いくつかある世界のひとつ。そこで行われることを切り取った物語。
着目するのは、流浪の民と呼ばれる定住地を持たずに放浪する人々。彼らは多くの王によって徴税を任ぜられた。徴収するものは魔力である。
流浪の民は常に土地から土地へと流れること、
人並みより武に優れていたことゆえ、王の定める法によって認められた魔力の略奪に勤める。
舞台は、共和化目論む勢力広がる王政の国イシュ。冷涼な夏の季節。
徴収は半日を通して行われ、それらは王へと納められる。
それがこれから描かれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-15 21:09:38
71949文字
会話率:40%
これは、タフで情に脆く姐御肌。食べる事が大好きな一介の女戦士が世界を旅する物語。
寒さ厳しいラグシア大陸北部に位置するドライゼル帝国には珍しい日に焼けたような褐色肌に、ルーンと呼ばれる失われた魔術文字を右眼に宿して産まれた事から「忌み
子」として扱われ、16歳の時に故郷である街や国から逃げるように出奔した────流浪の女戦士アズリア。
勇者という宿命を背負ったわけでもなく。
世界の危機を救えと神託を受けたわけでもない。
ただ、失われた魔術文字を使うことが出来る代償として通常魔法が使えないという欠落を背負ったアズリアが、あても無く世界に散らばる魔術文字を探索し継承する一人旅の物語。
世界中を旅する道中、様々な人物との出会いや色々な出来事を重ねる内に心身ともに成長し、やがて旅の最終的な目的を見つけていくだろう……多分。
※一話2000文字程度ですので、あっさりと読めると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-15 12:01:50
4228191文字
会話率:30%
冴えない経理畑の万年平社員、中田怜樹(なかたれいじゅ)は、夢を失い、人生につまらなさを感じていたが、偶然にも異世界転移。
ハーフエルフ(リンクス)の体に魂と肉体の半分ほどが定着した状態で、第二の人生がスタートした。
召喚者エルゼパル(オッサ
ン魔術師)に「失敗作なので処刑~!」と言われ、死にかけながらも運良く助け出される。
怜樹(れいじゅ)を救ったのは、ゴーレムの美女アロニアだった。
これは、新しい肉体と慣れない魔力を手にした男が、異世界で今度こそ楽しく生き抜きながら、最強の魔法騎士として、各国から教えを請われる生ける伝説へと登りつめる物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-14 17:41:15
54909文字
会話率:52%
道登法師とその弟子制多。流浪の旅を続ける師弟は、刈り入れ前の農村を訪れていた。名主宅に逗留していたある日、平穏な村に突如として奇妙な怪異が起き始める。人々が次々と、「つま先」を失い歩けなくなったのだ。このままでは刈り入れもままならない。法師
と弟子は怪異の正体を暴かんと調べを進めるうち、土地に隠された百年前からの因縁を知るのだが――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-14 17:40:00
9982文字
会話率:38%
道登法師とその弟子制多。流浪の旅を続ける師弟は、真夏の山村を訪れていた。山村の尼寺で住持を務める尼僧から、道登は助けを求められたのである。驚いたことに、山村は日照りが続いたかと思えば、今度は絶えない吹雪となったという。真夏であるのに豪雪に埋
もれた山村……法師と弟子は原因を突き止めようと山へ出かけるのだが――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-07 12:10:00
9995文字
会話率:28%
今は昔の物語。 流浪の法師・道登は弟子である制多の、修行の成果を試験することを思い立つ。 旅の途中立ち寄った天嶮で、空を飛んで見せろと道登法師は弟子の制多を崖から突き落とした。 術を知らない弟子は飛べずに谷底に落ちるのだが――。
最終更新:2024-12-25 08:44:36
8970文字
会話率:32%
世界はもう長い間、聖剣やら、聖なる武器や武具と言うものを持つことがステータスとなっていた。
本物の聖剣がどこかにきっとあると、一匹のぬいぐるみのネコとペンダントのカエルが流浪の旅に出かけて50年余り。
謎の第二ステージに上がった途端に巻き込
まれ体質に磨きをかけて、白い世界の変なヤツがいた絡みしてくるし、神殺しなるものに祟られ、とんでもない事態に巻き込まれていく。
同じくプリティーな魔女は破天荒な人生に引き込まれて、神殺しに巻き込まれていきます。
果たして、神殺しはすべて探し出せるのか?
神殺しとは何かも分からず運命に逆らい、呪いから解放されて行こうと足掻く物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-14 15:03:47
297265文字
会話率:26%
全ての人間が蝕業(しょくごう)を持って生まれ、進値(レベル)、魔法(まほう)、意能(スキル)が当たり前に存在する世界。
世界には狂暴な魔物が蔓延り、限界を超えて進値を上げた人間の成れの果て――人外によって、栄華を極めた古代王国は滅び去
った。
――そして今、人類の黄昏の時代。
自分が何者か記憶を無くした少年ヨアは、はぐれ者が流れ着く街で貧しくも幸せに暮らしていたが、一夜にして、大切なものを全て奪われた。
復讐を誓うヨアは、流浪の果てに契約を交わす。
その運命の過酷さも知らぬまま、たった一人の仇を討つために。
〝殺し、死に、蘇り、殺せ――王たちの人外を〟
これは間違いなく、世界を救う物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-14 07:14:05
392975文字
会話率:34%
中世ヨーロッパを意識したファンタジー世界で、流浪の旅人が立ち寄った村での怪異に立ち向かう話。自分自身の問題と対峙する展開になる。
最終更新:2025-01-13 20:23:35
15474文字
会話率:24%
2021/3/6 10万PV突破しました! ありがとうございます!
「この世界の不文律を教えてやる、弱肉強食だ!」
不運にも突如異世界へ飛ばされた男。為す術なく失う寸前だったその命、救ったのは狂乱と呼ばれる一人の女だった。
いとも容易
く人が死ぬ世界、男は生きて行く為に女に師事し魔法を教わる。やがて訪れる様々な場所、そこで出会う様々な人々。
生きる為に戦い、守る為に殺す。その果てにあるのは世界の行方。
傭兵団ジョーカーの内部抗争に手を貸す事になったコウ。国をも巻き込んだ抗争は最終局面へ向かう。
カクヨム様、エブリスタ様、アルファポリス様でも公開中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 18:30:00
1371517文字
会話率:54%
ファンタジー世界で特別な力に目覚めた主人公、伊坂シンイチ。最初はチートも何も無しで異世界に放り込まれたと思っていた彼だが、自らの持つ能力をひとつずつ自覚していく。
彼が異世界で出会ったのは、正義の味方を名乗る冒険者クラン、アルティナの
箱舟のメンバーだった。
彼は生活費を稼ぐため、アルティナの箱舟に加入し、流浪の冒険者となる。
最初は目的もなく、生活のための冒険者をしていた彼だったが、ある日を境に『復讐』という目的を得る。
元の世界で世間を騒がせた、超能力犯罪者--『ワープ男』が、なんと異世界にいるという噂を聞いたからだ。
シンイチは、家族を皆殺しにし、親友まで手にかけた『ワープ男』の手がかりを得るため、大陸最大のギャング組織と戦うことになる……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-05 15:54:05
3755文字
会話率:31%
失われた記憶。失われた躰。それよりも尚勝る、失われた大事な何か……
何処とも知れぬ地下廃棄場の奥底で「私」は意識を取り戻す。
思い出せたのは、誰かを守らねばならぬと云う決して奪えぬ想い唯一つだけ。
戸惑う「私」は、しかし突如として謎の石巨人
の襲撃を受ける。
困惑と諦念。そして死への抗い。
かろうじて廃棄場を脱出した「私」は夜の星明かりの下、幼主ナナムゥに出会う。
ただ逃げ惑う不条理な運命の中、「私」は彼女よりこの世界で初めての慈悲を得る。
六旗手なる超常の者達が己が生存を賭けて相争う、この閉じた世界ガザル=イギスで。
だがそれは、「私」にとって苦難に満ちた第二の生の始まりでもあった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-30 10:03:59
1079978文字
会話率:22%
三年前に起きたモンスター襲来により世界は一変した。
結界を張り小さな村に留まっていたゲンは離れ離れになったアンを探す旅に出る。
目的はバラバラになった村人を探し出し連れ戻すこと。
そして幼馴染のアンに愛の告白をすること。
モンスターによって
支配された町を妖精のエクセルと共に旅する。
この世界は人間とモンスターの共存と言う理想国家。
ゲンはワードフォルダーのカードを使いモンスターに対抗。
カードに書かれた言葉の暴力を駆使して戦う。
ただ欠点も。モンスターと人間の区別は難しくただの言葉の暴力となれば警告を受けることに。
累積五枚貯まるとお近くの刑務所に収監されるシステム。
ゲンは幼馴染のアンを見事探し出し愛の告白が出来るか?
時間無制限一本勝負。
どこにいるとも知れないアンを追い求める旅が今始まる。
リアルとファンタジーが入り乱れるおかしな世界へようこそ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 03:55:03
351109文字
会話率:33%
三十路を目前にした歌奏美は人目を忍ぶ恋愛をしつつも家族から離れて暮らしてきたが、弟のパソコンに残された未完の小説を完成させようと思い立つ。ただしその小説は18禁美少女アダルトPCゲームつまり「エロゲ」の一つのエンディングの後日譚を妄想すると
いう内容だった。
家族の死を契機に「あるエロゲ」にのめり込み、自分の生き方をそのストーリーに重ねて見つめ直す中で、自分を取り戻そうとする物語。
作中の「エロゲ」のモデルはここで言わなくても分かる「傑作中の傑作泣きゲー」「全てのPlayerを胃潰瘍にする恐怖の作品」なので、すぐ分かります。
その某作品にのめり込んだ筆者が、実際に40万字以上の長編二次創作小説(SS)を書き、ネットにアップしたり、コミケで販売したり、オフ会に参加する中で抱いた印象から妄想を広げて恋愛小説っぽくアレンジしてまとめたものになります。
一応、ハッピーエンドですので、ご心配なく。
2019年冬コミケに出展した作品ですが、2014年冬コミケで引退しようと決めましたので、オリジナル小説として発表することにしました。
打たれ弱いので温かい目で見てくださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-24 19:00:00
133152文字
会話率:49%
紅葉が舞い落ちる森の奥深くに、荒れ果てた神社がひっそりと佇んでいる。
伝説によれば、その神社には「稲荷神」と呼ばれる千年の九尾の狐妖、稲葉千影が祀られているという。
人間界と妖界のバランスを守りたいと願う彼は、長い間、紅葉の森の中で静か
に暮らしていた。
しかし、長きにわたる平和は、妖王焰丸が人間界への侵攻を企てたことで、ある日突然破られてしまう。
そして、除魔陰陽師の家系に生まれ、職責を守る冷徹な少女・水無月茜、そして「妖気」に侵された魂を持つ流浪の武士・葛城修一郎との出会いが、果たして千影に人間界を妖火に焼き尽くされる運命から救うことができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-14 13:58:06
1843文字
会話率:18%
ハイファンタジー、ヒロイックファンタジー風の架空世界・ライアース大陸を舞台に、まだ英雄未満の冒険者達の活躍を描くオムニバス形式の作品群です。
魔王討伐などの壮大な物語ではなく、TRPGの一つのシナリオのようなエピソードが主体です。80年代~
90年代のRPGのような、懐古的なファンタジー世界での冒険譚を目指しています。
オムニバスですので、主人公は毎回変わります。
第一話では夜な夜な泣く女の石像を手に入れてしまった流浪の女性神官と遺跡探索の専門家が登場。二話以降も多くの冒険者達が登場する予定です。
彼らが運命を交錯させながら、様々な冒険に身を投じていく様をお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-12 15:00:00
430950文字
会話率:27%
嫌な姑であったサツキ。
倒れたときも、自分を心配してほしいという気持ちだけの後悔をする。独りで倒れた……
次の瞬間。今まで見たことのない世界で目覚める。
サツキは歴史だけは好きだったが、勉強したこととも違う、中世であることがわかる。
そこで
も夫と死別し、爵位を継いだ息子と嫁がいた。
しかも、散々やりたい放題をしていて、領主としては何も興味も持たず。前世、息子と嫁から嫌われたので、今度は嫌われず円満に手を出したいが、それは簡単なことではなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-09 00:05:35
2533文字
会話率:27%
「神堕としの王」から十年以上後のお話。
元魔王だったエルケーニッヒは帝国で皇族直属の最強魔術師であり側近として多忙を極めていた。ある時、突然現れた流浪の剣士が三代目将軍になったと事後報告を受けたエル。彼は、二代目将軍の再来でありおそらく神格
であると判断。それが邪神なのか、善なる神なのか。
帝国を担う兄弟たちのために血の繋がらない兄のエルは、その三代目将軍をこっそり監視する役目を担うのだが?
※アルファポリスにも、同一のものが掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 18:45:37
2363文字
会話率:26%
修道院育ちのリオンは、ある日の夜、窓から部屋に飛び込んできた闖入者を迎えた。ルドルフと名乗る少年は、リオンのお人よしぶりをみぬくや、さっそく相部屋を申し出るなど、面倒事を持ち込んできそうな様子だが・・?
たとえ過酷な運命が待ち構えていよう
とも、自らの意思を貫いて生き抜くことを決意した少年の流浪の軌跡の物語。現在改稿中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-24 00:17:13
127356文字
会話率:44%
聖誕祭を祝うため、王女ルチルは巡礼の旅を経て、聖地シュアンへとやって来た。聖誕祭までの五日間は聖週間と呼ばれており、聖地が最も賑わう時だった。聖地で暮らす四人の少女たちは、それぞれの聖週間を楽しんでいた。しかし、今年の聖週間は例年とは異な
っていた。流浪の魔術師集団や、商会の企み、少女たちの失踪事件に、暗躍する仮面の男たち……。いくつもの事件が巻き起こり、聖地は大いに混乱する。ルチルと少女たちは陰謀に翻弄されつつも、真実へと近づいて行く。果たして彼女たちは聖地の闇を暴き、無事に聖誕祭を迎えることができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-21 00:18:49
609148文字
会話率:46%
銅の剣?……違う、これは伝説の魔剣だ……!
転生者である斎藤健司は重度の厨二病であった。
元の世界でそのことを隠して生きてきた彼は、転生先の異世界でため込んできた数々の設定を存分に発揮して生きようと決める。
自らを流浪の剣士アン・ノウン
と名乗り、武器屋で一番安かった銅の剣を呪われし伝説の魔剣だと言い張る彼は、数々のトラブルに巻き込まれることとなるのだった……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 12:30:00
59460文字
会話率:34%
時は江戸時代、土佐藩。流浪の身から土佐の武家に迎え入れられた若き野中良継は、藩内での立場や未来を見据えた過酷な挑戦に身を投じることとなる。土佐藩の重臣だった家柄に生まれながら、父の死によって一度は平民の生活を余儀なくされた良継は、母の故郷・
大坂で慎ましやかに育った。しかし、父の従叔父で奉行職の野中直継からの縁談により、土佐藩へと戻ることを決意する。
良継は直継の娘である市と結婚し、新たな生活が始まる。素直で聡明な市に支えられ、良継は武家の礼儀や藩での務めに馴染んでいく。藩主や家臣からも温かく迎えられ、順調な日々を過ごしていた良継だったが、直継の死を境に、家族や自分の未来についての重責が押し寄せる。葬儀の夜、良継は妻・市からこれまで知ることのなかった、藩内の権力争いや下剋上の実態を教えられる。さらに市は、繁栄を目指す藩主の望みを叶えるため、良継が「稼ぐ」役目を果たし、家の名を高めるべきだと説く。
市の助言に従い、良継は藩のために富を生む計画に心を向けるが、内心では自らの能力への不安に苛まれる。そんな折、彼女は突如として異国の未来を見てきた「おほの」という謎の女中を紹介する。未来の知識を持つというおほのの登場に、良継は更なる試練と運命の流れに巻き込まれていくことになる。
時代に逆らうような強さと知略を備えた妻・市と、不思議な力を持つおほのの導きによって、良継は果たして土佐藩での地位を固め、家の栄光を取り戻すことができるのか――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-07 16:28:32
3236文字
会話率:8%