俺は転移した兼業農家だ。
スラムで鑑定してもらった職業は死体術士。
シュプザム教からは禁忌の職業として追われる立場だ。
死体術士ってのは主に死体を元にアンデッドを作り出す職業。
無敵ではない。
ドラゴンの死体がそこらに落ちている訳が無いから
だ。
俺は村から離れた森の中で、隠れるように畑を耕す生活を送っていた。
そして、遂に見つけた。
大量にアンデッドを作り出しても教会にばれない策を。
それは大根アンデッド(漬物味)だ。
質の良い野菜から漬物を作る事でぐんぐん上がるレベル。
何時しか俺のレベルはもの凄い成長をとげていた。
今ならドラゴンを倒してゾンビに変えてやる事が出来るかもしれない。
教会も恐れるに足りない。
リビングアーマーも作れるようになった俺は打倒協会を掲げて、ゴーレム使いを騙り活動し始めるのであった。
表向きは漬物屋として。
カクヨム、小説家になろうに掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-10 12:00:00
161952文字
会話率:40%
前作で元武家の娘お芳(本名・理芳)を無事に与力・水野左近様に嫁がせた、漬物屋の若隠居・長太郎。
与力様に呼び出されて行ってみたところ、なんやらかんやらで結局吟味方与力の水野様の密偵という思わぬ大役がころこんでまいります。
最初の仕事は
大坂中からお金を集めております頼母子講。新田を開いてそこからの上がりを分配すると謳っておりますが、長太郎の鼻にはな~んか臭うとしか感じられません。
与力様からは皆さんが出したお金を講元から取り返すよう命ぜられますが、さて長太郎、どうやって取り返すのやら……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-26 19:11:04
43315文字
会話率:67%
文明が発達した世界のある国の田舎と都会の間にある街に老人が住んでいた。
その老人の名はヘルムート、今は引退した国の元重鎮である。
彼は昔国で外交官をしていたらしいがその事は語ろうとはしない。
そんなある日孤児院を訪れた際に一人の少女に出会
う。
彼女は言葉を言おうとせず孤児院で子供達にからかわれていた。
そんなある日少女が孤児院の子供達にいじめられ飛び出していってしまう。
ヘルムートは孤児院の人達と共に彼女を探す。
だが少女は一人でいた廃墟でその存在に遭遇する。
そして少女はその存在を受け入れてしまうのだった。
少女を見つけた孤児院の人達にその魔手が伸びる。
ヘルムートが駆けつけた時に見たものは人を喰らう怪物と少女だった。
ヘルムートは彼女を引き取ると言い、彼女との生活が始まる。
これは怪物を宿す少女と漬物屋の老人の情熱と怪奇の物語…。
***
新規に立ち上げた小説です。
更新日は月曜日になります。
こんなトーシローの小説でよければ見ていただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-06 14:35:50
204955文字
会話率:55%
梅干し棚の下敷きになって死んだ漬物屋の次期店主が、女神様の導きで異世界転移することに。
ところが、「きっと貴方の助けとなるでしょう」と言って渡された武器は、何の因果か――タクアン!?
虐待にも等しい待遇に、自らの悲運と女神の非情を呪う主
人公。
しかし、フタを開けてみると、意外にも悪党は撃退するわ竜は殺せるわのチート装備だった。
最強装備:タクアンとともに、薔薇色の異世界漬物ライフを夢みる主人公だったが、行く手に戦争やら陰謀やらが立ちはだかるのだった……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-12 06:59:35
50875文字
会話率:23%