高校二年生の日野森薫(ひのもりかおる)は、何でもそつなくこなす完璧超人の幼馴染──永峰舞華(ながみねまいか)に頼るばかりの日常に、不安と劣等感を覚えていた。
そんなある日、薫は同じ日直当番になったクラスメイト──聖城結梨(せいじょうゆり)が
本を読んで涙を流しているところを目撃してしまう。ひょんなことから彼女が読んでいた本のタイトルまで知ってしまった薫は、その内容から結梨が人間関係で悩んでいたことを悟る。そこで薫は聖城に、信頼できる友人や家族に相談するよう提案した──はずだったのだが。
翌日、聖城結梨は学校から姿を消した。
彼女が学校に行かなくなったのは、果たして十分に寄り添ってあげられなかった自分のせいなのだろうか。そんな自責の念に駆られた薫は、あの幼馴染との会話をきっかけに、ある覚悟を決めるのだった。・面白い、続きが気になると思って下さった方は、励みになるとともに長編版完成時にもお役立ち頂けますので、是非ともフォローや★評価のほど、よろしくお願いします!・この短編は現在制作中の長編ラブコメの第一章にあたるお話です。長編版ではタイトル並びに一部構成や描写が変わる可能性があります。どうかご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-17 20:14:35
11325文字
会話率:48%
9月最後の日、日直だった津堂は学級日誌を書いている途中、ふと入院しているクラスメイトの女子の事を思い出す。 「元気にしているだろうか」とぼんやり思ったその翌日、津堂の問いに答えるように入院していた女子が戻ってきた。 けれどその日から、津堂の
クラスでおかしな出来事が起こり始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-16 22:37:58
20288文字
会話率:64%
アイドルオタクでアイドル志望、でも書類審査に落ちまくる超地味子で友達ゼロの私が、超イケメンアイドルに気に入られちゃった!?
クラスの同じく友達ゼロの隠れメガネイケメン男子にも気に入られるし、どうなってるの!?
運命的な出会いが「自分
の『こころ』」を変える。
何重にも張り巡らされた伏線が、衝撃的な展開や意外な展開を次々と産み出す中編現代恋愛小説。
このタイトルをあなたはどう捉えますか?
中学卒業式の日、街中で突然声をかけられた私は、その相手が男性アイドルグループメンバーの一人だと気付く。
しかし、進学先と名前だけしか伝えることができずに、その場は別れてしまう。
それから三ヶ月、中学から引き続き、高校でも全く友達がいなかった私に、今度は隣の席のほとんど話したことがないメガネ男子から、日直のあとに、「一緒に帰らない?」と声をかけられる。
モテ期到来!? いやいや、何かの間違いや罰ゲームだろうし、仮に本気だとしても、私はアイドルになるから、恋愛は絶対しないの!
でも、何だろう……この人の安心感……。私は思わず一緒に帰ってしまった。いや、一緒に帰るだけだから! それだけだから!
でも、後にデートに誘われて、思わずオーケーの返事をしてしまった。いや、何も考えてなかっただけだから! それだけ……だから!
でも、そこで私は彼に、とある分野の『天才』と言われて……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 15:25:21
56100文字
会話率:39%
高校1年B組では、日直日誌にリレー小説を書く欄があり、クラスメイト全員で、1つの創作小説を作っています。初めは平和な学園ラブコメストーリーでしたが、ふざけるのが大好きな男子達が『ピチピチのギャル』という新しいキャラクターを誕生させてから、い
つの間にか際どいエロラブストーリーへと発展していきます。そんな中、リレー小説の中で、誰かが『ピチピチのギャル』が殺されるシーンを書き込みます。男子生徒達のアイドル的なキャラクターだった『ピチピチのギャル』は、誰が殺したのか…、殺人シーンを書いた犯人捜しが、クラス内で始まります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-25 19:20:00
60839文字
会話率:9%
俺、樋口敬大は入学早々高校デビューに失敗して、ボッチ街道まっしぐら。
同じクラスには、学園のアイドル「イケてる方」と言われている、佐久良舞さん。じゃない方と呼称されている佐久良唯さんがいる。
双子の姉妹なわけだけど、その性格と見た目は大き
く違う。
明るくクラスの中心的な存在の舞に対し、姉の唯は見た目から暗い印象おまけにコミュ障でいつも一人。
「ひ、樋口、くん…………きょ、今日、日直みたいだから…………そ、その、日誌取りに行かないと、だそうです……」
「わ、わかった。あ、あの、ありがとう。えっと……さ、じゃなくて、ゆ、唯さん」
「…………う、うん」
だがなぜだか、クラスメイトが誰も話しかけない中で唯だけは唯一敬大にに話しかけてくれる、そんな存在。
「ううっ、なんだかこの辺がくすぐったくてもやもやします」
「お、俺は知らん。知らないからな……」
「私をスッキリさせてください」
「いやだから、知らないってば」
唯さんの前では、過去の苦い経験から封印したことも意味をなさず、
「一つ聞くけど、唯さん、俺のこと怖くないの?」
「えっ、全然怖くありません。怖いわけがないじゃないですか……えっと、その訳を聞きたいですか?」
2人きりだと結構よく喋りまるでその印象は違う。
「も、もしかして、唯さん……?」
「はい……」
「え、いや……気づかなくてごめん。でも……」
出かけることになったら、目の前には全く別人のように見える唯さんがいて……。
彼女の見た目がやはり偽装だということを知った俺の日常はちょっとずつ変わっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-17 19:20:00
100182文字
会話率:40%
日直だった春日は、放課後に日誌を書いているときに数学の先生からノートを数学室に持ってくるように頼まれる。
日誌を書き上げ担任に渡し、頼まれたノートを届けるために教室に戻ると、そこにはなぜかみんなの人気者である里中くんがいたのだった。
最終更新:2024-12-20 12:04:03
3473文字
会話率:48%
日直で放課後まで残った日。
静かな教室で1人、クラスメイトの岡くんが教室の外のベランダで紙飛行機を飛ばそうとするところを目撃する。
僕は何故紙飛行機を飛ばすのか聞いてみると、彼は「思ってることを空に飛ばすんだよ」と言った。
最終更新:2024-12-02 22:13:05
998文字
会話率:29%
海外転勤する父親から留守を任される形で勧められた高校へ通う遠坂灯里。遠坂と同じクラスには、早夜月乃蒼という学園長の娘に当たる女子生徒が在籍している。
早夜月は一年の頃から学年一位で、容姿端麗、頭脳明晰、運動神経抜群と非の付け所がない美少女だ
。男子からの人気は凄まじいが、まともにクラスメイトと話している姿も見られない孤高の存在。そんな早夜月と遠坂は、二年になって隣の席になっていた。
ある日、遠坂は日直の仕事のために朝早くに訪れた教室で早夜月が倒れているのを見つける。すぐさま意識を確認しようと傍に寄るが、
「……美味しそう」
早夜月が遠坂の首を絡め取り、首筋へ噛みつき血を啜る。その後、すぐさま意識を取り戻した早夜月は謝罪と共に自身が吸血鬼の血を引く人間であることを明かす。
早夜月が吸血鬼であることは二人だけの秘密とし、血を吸うのもこれっきりと話した二人だったが――
「……その、また、いいですか?」
元々摂取していた家族の血すら受け付けなくなってしまった早夜月は、縋るように再び遠坂へ血を強請る。早夜月は血を吸わなければ死ぬまではいかずとも、酷く体調が悪化する。命の危機ということで協力するが、どういうわけか遠坂が暮らすマンションのお隣に引っ越してきて……?
吸血鬼美少女と過ごす、お隣ラブコメディ。
カクヨムで先行公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 07:10:00
103178文字
会話率:40%
根暗で地味な高森が、日直で一緒になった戸崎夏織と過ごした僅かな時間の中で、一瞬の幸せを感じる。
最終更新:2023-11-22 02:06:57
4741文字
会話率:60%
虹ヶ丘小学校に七不思議には、こんなものがある。
好きな子の誕生日、その子が登校するより先に引き出しにプレゼントを入れておくと、両想いになれる――。
かわいらしい外見を持つが引っ込み思案な性格でクラスでは目立たない女の子、藤村咲は、淡く
思いを寄せる隣の席の男子、浅葱青磁の誕生日が明日だと知る。
日直で早く登校する彼より先に学校に辿り着くのが困難と判断した咲は、夜のうちにプレゼントを入れておけばいいと思いつく。
暗い校舎に忍び込むなんて一人では怖くて行けないと、よりによって当のアサギを連れて――。
だが、二人は知る由も無かった。
ほかにも、イタズラやただの噂ではない七不思議が、この学校に存在することを――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-04 03:23:43
34614文字
会話率:29%
俺の名は祐太。ある日直した家の勝手口がなんと異世界につながるようになった。
そして出会ったはらぺこな辺境領主のお孫さま、ルーテフィアと二人三脚であれこれ頑張ることに…
「俺ってまるで学もねぇし…あぁもう、主人公らしいことは全部まかせたッ
」「よくわかんないけど大丈夫だよっ、ボクとゆうたは“こんび”だもんねっ!」
ルーテフィアに色々あげたり買い与えたり不用品を譲ったりしていた祐太、するとルーテフィアはとんでもないものを生み出して…!
不遇だったこの相棒(ヒロイン)は家庭内でも家庭の外でも徐々に下克上を果たしていく。
俺ちゃんこと祐太も負けてられない…なにせこの相棒の食い扶持を稼がねば、自分のおこづかいが大ダメージなのだ!
だが鉄板の転売換金生活が一転、気付けば戦闘ロボを量産して異世界で戦争の只中に!?
し、しかも、このボクっ子のルーのやつ。
俺との日常を繰り広げているうちに、なんだか俺ちゃんへ、やけにどんどんなついてくるのだ。
それもいつのまにか、なつき度合いは普通の友情から超えて…親友、はたや相棒、はたまた、それ以上の関係を、俺へと望むように…?
ええい、お前は貴族っ娘だから家来にはなってやろうが、まあまて。お前の性別はいったい何なのだ!?
「ユウタ、この戦いが終わったらね、キミに、ボクの秘密…ボクのたいせつを、あげるから…////
受け取って欲しいんだ!かならず、ぜったいに!」
その正体はなにやらルーのやつも隠しているし、おうちの秘密と言われたなら、まあ親友である俺はそう飲み込むしかない。
がそれに構わず、こいつは俺ちゃんにぴったりくっついてくるし秘密の隠蔽度も俺にはなんか危ういし、俺ちゃんのラブロマンスには割り込んでくるしで!
はたしてこのボクっ子は、ボクっ娘、なのであろうか…
いやありえん!このルーテフィアは日本でも異世界でも大いにモテるのだ。
ええいこいつ、俺に言い寄るくらいならば、お前に惚れてるおんなのこ達へのモテ度をちったあ分けてくれやい!
まあともあれ、そんなことを思えているのは命あっての物種だ。
俺とこいつは相棒同士、どんな死線だって、超えられる!
めげてたまるか、目指せ異世界満喫ライフ。相棒の解析能力と工作と発明技術、俺は鉄板のせどり転売で、成り上がれ!
この悪運は高値で引き取らせてもらいまっせ、なぁ、神様よ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-16 00:04:54
643534文字
会話率:25%
日直の仕事として日誌を記入していると、誤字に気が付いた。
最終更新:2023-07-01 12:59:07
728文字
会話率:45%
公爵令嬢のガーネットは17歳の誕生日直前に、自分の前世が早乙女紗奈子という女子高生であったことを思い出す。そして自分の立場が、プレイしていた乙女ゲームの悪役令嬢ポジションであることも。断罪から逃れるために、苦し紛れに剣士の修行に出たいと両
親に告げると、快諾された上に凄腕師匠までつけられてしまい……。オレ様腹黒王子、天然騎士団長、見た目チャラいが純朴庭師などのイケメンに囲まれながら、一流の乙女剣士を目指すバトルファンタジー。
* 挿絵も作者本人が描いております。
* 2019年9月3日、表紙イラスト変更しました。中央が主人公ガーネット、後ろの2人は金髪がヒストリア王子、茶髪は庭師アルサル。設定上、この2人は似た容姿です。
* 2021年1月30日、作品タイトル改題しました。新タイトル『転生公爵令嬢改め、乙女剣士参ります!』。旧タイトル『悪役令嬢改め、乙女剣士参ります!』。
* 最新話は2021年1月31日更新予定。
* 次章は2021年3月中旬頃開始予定です。
* この作品は、小説家になろうさんとアルファポリスさんに投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-30 20:12:01
409790文字
会話率:46%
あらゆる事が出来なくなってしまうハズレスキル『成長阻害』を持ってしまったヤマは酷い扱いを受けていた。
両親からは居ない物扱いされ、妹にはパシリにされ、幼馴染からは特訓と言う名の暴力を受けていた。
そして15歳の誕生日直前に勘当を言い渡された
ヤマは絶望し、自らの首を切ってしまう。
だが死ぬことは無く、代わりに今まで使えなかった魔法が使えるようになったのだ!全てを捨てて、一からやり直したヤマは、何回も死ねば強くなれる…と思うも、ヤマの周りがあらゆる手段を使って生きさせようとしてきてしまう!
『絶対に死にたい主人公vs何としても生かしたい周り』ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-22 00:14:03
183573文字
会話率:59%
ぼくらは、月に一度だけのつながりだった。
二年生に進級したところで何も変わらない春。
はじまりは、四月ももう終わりを迎える頃。
吉野のとりとめない日々を溶かすような声が彼のもとに届きました。
順風満帆に毎日が彩られている「俺」吉野と、まと
う空気が低くてつかみどころのない「彼」銀がおりなす小さな一年間。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-24 20:00:00
64002文字
会話率:41%
オウレリア・アーキテクト
それは2054年6月6日に発売された、新作VRMMORPG
発売当日から50以上のエリアがあり総エリア数は不明、現在もエリア数は増えており200以上はあるらしい。
建物の購入や防衛要素があり、ギルドやクランを結成
することも出来る。
このゲームは発表された直後から話題になり、発売日直前は毎日のようにニュースにもなっていた。
しかし、実はこのゲームは発売前から良くないうわさが広まっていた。
俺は少しずつこのゲームに興味を持ち出してた。
オウレリア・アーキテクトには何かがある。
そう考えて・・・・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-29 23:23:51
79286文字
会話率:16%
9月21日。この日は和泉光也の好きな人・綾崎爽香の誕生日だった。プレゼントを購入し、爽香に手渡そうと計画していた光也。しかし爽香に贈る直前で、彼女の誕生日が前日の20日だったという事実を知る。
最終更新:2022-12-26 12:00:00
6151文字
会話率:27%
「ねえ筧(かけい)君、量子力学って知ってる?」
「え?」
僕と榊(さかき)さん以外誰もいない、放課後の教室。
日直だった僕たち二人は並んで黒板を拭いていたのだが、榊さんが唐突にそんなことを訊いてきた。
量子力学……?
「うーん、名
前くらいは聞いたことあるけど、具体的なことまではわからないな」
「ふふ、私も聞き齧った程度の知識しかないんだけど、何でも量子っていう目に見えないくらいとっても小さい物質は、誰かに見られてる時だけ挙動が変わるんだって。その謎を研究する学問らしいよ」
「は?」
そんなバカな……!?
※「なろうラジオ大賞4」の参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-02 21:07:23
807文字
会話率:52%
ある日の放課後、普通の男子高校生である鈴木誠(すずきまこと)はたった一人の友人、勇峰光輝(いさみねこうき)と帰り支度をしている途中で異世界エルドラに魔王を討伐するため召喚される。本を読んでいて放課後になったことに気が付いていなかった知識智
恵美(ちしきちえみ)と、日直であったため黒板を消していた天導聖(てんどうひじり)も誠たちと同じクラスだったため召喚に巻き込まれてしまう。
召喚した者たちの説明によれば、魔王が侵攻してくるのは二年後だ。そして、それを食い止めてほしいと召喚した者たちは言う。
最初は受け入れることの出来なかった者もいたが、自分達に勇者として魔王と戦う力が備わっていることを知ると、前向きに考え始める。
しかし、その中で一人だけ勇者の力を持たない者がいた。そう、当然だが主人公の鈴木誠だ。彼が手にした力の名は「雷操作」だった。各々が特徴的な勇者の力を持つ中、誠だけが勇者の力が使えない。それは人々の目線を厳しくすると共に誠自身も劣等感を抱く。
それでも彼は対等でありたいと願う。勇者である友人と対等でありたいと……。
これは魔王と勇者による戦い。どこにでもあるようなありふれた戦い。
そこに行き着くまでに彼が様々な人々と関わり、強くなっていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-21 21:00:00
412185文字
会話率:45%
山田は目立たない少年だ。
同じクラスの藤崎さんがちょっと気になっていて、イケメン男子に絡まれて、日直の仕事を押しつけられる、そんな、平凡で普通な山田くんのごくありふれた日常と、ささやかな秘密。学園青春ちょっとだけファンタジー。
最終更新:2022-05-10 21:34:16
11087文字
会話率:49%