私小説になります。不定期更新となります。
私は1992年生まれで、福島県双葉郡浪江町で育ちました。原発事故前の浪江町の生活の記録が少ないことから、失う前に記したいと思います。
事故時の地元住民の様子についても記したいです。
最終更新:2024-09-15 18:50:00
6653文字
会話率:0%
高木浪江は、入社後僅か1週間で倒産した会社から、餞別にお守りを貰った。心願成就、浅草寺の黄色いお守りだ。海苔好きの浪江は、浅草海苔の故郷である浅草寺へと旅立った。
最終更新:2023-10-26 20:23:04
4689文字
会話率:48%
浪江秀と白河御子は、仲の良い友達同士だ。しかし、好き同士ではない。互いに恋人のいる高校生活を望む二人だったが、あまりに恋愛に縁のない現状を嘆き、『卒業するまで恋人が出来なかったら、しょうがないから付き合ってあげる同盟』を結んだ。
最終更新:2022-09-30 12:00:00
5667文字
会話率:48%
大学院博士課程を修了した土岐明は定職のないまま、指導教授岩槻の紹介で警察統計研究所で奇妙なアルバイトをすることになった。テーマは未成年者の事故死に関する統計調査で、事故死を減少させるための提言を求められていた。正所員の能美亜衣子と一緒に報告
書を作成する中で、特定の年から特定の都府県で若干死亡率が継続的に高まっている事実を発見した。報告書の参考にと直近の少女転落死の事案を定年間際の南條刑事とともに調査することになった。そこで遺体の近くに落ちていたメソポタミア文字△△△―のバッジの謎が浮上する。完成した報告書はマスコミの注目を浴び、少女の死亡率が高くなったことがテーマパーク開設と因果関係があるとテレビの情報番組で印象付けられた。千葉ドリムランドの渉外担当の永山奈津子から風評被害を訴えられた土岐は奈津子に心を奪われながらも不信感を抱く。南條刑事の依頼で土岐は千葉ドリムランドの業務で渡米する永山奈津子の素行調査をすることになった。アナハイム在住の南條の旧友の林博治の協力を得て自動車のナンバープレートと住居表示の4桁の数字3411に秘密の鍵があることをつかむ。帰国後土岐は永山奈津子と奈津子の運転手長田尊広に拉致監禁される。長田尊広に生殺与奪を握られた土岐は少女の遺体遺棄を手伝わされる。土岐が山中に投棄しようとした遺体は永山奈津子だった。土岐が南條とともに永山奈津子殺害の調査を始めたところ、長田尊広も殺害された。土岐は南條とともに、長田尊広の母親長田浪江と妻規子のアリバイを調べる。同時に、長田尊広の火葬に立ち会った中田老人を追求し、長期にわたり埋没していた少女殺害の驚愕の実態とおぞましい背景を剔抉する。迷宮化されていた戦慄の事案のほぼすべてが闡明されたあと、まだ残っていた未解明の謎について土岐は南條刑事から衝撃の告白をうける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-29 18:00:00
260268文字
会話率:50%
第1章 (東京編)
故郷(福島浪江町)を捨て、東京で暮らし、原発事故の故郷の惨状を見て、浪江に帰る決意をするまで。
第2章 (帰郷編)
浪江に帰って、原発で働く父と共に原発で働き、本当の父を知り、又故郷の罹災し、避難した人達に会って、も
う一度、町を必ず復興させると決意するまで。
第3章 (復興編)
かつて、選挙運動を手伝った、町会議員、市ノ瀬真一と俊介の、原発コンビに、俊介の恩師〈原八先生〉が加わり、繰り広げる、原発を福島からなくし、破天荒に町の復興を図る。
終章 生まれて来るものへの祈り。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2019-08-03 16:51:15
36219文字
会話率:7%
現在、拙書にて震災関連のエピソードを執筆中です。
そちらはフィクションなのですが、下地となったのは私の実体験でございます。
原チャリで福島まで行き、原発に怯えて逃げ帰る、敗戦の記憶でございます。
本エッセイは、その体験を忘れないよう、筆者が
綴っていたブログ(現在は放置)を転載しています。
https://ameblo.jp/yasai-rastaman/
誤字脱字、文法の誤り、世間一般的との解釈の乖離も含め、当時の私が感じたままを掲載します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-27 10:32:26
14097文字
会話率:1%
なぜ、俺が選ばれたのか…………
それがずっとわからない
ある日、相坂大輝は異世界転移をした。チートによる無双と女に囲まれたハーレの楽しい毎日に思われたが、現実はそんなに甘くなかった。大輝には魔法があるはずなのに何も使えない。そんな中、神
と名乗るものは世界を救えと行ってきて……
「世界を救ってくれ、未来の英雄」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-13 19:00:00
10081文字
会話率:37%
福島県大熊町に暮らす高校3年生の本田明人。大学の合格通知を受け取ってのんびりと過ごしていた昼下がり、東日本大震災発生。大熊町民は原発事故発生の前に避難できたものの、避難所暮らしが始まる。おまけに避難先の福島市は放射能被害が心配され、町は戒厳
令が敷かれたように人がいない。そんな中、行き別れた母が面会に来て、母の実家で過ごすこととなる。遠い九州で知った震災の現実。災害の真っただ中にいたのに情報がないという現実。実際に大熊町、浪江町であった真実をもとに書き下ろしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-09 16:15:19
14834文字
会話率:50%
私立探偵、轟周平のもとに殺人事件解明の依頼が舞い込む。
雪深い村で、小学校教諭をしている女性宅で男性の変死体が発見される。被害者の名前は朝倉直之、地元の消防団に所属する青年で、周囲の人望も厚かった。遺体発見時の状況から警察は早々に事故死
と判断し、捜査を打ち切った。
警察の捜査に不信を抱いた地元ヤクザの親分、浪江一郎の依頼で朝倉直之について調べることに・・・。
容疑者は第一発見者の女教師。それとも村の不正を暴かれたくない村長か。
それとも……?
物語全般に流れる不穏な空気。
犯人の目的は一体?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-26 21:00:00
22399文字
会話率:43%
この街には、一つの有名なチームがあるそのチームの名前は〈ジョーカー〉このチームは、この街浪江町(ナミエ)をしきるチームだ。
ヤクザも手を出さないほどの有名なチームだ、〈ジョーカー〉のリーダーの名前は神崎 吟
(シンザキ ギン)浪江町に知ら
ぬものはいないほどだ、もう一人名の知れた人物がいる〈ジョーカー〉の副リーダー黒澤 美夜離(クロサワ ミヨリ)この物語は、この二人を主人公した物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-16 23:16:06
247文字
会話率:38%
異世界へ行く事を願う少年――浪江柊吾は、幼馴染にして自称異世界の魔術師である大崎煉とともに『異世界渡り』の実験を行う。そして実験は成功し、柊吾は異世界へと至った。が、当然五体満足で異世界へ渡れたはずもなく、その身は人ならざる一振りの『剣』
へと変化してしまっていた。まさかの状況に混乱する中、彼は一人の旅人と出会う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-20 20:09:23
68244文字
会話率:45%