「セルミヤ・ラインレッツ。ルボワ王国第2王子アレックス・ファーガンの名において、貴様に婚約破棄と国外追放を命じる! 俺の決定は絶対だ。セルミヤ、俺が誰なのか答えてみるがいい」
「…………」
(……権力を鼻にかけた史上最悪の恥知らず――アレ
ックズ・ファーガンろくでなし殿下です)
侯爵令嬢セルミヤは、王国ルボワの王子から婚約破棄される。そして、転移魔法によって追放された先は、魔物の群生地帯ウルナー山脈中央部の山だった。
遭難中に出逢ったのは、白皙の美貌を持つ男、アドルフ・シュグレイズ。彼はこの危険な山奥の家で生活をしているという。
かつて彼は、帝国エルシアで、史上最年少にして帝国軍の副総長を務め、『美しき英雄』と名高い世界最強の魔術士だった。――しかし、彼は1年前から失踪中だったはず。一体どうしてこんな場所に身を潜めて暮らしているのか。
謎だらけのアドルフだったが、他にセルミヤには行くあてもなく――ここに二人の同居生活が始まる。
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★天才魔術士×追放令嬢
有能副総長閣下とちょっぴり天然令嬢の、ひとつ屋根の下の年の差ラブストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-24 13:04:09
97056文字
会話率:48%
フォーン家三男のクリスは、将来を期待されていたのに無能に育ってしまう。
ついたあだ名は『でくの坊』。あまりの無能ぷりに、たった十二才で廃嫡されてしまった。
そんなクリスは書庫で不思議な魔導書を発見する。
それはパラメーターを調節し、
様々な魔術の改造使用を可能とするものだった。
かねてより魔術に興味があったクリスは、これに興奮。様々な魔術を改造し、次々と使用していく。
自由気ままに創作魔術生活を送るクリスに、次々と難題が降りかかる。
だが、クリスは気付かない。
気付かぬまま、何故か問題を解決させてしまう。
この物語は、いずれ英雄と呼ばれる子どもの、勘違いサクセスストーリーである。
※本作はカクヨムにも同時投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-16 18:00:00
181234文字
会話率:30%
主人公シルヴィスは最強の敵と戦っていた。
相手はヴェルティアと名乗る美の結晶のような容姿を持つ少女。
戦いは一進一退で拮抗していた。
しかし、両者の戦いは二人の思いもよらない形で終わる。
シルヴィスが突如姿を消したのだ。
シルヴィスは異世界へと召喚されてしまったのだ。召喚の途中でシルヴィスに入ってこようとした異物を察知したシルヴィスはこれを排除することに成功するが、このとき入ってこようとしていたものは神が与えようとした祝福(ギフト)と呼ばれるチート能力だったのだ。
チート能力を拒否したシルヴィスの無双劇が膜を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-18 13:00:00
626281文字
会話率:58%
村娘フェルは冒険者に憧れる少女。だが家が貧乏な為、冒険者学校に入る事が出来なかった。
しかし村を訪れた魔術士に見込まれ、初級魔術書をプレゼントされる。彼女は独学でそれを全てマスターし、成人後に念願の冒険者となった。
その後ギルドで幼馴染
と再会したフェルは彼のパーティーに入るが、そこらが地獄だった。
幼馴染はフェルの出身村の領主の息子。素直で純粋なフェルを昔からいじめていたのだ。その延長で無理難題を押し付けられ、フェルは衰弱して行く。
「二十四時間、ずっと護りの魔術をかけ続けろ」
その言葉に素直に従っていたフェルは眠る事も出来ず、戦闘でも力を発揮出来なかった。
「この役立たず! お前なんか追放だ!」
追放されたフェルは、「これで眠れる」と喜んだ。しかも、フェルの実力を陰ながら評価していたギルド最強パーティーに誘われ、そのリーダーに任命されたのである!
ゆっくりと睡眠をとったフェルは、仲間達が震えるほどに最強だった。
そしてフェルの抜けた後の幼馴染のパーティーは当然のように落ちぶれ、ドン底まで落ちて行くのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-24 16:23:24
2858文字
会話率:54%
世界最強魔術士と謳われる老人に森の中で二人の兄弟が拾われる。
前世の記憶があり、魔術が使え何でもできる兄シリウスと、前世の記憶なく魔術が全く使えない弟アキレス。
「兄さんは魔力がある。兄さんは魔術が使える。兄さんは天才で何でもわかる。
僕
は魔力がない。魔術は使えない。兄さんと比べればすべて平凡以下になる」
これはそんな彼が奮闘し、様々な人物と出会い、成長し自身の幸せを掴みとる物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-30 02:59:55
2741文字
会話率:54%
【第六回ネット小説大賞受賞、2019年1月宝島社より第1巻発売】
中年教師の間藤未来生は妻と娘を殺した犯人を突き止め復讐した日に天罰が下って死亡する。
但し、その精神は見知らぬ世界に飛ばされ、リカルド・ユニウスという少年に乗り移った。
その見知らぬ世界は『天神族の遊び場』と呼ばれ魔獣や魔術が存在していた。しかも人間は初めて魔獣を殺した時、神の恩恵を一つ貰える世界だった。
恩恵は五つの中から一つを選択する方法で与えられる。しかし、リカルド(間藤)の場合には六番目の選択肢が現れた。
この物語はリカルド(間藤)が魔術士としての道を選び、成長していく物語である。
世界観や設定が固まったので、書き溜めていたものを投稿します。更新は不定期になります。
感想は喜んで読ませて頂きますが、時間の関係で全部に返事が出来ないと思います。ご容赦下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-02 18:00:00
1242769文字
会話率:42%
「アライズ。お前には何の才能も無い。史上最低の出来損ない魔術士だ」
魔術士養成所の卒業式にて、そう告げられたのは〝補助魔法しか使えない〟魔術士の青年アライズ。彼は最低評価Eランクとされ、同期のSランク卒業生達から馬鹿にされながら卒業。その
後『補助専の無能』という異名を付けられ、働き先のパーティメンバーから虐められ暴行される日々を送っていた。ある日、ダンジョンにて凶悪なモンスターに襲われたパーティメンバー達は彼1人を囮にして、その場で追放し逃走。窮地に陥ったアライズは突如現れた女性に助けられ「キミ、凄い才能があるわよ。私が鍛えてあげる」と告げられる。その女性の指導の元、ダンジョン内にて特訓を繰り返した結果【リミッター解除】に成功……〝神の規律を逸脱した者〟となったアライズは【規格外の補助魔法】を使ってダンジョンを見事クリア。その後、彼は仲間を集めつつ『超万能術』へと進化した補助魔法で成り上がっていく。そして、アライズは自分を見下していたSランク魔術士達を完璧に圧倒する『最強魔術士』となるのであった。
一方、アライズを虐げて捨てたパーティメンバー達は因果応報の報いを受け、追い込まれる……さらに、その被害はギルド全体にも及んでいき取り返しのつかない事態となっていくのだった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-21 23:41:13
84720文字
会話率:50%
この世界は魔法が使えるか否かで優劣が決まってしまう。
そんな中でEランクと最低ランクを付けられた少女達が一人の元最強?魔術士とともに学園のトップはたまた国を相手にし、自分たちの魔法を極めて強くなっていくのである。
最終更新:2018-05-09 22:39:06
912文字
会話率:35%