大人の都合に振り回されるのは、いつも弱い立場の存在だ。
田舎町の外れにある小さな牧場に住む少年は、生まれた時から一緒だった一頭の馬を愛していた。
しかし、その馬のオーナーから突然預託金が支払われなくなってしまい、小さな牧場は苦しい選択を迫ら
れる。
少年は馬を連れ家を飛び出したが何か出来る筈もなく……。
これは無責任が生んだ悲劇。
※カクヨム短編賞2023参加作品です。https://kakuyomu.jp/works/16817330652596007180折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-07 21:01:32
2529文字
会話率:30%
何故か時々しか召喚できない巨人将機に搭乗し、旅の剣士が事件解決。
痩せた老馬に乗り、剣士ユージは今日も旅を続ける。
なぜか旅先で事件に巻き込まれる剣士。
しかも、世界最強の巨人将機ガラージオスは、時々しか現れてくれない。
現れてくれさえす
れば、どんな強敵も倒せるのに……
がんばれ、ユージ。
一緒に旅をする仲間たちとともに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-15 13:20:31
2495文字
会話率:33%
テルミドールは根無し草の旅人である。目的地を決めているわけでもなく、ただただ気の向くままに旅をしている。金子もないので村々で施しを受けることも度々ある。彼にはガブローシュという相棒がいた。もはやいつ迎えが来るかわからぬ老馬だが未だ元気であっ
た。そんな旅がいつしか巡礼地を回る旅へと変わった。神々へと祈りを捧げ、今日も無事に生きていると感謝する。ただそれだけの旅だったが、彼に不満はない。あるとすれば今は昔に捨て去ったはずの郷里への哀愁であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-14 04:40:35
14748文字
会話率:37%
馬に跨り颯爽と草原を駆け巡り金銀財宝を奪い去った馬賊。軍閥にまで成長する者もいた馬賊だが、バイクや車が発展して行き姿を消した。その中で一人の老馬賊は日本人の男に愛銃と誇りを渡そうと残り少ない命を燃やした。
最終更新:2009-04-14 23:33:29
2040文字
会話率:15%