両親から海外旅行のお土産で送られてきていた《Magic or Sword ; β》という一冊の本。
表紙を開くと、元々の送り主からのメッセージが印字されていた。
――愛するこどもたちへ
一つ、チュートリアルは飛ばすな!
一つ、火気厳禁!
一つ、存分に楽しめ!
「……本なのにチュートリアル?」と疑問のまま進めると、出入り可能な本の世界への入口だった。
ネット検索すると本の情報はないが、Magic or Sword ; β1.0という名前で十年前にネットゲームで公開されていた。また、近日中に大手ゲーム会社よりVRMMOとしてβ4.0へ大型アップデート&イベントスタートするらしい。
勝手に設定されたアバターのうさぎは何を意味しているのか――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 20:20:27
13541文字
会話率:33%
小さい頃から聞かされてきたこの神社に伝わる巫女様伝説。
その神社の一人娘である久遠和葉は、ある日祖父に蔵の掃除を頼まれる。
蔵で一冊の本を手に取ると、和葉はその本の世界へ誘われてしまった。
目が覚めると、そこは知っているようで知らない場所
。
そして、和葉を待ち受けていたのは大昔に終わったはずの戦い。
和葉は、そこで様々な思いを抱えている協力者と出逢い、彼らと共に世界を救うべく旅に出る。
彼らの抱えている思いとは―――?
和葉は協力者と共に苦難を乗り越えることができるのか?
そして元の世界へ戻ることができるのか?
彼らの心を救い、彼らと共に世界を救おうとする一人の少女の物語――――――。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 10:20:00
84969文字
会話率:64%
私は何十回、何百回と読み込んだ大好きな本の世界へと転生してしまったらしい。
「やったー!!」
と、歓喜したのも束の間、登場人物たちの自分に対する態度に違和感を覚えた。
「初対面なのにその態度、失礼じゃない?」
どうやら物語の
悪役令嬢が転生者で、幼少期から登場人物たちとの関係改善&断罪ルート回避の行動をとった結果だったようだ。
「でもさ。私、何にも悪くないのに……いったい何なの?」
勝手にビビリまくる悪役令嬢にも、それを鵜呑みにし決めつけて、必要以上に冷たく接する登場人物たちにも腹が立ってきた。
「そんな奴ら、こちらから願い下げよ!!」
邪険に扱うなら無視するまで。もともと登場人物全員から好意を寄せられるなんて面倒くさくてかなわないと思っていたし。
私は“たった一人の人”に想われたい。
物語で私と結ばれるはずの王子は、今や婚約こそしていないが悪役令嬢を大切にしているようだし、最初から警戒心丸出しの態度に好感なんてあったもんじゃない。その取り巻き然り。こちらこそ興味ないわ。
こうなったら、物語と関係のない“たった一人の人”を探してやる!
主人公チートを振りかざし、物語と違う人間関係を作り上げていこうと思っていたのだが……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 07:03:14
146739文字
会話率:36%
「未完の冒険譚」と呼ばれる不思議な本。冒険者たちは本の世界に入り込み、「完結」を目指す。本は世界中に散らばっていて、「鑑定士」によってランク分けをされている。最高ランクの「未完の冒険譚」を攻略し、「完結」させることは、冒険者の誉である。
冒険者に憧れる少年、ライム。彼もまた、いつか「未完の冒険譚」を「完結」させることを夢見ている。故郷を立ち、国一番のギルドである「竜の筆」に入会し、仲間を集めていざ本の世界へ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 20:52:44
103357文字
会話率:44%
もしも、本の世界に入ることが出来るとすれば――
あなたの描いた物語の結末を変えますか?
就職するのか、執筆活動に本格的に時間を割くのか。
将来の進路悩みながらに日常を過ごしていた大学三年の冬。
気分転換で外出した先で突如として現れた、小さ
な小屋が運命を変えた。
本を嗜む美少女と、物語の世界に入ることが出来る謎の機会。
そして蘇る幼き日の物語――
「無限の本の世界へ――」
様々な物語の中を旅するタイムトラベル作品!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-27 10:54:59
101449文字
会話率:44%
見渡す限りの無数の本。宙に浮かび上がる本棚。
そんな空間で藍沢清香は目にハイライトが無い美女ハクレイと出会う。
ここは世界の狭間にある幻想図書館。
「アイザワ・キヨカ。貴方はこれからストーリーテラーとなって頂きます」
何もわからない状
況の中、清香はぶっきらぼうなクソ上司レイドと共に1冊の本の中へ入り込むことになる。
「幻想図書館には無数の本が存在するがそのほとんどは未完結で止まっている。俺達ストーリーテラーは本の世界へ降り立ち、物語の完結へ導くんだ」
これは独りぼっちだった清香がストーリーテラーとなり、クセの強い登場人物達と共に未完結から完結へと執筆する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 21:10:00
65872文字
会話率:56%
此処はありとあらゆる存在の人生をまとめた本を集めた図書館、「異世界図書館」である。
此処にいる司書が、皆様の為に本の世界へ案内してくれるようです。
貴方も是非、色々な世界を覗いてみてはいかがでしょうか?
ご来店お待ちしております。
最終更新:2025-03-15 18:01:11
7829文字
会話率:36%
存在を忘れられる少女は少年と出会い、とある本に載っている『アルマ』という武器を集めるために本の世界へと飛び込み、出会いと別れ、そして再会する。
※短編「少年と少女の話」の連載版です。
不定期更新です。
最終更新:2024-07-02 23:18:37
28750文字
会話率:39%
地球ー日本にて、18歳の若さにて死亡した専門学生、アキ。実は彼は、その世界の主神の子供だった。
トラックに轢かれたその時に、親である主神が徒歩でやって来て(そう、徒歩で。大事だから2回言うよ!?)、「お前は死んだ。死んだら魂がさまようか、
転生まであの世で快適に暮らすかだが.......お前は無理だ。」そう言われた。
彼は言った。いや、死んで口が開けなくて心で話した。
(え。なにそれ。俺無宗教だから極楽浄土のハーレム世界に行けないって事?)
「違う。お前はこの私の息子として、力を上手く使う為に修行してもらう。」
(は?)
「お前から奪った力を戻そう。やりたい様にやって構わん。パラレルワールドが無数に存在する物語なのだから。」
(は?)
「私も忙しいのでな。もう行け。」
ーーーそうやって彼が知る本の世界へと飛ばされた。
そこで物語が終わるまで、彼はその物語の中で過ごした。
月日は流れ。
ーーー最早彼自身が知らない無数の本の世界へ、物語が終わるとまた新たな物語の世界へと飛ばされていた。
「......この修行と称した転移、いつまで続くわけ?」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-28 00:53:53
113974文字
会話率:47%
町の図書館で借りた本に挟まっていた魔法の栞によって、本の世界へと行くことが出来るようになった主人公は、未完成の遺作の小説を冒険し、小説の中で物語を完結させるべく既刊されている巻数を順番に解き明かしていく。巻数をクリアする毎にその報酬として使
える魔法が増えていき、第3巻までをクリアした現在、使える3つの魔法セーブとロードとリセットを駆使し、今、第4巻目の冒険が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-02 20:46:21
121012文字
会話率:61%
「こんなモブキャラ人生、まっぴらごめんだ!」
事件に巻き込まれて死んだ少年は、死者が集う世界『エリュシオン』へとやってくる。
なんと、そこは来世の『運命(ストーリー)』を、自分が思い描くものとして書ける世界だった!
だが、『運命』を書くた
めに特化したその世界は、普通ではなかった。
大地も水も植物も、すべてが“文字”でできた世界。
“文字”を書けばその意味が現実となり、書物を読めば本の世界へと入り込める『文字の魔法』のある世界。
「この世界では、文字は魔法だ。それをどう書き出し、どう読み取るか――
つまり、文章を書く『筆者』と文章を読む『読者』をどう捉えるかで、使える魔法が決定される。」
人々は特殊な力と制約を持つ『筆者』と『読者』に分けられ、来世の人生を綴る『白紙の書』を求めて旅に出る。
「筆者、それは幸福を知らせる者。幸せの青い鳥だ。」
「読者、それはわたしにとって、世界を知る偉人たちなのです!」
「筆者、それは人の心を掻き乱す、悪魔だ――」
「読者、それは文字の海を旅する船乗りなのさ!」
そして、少年に神は問う。
――答えよ。おまえは『筆者』か『読者』か、どちらを選ぶ?――
―――お知らせ―――2020年8月14日記述
◆この作品は週1回更新のスケジュールで動いていますが、都合により変更する場合があります。
◆この小説は諸事情からプロローグから第22話までは“再投稿”という形になっています。
詳細は1/04日の活動報告をご覧ください。
◆1話辺りが基本4000字になっており、かなり長編の作品になりますので、
気長にお楽しみいただければと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-05 18:00:00
148989文字
会話率:45%
私は本を読んで納得のいかない結末だった。
そんな本の世界へ入りお姫様になった私は可哀想なドラゴンに出会う。
まるで自分に似ている、ドラゴンを助けたのに物語は終わらない。
私とドラゴンの物語の最後はハッピーエンドが鍵だった。
最終更新:2020-10-17 07:05:21
3762文字
会話率:26%
あらすじ(ネタバレ)です。
この作品は二次創作そのものを題材としています。
そのため作中に「作者の発言」が出てきますが幸太郎丸の発言ではありません。
「ももたろう」「シンデレラ」の二次創作を含みます。
主人公以外の登場人物が「本の世界へ転移
」しています。
鈴木華和は会社員である。昼休み、同僚が会話の話題として「シンデレラ」事件を語る。会話の流れでスマホで「シンデレラ事件」を検索し、事件の被害者にある共通点があることに気付く。そして口走ってしまうのだ
「どうしてこうなった」と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-21 22:21:30
246文字
会話率:0%
絵本作家は、大変ですね!
キーワード:
最終更新:2020-05-12 19:52:55
376文字
会話率:24%
ぼっち文学女子高生の金森飛鳥は図書室で神城拓也と出会う。飛鳥は拓也に1冊の白い本を手渡される。拓也から手渡された白い本により飛鳥は本の世界へに転移してしまう。これは飛鳥と本の世界の恋愛物語。
最終更新:2020-03-30 16:00:00
12409文字
会話率:46%
ある町にある本屋さん。
その本屋さんには色のない真っ白な本だけが並び、そしてたくさんの本が意思を持つように飛び回っています。
そんな本屋さんを営む男は、毎日楽しそうに、真っ白な本に色がつくのを待ちわびる。
ある日、素敵な色がつくはずの
本が泣いていた。
その原因を探るため、笑って素敵な色を付けるため、本の世界へ足を踏み入れてみた。
そこで店主が見たものは、優しい少女の悲しくも素敵な最後の日だった。
いろんな人の素敵な話を、素敵な本として残す。
不思議な白い本屋さんの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-29 23:00:00
56694文字
会話率:42%
『西の賢者』であるワイズは死んでしまった。
しかし、天使であるルシフェルによって魔王討伐の功績を認められたお蔭でどんなスキルも武器も手に入れられることになった。
だが、戦いに疲れたワイズが選んだのは平和な世界へ異世界転生することだった。
そ
の結果――現代日本の世界へ転生することになったワイズは、西野賢人という新たな名前と人生を歩むことになる。
そうして平穏な毎日を過ごすだけの高校生ライフだったのだが、なにやら不穏な事件が周りで起こるようになって――。
現代日本を舞台にした転生バトルローファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-02 23:55:22
103813文字
会話率:39%
主人公の代美は心が読める事で人間不振。彼女の前に本精霊が現れる。本の世界に入り美しい心を見る。
最終更新:2017-12-11 00:16:52
3445文字
会話率:58%
ある日、友達と図書館へテスト勉強をしに来た少女はそこで【光る本】を見つける。水色に光る本は、タイトルも著者も何も書いてない本だった。少女は吸い寄せられるよう、本の世界へ舞い降りる。
知らない世界で、言葉が通じない。そして男達から追われ逃げ続
ける。それが少女の精神に深い傷をつけ…“記憶”を失ってしまう。
少女は、とある洋服店の店主に助けられた。その後“娘”として【洋服屋ミュゲ】の看板娘【シャーナ】となる。
シャーナは店に現れたら騎士のハルウェルに、いつしか恋を抱き始めるが…王女エザベラもまたハルウェルに恋をしていた。
本の世界に喚ばれた真実、少女(シャーナ)の恋の行方は━━━━…
『魔術師王子』に『嘘クサ王子』や敵対している国の『暴君王子』までシャーナを取り合う事に…?!
果してシャーナは誰と恋に落ちるのか━━…
※冒頭は、恋の絡みがありません。じれじれゆっくりストーリーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-27 02:35:54
73510文字
会話率:41%
普通の女子高生が本の世界へ入ってしまった?!
元の世界に戻る方法を探す主人公。
果たして無事に元の世界に帰ることができるのか。
最終更新:2017-05-05 18:30:52
1907文字
会話率:57%