1976年7月21日、デタントの象徴であるアポロ・ソユーズテスト計画成功1周年を記念するソビエトの軍事パレードで突如クーデターが発生、デタントを進めたレオニード・ブレジネフが殺害され対米強硬派の軍部が政権を奪取したことで米ソ冷戦は緊張緩和か
ら一転し激化、それに伴い宇宙開発競争も再燃した。
ソビエトの月面着陸、アメリカの火星有人飛行計画発表、両国の恒久的な有人宇宙ステーションの建設運用、更には月面基地の建設。
宇宙は新たな冷戦の最前線となった。この競争を越えた宇宙開発戦争(SPACE EXPLORATION WAR)はどのような結末を迎えるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 15:53:12
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会話率:36%
時は2080年。地球温暖化に伴いとうとう人がまともに生活できる温度を超え、日本でも日中は冷却機器がなくてはならない存在となっていた。
生活インフラが大量にエネルギーを必要とするようになった結果、地球のエネルギー資源も枯渇の一途を辿る状況と
なった。
地球のエネルギー資源枯渇の対策として、世界各国は月に存在する資源に目をつけ、多額の投資の元、宇宙開発が活発化していった。宇宙開発は無人探索機を基本としていたが、副産物的に人を乗せた有人飛行の技術も確立され、国の公共事業として月面旅行といった娯楽文化の立ち上げが計画されつつあった。
その最中、訓練を受けていない一般人を含めた、月面ツアー第1弾が宇宙開発の最先端にあった日本で秘密裏に行われることが決定した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-23 13:01:02
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会話率:33%
火星有人飛行の成功から100年後、新しい宇宙計画が持ち上がった。
その名もナンバーワンプロジェクト。
各国から地球で一番の製品を集めて宇宙船を作るという計画に日本人たちは不安を覚える。
衰退した今の日本がナンバーワンプロジェクトに参加できる
だろうか。
その不安は意外な形で裏切られることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-01 01:52:56
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会話率:17%
拙著「マイネル ダートンの功績」のマイネルのモデルとなる人物についての紹介。
日本初の有人飛行を成功させた江戸時代の備前の鳥人の話
最終更新:2022-09-08 19:57:44
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中学生の少女、水野新は、ある日、月に行ってみたくなった。
最終更新:2020-08-31 01:11:49
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