まこと、時代錯誤と言わざるを得ない。
時は、平政《へいせい》。
新田流《しんでんりゅう》、新田誠志郎なる若武者は父の仇を討つべく、
虎流剣《こりゅうけん》、松尾文台と対峙する。
仇討ちとは、人の道として人を殺めることである。
互いに侍の
誇りを賭け、真剣勝負に挑む。
またこの勝負には、道場剣道と戦場剣術の戦いという側面もあった。
スポーツとして合理化を果たした道場剣か?
時代に抗う戦場剣か?
そして、密かにその血闘を見守る影が1つ。
錯綜する剣と剣の戦いは、いかな決着を迎えるのか?
いずれにせよ、血を見ずには済むまいて。
※この作品は『カクヨム』にも、投稿されています
https://kakuyomu.jp/users/touta折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-28 08:00:00
25404文字
会話率:3%
異世界へ行く事を願う少年――浪江柊吾は、幼馴染にして自称異世界の魔術師である大崎煉とともに『異世界渡り』の実験を行う。そして実験は成功し、柊吾は異世界へと至った。が、当然五体満足で異世界へ渡れたはずもなく、その身は人ならざる一振りの『剣』
へと変化してしまっていた。まさかの状況に混乱する中、彼は一人の旅人と出会う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-20 20:09:23
68244文字
会話率:45%