「アリシア・ナイトロード、よくも未来の婚約者となるリリス嬢に酷い仕打ちをしてくれたな。公爵令嬢の立場を悪用しての所業、この場でウィルフリードに変わって婚約破棄を言い渡す!」
「きゃー。スチュワート様ステキ☆」
本人でもない馬鹿王子に言いがか
りを付けられ、その後に起きたリリス嬢毒殺未遂及び場を荒らしたと全ての責任を押し付けられて、アリシアは殺されてしまう。
全ての元凶はリリスだと語られたアリシアは深い絶望と憤怒に染まり、死の間際で吸血鬼女王として覚醒と同時に、自分の前世の記憶を取り戻す。
架橋鈴音(かけはしすずね)だったアリシアは、この世界が、乙女ゲーム《葬礼の乙女と黄昏の夢》で、自分が悪役令嬢かつラスボスのアリシア・ナイトロードに転生していたこと、もろもろ準備していたことを思い出し、復讐を誓った。
吸血鬼女王として覚醒した知識と力で、ゲームで死亡フラグのあるサブキャラ(非攻略キャラ)、中ボス、ラスボスを仲間にして国盗りを開始!
絵画バカの魔王と、モフモフ好きの死神、食いしん坊の冥府の使者、そしてうじうじ系泣き虫な邪神とそうそうたるメンバーなのだが、ゲームとなんだかキャラが違うし、一癖も二癖もある!? リリス、第二王子エルバートを含むざまあされる側の視点あり、大掛かりな復讐劇が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 19:10:00
119109文字
会話率:43%
ソフィア・テイラーは非情な令嬢である。
そんな噂が流れたは、ある夏のことだった。
しかしそれは根も葉もない噂で、犯人はいつも絡んでくるリリス・エイプリルだと睨んでいた。
なぜなら、彼女の未来の婚約者だと言われているエリオットとソフィアは同
じ絵画部で、仲が良かったのだ。
エリオットと仲良くしようものなら、リリスはすぐに睨みつけてくる。
そんな中、ソフィアの家が大変なことになる。
仕事のトラブルで経営がままらなくなり、学園を辞めるしかない状況に追い込まれる。
悲しむソフィアだったが、学園を辞めるなら最後にリリスにガツンと言ってやろうと決意するが――。
ハッピーエンド&どんでん返し&微ざまあ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-14 21:02:14
4041文字
会話率:49%
「道化よ。我が娘を笑顔にするのだ。失敗すれば、国外追放……いや、断頭台に並ぶ事となるぞ」
たいそう可憐な王女がおりました。名はサーシャといい、勉学に優れたとても大人しい娘で、将来を期待されていました。しかし、彼女が12の歳に不治の病にか
かってしまいました。病の発作は呼吸を止め、声を止め、果ては100回発作を起こせば死んでしまうというものです。
王は王女の病の進行を止めることが出来ませんでした。せめて、最期くらい笑顔で天国へ行って欲しいと思い、仕事を果たせなければ、追放どころか、処刑することを条件に道化を呼びました。
道化は、王女との対話を通して、王女の本当の望みを知るのでした。
道化は、いったいどのようにして彼女を救うのでしょうか。
身分も歳も越えた恋の前日譚。
心を広くして読んで頂けると幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-15 22:01:32
3410文字
会話率:45%
【8月4日最終話予約投稿済】妾の子だったメアリーは、同じ年に王太子が産まれたことで、未来の婚約者になるべく公爵家で教育を受けていた。家では公爵の期待と、公爵夫人のいじわるに耐える日々、ストレス発散のため街へ遊びに行っていたメアリーにはエドと
いう男友達がいて、メアリーは彼が好きだった。婚約者候補が一堂に集められ見定められることになる。メアリーはエドに好きと伝え、しばらくこれないけど帰ってきたら告白の答えを聞きたいと別れた。
他の婚約者候補たちの容姿や能力が素晴らしく、特徴のない私が選ばれるはずはないと安心していたのもつかの間、選ばれてしまい絶望するメアリー。平民の彼にちゃんと謝って、さよならをしようと、勝手にメアリーは抜け出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-04 21:09:39
30687文字
会話率:35%
片田舎の歯医者で働く、どこにでもいる様な男――大葉守。
彼が召喚された異世界は、虫歯で悩まされている異世界だった。
故に守は正確無比な技術を持って歯を治療し、正しい口内知識を伝えてゆく。
そして未来の婚約者を弟子に取り、異世界での生活を送
るのだ。
――これは、神からもらったスキルもチートも無い。守の持ち込んだ現代技術が主体の物語。
生活の中ではいろいろなことがあり、守は悩みなどする暇もなく忙殺されてしまうが、楽しい日々を送っていく異世界ファンタジー。
歯の知識が身につく、異色の職業物ファンタジーである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-08 23:38:12
38988文字
会話率:34%
リュリアーナはある日突然、前世の記憶を思い出し、この世界が前世で最後にやっていた乙女ゲームの世界であることに気が付いた。
そして2年後の社交界デビューで第一王子の婚約者になることも思い出したリュリアーナは、自分がヒロインを虐めぬく悪役令嬢
だと知り、しかも国外追放もしくは処刑ルートにたどり着くことも思い出す。
国外追放も処刑も冗談じゃないわ!!
第一王子だろうと第二王子だろうと攻略対象になんてまっっったく興味ありません!
だって、私が好きなのは魔王の息子なんだもの!!
なんとかするための計画を練らなくちゃ!!
2年後の社交界デビューまでに魔王の息子を口説き落として、さらに未来のルートも回避するわ!
魔王の息子とイチャイチャな未来を実現するために、時には好きな人に振り回され、弄ばれながら奮闘する物語です。
※スロー更新なので温かい目で見てくださると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-14 08:26:38
29990文字
会話率:23%