“魔王が討伐される前に、勇者を皆殺しにしろ。”
クラスメイトと一緒に勇者として召喚された少年、奈倉千司。
彼に与えられたのは『裏切り者』という職業。
その役目は【魔王が討伐される前に勇者を全滅させろ。失敗すれば死ぬ。】という理不尽な物。
しかし千司は不敵に嗤って嬉々として暗躍を始める。
何しろ彼は、根っからの『異常者』だったのだから。
クラスメイトを騙し、信頼させ、知略と謀略の果てに裏切って――殺す。
全ては彼らの絶望に染った顔を眺めるために。
歪で悪意に満ちた、最凶の勇者による異世界ファンタジー。
※この作品はカクヨム、ハーメルンでも公開しており、カクヨムで先行公開しています。
※それぞれタイトルが少し違いますが、本編に変更はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 00:04:04
251183文字
会話率:47%
現実世界での私にとって、生きる意味はただ一つ。
物語の途中で聖女により悲劇的な死を遂げた、愛してやまないカリスマ的な悪役『覇王アシュレイ』のコスプレをしている時だけが私の全てだった。
彼女になりきるためなら、どんな努力も惜しまない__
__そんな依存と狂気にも似た愛だけを抱えて生きていた私は、ある日呆気なく命を落とし、剣と魔法の異世界に転生する。
そして生まれ持った恐怖心のなさがもたらす異様な迫力で、私は自らを「アシュレイ」と名乗り、人々を魅了し、騙し、従えていく。
一人の少女の歪んだ愛が世界を震撼させる前代未聞の成り上がりファンタジー!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 18:22:41
17827文字
会話率:30%
現実世界での私にとって、生きる意味はただ一つ。
物語の途中で聖女により悲劇的な死を遂げた、愛してやまないカリスマ的な悪役『覇王アシュレイ』のコスプレをしている時だけが私の全てだった。
彼女になりきるためなら、どんな努力も惜しまない__
__そんな依存と狂気にも似た愛だけを抱えて生きていた私は、ある日呆気なく命を落とし、剣と魔法の異世界に転生する。
そして生まれ持った恐怖心のなさがもたらす異様な迫力で、私は自らを「アシュレイ」と名乗り、人々を魅了し、騙し、従えていく。
一人の少女の歪んだ愛が世界を震撼させる前代未聞の成り上がりファンタジー!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 19:11:41
5846文字
会話率:21%
「ワシを残して先に行け!」
「ガルム、そんな……!」
「勘違いするな。後で追いつくから先に行ってろという意味だ」
ドワーフの『拳士ガルム』は、勇者パーティを魔王の元へ送り届けるため瀕死の重傷を負った。
「……さすがにこれは助からんか」
大きな穴の開いた腹部を見下ろすガルム。
武人としては理想の最期であり悔いはなかったが、そこに水を差す奴が現れた。
近接戦最強の『剣魔グリムザール』。
ガルムとの決闘に異常なまでのこだわりを持つ魔族が、こう申し入れてきたのだ。
「ガルムよ、ひとつ約束をしないか? 互いに転生し、新たな生を得た後また相まみえ、今度こそ一対一で決着をつける。そういう約束だ。我が一族に伝わる秘術を受け入れるなら貴様は、次の生を得ることができるのだ」
「次の生……次の戦い……」
生きること、それ自体にこだわりはない。
だが、『まだ戦える。まだ殺し合いができる』というのは魅力だった。
戦闘狂なところのあるガルムはこれを快諾。
次の生でグリムザールとの約束を果たそうとしたのだが、転生先はまさかの『エルフの幼女』で……?
「なんでだ!? なんでエルフ!? ワシの鍛え上げられた上腕二頭筋は!? 苦味走ったいい男ぶりは戻ってこないのか!? おぉのぉれぇ騙したなグリムザールうぅーっ!」
前世とはまったく異なる脆弱な肉体と、反則レベルの可愛さと。
相反する要素に悩まされつつも、ガルムはしぶしぶ修行を続ける。
足りない『気』を『魔力』で補い、脆い『肉体』を『技術』で補う。
努力と工夫は着実に芽を結び、やがて『最強の冒険者』とあだ名されるようになるのだが、あまりにも可愛すぎるため『最カワの冒険者』と噂されるようにもなってしまう。
「次はこれ着て! ミニスカドレス! 大丈夫、絶対似合うよ! ディアナちゃん最強に可愛いから!」
「うるさいうるさい! ワシの求める最強はそうゆーのじゃないのだあー!」
『武と可愛さ』の狭間で揺れるガルム(ディアナ)の、明日はどっちだ?
※ドワーフ→エルフのTS転生バトルコメディです。
※ディアナ(ガルム)がとことん愛されます。
※グリムザールの意外な転生先を探りつつ、お楽しみください(登場する女の子の中のひとりです)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 13:04:44
233516文字
会話率:39%
人間の四割が『能力』の覚醒する世界。
世界には魔獣やダンジョンがあふれ、冒険者という職業が最も稼げると言われていた。
チーム『セイクリッド』のリーダー、サーシャ。
彼女がS級冒険者への昇格が決まった日、同じくもう一人、S級冒険者への昇格が
決まった少年がいた。
少年の名はハイセ。かつて『セイクリッド』に在籍し、サーシャによって追放されたF級冒険者だった。
特異な『能力』を持つハイセは、自分の能力がどんなものか理解できず、幼馴染で同じチームにいたサーシャから見放され、チームを追放されてしまう。
「同じチームではハイセがついていけない」と、ハイセを死なせたくないがための追放だった……だがハイセは諦めず、一人になっても冒険者を続けようと努力する。
そんなある日。ハイセはサーシャの言葉に騙され、ドラゴンが住む森に向かい、殺されかけてしまう。
サーシャを信じたせいで死にかけたハイセは、二度とサーシャを信じないと誓い、たった一人で冒険者として強くなっていく。
そして、十六歳になったハイセとサーシャ。
二人は同じ日に、S級冒険者となった。
一人で最強の冒険者を目指すハイセ、仲間と共に最高の冒険者を目指すサーシャ。
これは、かつては同じ道を歩んでいた幼馴染同士が、異なる道に進み、いつか交わるかもしれない物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 07:00:00
1299785文字
会話率:53%
【KADOKAWAドラゴンノベルス様より書籍版1、2巻発売中】
四大国の支援を受けた王弟が兄を殺し王位を奪う、というクーデターが起こった小さな王国シエル=テイラ。
少女ルネは10歳の誕生日に王弟派の騎士に捕らえられ、自分が銀髪銀目の忌
み子ゆえに捨てられた王女であることを知った。そしてルネは『堕落した王に連なる者』として地獄の如き責め苦を受けた末、ギロチンにかけられた。
首が落ちた瞬間、ルネは思い出した。自分はかつて地球に生きた男・佐藤長次朗であり、神の甘言にたぶらかされてこの世界に転生させられたことを。
そんなルネの前に邪神を名乗る女が現れる。
「憎くありませんか? あなたを半ば騙すようにして転生させた神が」
「憎くありませんか? あなたを勝手な理由で死に追いやった人々が」
「あなたが復讐を望むなら、特別な加護を授けましょう」
ルネは最強最悪のアンデッドとして復讐のため蘇った。
ネームドモンスター"怨獄の薔薇姫"。やがて彼女は世界を……
※魔法や冒険者等級など、作者の別作品から一部設定を流用してますが別の時空の話です。
※カクヨムに転載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 21:36:44
1402503文字
会話率:27%
ダンジョンのある世界...人間は生まれた時に”ユニークスキル”を持って産まれてくる。スキルは人それぞれだが...主人公は”何も持たず”に産まれて来た。”持たざる者”...世界からそう呼ばれ、迫害される対象。主人公も例外なく...親から捨てら
れ、スラム街で日々を過ごす事となった。しかし...スラム街の生活も...終わりが来た。カジノ建設により、スラム街に住んでいた人間は皆殺しにされ、生き残ったとしても...奴隷として働かせられる事になった。
そして...カジノ建設が終わり、主人公もカジノで一攫千金を夢見るようになる。だが...そんな日常にも突然終わりが来た...悪意ある物により...ダンジョンへと転移させられたのだった。そのダンジョンは通称”絶望”...。スキルも無い男には攻略出来る筈の無い...ダンジョンであった。しかし...何の因果か...偶然22のアルカナの力を手に入れた男が、ダンジョンを攻略していく...そんな話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 21:29:01
17288文字
会話率:44%
ソロ冒険者でCランクだったアウン・ドウメキは運よく発見したダンジョンで魔剣を獲得するも、その直後に王都から来たAランク冒険者パーティーに瀕死の重傷を負わされ魔剣を奪われてしまった。
そのまま人生が終わるかと思われたアウンだったが、なぜか
ゾンビ(魔物)となり新しいスキルを獲得していた。最底辺の魔物から強くなるために進化を繰り返し、ダンジョンコアを食い、最強を目指して更なる進化を繰り返す。
我慢や自重は全くせず無双するちょっと口の悪い主人公アウンが、不思議な縁で集まってきた信頼できる仲間たちと共に進化を繰り返し、ダンジョンを魔改築しながら最高、最強のクランを作ることを目指し成り上がっていきます。
※1章はソロ、2章以降にヒロインや仲間たちが増えていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 06:40:00
684359文字
会話率:39%
僕が先に好きだったのに……っ!
矢沢比呂には幼い頃からずっと想いを寄せていた可愛い幼馴染がいた。しかし、ある日彼女が告白されている現場を目撃してしまい、間接的に失恋してしまう。しかも幼馴染に秘密は不要とばかりに、わざわざ恋人ができた宣言ま
でされてしまうのであった。
表には出さないものの、比呂はずっと好きだった幼馴染を取られてしまったショックで、美少女への反応が鈍くなってしまった。
そんな比呂の様子に気づいたのは、学校一可愛い女子と名高い松雪綾乃だった。心配から始まった関係は、少しずつ深くなっていく。
さらに幼馴染と顔を合わせたくなかった比呂が行動を変えた結果、後輩の銀髪長身美少女である城戸紬とも仲良くなっていくのだった。
「松雪さんって、男を騙す悪女なんだってさ」
「城戸って自分の父親を半殺しにした、やべえ女なんだよ」
そんな中、二人の悪い噂を耳にする比呂。
敗北から始まる青春ラブコメが、陰キャ男子に襲い来るのであった。
※この作品はカクヨムなどでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 18:08:11
231965文字
会話率:40%
表の顔は、微笑を絶やさぬ受付嬢。
裏の顔は、ギルド全体を影から統べる“黒の女帝”。
冒険者ギルド《オルディナ》──それは無数の冒険者が集い、任務をこなす都市最大の組織。
その受付で日々冒険者の相手をしている女性、クラリス・ノワールは、一見
ごく普通の職員だった。
だが誰も知らない。
彼女こそがギルドの裏組織《ノクターナル》を操る影の支配者であり、情報、資金、暗殺、魔導のすべてを手中に収める"闇の支配者"だということを──。
かつて「処刑人(エグゼキューター)」と恐れられた過去を持つクラリスは、ある日、ギルドに持ち込まれた“奇妙な依頼”から世界の深層へと再び足を踏み入れる。
それは、神々の名を騙る謎の宗教団体《アステリア会》と、古の災厄を封じた禁断の遺物《断罪の石版》に繋がっていた。
──「これは受付嬢の仕事の範囲外です」
そう言いながらも、今日も彼女は静かに立ち上がる。
世界を、影から守るために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 11:42:10
866文字
会話率:36%
気が付くと、ゲームの登場人物アイリーンになっていた。
育成シミュレーションの恋愛パートでのライバル。つまりほぼモブだけど、ルートによっては死んでしまうキャラだ。しかも、その兄は妹の死に逆上し主人公カップルを惨殺するサイコパス。
もし、兄に自
分が本物の妹ではないとばれたらヤバい! 殺されるかもしれない。
その時から、お兄さまにだけはけしてバレないように。ゲームの中のアイリーンの行動をなぞる日が始まる。
果たして無事にお兄様を騙しとおせるのか!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 11:23:45
11916文字
会話率:27%
困難に陥った人類はそれに原因を求め原因とされた存在は時に抗い逃れる。
魔女狩り。
歴史上稀に見る愚行。
宗教を騙る虐殺集団。
在らぬ嫌疑を掛け磔刑や火刑に処した愚かな宗教家や為政者。
とある世界でも愚かな行いが蔓延り始めていた。
疫病や
凶作に天変地異に見舞われると人々は原因を、ある特定の存在へと結びつける。
それが魔女だったのだ。
宗教が悪魔の力を行使する異端者として魔女に全ての原因を求めることに。
それは即座に人々の間に広がり魔女に対する排斥運動へと繋がった。
異端審問により異端と認定されると魔女であるなしに関わらず死罪。
しかも「魔女」と称されることは即ち女性が対象となったのだ。
男性の場合は「魔術師」と呼ばれるが数は圧倒的に少ない。
とある世界には確かに魔女が存在し、その力の源泉は悪魔のものである。
周知された事実がゆえに原因とされることになったのだ。
魔女狩りが本格化する中、森に暮らすひとりの魔女の下にも魔女狩りが訪れる。
無実の罪を着せられることになったが、抵抗し長く暮らしていた森を出ることに。
宗教による弾圧、そして狂気の奔流に抗うひとりの魔女。
平穏に暮らせる地を求め旅立つのだった。
行く先々での出会いと別れ。
時に降り掛かる災難を跳ね除け、激動の時代を生き抜く魔女が居た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 20:10:00
3140文字
会話率:31%
幼い頃に竜人の王族の番として保護されたヒト族の少女フィオナ。番の命令により他人と関わらず、塔からも出ずに不自由な暮らしを強いられていた。しかし前世で信頼する人に裏切られ処刑された記憶があるフィオナは、不満を口にもできなかった。
そんな彼
女の悩みは、前世であれほど愛していた番に対して、今世では恋心が抱けないことだ。
ある日、フィオナは自分を殺す命令を受けた敵国軍人ルイと出会う。ルイはフィオナの様子を見るなり殺すのを止め、竜人との戦争における交渉の道具にするために彼女を騙し、外の世界へと連れ出した。
やがてフィオナとルイは惹かれ合い、激しく愛し合うようになっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 12:53:25
61650文字
会話率:27%
仲間たちと一緒に旅をしていた僕たちは、車の事故に巻き込まれ、崖から転落した。
森の中で目を覚ました僕たちに手を差し伸べたのは、一人の優しそうな老人――ヒロと名乗る男だった。
しかし、その親切は全て偽り。ヒロは冷酷な殺人者だった。
僕――
荒川 聡(あらかわ さとし)は、彼に騙されて森の中で意識を失い、残された仲間たちも次々に捕まってしまう。
そして、ヒロは妹の橘 愛芽(たちばな あいめ)を刃物で襲おうとする――
だがその瞬間、姉の野澤 希(のざわみ のぞみ)が身を挺して愛芽を庇い、刃をその身に受けてしまう。
気を取り戻した僕は、必死に木の枝でヒロを攻撃。
ヒロは銃を取り出し、全員に引き金を向けた――その瞬間、
僕たち(のぞみを除いて)は、突如として「別の世界」へと転移してしまった。
友情、裏切り、異世界での運命。
これは、一人の青年とその仲間たちが、絶望の中から光を探す物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 11:36:36
13534文字
会話率:17%
これは悲しい物語。そして乗り越える物語。主人公の女の子、バック=バグの運命がどうなるか、最後まで見届けてくださると嬉しいです。
《過去》
月神会という宗教に入っていた両親に、月祝法という国を救う魔法だと騙されて実行した八歳のバック=バグは
、月呪法という呪いを発動してしまい、自国ローディア国を呪ってしまう。
月呪法によって召喚された、ラックの月、ハーフの月、デスの月という名の『三つの顔の月』
それぞれが能力を持つ蝿を解き放つ。ラックの月の時は命が欠ける。ハーフの月の時は命が半分になる。デスの月の時は死ぬ。
両親や月神会の仲間たちが死んでいく中、召喚者であるバックは死ぬこともできず苦しむ。そして太陽の神に祈り、呪いを解くチャンスを得るのだった。バック=バグの幻影が三つの顔の月の背面に張り付き、弱らせる。
また神の薬の植物を受け取り、葉を食べさせることで能力蝿の効果を無効化し、助けることを可能とした(ただし月神会の人間は助けることを許されなかった)
バック=バグの幻影は、彼女の感情の低下によって三つの顔の月の力を増長させてしまう。太陽の神は十年間生き続けたら、月呪法を解くことを契約した。月神会の活動を反対していた「博士」と出会い、九年間戦い続けた。
《そして現在》
同級生のエラ=フィールドが死蝿によってふらついて死んで、それを生き返らせたバック。何が起きたか問い詰めるエラにバックは知らないフリをするが、再び感情が低下する。
夜に街でエラに問い詰められた時、デスの月が幻影で大きくなってきて、エラを殺す。その事があってからエラはバックに問いかけ、困ったバックだったが、博士はエラに協力者になってもらうように言う。全てを話し、協力者となったエラ。
一方でアーク=ディザスターという男が、三つの顔の月に辿り着いて、呪いの完成を目論む。その動きに博士「達」は護衛にウェイ=ヴォイスという、同年代の殺し屋の少女を潜入させる。自分に守る価値がないと感じているバックはいつも守られるのを拒否していた。だがウェイの身の上話を聞き、『ウェイを守る』という心持ちで接することを決める。更なる協力者シャル=ムースという女性運転手と共に、十八歳の誕生日までを、アーク=ディザスターの雇った殺し屋たちから逃れながら、『共に歩む道』の楽しさを知る物語。
カクヨムでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 18:10:00
100703文字
会話率:46%
俺は情に流され、超キューティクルなサキュバスに転生してしまった。
しかも、「神訂代理聖戦」と呼ばれる、神同士の争いに巻き込まれ。
勝利条件はただひとつ。
神々が選んだ使徒――つまり、異世界転生者たちをすべて倒し、最後の一人として生き残るこ
と。
だが、俺の転生先は戦闘に全く向かないサキュバス。
手に入れたスキルは、たったひとつ【魅了】だけ。
剣と魔法の殺し合いの世界で、戦えない俺が生き残るには、
このスキルで魅せて逃げて騙して翻弄して、とにかくしぶとく生き延びるしかない!
モテても、嬉しくない!
女の子に迫られても、男に言い寄られても、嬉しくない!!
俺はただ、生き延びたい!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-08 05:16:07
4739文字
会話率:45%
この世界には「嘘」という概念が存在しない。
すべての言葉は真実であり、人は誰も疑うことを知らない。
そんな世界に生まれた少年リアムは、唯一「嘘」という力を持っていた――。
嘘は魔法。言葉は神の力。
王宮、宗教、国家、そして世界。
少年は言
葉だけでそれらを手にし、やがて神と呼ばれる存在になる。
だが、彼の前に現れたひとりの少女が告げる。
「あなたの言葉に、影がある。」
これは、世界を騙した男の物語。
言葉の力で頂に立ち、そして自らの嘘に殺される男の、真実を探す物語。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-03 12:54:48
2916文字
会話率:23%
大人になって
自殺を考えなかった人は
自殺を考えた事のある人より少ないと思う
自殺するかしないかだけで
大半の人が抱いた事はあるであろうと推測してしまう
自殺したい気持ち
自殺というからいけないのか
死にたい
みんな
そう思っている
自分だけじゃない
実行しないで我慢してるだけ
あるいは実行する時期をずらしているだけ
自分が死にたいと思っている時
父も母も
死にたいと思った事があるなんて事は子どもの前で感じさせない顔で生きて来て
心の中では何度もそう考えていた事があったのだと
今は知っている
そんな俺はある日『自殺相談所』へ足を踏み入れた。
最初は弱った人を騙して付け込む悪徳商法だと思った。
だけどポスターを見て
新興宗教かと警戒したが違うらしい。
『ここへ来てくれたあなたへ
あなたが感じられる幸福感は今知っているよりも
もっとずっと沢山ある
全部知るのは難しいと考えるかもしれないけれど
不可能ではない
ひょっとするとあなたは世界で一番
沢山のしあわせを知る人になれるかもしれない
年齢も性別も環境も
何も関係ない
無理だと思って
何となく生きてても
しあわせな時は訪れる
どん底を知っているあなただからこそ
誰もが見落とすような
小さなしあわせにも気付く事ができ
いつの間にか一番沢山の
幸福を知る人になれると考える
自殺相談所 所長より』
やっぱり臭い
胡散臭いではなく
知ったか振り臭いとでもいうのか
FC2ブログ「sazanamiの物語」に一部掲載
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 23:00:00
198220文字
会話率:27%
何度も何度も色んな人生を過ごした。
そしてどの人生も品行方正に真面目に真っ当に生きた。
だがどの人生でも最後は誰かに騙され、殺され、酷い結末になった。
「―――――ああ、そうか、この世界は悪党じゃないと生きられないのか。なら、悪党に、なろ
う」
そして見た目は少女の生物兵器として次の生を受け、都合よく強靭な体を手に入れた。
ならば今度こそは好きに生きようと、その力を振るって悪党を目指す。
果たして元々生真面目な人間が本当に悪党になれるのか。それは本人にも解らない。
※この作品はカクヨム先行連載してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 21:24:44
782560文字
会話率:40%
かつてベトワールには、平和を愛する国王と二人の王子に恵まれた一輪の花、王妃マーガレットがいた。
だが七年前、王妃マーガレットが城下街のスラムでイグランの刺客に暗殺されたことをきっかけに、ベトワールとイグランは戦争状態となった。
そし
て、現在。大国イグランを相手にベトワールの戦線は窮地へと陥っていた。
そんな折、ベトワール参謀総長に連れられ現れた一人の少女が、落とされた戦線をいとも容易く取り返してしまった。
神の声を聞いたと言い、戦場で兵を導いた少女は、たちまちベトワールの聖女と言われ、希望の花となった。
だが、彼女には誰にも言えない秘密があった。
城下のスラムで生まれ育った彼女は、七年前マーガレット王妃が殺される瞬間を唯一その目で見ていたのだ。
そして、彼女は、息を引き取るマーガレットをこう呼んだ。
――お母さん……っ!
時に人を騙し、矢の雨さえ舞う様に避ける彼女は、聖女か、悪魔か。
今、復讐の物語が幕をあける――。
作品情報を編集する
※戦記もののため、人が死ぬ描写や一部残酷描写があります(生々しい表現や、グロ表現はありません)
※戦記もののため、念のためR15を設定しています。
※作品内に、主人公が宗教を否定する表現がありますが、現実の宗教を否定するものでは一切ありません。あくまでも、作品はフィクションであり、主人公の個人的意見です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 13:04:16
177683文字
会話率:60%
その少年は失意のどん底にいた。母親が新興宗教に騙され、家庭が崩壊し自殺を決意。彼の願いは一つ。本物の神様がいる世界へ。その願いと共に新たな世界へと生まれ変わった少年。彼は知っていた。人に騙され、何かを失うのは、騙された本人では無いことを。全
てを失った少年を突き動かすのはただ一つ。これは、神への復讐の物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-10 18:26:09
219732文字
会話率:38%