18回目の誕生日。その日は主人公が生贄となる日だった。
村に災いが訪れぬよう、毎年、滝つぼに棲むというバケモノに生贄を差し出す。生贄の印の飾りをつけられ白い布に包まれ、滝つぼのそばに岩に置かれた主人公は、死ぬことだけを見つめ続けた人生からや
っと解放されると深く息をつく。後はバケモノが訪れるだけと思ったその時、何者かの気配がした。死を覚悟した一夜。主人公に待つのは死か、それとも朝の光か。
この作品は、二次創作としてpixivに載せていましたが、一次としての発表が合っているようにこちらにもあげることにしました。カクヨム様にもあげています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-10 04:09:55
20696文字
会話率:43%
砂漠を2つに分ける大河の両岸には、五指人と六指人がそれぞれ暮らしてはいたが、その運命は余りにも違っていたのだった。
最終更新:2016-06-29 16:44:41
3777文字
会話率:4%