アイゼムアース王国第一王子のエドワードは故人となった母の教えを胸に世話役のアンドリューと日々鍛錬を続けていた。冷遇にめげずに真面目に生活するエドワードだったが、志や資質の高い者など神から愛された者ほど凄いスキルを授かる天恵の儀で何故かスキ
ルを得られなかった。
“スキルを授からなかった者を王子にしておく訳にはいかない”
父にそう言われて追放されたエドワードだったが、世話役のアンドリューに自分が授かった真の力について教えられる。
「俺の力は初代国王と同じ……」
何とエドワードはスキルを授からなかったのではなく、クラス持ちとしての力を得ていたのだった。
様々な経験を通してクラスを得るために自ら城を出ることを決意するエドワード。しかし、その前に後妻との間に生まれた義弟アレクサンダーが立ちはだかる!
「僕はいつも二番目。何をしても義兄さんと比べられては、”エドワードを見習いなさい“、”エドワードを見習いなさい“って……もううんざりだ!」
自分に向けられた激しい憎悪に驚くエドワード。そんな彼を先に行かせるためにアンドリューが剣を抜く。が……
ブシャッ!
アレクサンダーのスキルはアンドリューの体を深々と切り裂いた!
殺すコロスころす殺すコロスころす……
ステータスからの警告を無視し、アレクサンダーへの殺意から目覚めたクラス、『リベンジャー』へクラスチェンジしたエドワードは憎しみの力でアレクサンダーを圧倒する。が……
ビシ、ビシビシビシビシッ!
あと一歩のところで足場が崩れ、エドワードは滝へと落ちていく。果たして彼の運命は!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 07:00:00
78508文字
会話率:36%
アイゼムアース王国第一王子のエドワードは故人となった母の教えを胸に世話役のアンドリューと日々鍛錬を続けていた。冷遇にめげずに真面目に生活するエドワードだったが、志や資質の高い者など神から愛された者ほど凄いスキルを授かる天恵の儀で何故かスキ
ルを得られなかった。
“スキルを授からなかった者を王子にしておく訳にはいかない”
父にそう言われて追放されたエドワードだったが、世話役のアンドリューに自分が授かった真の力について教えられる。
「俺の力は初代国王と同じ……」
何とエドワードはスキルを授からなかったのではなく、クラス持ちとしての力を得ていたのだった。
様々な経験を通してクラスを得るために自ら城を出ることを決意するエドワード。しかし、その前に後妻との間に生まれた義弟アレクサンダーが立ちはだかる!
「僕はいつも二番目。何をしても義兄さんと比べられては、”エドワードを見習いなさい“、”エドワードを見習いなさい“って……もううんざりだ!」
自分に向けられた激しい憎悪に驚くエドワード。そんな彼を先に行かせるためにアンドリューが剣を抜く。が……
ブシャッ!
アレクサンダーのスキルはアンドリューの体を深々と切り裂いた!
殺すコロスころす殺すコロスころす……
ステータスからの警告を無視し、アレクサンダーへの殺意から目覚めたクラス、『リベンジャー』へクラスチェンジしたエドワードは憎しみの力でアレクサンダーを圧倒する。が……
ビシ、ビシビシビシビシッ!
あと一歩のところで足場が崩れ、エドワードは滝へと落ちていく。果たして彼の運命は!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 07:00:00
12487文字
会話率:45%
1日、ただその日を生きる為に必死に働く男が居た。
育ての親である祖父母の教えを固く守り
必要以上の欲を出さず
悪事には手を染めず
困っている人には出来るだけ優しく。
だが現実はそう甘くは無かった。
不幸にも彼は短い生涯を閉じる。
男は願
った。
「せめて 来世は自由奔放に生きてみたい」
思いがけず始まる第二の人生。
これは新しい人生・知らない世界を巡る1人の男の物語である。
素人丸出しの初投稿ハイファンタジー小説家です。
その点を御理解の上、暇潰し程度に見て頂けたら幸いです。
尚、更新は不定期(気が向いたら)となっております。
R-15指定は念の為です。逸脱しない様心掛けます(笑)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 04:13:25
595961文字
会話率:16%
ある日突然知らない世界に連れてこられたハルカ。
囲まれたハルカに、大神官が告げる。
聖女として選ばれた、と。
だからもう元の世界に帰ることはできない、そう言われたハルカは絶望する。
しかし、役目を果たさないことは不義理だ、祖母の教えを守らな
ければと自らを奮い立たせて聖女としての一歩を踏み出す。
それを支える大神官アレクセイにも、なにか思うことがあるようで……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 22:28:38
21828文字
会話率:33%
美咲と美沙の物語は、世代を超えた強さと希望の象徴として、多くの人々に感動を与え続けていた。 美沙の引退後、美沙の父であり、美咲の夫であった橘大輔が美沙の許可を得て美咲が残していた闘病の記録を公表 美沙の活躍、人気もあり美咲は忽ち尊敬される存
在となっていた 美沙は引退後、母の教えを胸に、次世代のアスリートたちを育てるための水泳教室を開くことを決意した。 彼女は自身の経験を活かし、子どもたちに水泳の楽しさだけでなく、困難に立ち向かう勇気を伝えることに情熱を注いだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-27 15:19:29
1224文字
会話率:4%
(この作品は21話以降を改訂したもので序盤は改訂前の物と同じ内容です)改訂前版 https://ncode.syosetu.com/n3537iq/
中学二年生・神成翔はうさぎを庇って雷に撃たれ死んだ。
異世界転生した姿・少年スカー
ズは人間ではなく、地上で生まれ育った神の子である。
彼は大地の神と空の神を両親に持つ混血の神だ。
彼の両親は天界で結婚を反対され地上に落ち延び生活しスカーズを育てた。
スカーズは両親に愛情だけでなく人として大事な事を教わった。父には剣術や勇気、母には「逃げ足の速さ」を身に付ける事を教わった。
母の教えは「スカーズの逃げ足の速さで無用な争いを避ける平和主義者となり、弱い者を連れて助けてあげなさい」と言う意味でありスカーズは生きる信条として胸に刻み平和主義に生きようとした。
しかし、身分を偽り地上で生活する神族を迫害する軍に突然家が襲撃される。
そして一瞬の内に殺された。
怒りと悲しみを胸にスカーズは母が死に際に言った「各地で迫害された、私達と同じ地上に落ちた神族を集めて助け、神の理想郷まで届けてほしい」と言う言葉を聞き今後の目的として胸に刻む。
スカーズは空を切る「大空の神術」や、地熱を操る大地の力を併せ持っており、さらに大ピンチになると天から雷を呼んだり地震を起こす事も出来ます。
母親から託された使命遂行による主人公の成長、また差別されている人達を通じて人種問題を描きます。
スカーズはエクスド軍との激しい戦いを潜り抜け理想郷にたどり着けるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-20 19:25:58
187665文字
会話率:50%
広大な大陸の中でも、屈指の領土を誇るヴァルフォード王国。
その北の果て、隣国との境界に位置する領地で育った辺境伯家の令嬢エリサは、幼い頃に第二王子アレクシスとの婚約が決まっていた。
初めて訪れた王城で出会ったアレクシスは、幼いながらも懸命に
剣を振るう孤高の騎士だった。絵本の王子様とは程遠い姿だったが、彼のひたむきな瞳にエリサは強く心を惹かれる。しかし、彼の心には高い壁があり、エリサの想いはいつも届かない。
それでも――。
「守り、守られる」という母の教えを胸に、エリサは彼を守るため己を磨き続けてきた。
婚約から10年。
長らく小競り合いを続けていた隣国との関係が悪化し、国の危機が訪れたとき、エリサはアレクシスが率いる騎士団の補佐として戦いに身を投じることを決心する。どれほど傷つこうとも、この想いが報われなくとも――それでも、アレクシスを守るために。アレクシスが守りたいものを、守るために。
これは冷たい婚約の裏に秘められた、絆と決意の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-12 00:07:38
12407文字
会話率:28%
ある夏の盆の日、男が一緒に墓参りをしたいと言ってきた。母の教え子らしい。彼の語る先生としての母は、これまで聞いてきた母の姿とはとてもかけ離れていた。
キーワード:
最終更新:2024-07-21 17:00:00
7070文字
会話率:41%
両親を早くに亡くし、頼りにしていた祖母も亡くなり、弟二人と「ぜいたくは敵だ」という祖母の教えの元、つつましやかに暮らしていた千奈は、ある日突然異世界に召喚された。
『国王が異世界人と結婚すれば国が繫栄する』
そんな言い伝えの為に召喚され、
無理矢理に国王と婚約させられたが、国王にはなんと恋人が。
千奈をないがしろにし、恋人に国庫から貢ぎ続ける国王に毎日のように苦言を呈する千奈を疎ましく思った国王は、彼女を「お前のような鬼嫁はいらん!! 出ていけ!!」と、己の義兄である魔王との強制結婚をさせ、魔界へと追放した。
が──?
夫となった魔王ゼノンは悪い人ではなさそうだし、魔界の住人達も人間よりはるかに心優しい者たちばかり!!
「あーもう、人間滅びろ」
「悪魔か……」
「悪魔? いいえ、鬼嫁です」
果たして鬼嫁と呼ばれた千奈は再び元の世界に戻ることができるのか?
そして人間界を無事(?)滅ぼすことができるのか?
ゆったりと心を通わせる魔王と鬼嫁の魔界スローライフラブストーリー!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-12 21:06:12
34213文字
会話率:37%
『ギックリ腰に気をつけろ』は家訓です。
最終更新:2024-05-18 12:17:39
1138文字
会話率:18%
猪や虎が行き交い、猿も住まないと噂の険しい山間に十六歳の娘、紫乃(しの)は猫又妖怪の花見と共に暮らしている。
紫乃は三年前に亡くなった母の教え、「高貴な身分の人に関わるとお前は殺される。山で誰にも見つからずひっそりと暮らせ」という言葉に
従い静かな暮らしを送っていた。
だが紫乃はある日、川に流れ着いてきた一目でやんごとなき身分だとわかる美貌の男をやむを得ず助ける羽目になってしまう。
しかも助けた男はよりにもよって、今代の皇帝・凱嵐(がいらん)であった!
凱嵐は紫乃の料理を気に入り、紫乃の意見を無視して皇都にある皇帝の住まう宮、天栄宮(てんえいきゅう)に無理やり連れ帰り、しかも二百人が働く皇帝のための厨房・御膳所の御料理番のトップへと据え置いてしまう。
こんな場所にはいられない、一刻も早く逃げ出さなければと思う紫乃であるが、反面かつて宮に存在したという「伝説の御料理番」の噂が耳に入り……。
紫乃は花見と協力しつつ宮中にて天才的な料理の腕前を見せつけ、次々に紫乃を見下す人物を黙らせていく。
皇帝の胃袋をがっつり掴んでしまった紫乃の明日はどっちだ!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-25 09:42:31
290930文字
会話率:45%
神々の時代は遠く過ぎ去り、英雄の時代も終わり、時は既に近世。
騎士は嘆く
所詮自分は殺し屋だと。
騎士道は殺しの正当化の手段に過ぎないと。
姫は嘆く
自分は子を産む道具だと。
賢母の教えは女性を従順にさせる欺瞞に過ぎないと。
厳しい
訓練を受けた名家の騎士も、辺境で活躍した遍歴の騎士も
徴兵されたばかりの兵士に工場で量産された銃で打ち倒される時代。
華々しい魔術は戦場から去り、魔獣が牽引する砲兵が戦場を支配する。
何故か聖女の奇跡は発現しなくなり、代わりに医学は大いに進歩した。
ある時、帝国から最も高貴な姫が従属国へ旅に出た。
辺境従属国はいまだ古代のままの技術体系、習慣で暮らす国も多い。
帝国も大地母神を敬い子孫繁栄を第一とし、古代のまま貞操観念が緩い。
北方は母系社会で結婚という概念すらない。
東方は厳格な家父長制を続けている。
母の頼みで巡礼に出て辺境を旅する帝国の姫は何を見て、何を思い帰って来るのだろうか。
そして帝国に帰還した後、起きる出来事とは
◆作品について
同じ世界観で違う年代の騎士物語をいくつか描いています。
各作品単体で話が通るように作っておりますので読みやすい作品から読んで頂いて興味が出たら他の作品も読んでみるのも良いかと思います。
『誓約の騎士と霧の女王』1398年~1420年 ★完結 (歴史趣味満載で人を選ぶかも)
『荒くれ騎士の嘆き歌』1425年~更新中 (割とダークな本作品)
『森の娘と最後の騎士』1435年~1453年 ★完結(女の子主人公でカジュアル向け)
2021/2/12 20,000PV達成!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 18:40:49
1377431文字
会話率:48%
姉は妹を守り、導く。
妹は姉を信じ、頼る。
生まれた時から「そういうものだ」と教えられてきた姉妹。
他人になんと言われようと、お互いを信じ、思いやる。
それが当たり前だった姉妹は、異世界に行っても超絶仲良し。
2人揃えばチートで最強
、そんな姉妹が異世界で自由気ままに暮らす話。
麻木 蓮(あさぎ れん) 努力家。何があっても折れず、前を向き続ける姉。
麻木 華(あさぎ かな) 天才肌。生まれながらに何でもできる妹。
チート能力【可能性】
パッシブスキル。出来ないことが出来るようになる、やろうと思えばどんな無茶でもこなせてしまう能力。
麻木家、母の教え
『二卵性だけど双子だったから、2人合わせて蓮の華ね。世界のどんな嫌なこと、どんな悪いことにも負けずに、2人仲良く綺麗に咲けるようにって思いを込めて名付けたの』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-22 18:00:00
91701文字
会話率:56%
フラウレスカは婚約者である王太子スラーフの浮気に頭を悩ませていた。
けれど母の教えを守り、静かに耐えて見守る日々。
そんなとき、スラーフは聖女メニアンと出会い「真実の愛をみつけた」といいはじめる。
そして晩餐会の日、フラウレスカの断罪が行わ
れる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-15 18:27:59
5101文字
会話率:27%
「傾国の美女」として、さまざまな男を手玉に取っていると噂されるサティーナ。本当の彼女は真面目で奥手で大人しいタイプだ。幼馴染の王子に揶揄われながら、近衛の騎士様に憧れを抱いている。
そんな娘の想いを知った母である公爵夫人は、恋愛教室を開催
する。母の教えに従って行動すると……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-26 21:18:39
5853文字
会話率:75%
エステル・フォルカーは伯爵家の長女だ。だが、母を病気で亡くしてからというもの、使用人よりも低い扱いを受けている。
母の教えを守っていたエステルだったけれど、形見のネックレスを奪われたことで我慢していた感情が爆発して、家を飛び出してしまう。
あてもなく彷徨って辿り着いたのは、街の外にある森のなかでも一際大きな木の根元。そこでの出会いが、エステルの運命を変えていく。
タイトル回収するのは少し先です。
キーワードは話を進めると増えていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-07 19:00:00
284368文字
会話率:46%
大陸の果て、島国・嘉元(かげん)。
その国には、《飢神(きじん)》と呼ばれる人食いの異形が存在していた。
人々は山野に潜む化け物を恐れる一方で、《狩司衆(かりつかしゅう)》と呼ばれる武闘集団を組織し、異形相手に喰われ、狩られてを繰り返
す日々を重ねている。
そんな嘉元国のとある山奥。
狩士の隠れ里で長の娘として生を受けた娘・香流は、ある日父親から縁談の話を持ち込まれる。
嫁ぎ先は遠国、華の国・美弥(みや)の狩司衆頭目、右治代忠守白主銀正。
里から遠く離れた美弥に嫁入りを余儀なくされた香流は、母の教えとともに国を旅立つが……
それは、暗雲渦巻く物語の始まりに過ぎなかった。
人を食らう異形《飢神》と、それを狩る武士集団《狩司衆》が、命を懸けた戦いを繰り広げる、和風異世界のお話。
そんな世界観で、主人公が嫁入りするところから始まります。
主人公は《動じない系、嫁ぎ遅れ女子》。
相手は、《暗い過去持ち系頭髪白銀男子》です!
鈍感と奥手二人が、ゆっくり距離を詰めていく様をお送りしたいと思います~(礼折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-03 17:39:14
441031文字
会話率:24%
髪色が呪われた黒であったことから両親から疎まれ、隠居した父方の祖父母のいる田舎で育ったアリスティア・ベレニス・カサンドル。カサンドル侯爵家のご令息として恥ずかしくない教養を祖父母の教えの元身につけた…のだが、農作業の手伝いの方が貴族として過
ごすより好き。
そんなアリスティア十八歳に急な婚約が持ち上がった。アリスティアの双子の姉、アナイス・セレスト・カサンドル。アリスティアとは違い金の御髪の彼女は侯爵家で大変かわいがられていた。そんなアナイスに、とある同盟国の公爵家の当主との婚約が持ちかけられたのだが、アナイスは婿を取ってカサンドル家を継ぎたいからと男であるアリスティアに婚約を押し付けてしまう。アリスティアとアナイスは髪色以外は見た目がそっくりで、アリスティアは田舎に引っ込んでいたためいけてしまった。
アリスは自分の性別がバレたらどうなるか、また自分の呪われた黒を見て相手はどう思うかと心配になった。そして顔合わせすることになったが、なんと公爵家の執事長に性別が即行でバレた。
公爵家には公爵と歳の離れた腹違いの弟がいる。前公爵の正妻との唯一の子である。公爵は、正当な継承権を持つ正妻の息子があまりにも幼く家を継げないため、妾腹でありながら爵位を継承したのだ。なので公爵の後を継ぐのはこの弟と決まっている。そのため公爵に必要なのは同盟国の有力貴族との縁のみ。嫁が子供を産む必要はない。
アリスティアが男であることがバレたら捨てられると思いきや、公爵の弟に懐かれたアリスティアは公爵に「家同士の婚姻という事実だけがあれば良い」と言われてそのまま公爵家で暮らすことになる。
一方婚約者、二十五歳のクロヴィス・シリル・ドナシアンは嫁に来たのが男で困惑。しかし可愛い弟と仲良くなるのが早かったのと弟について黙って結婚しようとしていた負い目でアリスティアを追い出す気になれず婚約を結ぶことに。
これはそんなクロヴィスとアリスティアが少しずつ近づいていき、本物の夫婦になるまでの記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-23 12:00:00
120288文字
会話率:74%
髪色が呪われた黒であったことから両親から疎まれ、隠居した父方の祖父母のいる田舎で育ったアリス・ベレニス・カサンドル。カサンドル侯爵家のご令嬢として恥ずかしくない教養を祖父母の教えの元身につけた…のだが、なにせ田舎育ちの野生児である。一応貴族
として人と接する時は敬語で喋るが、それ以外では田舎言葉丸出しであった。
そんなアリス十八歳に急な婚約が持ち上がった。アリスの双子の姉、アナイス・セレスト・カサンドル。アリスとは違い金の御髪の彼女は侯爵家で大変かわいがられていた。そんなアナイスに、とある公爵家の当主との婚約が持ちかけられたのだが、アナイスは婿を取ってカサンドル家を継ぎたいからとアリスに婚約を押し付けてしまう。
アリスは特に嫌がる理由もないので快諾。ただ、自分の呪われた黒を見て相手はどう思うかとちょっと心配になった。そして顔合わせすることになったが、アリスは婚約者に言われる。髪が黒だろうが金だろうが我が公爵家には関係ない、侯爵家との縁になればそれで十分役に立つと。アリスは婚約者のファンになった。以前田舎の平民の友達に教えてもらった推し活とやらを今こそやるべきだと奮起する。
一方婚約者、二十五歳のクロヴィス・シリル・ドナシアンは黒の少女があんまりにも綺麗な色を持つのでびっくりしていた。人の感情の色が見える彼は、やや人間不信気味なところがあるのだが黒の少女は自分に対して媚びも見えないし嫌悪も見えない。綺麗で純粋な好意のみが見えた。ただ、少し不安そうな色が見えたので慰めてやれば好意の色が濃くなった。そして、よく分からない推し活とやらを始めた黒の少女。それに対してクロヴィスは…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-08 19:56:46
10465文字
会話率:68%
魔力が絶対的な世界。そんな世界で、騎士を目指す青年は絶望の淵でもがき苦しんでいた。彼には魔力が一切なかったのだ。しかし、彼は打ちひしがれることなく気丈に振舞った。心配する父のため、亡き母の教えを守るため。そんな彼に、魔力が得られるかもしれな
いという情報が舞い込む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-16 18:00:00
27040文字
会話率:32%
戦争で家庭の経済状況が悪くなり、帝国王城へ奉公に出ることになった子爵家の娘・ソミア。彼女はウニバーシタス帝国第三皇子・シレの身の回りの世話を担う事になった。
祖母の教えで感情を表に出さないようにしていたソミアに対し、笑顔か困り顔が通常運行の
シレ。
ある日シレの仕事書類を指摘したことで、ソミアが侍女にも関わらず文字も読め計算もできると知られてしまう。祖父母からの教わった為だったが、ソミア本人は自身が優秀だと思っていない。ソミアに興味を持ったシレは下働きの環境の聞き取りから始まり、お茶を共にしたり書類仕事を手伝ってもらったりし、最終的には彼女を自分付きに指名する。真面目に仕事をする様、趣味の庭いじりをする時に変わる柔らかい表情や慌てて赤面する姿にシレは彼女を放っておけない。特別な感情を抱くのに時間はかからなかった。一方、気に入られた事も、それ以上の感情を向けられている事も気づいていなかったソミアにシレが告白する事で二人の関係が動き出す。
中の良い侍従と話していれば嫉妬され、自分だけの庭も贈られ、特別に扱われる関わりの中でソミアの押し殺した表情も変化していく。側付きで子爵家の人間という立場に遠慮して離れようとするソミアに対し、どうしてもソミアがよくて特別扱いしたいシレのもだもだ身分差なラブコメ。
【元ツンデレ現変態ストーカーと亡き公国の魔女】の登場キャラ、シレと側付きメイドさんのアナザーストーリー。
前回外伝のヴォックスとユツィの話よりは軽めな感じです。メインは日常ほのぼのと自負しています。
変態ストーカー本編とヴォックス&ユツィの外伝を読んでいると大変おいしいはず。
※アルファポリス、ノベルアップ+にも投稿しています。※R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-16 15:15:02
100036文字
会話率:63%
「貴女はそのゲームに出てくるヒロイン……ではなく、そのヒロインの恋路を邪魔する魔性の悪役令嬢ミモザ・サザンクロスなのよ!!」幼い日、自らを「転生者」であると明かした母親から、ここが乙女ゲームの世界でしかも自分が将来犯罪者として処刑される悪役
令嬢だと聞かされたミモザ。その日から転生者特有の稀有なスキルを持つ母親と、それを受け継いだミモザの打倒死亡フラグな毎日が始まった。しかし最愛の母はゲームのシナリオ通りにミモザを残して逝ってしまう。継母や義妹からの嫌がらせを躱す日々、そして立ちふさがる最大の死亡フラグ(第二王子)に、ミモザは母の教えを胸に、時に逃げつつ懸命に立ち向かいます「お母様、私がんばります!!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-10 17:28:11
483990文字
会話率:57%