連続して発見される首無し死体。現場と死体の状況から、探偵はギロチンが凶器に使われたのではないかと推理するが、ギロチンの他に首までもが現場から持ち去られた理由が分からない。警察の捜査でひとりの容疑者が浮上するが、その容疑者には鉄壁のアリバイ
があって……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-23 20:00:00
11607文字
会話率:73%
真夏のある日、新潟県阿賀町国道の隅で人間の生首が発見された。連日の猛暑の中放置されていたためか首は腐乱しきっており、さらに野犬に食いちぎられたと思われる傷跡も散見された。さらに国道脇道を入った先にある小屋の近くに、ぞんざいに埋められていた
首無しの胴体も発見された。
切断された首と胴体が早くも発見されたかに思われたが、検屍した医師は、「首と胴体は別人のものなのではないか?」と疑問を口にし、DNA鑑定が行われることになった。
果たして首と胴体は別人同士の組合せだった。もうひと組の首と胴体はどこに消えたのか?
素人探偵安堂理真(あんどうりま)が推理を巡らせるが……。
「カクヨム」にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-23 21:00:00
51991文字
会話率:53%