聖女クレアは泣きボクロのせいで、婚約者の公爵から醜女扱いされていた。だが彼女には唯一の心の支えがいた。愛犬のシロである。
だがある日、シロが公爵に殺されてしまう。そんな彼女に追い打ちをかけるように、「醜い貴様との婚約を破棄する」と宣言
され、新しい婚約者としてサーシャを紹介される。
サーシャはクレアと同じく異世界からの転生者で、この世界が乙女ゲームだと知っていた。ゲームの知識を利用して、悪役令嬢となるはずだったクレアから聖女の立場を奪いに来たのである。
絶望するクレアだったが、彼女の前にシロの生まれ変わりを名乗る他国の王子が現れる。そこからシロに溺愛される日々を過ごすのだった。
一方、クレアを失った王国は結界の力を失い、魔物の被害にあう。その責任を追求され、公爵はクレアを失ったことを後悔するのだった。
本物語は、不幸な聖女が、前世の知識で逆転劇を果たし、モフモフ王子から溺愛されながらハッピーエンドを迎えるまでの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-16 18:01:37
6257文字
会話率:58%
おばさんには泣きボクロがある。それも、両目の下それぞれに、3つのホクロが固まるという珍しいもの。
でもそれは好きでなったものじゃない。生まれた時にはそれぞれ一個のホクロだったんだ。その形が変わったのは、小学生の時のある雨のこと……。
最終更新:2019-10-14 23:10:39
3459文字
会話率:8%
私には前世の記憶がある。
一度や二度じゃなくって、五度。
今回の転生で六度目になる。
最終更新:2015-04-21 16:02:32
26202文字
会話率:21%
俺がいつものように死神の仕事中をしているとき出会ったのは、変わり者の亡者。俺はその亡者に惹かれていったけれど、決して決して恋人になれはしない。お互いが死神と生き物である限り・・・・――「泣きボクロのある死神さんと私」とのリンク作。
最終更新:2009-04-18 11:25:36
2498文字
会話率:27%
私が死の世界で出会ったのは、泣きボクロのある死神さん。その死神さんは私の最初で最期の好きな人。けれど、私と死神さんは、決して決して交わることはない。お互いが生と死の存在である限り・・・・――「変わり者の亡者と俺」とのリンク作。
最終更新:2009-04-18 11:13:08
3243文字
会話率:18%
普通の日常で見た非日常の夢。ありえないと思いながらも惹きずられる欲求。自身の喪失と高まる衝動に苦しむ。
最終更新:2009-01-15 03:10:28
6295文字
会話率:32%