町を包んだ謎の濃霧。視界は消え、人も姿を消していく中、学校の体育館に避難した人々は、霧の中に「罪を嗅ぎ分ける存在」が潜んでいると信じ始める。中学教師・柴崎は、自殺した元教え子の幻影を霧の中に見ていた。やがて疑心と恐怖が人々の正気を削り、誰
かが「悪」を指さす。霧は晴れたが、罪は消えない——人間の正義と残酷さが交錯する、霧に閉ざされた短編ホラー。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-25 00:37:07
1107文字
会話率:17%
アケボノ村の警備をする少女リオンは、賢者の石を狙う錬金術師のチカゲを気にかけていた。皮肉屋なチカゲとたびたび衝突するリオンだが、だんだんと彼に惹かれていく。
一途なリオンはチカゲに想いを打ち明けるが、なかなか相手にしてもらえない。それでも夏
祭りや様々な事件を通して、少しずつ距離が縮まっていく。
そんな中、賢者の石を狙う男ビワや、謎の陰陽師が現れる。
やがてリオンは自分の出生の秘密にたどり着く。
石を巡る争いは帝都を巻き込んだ戦になり、ヒガンバナの庭の中、少女は剣を取り、走ることを決める。
これは一途な恋をする少女と、素直になれない青年の、一年を通した御伽噺。
※直接的な描写はありませんが、陰陽師が男色家なのでタグをつけておきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 00:10:00
30033文字
会話率:56%
大学生だった私は海で溺れ、生前読んでいた本の中の令嬢ジェシカに転生した。ジェシカは十歳になると、家族ともども殺される運命にある。なんとかこの運命を書き換えねば!
そんなある日、私は美しい少年リゲルと出会う。彼は男爵の下でこき使われる唄い手だ
った。彼と仲良くなった私は、幼いながらに約束を交わす。
「僕のこと、迎えに来てくれる?」
「約束する。迎えに行くわ」
そんな中、とうとう事件は起こってしまう。
訳あって、生き延びるため男装することを決めた私。
キザな仕立て屋に拾われたり、やさしい姫君に仕えることになったり、今度の人生は波乱万丈だ。
大きくなって再会したリゲルと、憎み合ったり、恋に落ちたり。
これは訳アリなツンデレ少年と、彼を愛した伯爵令嬢のおとぎ話。
甘くて切ない、愛の物語。
※作者比糖度高めです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-28 00:00:00
193166文字
会話率:47%
なんでも持っている王様は、ひどくわがままで残酷でした。
けれど、誰もが恐れる王様を、誰より想う者がいました。
白い小鳥は、一度殺されかけたのにも関わらず、王様にしつこく付きまといます。
「王様、お優しい王様」
そんな小鳥が大嫌いな王様と、王
様が大好きな小鳥の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-14 00:20:56
22915文字
会話率:29%
やっとの思いで学校を卒業して、なんとか小さい会社とはいえ就職もして、人生これからって思ったのに…。
死んじゃったことに後悔はない。
あの子が、妹のように可愛がっていたあの子が無事ならそれでいい。
と思ったらなんか私が私じゃない!
そもそもここどこなのよ!
誰これ?!セシル?私の名前?ちょっと可愛い……って、転生ポイントって何?
経験値1000倍とかなんてチート?
折角新しい人生、前より全然優しい両親にも恵まれたんだから楽しまなきゃ損だよね!
経験値1000倍のチートを生かしてどんどん強くなって、たくさん宝石手に入れて、いっぱいのキラキラに囲まれた生活を送ってみたい…。
そんなことを心の中で考えている女の子。
高望み?
いいえ、実現できる夢です!
そして、管理者の資格を得ていた記憶を無くしていることに気付くことはあるのか。
全てを思い出した時、彼女はどう生きるのか。
チートを手に入れて、常人からはかけ離れた能力に凹んだり調子に乗ったりしつつ、宝石いっぱい手に入れてデュフフとするのが大好きな主人公です。
たまに強敵と戦ったり、無双してみたりもしますがのほほんと宝石を堪能するのが一番好きなんですよ?
書きながら、展開も結末も毎日のように揺蕩っています。
大体週一くらいで更新できたらいいなと思っています。読んでいただける方は気長にお付き合いいただけたらと思います。
※たまに過度な表現をすることがありますのでR15もGLも保険ではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 00:00:00
2341022文字
会話率:39%
どこにでもあるような、あまりないかもしれない恋とその終わりのお話。
最終更新:2023-05-31 11:17:51
6738文字
会話率:43%
これは無自覚に最強の能力を得て、無自覚にモンスターっ娘ハーレムを築いていく男の子の話。
その第一歩。
神様から与えられた虫使いという能力。
気持ち悪いからと実家から追い出された少年は林の中で生活を始める。
あれ? 虫っていろんなことでき
るんだね?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-07 00:24:05
6214文字
会話率:39%
【作品紹介(ネタバレなし)】
退職して地元に戻った真白は、孤独な毎日を過ごしていた。
そんな彼女を支えていたのは、スマホの中で言葉を交わす友人「レモンくん」。
やがて新しい仕事にも就き、少しずつ未来が動き出した矢先、思いがけない真実が彼女を
待っていた。
新天地で出会ったのは、レモンくんに瓜二つの、どこか懐かしい影を持つ青年・朝陽。
彼との出会いをきっかけに、真白は過去と未来、そして自分自身と向き合っていく。
交差する記憶と心。すれ違いながらも繋がろうとする想い。
すべては、ひとつの「秘密」から始まった──
AIと記憶、そして人の絆を描いた、切なくも温かな再生の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 00:00:00
28385文字
会話率:26%
――あなたのためなら、僕はなんだってできる
故郷の魔法少女排斥から亡命することになった少女「フィン・メイフィールド」は、幼馴染の義姉である桃香の後を追って魔法少女養成学園である「皐月宮学園」へと入ることになった。
しかし、天才的才能を持
つ姉は常にスケジュールが埋まってしまい、連絡すらも取ることが出来ず、そのうっぷんを下らないいたずらで憂さ晴らしする日々を送っていた。
そんなある日、かつて任務の失敗で学園を追放された魔法少女「兵頭彩芽」が現れる。その任務に縁があったフィンは警戒するも、彼女は「桃香に会いたければ協力しろ」と言い出すのであった。
しかし、その任務はフィンにとってはあまりに精神的負担の大きい物であった――
正義が滅ぶことはあっても悪は滅びることはない。
「ただ、もも姉と一緒にいたい」
その願いだけを持つ純粋な少女に襲い掛かる、あまりにも過酷な運命の果てに待つ物とは――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 00:00:00
5104文字
会話率:16%
「申し訳ございません…っ!!手違いです!!」
異世界召喚による余波を受けて“手違い”で死んでしまった佐藤晴。あの世にも身の置き場がないらしく、異世界の女神による(半ば脅迫のような)説得を受けてスキル等を貰い受けて転生することになった。
転生
した彼が求めるのは平和かつ平穏な人生であったが周囲がそれを許さず……。
果たして彼は自分の望む人生を手に入れることができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 00:00:00
673158文字
会話率:39%
大学進学を控えたある日、主人公:鈴木龍太は友人からあるDVDを受け取る。その映像で恋人と友人の関係を知った龍太は、別れのメッセージを送った。気晴らしに出かけた龍太はそこで元友人たちと出会うと、目の眩むような光に包まれ気がつけば異世界にいた。
無能であったことで龍太は召喚された城から出され、一人で生きていくことを決意する。
そして力を蓄え、旅に出た先で、彼は運命と出会う。
傷付き、孤独と絶望に苛まれた彼を待つ運命とは……。
※気まぐれ更新
※細かいこと考えずにゆるっと読んでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-25 23:23:44
32794文字
会話率:33%
本人はそこまでとは感じていないものの、崎守宵月という少女は家族に虐げられながら生活を送っていた。
そんな彼女はある夜───
黄金色の美しい狐の神様に出逢う。
神様×女子高生の異類婚姻譚。
最終更新:2022-07-08 14:30:59
26427文字
会話率:24%
1988年冬。同志社大学文学部に通う一回生・中田晴人(ナカタハルヒト)は、信州・志賀高原へのスキー旅行の帰り道、軽井沢にある老舗の蕎麦屋に立ち寄る。
蕎麦の香りに誘われるようにして出会ったのは、店でアルバイトをしていた、年齢不詳の少女・舞子
。癖っ毛をポニーテールに束ね、真冬でも短パン姿で、革リュックには文庫本と猫のカリカリを忍ばせている。少し浮世離れしたその少女に、晴人はつい、自分の住所を箸袋に書いて渡してしまう。
翌週、舞子は本当に京都までやってきた。下宿の前で三角座りをして――何事もなかったように、彼の日常に入り込んでくる。
「三条の河原で、等間隔カップルを襲撃したい」
「川下りがしたい。今すぐ」
「普通じゃないたこ焼き、買ってきて」
舞子の気まぐれな“お願い”に翻弄されながら、晴人は京都の街を駆け回る。
学生アパート、鴨川デルタ、四条河原町、祇園宵山、送り火、銭湯、夜の北山カフェ……
大きな事件は起こらない。ただ彼女のいる風景だけが、すこしだけ、非現実。
昭和の終わり、青春のまぼろし。
もう戻らない季節と、消えてしまいそうな少女をめぐる、京都ノスタルジー幻想譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 23:58:15
155941文字
会話率:39%
「お前にはパーティーから抜けてもらう」
勇者パーティーから追放された魔術師、ルーファス。
しかし、彼の心は晴れやかだった。
追放されたことにより、好きな魔術を好き放題使えるようになったのだから。
故郷に帰ったルーファスは最愛の妹、ティナ、
幼馴染みのセラフィと再び冒険者を始める。
ギルドカードを更新したらなぜかSランク?
しかも、勇者たちが持っていた加護が全部ついている?
そう、彼こそが勇者パーティーの真の実力者だったのだ。
何かの不具合だろう、と特に気にせずにルーファス。急に龍が襲ってきたのでブッ飛ばしたら仲間になったり、ダンジョンの裏ボス倒したら超激レアアイテムゲット出来たりと楽しく冒険者生活を送っていた。
一方、主戦力を追放して弱体化してしまった勇者パーティーは賢者と名乗る女性を迎い入れる。しかし、彼女の加入によりパーティー内の人間関係が悪化していき徐々に崩壊していった。
※カクヨムでも投稿させていただいています。
※過去に別名義で書いていた作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 23:00:00
97776文字
会話率:34%
高尾山で立ち寄ったカフェにはつくも神や不思議なもふもふなムササビにあやかしがいました。
派遣で働いていた会社が突然倒産した。落ち込んでいた
真歌(まか)は気晴らしに高尾山に登った。
パンの焼き上がる香りに引き寄せられ『ムササビカフェ食堂で
ごゆっくり』に入ると、
そこは、ちょっと不思議な店主とムササビやもふもふにそれからつくも神のぬいぐるみやあやかしのいるカフェ食堂でした。
その『ムササビカフェ食堂』で働くことになった真歌は……。
よろしくお願いします。
エブリスタ、アルファポリスにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 22:57:25
95256文字
会話率:49%
ほのぼのしたギャグ路線の転生物を書こうと思っています。
よくあるニートが異世界転生したら?ってやつです。
それっぽく書いたら面白かったので載せてみました。
~ここからは作者の自分語りなので「お前に興味ないから!」って人はスキップで~
元々話を虚言癖が凄いので物語を捜索することは大好きでした。
ただ飽きっぽいのと頭が悪いので覚えてられなかったりw
人の小説はほぼ見ない「頭が悪くて読めない」ので、
文章能力も幼稚なので学生時代読んでくれた友達も解読に苦労していました…
最近はAiが発達して、私が言いたい事を綺麗にまとめてくれるんで、
仕事でも使ってるんですが、
「待てよ…これ、小説にも使えるんでね?」ってなり
私の落ち度の文章能力のなさが補填されて、書いてみようと思いました。
私はMなので、悪いコメントも全然OKです。
「何々のパクリじゃね?」「つまんな」とか書いてくれてもいいので、
是非読んでください。
面白かったら笑ってください。
面白くなかったら笑ってあげてください。
作者はニートではありませんが社内ニートで個人的に社会不適合だと思ってますので、普段みんなに合わせてるキャラと本音の自分。
周りの友達やパワハラ上司までモチーフにしています(笑)
※一応注意しますが元々ホラー専門で辛いことがあった際に、
うっぷん晴らしに小説を書くのが始まりで〔ろくでもない理由だな
残酷な表現や不快な表現をする可能性もあります。
そういうのが本当に無理な方は、やめといたほうがいいかもです。
今回はギャグ路線で行くつもりなので、よっぽど大丈夫だとは思いますが、一応忠告です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 22:55:57
47567文字
会話率:39%
現実の鬱憤を晴らすため、佐伯徹は超人気VRMMO『エリュシオン・オンライン』に降り立った。彼が選んだのは、人間ではなく“魔物”としての道。プレイヤー名アズールは、最弱のインプからスタートし、ソロプレイで人間たちを蹂躙することに歪んだ快感を見
出す。進化を重ね、オーク、トロル、そしてデーモンへ――。仲間は不要、慈悲もない。彼の目的はただ一つ、この世界の全てを侵略し、孤独なる“魔王”として頂点に君臨すること。これは、一人の男がVRMMOで絶対悪として名を馳せる、戦慄の侵略日誌である折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 22:00:00
197461文字
会話率:28%
黒髪ショートの平凡な見た目の桧山 晴(ひやま はる)にとって、ゲームは趣味であり自分を唯一開放できる場所だった。
ある日、彼の妹の哩夢(りむ)に変わりモノ乙女ゲームの攻略を頼まれる。
自分と違い、両親の愛を一心に受けて育つ可愛い(?)ゴスロ
リ女子の妹に思うところはあるが、ゲームに罪はないとほんの少しの報酬をもらい承諾する。
噂の超難易度ゲーム「精霊と恋するファンタジー ラブスピリット」通称、ラブスピ。
ハルはこのゲームの最難関と言われる土の精霊との恋愛エンドを目指して攻略を進めていくが、攻略途中で急な睡魔に襲われて眠ってしまう。
「え、俺まだ寝ぼけて……」
目覚めたハルが辺りを見回すと、そこは全く見知らぬ部屋の中。
ゲーム機や携帯もなければ、電気機器も一切見当たらない。
何事かと混乱して血の気が引いている最中にも関わらず、部屋の扉が叩かれる。
「ハルー! まだ寝てるの? 今日は種の成長を見てもらう日だよ。忘れちゃった? 精霊様たち、みんな待ってるよ?」
この甘ったるい声の持ち主は? 精霊様たちってどういうこと??
これってまさか……ラブスピ!?
訳も分からないままゲーム世界で出会った精霊たちに塩対応していたはずが、何故か気に入られてしまい――
突然乙女ゲームの世界へ放り込まれたハルは、無事に元の世界へ戻ることができるのか?
平凡男子がラブスピの世界で好感度最低値のままノーマルエンドを目指してコツコツ育成をしていただけなのに、気づいた時には超難易度イケメンから愛されて執着されちゃうラブコメファンタジーなお話です。
+++
※ムーンさんで投稿している同名のお話の全年齢リメイクバージョンです(ムーンさんでは別名で投稿していますが、同一人物です)
全年齢版のみの新エピソードを加えました。
※毎日7時・12時・17時・22時に投稿予定です。
※精霊&下級精霊が大勢出てきますが、メインの攻めと受けは一組だけでハーレム要素はありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 22:00:00
119768文字
会話率:36%
平安時代。
星を読み、式神を従え、都を襲う鬼を封じ続けた陰陽師 安倍晴明。
最後の大祓にて、彼は己の命と引き換えに赤眼の王を封じるも──。
目覚めた時、そこは見知らぬ異世界だった。
魔法も呪符も通じない世界。陰陽術が通用しない地にあって
、晴明は魔獣調教師という職能に目をつける。
式神の代わりに魔獣と契約し、かつての術式を再構築する彼の姿は、やがて異世界の民に新たな陰陽師として映り始める。
なぜ、晴明はこの地に導かれたのか?
封じたはずの赤眼の王はどこへ消えたのか?
神霊の如き白狐とともに、再び穢れに立ち向かう陰陽師。
彼の祈りと知略、そして魔獣たちとの絆が、世界を再び照らす。
これは、伝説の陰陽師が異世界で新たな理を築く物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 21:53:03
698文字
会話率:16%
昭和53年10月 国鉄ダイヤ改正 当時を時刻表復刻版から振り返り
最終更新:2025-07-24 21:44:53
87695文字
会話率:3%
普通科じゃない専門科ばかりのちょっと変わった県立高校野球部の女子マネの物語。
強豪校とは言えない公立高野球部に女子マネが青春を注ぎ込む。
夏の県大会に立ちはだかる強豪私学の面々。
3年生最後の夏は甲子園まで届くのか。いい
最終更新:2025-06-30 21:47:00
11812文字
会話率:45%
資本家になって世界を変えたい
という野望をもつ高校生女子の部活物語
本稿に登場する個別銘柄及び各情報は
個別銘柄の売買を推奨するものではありません
最終更新:2024-09-29 06:59:43
137763文字
会話率:33%
前作、&ファイトの続編になります。前作をまだ読まれていない方、前作からの登場人物や、繋がりも多い為、前作を読んでから今作に入って頂けると嬉しいです。
異世界転移した主人公、沖田 純は闘技会を無事勝ち抜き、晴れて外に出る事になった。闘
技会で知り合った亡き友人、パシムの形見を届ける為に旅に出る。
旅の中の色々な出来事、出会いに物語は進んで行きます。楽しんで頂けたら幸いです。
今の所決まっている主な登場人物。
沖田 純
本編主人公。物語内ではジュンと呼ばれます。今作も頑張らせます。
メイラール
前作からの登場。真っ直ぐ過ぎて、作者としてもメイラールがどう考えるのか分からなくなる時あります。
セフィル
ハイエルフの女の子。書けば書く程、エルフの幻想的なイメージから離れて行く。何故だろ。
ヤム
女戦士で頼りになるお姉さん。このパーティ、あなたが1番の頼りです。
コッツ
魔術師。ほぼしゃべりませんが、何気に作者のお気に入りです。
ロナール
盗賊。モブでの登場のつもりで書き始めたのに、こんな所に名前が上がるキャラになってしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 21:28:26
49570文字
会話率:23%
地球世界の日本の一般国民の息子に生まれた藤堂晴馬は、生まれつきのエスパーで透視能力者だった。彼は親から独立してアパートを借りて住みながら某有名国立大学にかよっていた。4年生の時、酔っ払いの無免許運転の車にはねられこの世を去り、異世界アールデ
ィアのバリアス王国貴族の子として転生した。幸せで平和な人生を今世で歩むかに見えたが、国内は王族派と貴族派、中立派に分かれそれに国王が王位継承者を定めぬまま重い病に倒れ王子たちによる王位継承争いが起こり国内は不安定な状態となった。そのため貴族間で領地争いが起こり転生した晴馬の家もまきこまれ領地を失うこととなるが、もともと転生者である晴馬は逞しく生き家族を支えて生き抜くのであった。
い折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 21:21:10
140246文字
会話率:43%
気づけば、私は知らない街にいた。
いや、知らないはずの街だったのに、風の匂いや、道路沿いの花壇の並びが、どこか懐かしい気がした。
「……は?」
頭をぶつけたわけでも、転んだわけでもない。
友達とカラオケの帰り、いつもの道を歩いていたは
ずだった。なのに、
次に目を開けた時、私は――2000年にいた。
戸惑いと混乱のなか、私はふたりの男に出会った。
ひとりは、関西弁で軽口を叩きながらも、妙に心配性な篠原 奏(しのはら かなで)。
もうひとりは、少し理屈っぽくて、でも誰よりも静かに見守ってくれる御堂 晴臣(みどう はるおみ)。
ふたりは「ルミナス」というコンビ名で活動する芸人だった。
当時はまだ駆け出しで、テレビにもたまにしか出ない頃。
彼らは、正体も素性も不明な私を不思議がりながらも、あたたかく迎え入れてくれた。
名前を聞かれ、私はしばらく黙ったけれど、やがてこう答えた。
「朝比奈……しずく、です」
身元不明の少女。帰る場所のない時間。
それでもふたりの部屋を行き来しながら過ごすうち、私は気づいてしまった。
――この世界は、私が生まれる3年前の世界。
――この3年間が終われば、私はいなくなる。
――でも、私がいなくなったあと、私は“生まれる”。
帰る方法がわからないのに、必ず帰れる理由があるなんて、皮肉な話だった。
彼らは、私を少しずつ好きになってくれた。
私もまた、どちらかなんて選べないまま、ふたりに惹かれていった。
歪で、甘くて、切ない1000日間だった。
そして――
22歳になった私は、ふたたび彼らと出会った。
今度は、過去をなかったことにした、記憶をなくした彼らとして。
けれど私の心は、たったひとつだけ、知っていた。
「この人たちは、私の初恋のふたりだった」
⸻
どうしてふたりが、私を守るようにそばにいてくれるのか。
なぜ、私はいまもこのふたりが、世界でいちばん好きなのか。
答えはきっと、1000日前に置いてきたままだ。
だけど、
もう一度あなたたちに会えたこの奇跡に、私は――
「ありがとう」って、言いたかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 21:20:40
2598文字
会話率:55%
17歳の高校生、緋山狂士(ひやまきょうじ)。
天涯孤独の狂士は、ある事情から他人に興味が持てず、冷めた目で世の中を見ていた。
その目付きの悪さから、毎日のように絡まれていた狂士は、まるで憂さを晴らすようにケンカに明け暮れる。
夏休みのあ
る日、狂士はガラの悪い男達に報復を受け、ついには海に放り込まれてしまう。
(なんて呆気ない……くだらいな、俺の人生)
薄れる意識の中、死を覚悟する狂士。
しかし、次に目が覚めると、そこは見知らぬ海岸。そして何故か、着物姿の人集りに囲まれていた。
混乱のまま慌てて起き上がると、突然耳に残る大声が響く。
「動かないでっ! もう描き終わるから!」
目の前には、熱心に何かを描き写す一人の少年が。
狂士は少年が描く絵を覗き込むと、まるで死体の様におぞましい自分の姿があった。
軽蔑するような目で少年を見つめ、狂士は無言でそれを破り捨てる。
「あぁぁー! なんて惨いことを!」
「惨いのはテメェだろーが! 人の事、死体みたいに描きやがって!」
「だって、死体なんてなかなかお目にかかれないし」
「死んでねーし! こんなん描く前に助けろや!」
「あぁー、確かに!」
この珍妙な男の名は周三郎(しゅうざぶろう)。
画鬼と呼ばれ、後世に名を残す日本画家となる男である。
現代の荒くれ高校生《狂士》と、未来の有名日本画家《周三郎》は、民衆や《妖怪》までも巻き込んで、江戸の町を賑やかに騒ぎ立てる。
喧嘩上等、ドタバタギャグコメディー!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 21:10:00
92802文字
会話率:49%
過労で倒れた図書館職員・葵 晴貴(32歳)は、目覚めた洞窟の中で“癒しを宿す鉱石”と出会う。
手に入れたスキルは「鉱石治癒錬成(ヒールアロイ)」。
攻撃もできない、目立たない地味スキル――だが、それは後に街を救い、国家を動かすほどの力とな
る。
鉱石で人を癒し、街で信頼を得て、小さな富と仲間を手に入れる。
これは、異世界に転がり込んだ一人の地味な男が、“癒し”と“錬成”で人生を築く、再生と成長の物語。
のんびり? いや、貧乏ヒーラーはのんびりしてられない!
「あんたのその石、神の祝福だろ!」――そんなことはない。ただの図書館職員だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 21:00:00
556990文字
会話率:32%
ブラック企業で深夜デプロイを強いられ、バグの濡れ衣を着せられて死亡した女コーダー・坂本彩花。
目覚めた先は、魔法陣をコードとして編集できる異世界。しかし転生早々、王宮魔導院を追放される――。
「なら、システムごと作り替えてやる!」
チ
ートスキル《プログラム言語:万能》を武器に、追放の恨みをスカッと晴らす ざまぁ×成り上がり譚、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 20:40:00
9118文字
会話率:32%