侯爵令嬢のポーリーンは、第二王子の望まれない婚約者だった。
だからようやく想い人を解放したのに、今更になって『本当は好きだった』と復縁を懇願されてしまう。
――これは拗らせた元婚約者に振り回されたポーリーンが、平穏と幸せを手に入れるお話。
※R15は念の為折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 12:39:26
15148文字
会話率:13%
高校生時代、たまたま立ち寄った教室で、幼馴染とその女友達が自分の陰口を叩いているところを見てしまった文緒。
ショックを受けつつも、自己評価の低かった文緒は特に疑問を持つ事もなく教室から離れる。その際、幼馴染に文緒の去っていく姿を見られて
いたとは知らずに。
それから十年後、文緒は同窓会で来ていた居酒屋で、たまたま一人になったところを幼馴染の浜崎ゆかりに呼び止められる。
そこで文緒は、過去に陰口を叩いていた事への謝罪と「本当は好きだった」と衝撃的な告白をされて──?
*カクヨムにも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-25 12:00:00
8184文字
会話率:52%
男爵令嬢と浮気して蔑ろにするから私から婚約解消してすっきりしてたのに、元婚約者の王子がいきなり家にやってきて婚約解消したことに文句言うわ、私のことが本当は好きだったとか言うわ、あれは浮気じゃなかったとか言うわ。なんだこいつ。だったら最初から
そういう態度しろよ。お前のせいで私は皆から軽く見られて自国の友人ゼロのぼっちなのに。今更好感度無のお前に何を言われたって、もう遅いわ。帰れ。
■全3話。7時、12時、17時更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-27 17:00:00
6017文字
会話率:8%
オーレリア・ベルジュ公爵令嬢。
彼女は生まれた頃から王妃となることを決められていた。
その為血の滲むような努力をして完璧な淑女として振舞っている。
けれど婚約者であるアラン王子はそれを上辺だけの見せかけだと否定し続けた。
つまらない女、笑っ
ていればいいと思っている。俺には全部分かっている。
会う度そんなことを言われ、何を言っても不機嫌になる王子にオーレリアの心は次第に不安定になっていく。
そんなある日、突然城の庭に呼びつけられたオーレリア。
戸惑う彼女に婚約者はいつもの台詞を言う。
「そうやって笑ってればいいと思って、俺は全部分かっているんだからな」
理不尽な言葉に傷つくオーレリアの目に咲き誇る白薔薇が飛び込んでくる。
今日がその日なのかもしれない。
そう庭に置かれたテーブルの上にあるものを発見して公爵令嬢は思う。
それは閃きに近いものだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-07 12:35:35
3120文字
会話率:24%
俺の家の隣にあった工場が閉鎖され、解体された後にアパートが建った。ある日、俺はそこに住む一人の女性に声を掛けられた。そいつの名は春香。俺が小学生だった頃の友人の妹であり、俺とよく遊んでいた。春香とは実に十五年振りの再会となった。
俺は春香の
アパートに誘われた。そこで俺は、春香の俺に対する思いを知ることになったのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-20 07:11:05
4777文字
会話率:61%