魔術方面の教育において最高峰とされるセレナイト学園の生徒、レティア・レグリア。彼女は才能に恵まれているにも関わらず何故か魔術が暴走してしまうことから落ちこぼれていた。
ある日、レティアは我慢ならなくなり、学園を脱走。行くあてもなく、星空を見
上げていると人が降ってくる。降ってきた青年は「暗殺者だ」と告げてくる。その言葉を受けて、レティアは―
これは、一人の青年に一目惚れしてしまった魔術大好きな少女の裏業界での奮闘記である。青年に想いを告げるため、魔術のより高みに辿り着くため、可憐な少女は今日も暴走する。
「言っておきますが......師匠のことを馬鹿にする奴は全員氷漬けの刑です」
※完結済みの前編、『その黎明に祈る』も読んでいただけると幸いです(未読でも問題はありませんが、読了後の方がよりお楽しみいただけると思います)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-18 05:00:00
90860文字
会話率:35%
19世紀のイギリス、静かな田舎町が舞台。貴族の家族であるエリザベスは、幼いころに両親を亡くし、家族の中で孤独を感じている。ある晩、彼女は庭で星空を見上げていると、傷を負った青年アレックスと出会う。アレックスは軍から帰還したばかりで、心に深い
傷を負っていた。二人は互いの痛みを理解し合う中で、次第に深い絆を結んでいく。しかし、アレックスの過去が二人の愛を試すことになり、彼はエリザベスに隠された真実を打ち明けなければならなくなる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-06 18:03:39
15704文字
会話率:53%
聞こえてくるのは、星詠みたちの間に伝わる、長い長い口承歌。少し掠(かす)れたその声の持ち主は、テントの幕布に寝そべるようにして暗い星空を見上げている。大きめの服をまとった小柄な少年。頭に巻いた重そうなターバンの先端、特徴的な紋様の描かれた布
が夜風になびく。
***
傭兵のお姉さんが星詠みの少年に頼み事をする話。
前後編の全2話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-11 10:00:00
5085文字
会話率:43%
宇宙へ飛び出すことになった日本人の少年少女たちと、宇宙の夜明けの時代の物語。
「みなさん、上を見上げてください。かつてわたしたち人類は、母なる星、地球の大地から、この星空を見上げていました。星々に願いを託し、思い出を託し、様々な物語を語り
継いできました。今、わたしたちは言葉でしか行くことのできなかった星空の世界にいます。見上げた星々の1つ1つにわたしたちは住み、空を流れる天の川にはわたしたちの大切な友人たちが住んでいます。そしてきっと、いつか出会う友人たちもどこかに住んでいるのでしょう。この宇宙でわたしは多くの人と出会い、別れました。辺境で多くの死を見つめたこと、血の色の違う親友たちと初めて会った時のこと、銃で守られたこと、人を殺す覚悟を決めた時のこと、わが子に再会した時のこと、止まらない血を止めようとしてくれた人と血をくれた親友のこと。どれも忘れられない思い出です。時に悲しい涙をはらみながらも、希望と可能性にあふれたこの宇宙をわたしは愛します。しかし、この宇宙にあふれた可能性は、人類の存在を、故郷の在り方を変えようとしています。わたしは母なる星、人類の故郷である地球を愛しています。しかし宇宙も愛しています。この2つの愛は時に対立し、争いを生んでしまいました。どちらの愛もわたしは否定することができません。しかし、赤い血が流れるような悲しい風景を、わたしは子供たちに見せたくありません。この広い宇宙のどこに住もうとも、一滴でも太陽のように赤い血が体に流れている人たちは家族であると、太陽の暖かさで育った太陽の子供たちであると、わたしは信じています。」
2×××年 太陽系会議にて
地球による太陽系連盟(LSSE)戦略局戦略第1課長 ウエキセンカ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-03 22:24:02
1237352文字
会話率:58%
星は願いを叶えてくれる。本当に困ったときは、星空を見上げてみて。
これは朝子と尊の少し特別な物語り。
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最終更新:2021-08-11 12:54:42
484文字
会話率:30%
子供とはいつの時代もどこの国でも世界でも、心躍る冒険が好きなものです。窓辺で星空を見上げていた兄弟の所に、ある少年の影が飛び込んできました。身振り手振りで何かを伝えようとする影をとっ捕まえた緑の服を着た少年。
くしゃっと丸めて箪笥の中に
影を投げ込むと、目を丸くする兄弟の手を取り、踊って歌って高らかに叫びます。
「さぁ!冒険の旅に出かけよう!!」
《これは、小説「ピーター・パンとウェンディ」を参考にした創作作品です》折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2021-02-15 07:00:00
943文字
会話率:0%
妙見という神の本宮・千葉神社がある千葉市へ、3・11大津波被災地の岩手県陸前高田市から、家族を失った少年が避難し、転校してきた。彼の名は千葉航(ワタル)。先祖の地へひとり戻ったのである。
転校当初、ワタルは組体操で失敗し、いじめられる。大
地震の恐怖体験が彼のトラウマになっていた。そのトラウマを、彼は故郷の祭り「梯子虎舞」を思い出し、その曲乗りに挑戦して克服していく。
トラウマが消えるとともに、ワタルに潜む不思議な超能力が顕れる。それは「ミョーケン」という魔法であった。
大津波の夜、ワタルは満天の星空を見上げて過ごし、命が救われた。そのとき彼は恐竜の星座を発見。ティラノサウルスの眼となってきらめく星――北極星。その光の照射を受けて、彼は「ミョーケン」の魔法を体得。
北極星の化身である妙見を守護神と崇めて関東を支配した騎馬武士団の千葉一族。その千葉一族とは何者か。源頼朝の鎌倉幕府樹立を支援し、東北、九州へ 勢力を拡げたが、戦国時代に亡び、消えた。
千葉に来て自分のルーツを知ったワタルは、妙見と千葉一族の謎と秘密を解明していく。
千葉一族による妙見信仰の始祖は平安中期の「将門の乱」で知られる平将門である。将門は騎馬武者団を最初に組織した武将として、武士の元祖と見なされている。が、その騎馬武者とは何者たちだったのか?騎馬 はシルクロードからの渡来、武者もまたシルクロード渡来の馬子たち。彼らが京の都に隠れて密かに信仰する神が妙見であった。
そのDNAが流れるワタルは、運動会の組体操「人間ピラミッド」のてっぺんに立ち、稲妻の光から妙見が現れる天の気の魔法「ミョーケン」をやってのけ、市民を驚かせる。そして、「魔法少年」の伝説を千葉に残して、去る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-04 23:00:00
140511文字
会話率:49%
クリスマスイブの夜1人の少年が星空を見上げていた。少年が見たのは青色の星…
その星は少年と家族とを離れさせる災厄の星であり、また少年とあらたな仲間達を出会わせる最高の星でもあった。星はともかく老人とであったり、異世界に飛ばされたり、なぜか自
分の力がチートになってたりと、少年やその仲間達の異世界での冒険や、商売や、魔法研究などなどのなんでもありの異世界転生もの日常系バトルファンタジー小説でございます!
色々とおかしなところもあるかと思いますが、ご指導どうかお願いいたします!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-13 14:50:48
6192文字
会話率:34%
橋の上で私達は待ち続ける。
彼との距離はこのまま、ずっとこのまま。
永遠に。
私は彼を縛る過去を切る術は持っていないから。
最終更新:2016-12-30 23:04:37
3898文字
会話率:15%
主人公、星宮百合は普通の高校生として過ごしていた。
そんな百合は寝る前に星空を見るのが日課だった。
その日もいつものように星空を見上げていつもの好きな歌を歌っていた。
そんな彼女の前に一人の少女が現れる。
月の様に綺麗な金色の髪のその少女は
百合に助けを求めた。
百合はわけもわからないまま少女を家へと連れて帰ることに。
その行動がこれからの運命を大きく変えてしまうとは知らずに。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-18 02:29:34
5678文字
会話率:29%
3月25日──……
この日、僕は君に出会った。
しだれ桜に囲まれた公園で、
君はブランコに腰かけ、星空を見上げていた。
その姿はまるで、散りゆくしだれ桜のようだった…。
僕はその時、君を守りたいと思った。
それが───僕の最初で最後の恋だ…
…。
*〖いつか…またあなたに会える日を、私はずっと信じてる〗の翼編です*折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-23 04:29:49
11139文字
会話率:19%
写真部に入った俺は、同じ部活の女子の一人に一目ぼれをした。
最終更新:2010-05-25 23:47:04
2903文字
会話率:45%
家族との喧嘩が原因で家を飛び出した楓は、大きな橋の下である少年と出会う。その少年は空から来たというが・・・・。
最終更新:2007-05-30 00:09:48
76800文字
会話率:49%