宙港────
タルシスで暮らす少年レンは、獣亜人の少女ニナが好きだった。彼女とはずっと一緒に暮らしていたけれど、それは恋人としてではなかった。
しかし、とある小さなクリスマス・イヴの夜。レンは、自分がニナへ抱く恋心にやっと気が付くことが出来た。
ニナの方はといえば、彼女もたまらなくレンが好きだった。彼よりも、ずっと長い間好きだった。クリスマス・イヴの夜、ニナはついに最愛のレンと想いが通い、幸せな気持ちでいっぱいになった。
だけれど、ニナは自分がとても嫌いだった。昔から大嫌いだった。
大好きなレンからいくら「好きだ」と言われても、ニナはどうしても自分のことは好きになれなかった。「私はニンゲンに生まれたかった」というのは、彼女のちょっとした口癖だった。
獣亜人は、太陽系のどこでも差別の対象だった。
獣亜人やその関係者と知られれば、まともな生活はまず不可能だった。
それでも、レンは全く気にしなかった。昔からニナを家族として大切に想い、いつだって庇ってやった。
ニナは、そんなレンが本当に大好きだった。
ずっと一緒に居てほしい、そう願っていた……
だけれど、いつの間にかニナはいなくなっていた。
代わりに、ひとりぼっちのレンの傍で流れ始めた───
────スペース・オペラが、鳴り止まない。宇宙の果てまで、鳴り響く。
※この作品には以下の要素などが含まれるかもしれません。苦手な方はご注意下さい。
・非道徳的な行為・残酷な描写・戦争などの暴力行為
・現実世界での社会問題や風刺的ともとれる表現
・性的嗜好性の強い表現折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 17:00:21
99864文字
会話率:58%
結城ことはとあすか――生まれた時からずっと一緒だった双子の姉妹。都内から電車で一時間ほど離れた郊外、桐ヶ丘市で、二人は高校一年生として私立蒼嶺女学院に通っている。両親を事故で亡くして以来、静かな家で支え合って暮らす日々。茶道部のことはは内気
で繊細、テニス部のあすかは快活で姉想い。ふたりは同じ部屋で寝起きし、登校も下校も、心までも寄り添ってきた。
そんな穏やかな夏のはじまり、ことはは下腹部の痛みに悩まされ始める。やがて婦人科の診察を受け、「常陰癒合症」という架空の難病と診断される。それは進行すれば将来子どもを産めなくなるかもしれない、若い女性にとって大きな決断を迫られる病だった。ことはは悩みながらも、子宮を残す「温存手術」に挑むことを選ぶ。
蒼い夏服に身を包んだふたりの少女が、終業式を終え、電車に揺られて向かう先は「桐華婦人科病院」。日常生活、病気の発症、学校生活、入院そして手術と揺れ動く感情と向き合っていく。恥ずかしさ、痛み、恐れ、そして深い愛情――。
これは、「手術室の向こう」にある未来へと歩き出す姉妹の物語。病と向き合いながらも、かけがえのない絆を確かめ合う、ひと夏の記録。
※内容はすべてフィクションです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 16:39:47
57368文字
会話率:32%