結婚なんてしたくない。それが、伯爵令嬢リュシエンヌの口癖だった。しかし年頃の令嬢である彼女は、父親の手により無理やり年上の男性に嫁がされることになってしまった。
どうしても結婚したくないリュシエンヌは、名前を捨て身分を捨て、男装して家か
ら逃げ出した。やがて遠くの町にたどり着いた彼女は、ほっと胸をなでおろしていた。これで自由だ、と。
しかしそんな彼女に、思いもかけない事態が襲いかかる。なんとその町で、彼女は聖女としてあがめられてしまったのだ。男の聖女なんておかしいんじゃないかと彼女は指摘したものの、町の人間たちは聖女の降臨を心から喜んでいた。
仕方なく彼女は、聖女リュシアンとしてしばらくその町で暮らすことにした。領主の息子セルジュと行動を共にしながら、彼女は楽しくも穏やかな日々を過ごす。
だが、その平和も長くは続かなかった。聖女の噂が王都まで届いたことで、この町全体が危険視されるようになってしまったのだ。
ずっと逃げ続けてきたリュシエンヌ、彼女はついに、困難に立ち向かうことを決意する。この町で出会った、大切な人たちのために。
※2023年の『自由になりたい令嬢は、男装して逃げだした……が、どういう訳か聖女と呼ばれて愛されている』(検索除外中)の改稿・加筆版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 12:04:51
40067文字
会話率:33%
人間族の侯爵令嬢ラーライラは、獣人族の王子ギルディスに嫁ぐことになった。わがまま放題の公爵令嬢の、替え玉として。
緊張しながらやってきた彼女を、しかしギルディスは冷たく突き放す。自分を見下したようなその態度にかちんときたラーライラだった
が、彼女は少しもめげることはなかった。彼女は積極的にギルディスに近づき、無理やりに距離を詰めていく。
そうして偽の花嫁として、彼女はギルディスと暮らしていた。しかしギルディスにも、隠し事があった。彼はその体ゆえに、獣人族では軽んじられる存在だったのだ。
互いに後ろめたさを抱えながら、二人は日々を過ごす。ところがある日、ラーライラが倒れたことをきっかけに、ギルディスが口を開き……。
これは、生まれも育ちもまるで違う二人が互いを受け入れ、手に手を取って障害を力ずくでぶち破っていく、そんなお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-08 12:13:27
140605文字
会話率:44%
公爵領の街、サグラードの孤児院で育ったディアは、孤児でも大切にしてくれる公爵領に貢献して生きていきたいと思っていた。
しかしある日、目の前が真っ白になり、突然瞳の色が金色に変わる。
――私が聖女? 嘘でしょう?
神官達に連れられ王都に来
てみれば、ディアは一切歓迎されなかった。
聖女に選ばれるのは貴族の娘だと信じて疑っていなかった貴族達や、聖女を婚約者にと考えていた王太子にとって、青天の霹靂だったらしい。
――でもそれ、私だって同じなんだけど?
離れたくなかった公爵領から無理やり連れてきておいて、なんでこんな扱いを受けなきゃいけないの!?
そんな鬱屈な気持ちを抑制しながら、大神殿で聖女の役目を果たしていたディアだったが、聖女の力を学んでいくうちに悪巧みを始め……?
※しんどい所は少なめです!
元気いっぱいの明るいディアと、口は悪いけど実は優しいライとの絡みを楽しんでいただけますと幸いです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 12:00:00
82729文字
会話率:19%
二本の剣を扱う傭兵レグルスは無双の強者として名を馳せていた。
王国軍に雇われ、帝国軍との戦争に参加した彼は敵軍の将を討ち取り一躍英雄となる。
だがその後で持ち上げられすぎて羽目を外した彼は手を出した多数の良家の娘とその保護者たちに訴えられて
地方都市に左遷される事になってしまった。
更には左遷先にまで帝国からの刺客が現れるのだが、その正体はなんと帝国の姫君で……。
次から次へとやってくる過去に遊んだ女たちと遊んでない女たち。
無理やり事に及んだ事はないんだから自分は無罪だろうと、そんな言い訳は聞いてもらえない!!
責任取るのか取らないのか。
双剣英雄の明日はどっちだ!?
こちらカクヨム様でも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 11:28:50
179129文字
会話率:28%
幼い頃に引っ越してしまった親友の幼なじみが、高校入学を機に再び戻ってきた。長い空白期間があったにもかかわらず、二人はまるで時が止まっていたかのように、すぐに昔の親友同士に戻る。しかし、ある日、引っ越しの片付けを終えた後に訪れた混浴温泉で、衝
撃の事実が明らかになる。
幼なじみはタオルで隠すことなく堂々と入ってきて、そこには胸があり、主人公が当然と思い込んでいた「チンコ」がない。驚愕する主人公。ずっと男の子だと信じていた親友は、実はイケメンに成長した女の子だったのだ。
その幼なじみヒロインは、ボーイッシュな笑みを浮かべながら「おい、何恥ずかしがってんだよ! 童貞ならさ、俺と済ませちまおうぜ」と迫ってくる。突然の襲撃に主人公は逆レイプされそうになり、慌ててその場を切り抜けるものの、それ以来、事あるごとに彼女から「身の危険」を感じる日々が続く。ヒロインは隙あらば主人公に襲いかかり、既成事実を作ろうと企んでいるようだ。
だが、彼女のその行動の裏には理由があった。ボーイッシュな外見ゆえに「女として見られていない」と感じている彼女は、主人公との関係を変えたくないがゆえに、無理やり距離を縮めようとしているのだ。
一方、主人公はそんな彼女を「気を使わず自然体でいられる親友」として大切に思い、いつまでも変わらない関係を続けたいと願っている。彼女の外見が少しだけ人と違う。それだけのことで、二人の間に芽生えたのは「普通」の恋愛だった。
物語のラストでは、周囲からボーイズラブカップルと勘違いされながらも、二人は自分たちだけの「愛」の形を見つけ、互いを認め合って結ばれる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 09:00:00
71472文字
会話率:37%
作り物のような美しさを持つデボラ。彼女は婚約者だった王太子にパーティで婚約破棄を告げられる。でっちあげの証言が次々と飛び出すも、デボラは反論。しかし王太子妃の座にしがみつく女と罵られ、立場は劣勢に。
(仕方ないわ、これは損切りね)
彼女
は割り切って婚約破棄のみを受け入れる。
が、デボラの不幸はこれで終わらない。彼女の父と兄はデボラを切り捨て、王家との取引材料にする事で家の繁栄を取ったのだ。
哀れ隣国の侯爵の後妻として無理やり嫁に出された彼女。体の良い国外追放である。
(でも本当に国外追放で放り出されるよりはマシね。それにあのバカ王太子と結婚するより幸せかも)
更に嫁入り先のイケオジの侯爵に「君を愛することはない。実質人質だ」と言われてしまう。
(困ったわ……私に人質の価値はないのに。せめて何かお役に立ちたいわ)
これは、不幸な運命に困惑しつつも前向きに進んだ結果、周りも自らも変わっていき、夫に愛された令嬢の話。
※アンジャッシュ系すれ違いが少々ありますが、かなりシリアス寄り(作者比)です。
※第18回書き出し祭りにて投稿した書き出しを少々改題&続きを書いたものです。不定期更新。
※カクヨムで連載している物を転載しています。36話まで1日3話更新予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 07:00:00
176509文字
会話率:51%
1ケ月前に乙女ゲーム・通称【マジ&プリ】の世界に転生したと気づいた私。だけど転生したキャラ、ジュネのこれからの未来が最悪で、異形の魔皇子に無理やり花嫁にされてしまうの。それを回避するためには今の婚約者、アーネスト王子との婚約破棄は絶っっっ対
に回避しなければ! 私はその為に1ケ月間様々な準備をしてきたけれど……。
※全4回。ハッピーエンドです。8/17本日中に完結します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-17 20:36:20
12234文字
会話率:48%
公爵家の跡取り娘として育てられていたベアトリーチェ。
王家主催のパーティーでベアトリーチェを一目見気に入った王太子から顔が好みだからと無理やり婚約者に指名される。
何度断っても断り切れず、むしろ酷く執着されるようになってしまいベアトリーチェ
は頷くしかなかった。
女神に愛された国も、この王太子では先が怖いので、侍女のニナと協力して今後を考えていく話。
この世界が乙女ゲームの『愛は執着のみ』だと気付いた時が、本当の意味での始まりだった。
《ガールズラブ要素にチェックを入れてますが、明確な表現などはないです。》折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 07:00:00
9803文字
会話率:49%
リンローズは聖女の力を持っている。シュナウト王子の婚約者として彼の魔力制御も行っている。
だがある時父のくれたワインをシュナウト殿下に飲ませると殿下は死んだ。リンローズは王子殺しの罪びととして毒を飲んで処刑された。
だがなぜか半年前に死
に戻った。今度こそ無実での断罪を避けようと決心する。
そもそもシュナウト王子は平民との間に出来た子供で孤児院育ちだが他に王の次期国王になれるものがいないので王子になったのだった。そのシュナウトの婚約者がリンローズだ。
リンローズの母は現在の国王代理のロンドスキーの娘で父は前国王の弟。リンローズの父は無理やり王命で母と結婚した。それなのでリンローズは生れた時から父は冷たかった。それに愛人と子供もいた。
ロンドスキーは国王が亡くなった後王子の後継人となりそのまま王子の病弱を理由に国王代理になった。せっかく国王になれると喜んでいるとシュナウトの存在がわかったのだ。そのため何としてもリンローズと結婚させてその子供を王にしたいと思っている。
そして死に戻ったリンローズには前世の記憶がありここが前世で読んだ持ち込まれた小説の世界だと知る。なので知らなかった新たな事実が次々と分かる。
そして毒を飲んで死んだシュナウトも死に戻っていた。ふたりの運命は前世とは少しずつ変わって行くことになる。
すべて妄想の世界です。異世界風。誤字脱字はするりと流していただけると助かります。拙い話ですがどうかよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 06:10:50
79791文字
会話率:37%
書いたけど投稿するのが恥ずかしくてお見せできていなかったもの、書いてる途中で頓挫してしまったものを無理やり完結させてお届けします。
矢かうさかかかかかかかさた←(うちのフェレットの夏くんが今、書いてくれました…)
あまりのくだらなさに脱
力するようなものが読みたい方に、どうぞ\(^o^) そんなやついるんか……??折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 01:38:53
139378文字
会話率:37%
ある食品添加物が遺伝子に影響を与え、女性しか産まれなくなってしまったココミック星。彼女らは子種を求めて地球を訪れる。最初はココミック星人の美しさに彼女らを歓迎し、積極的に子種を提供しようとしていた地球人の男どもだったが、実はココミック星人の
正体があまりにキモいことを知り、抵抗を始める。子孫を作らなければ絶滅してしまうココミック星人たちは、地球人の男を拉致して無理やり子種を提供させることを始めたが、そのことが発端となって両惑星間に戦争が勃発してしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-21 20:32:13
9707文字
会話率:47%
西条鷹梨は県立高校に通う平凡な男子高校生。
神界・天界・魔界・冥界・精霊界・人間界。
作り話の中でしか存在しないとされた世界が実在することが常識化した社会で、鷹梨は突然担任に呼ばれ校長室へ向かう。
そこで告げられたのは異世界の監獄で働
く職員となるための推薦が来たというもの。
数ある推薦の中でも特殊である神からの推薦、神界推薦に拒否権はなく、鷹梨は強制的に監獄で働くことになる。
無理やりとはいえ異世界を愛する鷹梨にとって、そこは憧れの悪魔や天使、妖精らが働く異世界の職場だった・・・はずだった。
就職早々に鷹梨は前代未聞の事件に遭遇する。
「心を強く持て、それが人間がここで生きていくための唯一の方法だ。」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 00:47:45
37903文字
会話率:19%
ここは魔法のある世界
場所はセラフィス王国
アンジェ・ドロップは男爵令嬢だが、魔法の才能がなかった
ある日、本を探しに屋敷の書庫へとやって来たアンジェは、とあるはずみで本棚にぶつかってしまい本を落としてしまう
その中の一冊の本と共鳴したアン
ジェは、その魔導書ベルフェルと無理やり契約を結ばされてしまう
魔法の力を得る代わりに、王国に迫る危機を救う正義の味方をしなければいけなくなってしまった
無事に王国を救えば、魔力を得て幸せな生活を送れるが、誰かにバレてしまえば一族郎党もろとも滅びの道をゆくこととなる
突如として魔法令嬢となってしまったアンジェ、その未来はどっちなのだろうか……
※カクヨムでも同時公開しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 00:10:00
167473文字
会話率:39%
『異端審問官ナリ助 〜可愛い顔して地獄行きナリ!〜』
※この物語は異端審問を皮肉ったフィクションです。
特定の宗教団体や歴史上の出来事を指してはいません。
すべてはナリ助がやらかした妄想と暴走の産物です。
【あらすじ】
「ワガハイは
異端審問官ナリ助ナリ!!!」
その言葉を叫んだが最後、誰もが震え上がる――
だって、ナリ助の”審問”はただの無秩序な暴れん坊将軍ナリ!!
◆ ある日は教会に乗り込んで
「“神のご意志”って言えば何でも許されると思ってるナリか!?」と焼きごてを振り回し、
◆ ある日は貧しい群衆の前で
「“信仰があれば救われる”って、胃袋が満たされるか試してみるナリ!!!」と無理やり断食させ、
◆ さらにある日は聖職者に向かって
「“人は皆、罪を背負って生まれる”ってことは、赤ん坊の“おぎゃあ”も罪ナリか!?」と詰め寄る始末。
信仰、倫理、道徳……どんな”正しさ”にもナリ助の理不尽ビームが炸裂!
しかもナリ助、怒ると突然IQが跳ね上がるという迷惑極まりない特性を持つ。
「言い返せるだろう」と思って口を開けば最後――
「キサマの言う“善”とはなんナリ!?」
「その“正義”とやらで腹は膨れるナリか!?」
「もしも神がキサマの味方なら、なぜキサマの信者はみんな貧乏ナリ!?」
狂った哲学と詭弁で相手を論破し、最終的には焼きごてを押し付けるという恐怖のワンマンショーが繰り広げられる。
しかもナリ助は、気分次第でスネる・拗ねる・泣く・暴れるという最悪のメンタルを持つ。
周囲の大人たちは手に負えず、信者たちは神に祈るが――
「その神サマはワガハイが今焼いたナリ!!!」
今日もナリ助は、可愛い顔して大暴れ。
焼きごての煙と共に、誰かの”信仰”が灰になっていく……。
【こんな人におすすめ】
✅ ブラックユーモアが好きな人
✅ 説教くさい”正義”にうんざりしてる人
✅ 可愛いキャラが暴れ回る無秩序な物語が好きな人
✅ 真面目な人が論破されるのを見るとスカッとする人
「神? 正義? それともナリ助??」
信仰の名の下に暴れまくるカオス審問劇、開幕ナリ!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 21:00:00
58851文字
会話率:50%
ーー僕の神は死んだんだ。
ラクセンベルグ帝国、皇太子ユリウスは城を飛び出し必死で逃げていた。追手から逃れようと迷い込んだ森の中。そこで現れる恐ろしい魔物。その危機から救ってくれたのはーー「お前のことはわかってる」。謎の3人の男達だった
。
3人に半ば無理やり連れ回される中で、明らかになる彼らの目的。帝国皇帝の支配魔法によって、理不尽に蹂躙される大陸の真実。それを知ったユリウスの選択はーー
神々と精霊、剣と魔法が複雑に絡み合い織り成す世界。ユリウスは逃げた運命に再び向き合い、そして立ち向かう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 20:50:33
82945文字
会話率:18%
ストーリー紹介:
「ターミネーター」×「マトリックス」×「クロニクル」が交錯すると、どんな火花が飛び散るのか?
マーベルヒーローが過去のものとなった今、新世代の終末ヒーローが立ち上がる!
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西暦2065年、世界は「天宰(テ
ンサイ)」と呼ばれる人工知能によって支配されている。人類は脅威と見なされ、機械生化兵団に追われ、狩られている。地上は機械知能体に占拠され、わずか1%未満の人々が地下で生き延びている。
19歳のアレックス・ホークは、「岩丘谷」の避難洞に住む上流階級の息子。ハンサムだが軽薄で女遊びばかりの日々。もっと多くの女性を口説くため、彼は人類抵抗軍に加入する。
ある日、地上での任務中に瀕死の科学者に出会い、謎のスマートウォッチを無理やり手首に装着される。それ以来、彼の内に「気」が目覚め始める。この「気」は物体を遠隔操作する力を与えるが、彼はそれを女遊びや友達へのいたずらに使うだけだった。しかし、彼の軽率な行動が原因で岩丘谷が機械生化兵団に壊滅させられ、仲間を失った自責の念に苛まれる。
ついに目を覚ましたアレックスは、自身の異能を真剣に受け止め、「気」――人類最後の武器――を駆使して、人類の存亡をかけた決死の反撃に挑む。人類に再び希望の暁をもたらすために。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 20:27:53
48040文字
会話率:36%
俺の名はラルジャン。
帝国で探索者を生業にしている。
ある日突然、伯爵に呼び出されたかと思うと、ドラゴンを捉えるよう命じられちまった。
面倒だが、仕方がねぇ。
とりあえずドラゴンに事情を聞いてみるかなぁ。
最終更新:2025-04-18 19:47:42
35893文字
会話率:42%
15歳、高校1年生になったばかりの藤城雅臣は訳あって東京から名古屋へ引越してきた。
仕方がなくこの山王学園入るも通う意味を未だ見出せていない。
入学式のため学園まで足を運んだはいいが参加せずに帰ろうとするも、聞こえてくる喧騒につい足を止
めてしまう。
そこにいたのは同級生の2人組。
何かと騒々しい小柄な柊夕太。
態度も口も最高に悪い蓮池楓。
この出会いが、自分の運命を大きく変える事になるとも知らずに______
そんなある日。
雅臣は夕太が発案したサークルに人数が足りないからと無理やり名前だけ貸すことになってしまう。
嫌々ながらも参加させられるも、雅臣はそこで出会った4人の先輩を通じて自身の人との関わり方や考え方を思いがけず見直す事となった。
生きることにままならない子ども達は、山王学園高等部で出会う人々の価値観に触れ傷つきながらも自分の心を整理する。
「言葉にしなきゃ伝わらないだろ__!!」
言いたいことが言えるように。
自分の言葉で伝えられるように。
自分の考えを理解し、理解されるまでの成長物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 19:46:23
299600文字
会話率:31%
16歳、高校1年生になったばかりの藤城雅臣は訳あって東京から名古屋へ引越してきた。
特に慌てることも無く、堂々と入学式に遅刻するどころか式に行く意味を見出せない雅臣は聞こえてくる喧騒につい足を止めてしまう。
そこにいたのは同級生の2人
組。
何かと騒々しい小柄な柊夕太。
態度も口も最高に悪い蓮池楓。
この出会いが、自分の運命を大きく変える事になるとも知らずに______
そんなある日。
夕太の発案するサークルに人数が足りないからと無理やり名前だけ貸すことになってしまう。
そこで出会った4人の先輩を通じて、雅臣が自身と人との関わり方を見直す事になる。
生きることにままならない子供達が、山王学園高等部で出会う人々の価値観に触れ傷つきながらも自分の心を整理する。
「言葉にしなきゃ伝わらないだろ」
言いたいことが言えるように。
自分の言葉で伝えられるように。
自分の考えを理解し、理解されるまでの成長物語。
※こちらは春チャレンジ版にて11話まで掲載
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-05 14:35:53
37919文字
会話率:35%
人を助けるつもりなんて全くない引きこもりの聖剣。
それを力づくで無理やりぶち抜いたのは、独善的で悪人ぶっ殺すマンの選ばれていない青年だった。
彼は聖剣とまったく心を通じ合わせることなく、聖剣の力もろくに使わず、圧倒的な暴力でとりあえず
悪と認定した存在を撲殺しまくるのであった。
「ふっ、私が選ばれたということか。せいぜい逃げ惑うと良いぞ、悪人め。全員殺すがな」
「いや、私選んでないし! あと、言っていることがラスボスなのよ!」
※カクヨムでも更新しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 19:40:00
28682文字
会話率:27%
涙が至高の秘薬となる聖女として覚醒したフィオラは、国に囚われ、痛めつけられて無理やり涙を採取される生活を強いられていた。
ある時、本来怪我人の治療や魔物の浄化に使われるはずの涙が、王侯貴族の若返りのために不正に使用されていることを知ってしま
う。
こんな場所から逃げたいと願ったフィオラの思いを神が汲んだのか、フィオラは囚われていた監獄を抜け出し、魔の大森林へと転移していた。
しかし大森林の中で遭難しているところを、隣国の騎士に見つかってしまう。
聖女の証である空色の瞳を見られ、また拷問で無理やり涙を採取される日々に逆戻りかと怯えたその時。
「この玉ねぎを、みじん切りにしてくれませんか?」
騎士はそう言って玉ねぎを差し出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 12:11:51
44950文字
会話率:36%
平穏な生活を楽しむ男はある日、乙女ゲームの世界に無理やり転生させられた。生まれ変わった先は、主人公のヒロインと最初に出会う王子様(の予定)。
だが残念ながら男は件の乙女ゲームを知らなかった。そんな彼の助けにと与えられたのは設定や概要を記した
本。課せられたのはゲームがきちんとエンドマークを刻むこと。
ヒロインが聖なる力を持って世界を救う未来を目指して、ゲーム開始のはるか以前の時間軸から、手探りの努力を始める。
乙女ゲーム、王子様、と設定は華やかですが全体的に地味で進行はスローモーです。
タイトルのプリンス・チャーミングは欧州のお伽噺のいわゆる王子様キャラクターを意味しており、某米国大企業における固有キャラクターとは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 08:30:00
580576文字
会話率:41%
突然異世界に召喚されてしまったサラリーマンの山田太郎。
元の世界に帰ためには、大魔王を討伐した者に報奨として与えられる権利
「どんな願いも1つだけ叶える」を行使するしかない!!
めんどくせぇ、ダリぃ、でも帰るためにはしかたがない。
どうせな
ら美人のエッチなおねぇさんと冒険したいなぁ、などと思いながらも、仕方なく役割を全うすべく、今勇者としての冒険が始まる!
一方、とある人物も突然のことに困惑していた。
目の前で鮮やかなスライディング土下座を決められ、大号泣され困惑しきり。
足を掴まれ離してくれないし、引き受けてくれるなら破格のバイト料も支払うし、役割さえ全うしてくれるなら、好きに生活しても良いという。
えぇい、まったく面倒な!!こんなところ通るんじゃなかった!
泣きつかれ無理やり嫌々渋々ながらも、引き受けてしまったのだからしかたがない。
自分の役割を果たす時までは、本当に好き勝手に過ごしてやるからな!!
こうして、のんきなお気楽ライフをスタートする(笑)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-17 19:01:54
785394文字
会話率:45%
平凡な日常を退屈に過ごす少女、琴ノ葉紬糸(ことのはツムグ)
そんな彼女の前に現れた転校生の少女。
半ば無理やりその少女と友人関係となり紬糸(ツムグ)の人生が一変する。
転校生が現れた翌日、ツムグは見知らぬ空間、見知らぬ少女達とゲームをさせら
れる事にそのゲームを攻略した先には何が待ち受けるのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-17 09:38:13
2593文字
会話率:45%