かつて魔王を倒さん、と送り出された勇者が居たそうな。
その力は巨大な剣を容易く振り回し
その美貌は神の如く
その勇気は誰も敵わない
黄金の髪と瞳を持ち、神に祝福された聖者より奇跡を授けられた。誰もが魔王の打倒を願ったそうだよ。そのまま放
って置くと魔王は人々を殺し尽くして、世界を滅ぼすんじゃないかって怖がっていたからさ。
え?そんな魔王は僕がやっつけてやるって?
ハッハッハ、大丈夫さ。
勇者が魔王討伐に向かったのはずうっと昔の事だからね。きっと魔王はもうやっつけられてるよ。
もしも勇者が負けてしまっていても、魔王が来てないって事は魔王も死んでしまったか、そうでなくても皆を滅ぼす気なんてないのかも知れない。
その勇者はね、とっても長生きで、とっても強くて、とっても優しかったそうだけど、流石にもう生きてないだろうからね。もし魔王が生きてたとしたら、君が悪い子だと滅ぼしに来ちゃうかも知れないよ?
だからさぁ早く寝なさい。おやすみよ。
…昔の人達も、如何に勇者と言えども、魔王には敵わないだろうってんで、時間稼ぎに向かわせただけらしいんだけどね。勇者様も可哀想にねぇ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 00:41:48
20225文字
会話率:8%
俺の職種はパラディンのタンク、である。
完全なる前衛職で、大魔法をぶっ放す前の時間稼ぎ、大物と一緒に湧き出てくる雑魚キャラが大物倒しの邪魔にならないように防ぎきる、など、つまり壁役だ。
戦闘においては有用職だ。
そんな俺はパーティで有用され
ているが、俺の気持としては追放されたいなあ、という後ろ向きなものである。
本気で追放してくれ。
俺は、ソロプレイがしたい、のだ。
ほら、スローライフとか、採取生活で自由気まま、とかあるでしょ?
俺はそっちがしたいんだよ?
「今日も俺のサポートありがとう。アレン!!これなら一緒に魔王城まで行けるよね」
「そうだね」
(行きたくなんかないよ、ゴラアアア!!)
これは、ソロプレイしたいのに心が広すぎる勇者によって解放してもらえない、一人の冒険者の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 00:34:12
50457文字
会話率:32%
ただのソフトウェア開発者の大貫薫は異世界召喚で見知らぬ世界に来てしまう。
男として生きてきたはずだったのに何の手違いか体は女だった。
元の世界に戻れるのかわからないまま、
戦争の駒になるか飼い殺されるかの選択を迫られた結果
元の世界に帰るた
めの時間稼ぎをするために士官候補生になることに決めたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 11:20:00
512277文字
会話率:28%
とある大陸のとある場所に、日夜魔物と戦っている王国がある
その国は魔物を生み出す瘴気の地と隣接しており、少しずつ瘴気の地を浄化しながら、領土を広げてきた
昨今は王国が優勢だが、長い歴史を読み解くと、突然劣勢になり、瘴気の地が拡大した事も
少なくない
そう今回のように───たった一匹の魔物によってでも、戦線が崩壊するのだ!
その報を受けた王子は、一個中隊規模でしかない近衛騎士団を伴い出陣した
それは軍を再編する時間を稼ぐ為だった……魔法の天才と持て囃されている王子だが、時間稼ぎすら出来ないと内心では思っていた
何度も魔物と戦っていたから分かっているのだ、魔物の中には他とは隔離した力を持つ化け物がいる事を
最前線はそんな魔物を想定して陣が築かれている
それを安々と崩壊させた化け物相手に、時間稼ぎが出来るなんて、そんな慢心を抱けるほど王子は楽観主義ではない
だが彼はそれを分かっていながら、その命を賭けてでも国を守る為に、化け物と戦うのを選んだのだ
これはそんな王子が婚約破棄をする話
どうかみなさん、あらすじ詐欺という言葉だけは忘れないで、読んで下さい
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-15 11:59:19
3146文字
会話率:40%
その日、地球は絶体絶命の危機におちいっていた。宇宙からやってきた訪問者に事実上の侵略を受けているのだ。
地球をはるかにしのぐテクノロジーを持つ宇宙人から一方的な交渉を持ちかけられ、大統領とその秘書は解決策が見つかるまでの時間稼ぎをしている
最中であった。
このまま地球は宇宙人に支配され、属国同然の扱いをされてしまうのか。
そんな時、宇宙から新たな訪問者が現れた。
そして、また新たな訪問者が現れた。
おまけにもうひとつ、訪問者が現れた。
挙句の果てに、地球からも……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-25 20:11:12
11111文字
会話率:66%
どこにでもいる普通の会社員、八重雲正人(やえぐもまさと)は助けを求められると、自分の時間を犠牲にしてまで他人を助けるお人好しだった。ところが信頼していた人に裏切られ命を落としてしまう。
気が付くとレイという名前で別の世界へ転生していた。この
世界では自分をもっと大切にして生きていこうと決意を新たにし、強い人間になろうと魔術の勉強を始める。この世界では使い魔が存在し、その術者はサモナーと呼ばれ、有名な冒険者や王国最強の騎士団と呼ばれるサモナー隊は尊敬の対象になっていた。レイも憧れのサモナーとなるべく奮闘するが、ついにその努力は報われず使い魔のいない落ちこぼれとなってしまう。
その後冒険者ギルドに所属して自分の居場所を見つけたと思った矢先、使い魔のいないレイならば、自分たちが逃げる時間稼ぎになるという理由で仲間に裏切られ、魔族の巣になっている洞窟奥へと取り残されてしまう。前世でも裏切られたレイは絶望の中、ただただ自分の無力さを呪いながら魔物に襲われ命を落とすと思われた。しかし突然レイの体から強力な使い魔が現れ、眼前の敵を瞬く間に一掃してしまう。現れた使い魔は伝承でしか知られていなかった神獣、不死鳥<フェネクス>だった。
これは落ちこぼれだと思われたレイが、伝説の神獣使いとなりその実力を隠しつつも、様々な人たちと関わり合い、成長し事件を解決していく異世界成り上がりファンタジーである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 22:25:55
68529文字
会話率:46%
このままいけば幸せな結婚ができるはずだった。そう、前世の記憶を思い出しさえしなければ…
彼女を溺愛したい彼氏vs前世の記憶を綺麗さっぱり忘れるまで時間稼ぎがしたい彼女(中身男)のすれ違いラブコメ
最終更新:2024-04-08 13:07:22
3123文字
会話率:21%
椿弓弦(つばきゆずる)が通う学校には万能の天才と言われる天才美少女こと、春野愛佳(はるのあいか)がいた。
自分とは天と地ほど、立場が違うので関わることが無いだろうと思っていた。
大雨の中歩道橋から飛び降りようとしている春野愛佳を見つけるまで
は。
「自殺の件を誰かに連絡するのはダメ。これは私と椿君だけの秘密。」
「はぁ?そんな重い秘密いらないんだけど」
「誰かにバレたら、椿君が最も苦しむように自殺するわ」
「……」
始まりは、春野が次の自殺までの時間稼ぎをするための脅しだった。
しかし、ここから誤算が生じる。何もかも勝っているはずの椿に自殺は幾度も止められ。
時間が経つにつれ、友達ができ、趣味ができ、自殺の原因も解決され始める。
気が付けば空っぽだったはずの器には、多くのもので満たされ、自殺という考えは消えていた。
その代わりに欲しいものが1つできた。
それは簡単には手に入らない。それは多くを譲るが譲らないと決めたものは絶対に譲らない。
それでも必ず手に入れると彼女は諦めなかった。
これは、頑固な二人が歩み寄るまでの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 20:15:25
343023文字
会話率:33%
※参謀本部(つまり第三者による俯瞰)視点です。1話1000文字以内の短い報告書がつらつらと続きます。
突如何の前触れもなく魔王と呼ばれる存在が姿を現し、異形の魔物が人類の生活圏への侵攻を始める。
同じ大陸にあって友好関係はないものの
、戦争もなく適度に共存していた北部王国、共和国、教会、南部王国の4陣営。
突然の侵攻の前になすすべなく敗退した共和国。共和国にあった教会本部が早々に占領されたため、組織的な対応が全くできなかった教会。
共和国の意図していない時間稼ぎによって抵抗勢力を組織化する時間を得た北部南部両王国。
本記録は、北部王国軍参謀本部が魔王軍対応へ本腰を入れ始めた時期から始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-21 21:00:00
94979文字
会話率:25%
今日は息子ダリルの誕生日であったにも関わらず夫のライネスは帰って来なかった。
息子が生まれてから5年、そろそろ愛想もつきました。
(どうして、なんで?!)
牢屋の中で王妃は爪を噛んだ。
(ここは『マリアーデの恋物語の
世界』で私はヒロインのマリアーデだ。
学園編のシナリオ通りに進めて王妃の座に収まったのだから追加パックのハーデル王国編が始まる筈だったのにどうしてシナリオ通りにちっとも進まないの?!)
追加パックでは王子と結ばれ、王妃となったマリアーデ達の元に隣国ハーデル王国から開戦が申し込まれる所からストーリーは始まる。
何とか応戦していたがハーデル王国とは国力で劣るこの国では僅かな時間稼ぎにしかならず遂に王城が落とされてしまう。
国王が不在の時を狙われた為、王妃として指揮を執っていたマリアーデの元へハーデル国王のイーサンが現れる。
血に濡れた剣をその手に携えながら現れたイーサンに震えながらも気丈に王妃として対応するマリアーデの姿に心惹かれた彼はそのまま彼女を攫ってハーデル王国へと凱旋するのだった。
ここまでがプロローグで舞台を新たにハーデル王国へと移してストーリーが始まるのだ。
ストーリーでは王妃になってから直ぐに開戦していたのにマリアーデが王妃になってから数年経とうが一向に開戦の予兆は現れなかった。
だから仕方が無くこちらから動いてストーリーを始めようとしたのだ。
開戦準備をしていたらイーサンは現れた、だと言うのに何故かその隣には既に別の女が居た。
バキリッ
噛んでいた爪が折れた。
(そうか、あの女も転生者か!それでゲームの知識を利用してヒロインの座を乗っ取ったんだわ!)
折れた爪先から血が垂れるが気にも掛けず爪を噛み続ける。
(きっとストーリーの強制力でイーサン様はあの女に良い様にされているんだわ!私がきちんとヒロインとして元の正しいルートへ修正しないと!)
そうと決まれば行動は早い方が良い。
マリアーデは牢の中からイーサンを直ぐに呼ぶようにと何度も叫んだ。
その結果、あまりにも煩いと喉を焼く毒薬を飲まされヒューヒューと空気が漏れる音しか聞こえない状態で処刑場に向かわされる事になる。
処刑場でイーサンの姿を見止めたマリアーデは激しく暴れたが兵士達によって難無く取り押さえられ、刑は執行された。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-06 21:07:54
8200文字
会話率:40%
勇者は魔王に挑むも敗れる…はずだったが、仲間の機転により逃げることに成功した。
しかし、時間稼ぎのために仲間の三人は逃げることが出来なかった。
ここから、勇者は仲間を取り戻すために奔走する。
最終更新:2023-10-06 00:00:00
2798文字
会話率:47%
閑静の丘にある風の竜王の秘境に入り、二人は試練をそつなくこなしていった。しかし最終試練に現れた翔の眷属、アウストロに苦戦を強いられた。そんな中、アウストロを倒すためにシエルは魔法を、白はそのための時間稼ぎをすることにしたのだが...
最終更新:2023-09-03 01:23:05
4703文字
会話率:49%
魔導士がある世界
魔法がいる文明
弱き国家が自らを守るために生み出したのは、魔法を使える人工生命体だった
魂を強制召喚された主人公「ダリル」は防御魔導士として戦場の最前線に立たされた
一撃必殺の超攻撃魔法を撃つための時間稼ぎとして
これ
は、最前線に立ち、明日をもしれない命という絶望の中で
生きることをあきらめなかった主人公の、生きた証の物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-18 22:27:34
1291文字
会話率:34%
主人公───惚字紅葉(ほのじもみじ)は、とある日の放課後、ヤンキーのような行為をする剣道部の人物にカツアゲされていた。
自分の命を守るため、財布を取り出そうと必死でリュックを漁っても、肝心の財布は見つからず、時間稼ぎをしているのではないか
と疑われ、リュックごと奪われてしまう。
そのまま、リュックを持っていかれてしまうかと思い悔しい思いを小声で口にしたその時、一人の女傑が助けに来た。
その女傑は、なんとボランティア部だと言う。
───惚字紅葉がボランティア部として、学校を少しずつ平和にする物語。
*ボランティアという名のバトル小説です。
*作中キャラはほぼ偽善者。もちろん筆者も偽善者。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-01 17:00:00
16994文字
会話率:51%
長内真鈴には真古斗という名の弟がいる。見た目は草食系だが、女を誑し込んで金を巻き上げるという悪い癖がある。たびたびトラブルになり、真鈴はいつも、その後始末に駆り出されていた。
しかし、もういい加減、弟の尻ぬぐいは終わりにしたい。
これ
で最後にしよう。
そう思って臨んだ最後の後始末だが、彼女は、簡単に納得する女ではなかった。騙してはいけない女だったのだ。
彼女は、真古斗に騙されたショックから首吊り自殺をはかる。そして、ことの顛末を知った母親は、真古斗を追求しようとアパートに向かった。
このままでは大ごとになると思った真鈴は、時間稼ぎのため、弟を自分のマンションに呼びつけた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-24 12:40:51
6659文字
会話率:17%
部内1の知恵者と呼ばれバリバリに働きすぎて死んでしまった俺。しかし死の淵で謎の声に導かれ、「魔王を守ること」という条件で四天王のひとりとして転生&召喚された。
しかし、魔王は俺の他の3人の四天王たちの召喚に魔力のすべてを使ってしまっており、
俺はザコそのもの。
──だというのに、明日には勇者が攻めてくるだと?!
俺に与えられた役割はただの時間稼ぎ。いわゆる【捨てゴマ】だ。当然死にたくない俺としては知恵を回すしかない! ただ生き延びたい一心でガムシャラに働いていたら……なぜか魔界1番の美少女である魔王の娘から自室にご招待されてしまったよ?
※気楽に読める戦略無双小説!
※毎日更新中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-30 20:26:10
144339文字
会話率:64%
第二部隊に所属している露ベルは魔力が少なく、剣も弓もからっきしで周りから落ちこぼれと呼ばれ馬鹿にされていた。魔物討伐の場面に遭遇したことで、第一部隊はアーシュ様が車での時間稼ぎと呼ばれていることを知り、伝説の英雄アーシュ様について興味を持つ
ようになり、調べ始める。アーシュ様はどこからか現れて、蒼い炎で巨大な魔物を討伐する。そんな歴史をしり、もっと調べるために第一部隊隊長のアーシュ隊長や最高司令官のポール大佐と接触する。同時に露ベルは不思議な夢を見るようになり、その中で自分は露ベルではなく、ほかの誰かになっていた。夢の中で出会う少年と仲良くなり、世界は少しずつロベルを巻き込み、変化していく。
先代の英雄に執着しているエリート×出来損ない折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-19 00:00:00
96129文字
会話率:58%
「盟約の花嫁~星の刻印~」の外伝。
デュルラー帝国に現れた〝冥の花嫁〟の物語―――〝冥の花嫁〟が誕生したと大神官から告げられた。十七年後に再びそれが誰なのか神託があるという。
帝国に陰りが見え始め、誰もが望んだ花嫁だ。しかし今では無かった
・・・先帝は妖魔討伐の折、命を落としていた。若干十歳にして大帝国を継いだナイジェルはそう思わずにはいられなかった。
〝冥の花嫁〟の出現が露見すれば皇位争いが勃発するからだ。直系を亡き者にすれば皇族の血筋の者なら誰でも良くなる。だから力が無い今は冥の花嫁が判明するその時までの17年間を誰にも気取られてはならなかった。そのためには、先ずは偽りの結婚をした。冥の花嫁が現れるまでの時間稼ぎを・・・理由も告げられず偽りの夫婦を続ける皇后イレーネの悲しみを癒してくれていたお気に入りの侍女が〝冥の花嫁〟だった!嫉妬と陰謀の中で孤独だった皇帝ナイジェルが見つけた愛とは・・・運命に翻弄される〝冥の花嫁〟ツェツィーリアの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-19 23:52:17
42064文字
会話率:34%
召喚士ショウ・ザ・マジック。彼は"元居た地球の物質を召喚する"スキルを有する、一風変わった召喚士だった。しかし、元々優しかった性格と、スキルの癖の強さが災いして、パーティーの戦力になれていなかった。彼のパーティーは、国の
女王がショウを含む5人の地球転生者を召喚して編成したパーティーなのだが、ショウ以外の4人は力こそあれ、内面に大きな問題を抱えていた。
ある日、いつものように虐められながら荷物持ちを行っていたショウは、パーティーメンバー達に裏切られ、誰も倒せないフレイムドラゴンの時間稼ぎの生け贄にされた。絶望的な状況で、フル回転したショウの頭脳は思い付く。深海の海水をダイレクトに召喚したら…………隕石を召喚で呼び寄せてぶつけたら…………フレイムドラゴンを瞬殺したショウは、一転して最強となった。
一方、ショウを追い出した元パーティー達は、新たに荷物持ちを加えるが、性格の悪さが極まって、すぐに機能しなくなっていく。そして、悪評も広まって立場が危うくなり、逆恨みで新たなパーティーリーダーとなったショウを狙う…………折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-13 13:24:05
395890文字
会話率:33%
「お前達……こんな展開はどうだ?」
対象の攻撃/守備属性や外部認識を自由に変えられる超スキル持ちのランジット。
冒険者ギルド職員として悠々自適な毎日を送っていたが、150年ぶりに降臨した魔王により彼の生活は一変する。
スキルを持つランジット
のもとに、驚きの人物が相談に訪れたのだ。
☆勇者になりたいが適正無しな幼馴染の少女→属性改変で勇者候補へ。
★世界征服に興味無しの部下に舐められてるカワイイ魔王様→認識改変で恐怖の大魔王へ。
彼女たちの悩みを解決していくなかで、魔王の兄が帰還するまで時間を稼げば魔王軍と講和できることが分かる。
ランジットはこのふたりにプロレスをさせ、時間を稼ぐことを思いつく。
だが、空気の読めない魔王軍の四天王や他国の勇者候補がこぞって戦いを先に進めようとするのだ。
ランジットは世界の平和を守るため、勇者と魔王と協力し、戦いを引き延ばすのだった。
これは、レアスキル持ちのランジットが可愛いヒロイン達と共にあの手この手で時間稼ぎをする八百長英雄譚提案系コメディ!
※他サイトでも連載予定です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-06 16:33:09
58860文字
会話率:37%