母の思惑に巻き込まれて絶望し、入水自殺を図った主人公の文は、目を覚ますと銀鱗島という因習の残る離島に流れ着いていた。
銀鱗島では鱗生病《りんせいびょう》という死に至る病が流行っており、文も来て早々にそれを患う。残り時間が少ない中、文は
銀鱗島内で差別を受けている海雲族の男や、島唯一の医者と病の原因を解明するため協力関係を結ぶ。
果たして鱗生病の原因とは何か? 島が祀る人魚とは?
怪異が渦巻く島の謎に立ち向かう、因習村×和風神隠しホラー。
※こちらは修正前のものです。加筆修正後の内容は「カクヨム」にて公開予定です。
※「ガールズラブ」タグは一部そういった要素があるため付けているだけで作品の主題ではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 10:10:00
59686文字
会話率:43%
「おいおい、夏祭りの噂が広がってるって?」
「ああ、そうそう、まるで神様が降りてきたかのように広がってるんだよ。」
「うわー、神様降臨?」
「そうそう、だってあの田舎の村で夏祭りって珍しいからさ。」
「そっかあ、でもまあ、田舎の夏祭
りっていえば、ねんねんころりの屋台とか、ヨーヨー釣りとか、そんな感じだろ。」
「ああ、そうそう、あの屋台の食べ物は田舎ならではの味があるよなあ。たこ焼き、お好み焼き、焼きそば、どれも美味しいよなあ。」
「あはは、でもさ、そんなに美味しいって言っても、週末には屋台には長蛇の列ができて、なかなか買えないんだよなあ。」
「そうそう、あとあのヨーヨー釣りもなかなか難しいんだよ。昔は簡単だったんだけど、今は釣りがずいぶん重くなってさ。」
「へぇ、それは知らなかった。でもでも、あのイルカのぬいぐるみが欲しいから頑張らないと!」
「あはは、頑張ってね。あと、あの灯篭流しが綺麗で、田舎の川に浮かべるのが最高にノスタルジックだよなあ。」
「そうそう、それ見ると、あの田舎の小さな村って、なんか幸せな感じがしてくるよなあ。」
「ああ、そうだなあ。でも、まあ、幸せを感じる前に、あの祭りの混雑に耐えなければならないんだけどね。」
「そんなこと言って、毎年楽しみにしてるくせに。」
「まあ、そうだけどさ。でも、それくらいの苦労は楽しいからいいんだよなあ。」
「そうそう、それでこそ、田舎の夏祭りだよなあ。今年も楽しみだ!」折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-02-25 19:33:36
605文字
会話率:100%
ながれつちまったあらすじに
最終更新:2022-07-10 03:34:46
227文字
会話率:0%
もう一度会いたい、そう願って、私は神社に向かった。
最終更新:2021-10-16 23:00:00
1168文字
会話率:15%
今までの晦が書いてきた、ナヨナヨした男主人公の短編群の最後のつもり。
彼の恋愛譚は、このハッピーエンドで終りを迎えます。
最終更新:2018-08-10 04:53:27
7905文字
会話率:62%
妻は毎年、八月のある日だけ帰ってくる。
最終更新:2018-05-17 18:57:58
3607文字
会話率:43%
リバーランディングしたいですよね。
心臓に毛が生えそう。
最終更新:2017-10-13 22:23:58
202文字
会話率:0%
この時期になると、それぞれの想いを込めて死者の魂を迎える…。
最終更新:2017-08-01 16:38:02
200文字
会話率:64%
小さい頃、よく知らないお祭りに連れて行かれた時の感覚。
最終更新:2015-03-03 23:49:09
1825文字
会話率:50%
『あの丘の上』遺された恋人のその後のその後です。
『大輪の花』を書いて、後でふと思いました。
花火、灯篭流し。やはり恋人の新たな決意の再確認…。
新しい人生を歩む人視点で再度書かせて頂きました。
最終更新:2014-05-24 01:05:07
766文字
会話率:5%
何一つ不自由のない、それでも満たされることのない水姫。
ミズキは数多の月姫たちに囲まれながら、密やかに椿の花を水に流す。
意味のない行為と知りながら。
それを見咎めるのは顔をベールで隠した「ツキ」と呼ばれるミズキの月姫だけだった。
Pix
iv様にも重複投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-24 17:45:27
3647文字
会話率:51%
死者を現世から黄泉の国へ送る船乗りに憧れる影利は一人の美女と出会う。彼女にアプローチするため、影利は友人の須藤とともに酒場へ向かうのだが……
そんな感じのファンタジー。がんばって、キャラの魅力を出せるようになりたいところ。
最終更新:2012-08-09 23:00:00
16395文字
会話率:54%