遠ざかってしまっても、いや、遠ざかってしまったからこそ、発作というのは起こり得るものである。
そうして其れは自分自信よりも、第三者が悪戯によって開かれるものである。
どう? 人から施しを受けるのは?
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
耽美奇譚です。
禁忌として目を瞑り続けても、度々発作のように浮かぶんですよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-03 12:55:30
1046文字
会話率:45%
時は室町。乞食坊主の行を行う宗純は、貴族にへつらう僧侶から、偽善に満ちた施しを受ける。
その偽善に憤った宗純は、施しを最も僧侶として忌むべき物事に使うことにした。
破戒。男を買うて穢れてやる!!!
宗純は男娼窟に向かった。その夜、宗純は不思
議な出来事を体験した。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-07 14:55:58
6992文字
会話率:28%
飢え死にしかけていた老人は、とある屋敷でこき使われていた少女から一飯の恩を受ける。
老人はただで施しを受けるわけにはいかないと、彼女の望みを聞き、それを叶えるために動き出す。
その昔、某文庫の新人賞に応募し、箸にも棒にも掛からなかった作品
をひっそりと投稿してみます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-15 00:12:10
84201文字
会話率:48%
テルミドールは根無し草の旅人である。目的地を決めているわけでもなく、ただただ気の向くままに旅をしている。金子もないので村々で施しを受けることも度々ある。彼にはガブローシュという相棒がいた。もはやいつ迎えが来るかわからぬ老馬だが未だ元気であっ
た。そんな旅がいつしか巡礼地を回る旅へと変わった。神々へと祈りを捧げ、今日も無事に生きていると感謝する。ただそれだけの旅だったが、彼に不満はない。あるとすれば今は昔に捨て去ったはずの郷里への哀愁であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-14 04:40:35
14748文字
会話率:37%