サッカーでスポーツ推薦をもらうため、志望高校が開催しているセレクションに参加した中学三年生の樹生(たつき)は、セレクションの帰りに交通事故に遭ってしまう。
右足を切断され、サッカーどころか歩くことすらできなくなって、唯一の取柄を失った喪失感
と将来への不安と絶望に苛まれる。
そんな樹生の前に現れたのは樹生の義足作製を担当する義肢装具士の古谷。両親や医師など樹生がこれまで関わってきた周囲の大人とは異なる、豪放磊落で傍若無人な男だった。
古谷は身体障害者になった現実を受け入れられずに欝々とする樹生に下手な慰めはしない。容赦ない現実と克服の仕方、そして義足を履く意義を樹生に教えてくれるのだった。
どこか型破りな古谷を信頼し始め、また樹生と同じく大腿義足を履く女の子・紡(つむぎ)との出会いを通して、樹生は少しずつ現実と義足を受け入れていくが、樹生に数々の心強い言葉をくれた古谷にも樹生と同じような苦しみがあり……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-23 21:11:14
107048文字
会話率:60%
幻影薬、マホロバを飲み、不思議な体験をする俺の話。
最終更新:2024-04-18 00:17:42
2941文字
会話率:34%
私の隣の席の犬塚君はいつもイライラカリカリしてちょっと怖いです。だけど、ぐちぐち言いながらもバスにお弁当を忘れた私に自分のを分けてくれます。隣のクラスの猿河君はいつもにこにこ、女子達のアイドルです。だけど、よく荷物持ちにもされたりカレーパン
を買いにいかされます。生徒会長の桐谷先輩は頭脳明晰で大病院のお坊ちゃんらしいのですが、冷たい雰囲気の近寄りがたい人です。よく野良猫をだっこして、制服を毛むくじゃらにしてしまいます。そんな三人と私の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-12 18:00:00
627838文字
会話率:42%
今日はあちらの街、こちらの村、次々に出現する魔物退治にコキ使われ、眠れるのは移動中だけという、売れっ子アイドルの「のりピ〇」みたいな生活をさせられていた冒険者。
眠らないで済むオクスリはあるのだが、通常の手段では処方されない。
パキパキ
のシャキシャキにカクセイしたり、金星までイッて帰って来れなくなる前に、自律神経失調症で眠れなくなった冒険者は退職した。
自分の家にヒキコモったが、それでも深夜には自分の娘が熱を出したから助けてくれとか、どこぞの村で退治できない魔物が出たから倒してくれとか、深夜にでもガンガンドアを叩かれる。
全部全部全部断っていると、周囲の村が滅びたのか、住んでいる街にも七魔将とかホザく奴と、配下の軍団が来て家に乱入して来たので瞬殺。
王家から報償だとかホザいて、王の前で表彰して叙爵だとか抜かして、騎士達に拉致されようとしたけど瞬殺。
どうにか眠りに落ちた所で起こしに来やがるので全員瞬殺。
眠りを妨げないように奴隷で警護役を雇ったので、今度こそ眠れるか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-29 18:00:24
149109文字
会話率:33%
強大な力を持つ国、ゲオタヤ。その国はメサイア教団と呼ばれるものたちが権力を持っていた。そんなゲオタヤの禁止区と呼ばれる区域に住む一人の少女レオナ。レオナは売春婦として生活をしていたが、そんな日々に不満を覚えていた。鬱屈とした思いを募らせる
中、ある日レオナは一人の男と少年に出会う。レオナはその少年に自分に似たものを感じ、その二人と奇妙な同居生活をしていくこととなる。そして、次第にレオナは少年と心を通わせるようになっていく。これは一人少女が少年と暮らすうちに学び、自分の取り巻く環境に苦しむお話。
*この作品はミッドナイトノベルに掲載している同作の表現を緩和したものです。ストーリーの内容に差異はありません。
*カクヨムにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-16 19:20:33
364302文字
会話率:45%
ささやかな日常の一ページ。
夏休み。それは私にとって、彼に会えなくなる憂欝な日々だと思っていた。
※お題『夏』のつもりで書き始めたら、気付いたらさすがに言い逃れできないほどのメインストリームが物語の中に現れてしまい、タイトル変更を余儀
なくされました。
※紙の本か電子書籍か、どちらかを立てるという目的で書かれたものではございません。
お好きな媒体でお楽しみいただくことがベストだと思っております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-27 11:15:40
8046文字
会話率:43%
気ままに感じたことを書こうと思います。
欝っぽいの多めかも……
最終更新:2021-12-31 14:39:47
6259文字
会話率:3%
ぼっちの高校生の杠 右京(ゆずりはうきょう)は、クラスメイトの小鳥遊 梢(たかなしこずえ)と同じ図書委員になった。杠は図書室で交流を重ねるごとに小鳥遊への想いを強くしていったが、ある日彼女から発せられた言葉は彼を現実に引き戻す。
「私…成
瀬(なるせ)君のことが気になるんだ…。」
ショックを受ける杠であったが、ぼっちに色恋沙汰は無謀だったと悟り、早々に見切りをつけようとする。そう思っていた矢先、彼女から恋の成就に協力を求められ、内心悶絶しながらも引き受けるのだった。
果たして杠に彼女の心を奪うチャンスは来るのだろうか。
……ないんだな、それが。
基本コメディ進行。欝要素ありますが、主人公がコメディ野郎なので薄れているかと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-02 09:19:51
5587文字
会話率:25%
俺の名前は草木 明(くさき あきら)
トンネルへと入っていく山奥の道。トンネルから出る直前に俺は、今までの遠足を思い出し、ふと瞼を数秒閉じた。再び目を開けると柔らかな白い光が視界を覆い尽くした。
古くから続いた人と魔人の争いが終わ
り、今は人々と魔物の争い続ける世界。そこで俺は、前世の知識を生かしタコとして生活する。
地球へ帰るためまずは生きよう!その思いを胸に今日も異世界で過ごす。
初投稿なので文章が悪い意味で異常かもしれませんが、暖かい目でみまっもてください。
主人公の性格が屑になるかもしれません。ご了承ください。
欝展開注意。作者の書きたいように書いてます。
ちょくちょく話が変わることがあります。忘れっぽいのです。細かいことが気になるなら報告してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-17 10:16:07
359573文字
会話率:18%
月森結宇は十歳の誕生日に誘拐された。一人暗闇に閉じ込められて欝々とする中、外が騒がしいことに気付く。誘拐犯がいなくなり、少女は助け出される。それも怪盗に。男怪盗は盗むために忍び込んだ場所で誘拐された少女を救い出した。少女は十歳の誕生日プレゼ
ントをもくれた男怪盗にお礼を言うために再会を誓う。その再開は六年後に果たされることになる。。そこから始まる新たな世界に飛び込む。
ガールズラブ表記がありますが、ガールズラブエンドではありませんのであしからず。
※「少年は怪盗に憧れた」と設定を共有して書いています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-07 17:00:00
29850文字
会話率:31%
十分な光がない ・ 暗い ・ 周りが見渡せない ・ 杳としてようとして ・ 暗いくらい
かげりがある・光が十分でない まっ暗やみ ・ 暗い ・ 闇夜 ・ 文目も分からない ・ 冴えない ・ みすぼらしい ・ くすんだ ・ しょぼい 陰
気な どんよりした ・ やぼった見栄えのしない ・ 華がない ・ 見劣りのする 夜陰 ・ 薄闇 ・ 暗夜 ・ 光の届かない 照度ゼロ ・ 墨を流したような ・ 黒々とした 視界不良 ・ 視界が晴れない ・ 視界が悪い ・ どんより ・ 暗欝な ・重苦しい 灰色 ・ 鉛色 ・ 曇天 ・暗色 あやめも分からない ・ 漆黒の闇 暗やみ 不可視 ・ 見えない ・ 無明の闇 ・夜の闇 ・ 夜のとばり ・ 黒々と ・ 漆黒 ・ 黒色を帯びた ・ 目につきにくい 暗闇くらやみ ・ 暗がりくらがり 真っ暗まっくら 小暗いこぐらい ・ 闇やみ ・ 暗黒あんこく ・ 暗いくらい ・ 暗澹あんたん ・ 薄暗がりうすくらがり 仄暗いほのぐらい真っ暗闇まっくらやみ ・ 蒼然そうぜん ・ 薄暗いうすぐらい 光が(少)ない ダーク(だーく) ・ 灰色はいいろ ・ 暗鬱あんうつ 黯あん ・ 暗々 ・ 闇黒 黯澹あんたん ・暗あん ・ 黯淡あんたん ・ 闇々 一寸先は闇いっすんさきはやみ ・ 冥冥めいめい 幽冥ゆうめい 暗がるくらがる ・ 昏い 冥くら 闇くら………これくらいだろうか。
目の前が真っ暗だ。俺は眼輪筋に力は込めている。
しかし、どうしても見えない。
俺の目・・・どうしたのだろうか?
視力を失ってしまったのか?
失明・・・・・・
昨日までは見えていた。
一本道に続く赤信号も、朝日が照らす水溜りも、
見返り美人のパンティも、
この目は全て捉えていたはずだ。
それなのに………………
「新起のバカヤローーーー」
新起、それは俺の名前だ。
くわしく知りたい人のために説明しよう。
祓野新起。「お祓い」の漢字を用いて祓野と書く。中々珍しい名字だ。
新しいこと起こす、と書いて新起。親の希望が手に取るように伝わる名前だ。
俺の名前をいきなり呼んだ主は誰だろう?
しかし、耳も上手く聞こえていないようだ。若干聞き辛い。
どこかで聞いたことのある声だが、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-31 13:40:47
82897文字
会話率:30%
30歳を目前に、転職した菜摘。新しい職場はホワイトだけど、教育係の先輩のせいで職場になじめない。うつうつとした気分でファストフード店でやけ食いしていると、7年ぶりに友達の弟と再会して……。【※このお話は女子にとっての都合のいいご都合主義でで
きた糖度高いお話です。同シリーズの短編に嬉しい感想いただいたので、お蔵入りしていたのを突貫で仕上げました。あまーい妄想を書き連ねたいという一心で書いているので、「そんな都合のいい話あるわけないだろ」というつっこみはお控えください。】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-26 22:57:35
7088文字
会話率:27%
田中が愛するものへの冒険物語
最終更新:2020-05-21 10:44:39
6945文字
会話率:10%
遠い昔、ある村に一人の少女がいた。
彼女はある理由から、笑顔を失い、両親も失くし、唯一の友達である黒猫のサンテリオンと共に生きていた。全てに絶望していた彼女だが、自分が昔から持っていた不思議な力の秘密、そしてサンテリオンの秘密が明らかになっ
た時、彼女を巡る世界は暗闇から解放されるのか?
※少し流血シーンがありますが、わりとあっさりしているので、R15に指定しました。欝々してしまう話なので、落ち込みやすい方はご注意ください。
エブリスタさんにも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-27 17:39:54
17685文字
会話率:28%
合わない上司と激務に追われ続けて欝(うつ)気味のある人のお話です。
最終更新:2018-11-24 08:00:00
2327文字
会話率:0%
もっと熱くなれよ!!
頑張れがんばれ!! やれるやれる!!
どうして諦めるんだ!!
頑張れがんばれ!!
最終更新:2018-04-03 15:57:30
1439文字
会話率:8%
必死で自分の運命に抗ってきた。全てはこれから良くなっていく。
そう思っていた矢先に爆発事故に巻き込まれた、琥珀。今までの人生が無駄になるはずだったが、異世界でもう一度動き始める。けれどそれは前にもまして残酷な運命で。
かなり酷くて辛い話に
なります。描写も生々しい物が多いので、苦手な方はご遠慮ください。
遅筆ですので、ゆっくり更新になります。
別のサイトでほぼ同じ題名があったので、変更しました。
異世界転生パラダイムシフト→凶ツ転生(2017.12.23)→君達の幸せが僕の幸せと同じとは限らない(2018.02.02)
たくさんあるので、題名が被るとかありがちですね。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-02 03:55:26
23129文字
会話率:25%
自分が体験した出来事のエッセイです。老人介護や役立って欲しいことなどを書いて行きます。でも介護については欝展開してしまうかも、しれません。よろしくお願いいたします。嘘やでたらめは書きません。
最終更新:2017-10-14 15:40:48
1244文字
会話率:0%
ありきたりな欝話
フィクションかノーフィクションかは
神のみぞ知る
最終更新:2017-10-01 22:50:04
2580文字
会話率:56%
何気無く、それと無い日のこと。
いつも通っている副業に情報屋を営んでいる酒場のマスターに聞いた話だ。
「時にギャレン君。パンドラの花を知っているかい?」
「なんだよそれ」
「ある日天から降り立った少女が持っていた箱に入っていた種から咲いたと
される花さ。」
「ふーん。でそれがどうかしたのか?」
「それで、この花についての伝説があってね。」
「伝説?」
「この花に関わった者は不幸を超える不幸に見舞われ、欝になり、最終的に死より恐ろしいことになる。っていう伝えさ。それで、最近ここら辺のどこかにその花が咲いたらしくってね。この噂が広がった瞬間ここ一帯大騒ぎになって、そのパンドラの花を探そうっていう輩も出てくる始末さ。」
「パンドラの花ねぇ。」
「なんだい、別にって感じだね。」
「いや、そんな大それた事急に言われても信じられる分けないだろ。悪魔で噂だろ?嘘だ嘘。こういうのは鵜呑みにしたやつが痛い目みる。」
この時の僕はこの話を全く信じていなかった。だが今では過去に戻ってこの時の僕を殴りたいと思っている。タイムパラドックス承知で殴って蹴ってなぶり殺したい。
ホントに。
何故なら今この瞬間、
その不幸に見舞われているからである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-19 21:40:15
500文字
会話率:63%