「もう2度と失わない、私の運命の人」
幼い頃神隠しにあい自分の名前を忘れた令嬢は、自分を拾ってくれた老夫婦に「河辺紗綾」と名付けられ日本で慎ましく生活していた。
そんな中、高校の卒業式の帰り道に突如桜吹雪に襲われ、気がつくとなんと元の
世界・アシャネルーナ王国に帰ってきしまった!?
なんとかして日本に戻る方法を探していたところ、「本当の名前を呼ばれないまま、3か月後の満月の夜を迎える」ことで自分の望む世界へと帰れることを知る。
「本当の名前なんて自分でも分からないし、これは楽勝でしょ!」と思っていると、なぜか初対面のはずの王子・エドガーが妙に親しく接してきて___?
執着王子×日本に戻りたい元令嬢のラブゲームスタート!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-21 12:00:00
3050文字
会話率:48%
死刑囚星野翔太朗は、司法取引に応じた。その内容は罪を免除する代わりに、異世界の調査を行うというものである。無事に帰って来られれば、妹に金を渡すことができる。これに乗らない選択肢なぞ、翔太朗には存在しなかった。
しかし、翔太朗はまだ気が
ついていない。
この調査団は初めから欠陥を抱えているのだ。
死刑囚の誰もが、異世界からの帰還を望んでいるわけではない。現地での生活で十分に満足できる者たちがいる。ゆえに、調査員同士での争いが起きるのは必然と言えた。
日本に戻りたい派・戻りたくない派の争いだけでなく、異世界パースは極めて過酷な環境である。その牙を容赦なく翔太朗たちに向けるだろう。
おまけに日本への帰還方法は不明。
翔太朗は知らなかった。ここが決して出られることのない未知なる牢獄――すなわち、異世界監獄であることを。
※
本作はフィクションです。実在の人物とは一切関係がありません。また、法律等の適用に関しては、作者の不勉強につき、事実とは異なりますので、ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-05 07:23:22
47343文字
会話率:23%
ここは、モーゼの海ですかね? 私にも、海割りが使えたみたいで、ある意味気分がいい。
私の歩く先にいた人々がササアッと離れ、ヒソヒソと囁きながら距離をとっていった。
「まあ、奇妙な恰好の人」「近寄らない方がいいですわよ?」「シルエットが一直線
ですわ。女性らしさのかけらもございませんわね」
――美杉 華怜――27歳、日本人。どうやら異世界に転移しました。
家族なし、彼氏なし、貯金なし。なし、なし、なしで、日本に戻りたい理由さえもない。
「これから、王妃選抜試験を開始する。一次審査は容姿の審査だ。俺の隣に並べない程度の者を、妃に迎える気はない」
この人が王様? 若いわね。少なくとも、この人が結婚相手を選んでいるらしいのは分かったけれど……。
「それと、化粧を落とせ。スッピンを見せろ。女は化粧で誤魔化すからな。生まれてくる子が不細工では敵わん」
「上から目線で嫌な奴……」「なんだ? なにか言ったか?」
ヒュ~ヒュヒュヒュ~♪ 脇を見て、口笛でも吹いてようっと。と誤魔化したものの、私はいつの間にか、王妃選抜試験に参加していた……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-29 08:00:00
62954文字
会話率:42%
俺は、小野寺 真幸 51歳
腹痛で職場で倒れそのまま救急車で病院へ
そして、即入院、、、、、
検査の結果、急性膵炎だった。
そのまま、2週間ぐらいの入院だそうだ。
うちの愛妻が、病室にやってきた。
「あなた、大丈夫??急性膵炎ってすご
く痛いんでしょ。」
愛妻の美奈子が心配そうな顔で俺を見る。
「美奈子、急性膵炎だって迷惑かけるけど、、ごめんな」
「いいのよ、気にしないで。」
それから、2週間後、俺は退院もせずに病室にいる。
再検査の結果、膵臓がんだった。
俺は死を意識する。
死にたくない。
美奈子は毎日病院にやってくる。
俺は彼女に何をしてあげれるだろうか。何を残せるだろうか。
体が衰弱していく、お腹、胃や背中が痛い。。。死にたくなる。
でも、死にたくない。
「うっ、、、、美奈子、すまない、君より先に死なないと約束していたのに。。。」
美奈子が涙目で怒る。
「あなた、手術をすれば治るって先生おっしゃってるから、そんなこと言わないで!」
そして、手術の日になる。
奈美子の為に、俺は、絶対生きる、どんなことをしても生きる。
神様、俺にチャンスをください。
手術台の乗せられ神に祈る。
麻酔をかけられ意識がなくなると何故か真っ白な空間に、一人立つ俺
そこにいる、女神からある提案を受ける。
異世界に移転しないかというものだった。
異世界に移転しその世界を発展させれば、失敗するはずの手術を成功させ健康な体に戻してくれるそうだ。
選択の余地はないだろう。。
真幸は、愛する妻の元に戻ってくるために異世界に旅立つ。。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-10 22:06:00
229793文字
会話率:30%
『勇者は帰ってきた。
いきなり、異世界に召喚され、魔王と戦えと言われたときには、本気で逃げ出そうと思ったけれど。初めてオークと戦った時には漏らしたけど。魔王と戦った時には、大量の罠と味方の身代わり……犠牲で勝ったけど。
平和になった異世
界で、人々が穏やかに過ごす毎日に郷愁が蘇った日本に戻りたい。多くの女たちから泣きすがられたけれど。この日本への思いには代えられなかった。』という勇者が日本に戻ってきたというお話です。……おおむね書いてある通りなんだけど、異世界は全く出てきません。帰ってきてみたら、日本は日本でも、遥か未来の日本だったというね。『発展した科学技術は魔法と変わらない』という感じのお話です。宜しければ、見ていってください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-21 23:10:36
6515文字
会話率:49%
ある日、とあるはずみで乙女ゲーム内に転生した望月咲良。
しかもその転生先は悪役令嬢!
「ふっざけんなあぁぁぁ!?」
日本に戻るためには、ゲームクリアが条件!
立ちふさがる困難、襲い掛かる選択肢の数々!
果ては、ヒロインに攻略されなきゃい
けません!
「わたしは!日本に戻りたいの!」
無事、咲良は現代日本へと戻ることができるのか!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-04 16:52:53
3113文字
会話率:21%
山本灯里三十五歳。
独身、彼氏、友達いない歴イコール年齢。
歯並びが悪く陽不美人なレッテルを貼られていて、会社では同期の出世していくなか一人取り残されていた。
コミュ障で話すのは得意ではないが内心いつも毒づいていて性格もいいとは言えない。
そんな彼女がある日仕事で大きなミスをしてしまいクソ有能な上司二人に叱責されていたところ巨大地震が起きる。
足元が割れて上司と心中かよと毒づきつつも痛みを恐れ目を閉じた。
しかしいつまで経っても痛みはやってこなかったので目を開ければ見知らぬ森で一人きり…!
おい!上司はどうした!と舌打ちするも現代日本で無能だった彼女は見知らぬ場所でも勿論無能。
別に日本に戻りたい訳じゃないけれど、惜しむような命でもないけれど、それでも死ぬのは怖いので無能は無能なりに生きていこうと頑張るお話になるといいな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-15 21:53:57
44024文字
会話率:13%
剣と魔法とファンタジーな、中世ヨーロッパ風の異世界に前世の記憶を持ち越したまま、転生をした俺だったが…!?
え?何なの?神様とやらはふざけてるの?
正直、文明の利器に囲まれた現代日本に戻りたい。そんな俺が少しでも、生きやすい場所を作るために
奮闘する話、になる予定。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-29 01:22:52
9122文字
会話率:26%