かつて、朝廷から左官(ひだりかん)を許された人物に左甚五郎利勝という者がいた。変わり者で金を積まれてもやる気が出なければ仕事は受けない、などの数々の逸話を持つ、実在を疑われている伝説的人物である。
ある時、甚五郎は江戸へ向かったが、あっちへ
寄り、こっちで遊びしているうちに路銀を使い果たしてしまう。困った甚五郎は神奈川宿の旅籠、大黒屋に何とか泊まり込むことに成功するが…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-22 16:21:18
19246文字
会話率:1%
落語声劇台本、記念すべき五作目は、古典落語「くしゃみ講釈」です。
春風亭一之輔師匠の講演を元に書き起こしました。
上方ではくっしゃみ講釈、となるそうで。
最終更新:2024-05-16 23:36:03
10043文字
会話率:1%