或る時代の或る国で身に覚えのない疫病の元凶として捕らえられ処刑されてしまった鬼の俺。
死んだわ。終わったわ俺。冤罪なのに俺が鬼ってだけであいつら差別しやがって!ひどくね?
陰陽師とか嘘つきばっかよ?実際。テキトーに占って困ったら全
部鬼のせいにすんだからホントやってらんねーわ。
散々愚痴ってて気がついたらなんか川の側にいた。ちょっと薄暗い。ここは……橋の下?なんだ?起き上がれねぇ。
「あら、赤ちゃん。全然泣かないからいるの気づかなかったわ。大丈夫今日からあたしがあなたのママよ」
赤ちゃん?それにママて。だいたいお前男じゃん。しかもゴリマッチョハゲじゃん。これ逃げなきゃヤバくね?全然逃げられんけど。
「さ、一緒に帰りましょうね。あたしたちのお家へ」
こうして俺は敢えなく攫われたのだった………
つづきが気になった方は本編へお進みください。
気にならなかった方はありがとうございました。
サヨウナラー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 16:19:52
2228文字
会話率:59%
乙女ゲーム『輝け青春☆エイト学園高等部』通称『エイト学園』の世界に転生してしまった佐藤美鈴。
これから沢山のイケメンとの出会いがあると震えあがっていた。
その理由は美鈴がとある理由から『男性恐怖症』だったから。
美鈴は転生を理解した瞬間から
、イケメン達との出会いを避けるべく奮闘するが、その結果は散々な物である。
とは言え、美鈴だってただただ指を咥えている訳ではない。
これは様々な出会いと経験を経て、大きな愛を『思い出す』美鈴の成長ストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 09:00:00
554589文字
会話率:41%
そこは、英雄たちが敗北した未来の世界。人類はゾンビハザードや戦乱といった数多の災禍に見舞われ、ただ滅びるのを待つだけだった。
絶望に支配された世界を救うために、英雄の遺志を継いだ少女は禁忌の技術を使い、過去を変える旅に出る。絶望を断ち
切る勇者の剣と、愛と勇気、ちくわを携えて。
そして、2013年の秋。
舞台は東北地方を襲った未曽有の大災害から間もない、復興途上の宮城県岩巻市。そこに住む普通とは少し違う少年のヨシノは、ある日空腹で行き倒れていたゾンビの少女、ミヤタと出会う。そしてそれは、世界の命運をかけた物語の始まりだった。
反ゾンビ団体との抗争、復興利権をめぐる陰謀、人工太陽計画、ご近所さんからロリコンと冷たい視線を浴びせられる日々。幾多の試練を乗り越えた先に、彼らを待ち受ける運命は――。
ヨシノ「はいストップ。ツッコミたい箇所がいくつかあるけど、ちくわはいる?」
ミヤタ「おいしいとは思うの。もぐもぐ」
セラエノ「当然よ。なんならここでちくわの魅力をギリギリまで紹介、」
ヨシノ「しなくていいよ。皆頑張ってアクセスを稼ぐため色々考えてるのに、そんな事をしてる人見た事ある? あとロリコンとは心外だね」
チェルノ「ロリコンなのは事実だろ。ア〇ネスからドロップキックを食らっても文句が言えない事を散々しておいて」
ヨシノ「ま、まあ。それはさておき、セラエノはなんでここにいるの、サブキャラなのに」
セラエノ「ノーワルフザケ、ノーライフ! 私たちは悪ふざけに命を懸けるの! 本編じゃ私の活躍は控えめだから、ここで爪痕を残さないと!」
ヨシノ「心配しなくてもしつけのなってない猫が爪研ぎしたふすま並みにズタボロだよ。脇役は出しゃばらないで空気を読んでね?」
セラエノ「あ、あら、ヨシノ君、サイコパスモードが発動してるけど。いやん、そんな瞳孔全開で見つめないで、ちょ、実弾はマジでやばっぶぎぇもっすッ!?」
ハナコ「え、えーと、えーと! それではゾンビのミヤタさん、始まります!」
ミヤタ「はじまりなのー!」
※もしよろしければ過去作もご覧ください
終末だらずチャンネル
https://ncode.syosetu.com/n2739gn/
終末リテイク
https://ncode.syosetu.com/n7744hp/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 01:42:54
3944047文字
会話率:59%
アラサーのサラリーマン、佐久間有翔の人生は散々だった。そこそこ良い大学に入学していたものの就職活動に失敗してブラック企業にしか入れず、五年以上付き合っていた彼女にも理由すら教えられないまま一方的に振られてしまい人生がお先真っ暗だった。
そ
してある日ついに長時間労働による極度の疲労と睡眠不足によって有翔は過労死してしまう。だが気付けば十年前の高校の入学式の日に逆行していた。有翔は異世界ではなく過去の自分に逆行転生してしまったのだ。
ブラック企業から解放された有翔は今度こそ幸せな人生にしようと誓うが、高校時代には関わりすらなかった元カノの様子が何故かおかしく異様な視線を向けられて……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 21:01:58
42449文字
会話率:57%
俺の名前は「斎上院(さいじょういん) 燈矢」だ。
名前から察するだろうが、中級以上の家に生まれだったのだが、獅子からハゲワシが誕生した。
そのハゲワシが俺だ。
一応、言っておくが、爪弾きにされない程度には高校生として学んでいた。
まあ、少年
時代が劣悪だったのも含めて、良く言えば「薬にも毒にもならない男」で、悪く言えば「小悪党」だと言われたな。
そんな俺でも、手を差し伸べてくる物好きなアイツのお陰で、俺の中にも綺麗な所が残っている。
そんな俺だから、交差点でダンプに轢かれると自覚した時はあっさりと「生」への執着は消えたな。
それに、俺が死んだ後に動く金は、全て「アイツ」に渡る様にしたから「恩返し」としては充分だろう。
だから、未練は無い……と思っていたら「異世界転生」かよ!
確かに、少年時代に散々読んだが、まさか本当に異世界転生するとは誰も思わないだろう?
しかも、前世を思い出したのが、テンプレ「ダンジョン深部での追放」とはな。
……まあいい。
どうせ、天涯孤独なんだ。
好き勝手に生きるさ!
それに、前世ではアイツの恩に報いる為に我慢していた事でも、この世界なら自由だ!
助けたい奴は助け、殺したい奴は殺そう。
今の俺なら、それが出来る!
何故なら、俺はダンジョンマスターだからだ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 20:50:00
466149文字
会話率:55%
伯爵家の長男、ハイド・リューゲンは転生者だ。
日本人だった彼の前世は散々なものだった。
会社の上司からは嫌がらせを受け、同期からは疎まれ、親戚からは金の無心をされて家族仲もずたずたになった。
最期には強盗に刺し殺されるという始末。
それもこれも宝くじに当選して分不相応な大金を得たせいだ。
折角生まれ変わった今世では、身の丈に合った幸せを求めて生きていく。
彼はそう誓ったのだが――。
「神様……スキルは要らないって、言いましたよね……」
【武神の導き】【神泉の源】【全知神の目】【神界の泥人形】
四つの最強スキルを神様から授けられた彼は、前世と同じ轍を踏まないよう、力を隠して生きていく。
※他サイトでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 20:00:00
147371文字
会話率:34%
大学三年の夏休み、久我は自室でとあるゲームをプレイし続ける日々を過ごしていた。
そのゲームは久我が高校一年生の時、いつの間にかインストールされていた制作会社どころか、タイトルすら不明なゲームだった。
怖いもの見たさでプレイしたところ、そ
のクオリティの高さにどっぷりハマってしまい、ここ五年間の空き時間は、ほとんど謎のゲームに注ぎ込んでいた。
そんなある日、自室でゲームをプレイしていた久我は、唐突に見知らぬ空間に転移してしまう。
困惑しながら漆黒の神殿を見渡していた久我の視界に、一人の男が映り込む。
その人物は、謎のゲームの中で登場するキャラであり、最推しキャラである魔王ラファリアの父、ベリファードだった。
ベリファードは、久我のプレイしていたゲームに登場する世界は実在し、自身の娘であるラファリアを救える人物の選定する為に、世界の複製をゲームとして提供していたのだと語る。
救われなかった結末を迎えた最推しキャラのラファリアが救えると聞かされ、久我はベリファードの話に飛びついた。
意気揚々と異世界に転生した久我が目を覚ますと、
ゲームのストーリーで散々主人公を馬鹿にした挙句、序盤で死んでいったクズ男に転生していたのだった。
まさかの転生先に落ち込む久我だったが、本来ならエンディング後に解放される筈の隠しダンジョンへと赴き、世界の原則を覆す圧倒的な力を手に入れる。
ゲームにも存在しなかった特別な能力を取得した久我は、その力を以てストーリーを改変し、ゲームで救われなかった者たちを救っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 18:20:00
3747文字
会話率:47%
やりたいことをやり通し上司に逆らい続けた俺は、謎子会社に出向となり異世界開拓業務に回される。早い話、厄介払いで追放された左遷だが、むしろ俺は超歓迎w
だって誰にも見られずサボり放題じゃん。ラッキー! サボってるだけなのに異世界出張手当まで
つくとか天国かよwww
俺にだけ甘えてくれるエリート女上司や使い魔サキュバスと地図を作るうちに、得意の妄想力で無双してお気楽出世していくが――。という楽勝成り上がりラブコメ。
主人公には出世欲も冒険心もなく、仕事をサボるため、ひたすら全力を注ぎます。それでも異世界では人に頼られてひとかどの男になり、現実世界では社長をやり込めた挙げ句、謎の出世街道まっしぐら。出世頭になったため、散々俺を馬鹿にしてた同期が擦り寄ってきたが「今更もう遅いわw」と軽くいなします。
そして信頼し合える仲間を得て、毎日楽しく過ごしていきます。
●異世界ラブコメ×半沢直樹的ざまぁリーマン小説、奇跡のマリアージュ
カクヨムにて先行公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 07:10:00
1211748文字
会話率:62%
長年片思いしていた幼馴染のレイモンドに大失恋したアデレード・バルモア。
自暴自棄になった末、自分が不幸な結婚をすればレイモンドが罪悪感を抱くかもしれない、と非常に歪んだ認識のもと、女嫌いで有名なペイトン・フォワードと白い結婚をする。
初顔合わせにて「君を愛することはない」と言われてしまい、イラッときたアデレードは「嫌です。私は愛されて大切にされたい」と返す。
あまりにナチュラルに自分の宣言を否定されたペイトンが「え?」と呆けている間に、アデレードは「だったら私は貴方を愛さないので、貴方は私を愛することでお互い妥協することにしましょう」と詰め寄る。ペイトンは、何故かこの想定外の提案を承諾してしまう。
かくして、愛され妻と嫌われ夫契約が締結された。
出鼻を挫かれたことでアデレードが気になって気になって仕方ないペイトンと、ペイトンに全く興味がないアデレード。温度差の激しい二人だったが、その関係は少しずつ変化していく。そんな中アデレードを散々蔑ろにして傷つけたレイモンドが復縁を要請してきて……!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-10 08:54:33
253505文字
会話率:48%
中華料理屋に嫁ぎ、姑と出戻りの小姑に散々こき使われた挙げ句、過労で死んでしまったサツキ。
生前愛読していたロマンス小説のヒロイン、メイリーンに転生したが……
彼女は思う。
死んでまで、家事なんか絶対にやりたくない!
溺愛なんてどうでもい
いから休ませろ!!
☆一話1000文字前後の、さくっと読める連載です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-09 20:10:27
52358文字
会話率:43%
現実から逃避、もとい長い睡眠をしていた裕 田中は女神(白球)に出会う。女神の問いかけに適当に答えてしまった裕は異世界に飛ばされることになった。飛ばされた異世界では襲い掛かるモンスター(熊)、状況を確認する前に大男に腹パンされて気を失ったりと
散々な目に合う。それから半年後、裕はあるファミリアの雑用係になっていた。冒険者になることを決めた裕が選んだジョブは忍者。はたして、現実逃避した後、裕はどんな冒険を繰り広げるのだろうか。
若輩者+外国作家なので多少言語がわかりづらい、読みずらい所があると思いますがご了承ください。ご意見ご感想があればぜひ書いてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-07 19:15:57
383344文字
会話率:47%
背がすらっと高くしなやかな体躯で目鼻立ちがくっきりとした容姿、それこそが美人の条件と言われている王国で、侯爵令嬢リリアーヌはとても華奢で小柄な愛らしい容姿だった。そのため周囲から散々馬鹿にされ、ついには幼少期から決まっていた王子との婚約も破
棄されてしまう。美しい容姿であるリリアーヌの妹と婚約をし直す形で。
王子との婚約を破棄されたなどという醜聞を背負ったリリアーヌは、もう他の縁談も見込めず、両親によって辺境へ追いやられてしまった。
しかし辺境で失意の中暮らしていたリリアーヌに、思わぬ出会いがある。大国である帝国の第二皇子で、現在は公爵位を賜り騎士団長として働くフェルナンだ。
酷い怪我をしているところを光魔法で治癒したらなぜか興味を持たれてしまい、リリアーヌはフェルナンに求婚されることになる。
しかしさすがに社交辞令だろうと信じていなかったリリアーヌだが、後に正式な書状が届いたと王都から連絡が来る。リリアーヌのことを虐げ、一方的に婚約を破棄した側はこの事態に大混乱に陥り――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-06 20:20:00
223485文字
会話率:54%
「シンデレラ」の物語は誰もが知っている——
美しい少女がガラスの靴を手がかりに王子と結婚し、幸せに暮らしました、とさ。
……でも、それって本当にハッピーエンド?
気がつけば、私は義理の姉としてこの物語の中に転生していた。しかも、シンデ
レラを散々いびった舞踏会の夜の直後。手遅れ感満載。
このままだと、エラ(シンデレラ)は確かに王子と結婚するけど、その後待っているのは不幸な未来。王宮での嫁いびり、王子の無関心、そして孤独——。
こんなエンディング、認められるわけない!
私は舞踏会をブッチして、魔法使いの弟子になった。エラを救うために。だけど予想外の魔法の呪文、クセの強すぎる師匠、そして最悪なことに……!?
エラの幸せを取り戻すため、義理姉のドタバタ救出劇が今、幕を開ける!
果たして本当のハッピーエンドはどこにあるのか——!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-06 06:00:00
18227文字
会話率:34%
「あなたって本当に役に立たない男だよね。」
「もう用済みの男なんていらないから別れましょう」
「ばいば~い」
そう言われてあっけなく振られた主人公の斎藤響は、元彼女に対して散々奢らされたり暴力を振るわれたりしていた。
振られた後に誰も信じ
ることができず自分だけの殻に閉じこもってしまう。
そんな様子を見かねていた幼馴染の清水心乃は、ずっと前から彼のことが好きだったので彼を救って自分と付き合ってもらおうと考えた。
果たして心乃は響のことを救って自分のものにできるのか?
それとも救えずに学園生活を負えるのか?
これは私が読みたいなと思った内容を私が作り上げるものです。
ご指摘やご質問、ご感想などもお待ちしております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-06 02:18:43
5408文字
会話率:21%
【シリーズ】「ちょっと待ってよ、汐入」
僕、能見鷹士は、探偵業を営む汐入悠希の無茶振りにいつも巻き込まれてしまう。猫探しに付き合わされたり、夜の研究施設で心霊現象に遭遇したりと散々な目に遭った(【1】猫と指輪、【6】ゴーストバスター
ズ?)。まあ、汐入の無茶振りをしっかりと断らない僕も悪いのだけれど。
汐入とは高校生の時分からの付き合いで(【3】エピソードゼロ)、今は共に個人事業主ということもあり、たまに困り事を相談し合っている。
そんな関係の汐入だが、実は汐入は高校生の時分に父親圭一郎さんを亡くしている。通り魔に刺されたのだ。その事件を語る時、僕たちの心の中になんとも言えない自責の念が湧いてくる。あの時の正解は未だにわからない。一体どうすればよかったんだろう・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-04 20:43:24
4442文字
会話率:30%
【シリーズ】「ちょっと待ってよ、汐入」
僕、能見鷹士は、探偵業を営む汐入悠希の無茶振りにいつも巻き込まれてしまう。猫探しに付き合わされたり、夜の研究施設で心霊現象に遭遇したりと散々な目に遭った(【1】猫と指輪、【6】ゴーストバスター
ズ?)。まあ、汐入の無茶振りをしっかりと断らない僕も悪いのだけれど。
汐入とは高校生の時分からの付き合いで(【3】エピソードゼロ)、今は共に個人事業主ということもあり、たまに困り事を相談し合っている。
今日は僕の身内からの相談事を汐入に依頼した。叔母さんから、叔父さんの遺した謎解きを解読して欲しいとのこと。遺された手紙を見ると意味不明の数字や聞いたこともない言葉が並ぶ。これ、解けるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 19:56:17
9545文字
会話率:46%
【シリーズ】「ちょっと待ってよ、汐入」
僕、能見鷹士は、探偵業を営む汐入悠希の無茶振りにいつも巻き込まれてしまう。猫探しに付き合わされたり、夜の研究施設で心霊現象に遭遇したりと散々な目に遭った(【1】猫と指輪、【6】ゴーストバスターズ?)。
まあ、汐入の無茶振りをしっかりと断らない僕も悪いのだけれど。
汐入とは高校生の時分からの付き合いで(【3】エピソードゼロ)、今は共に個人事業主ということもあり、たまに困り事を相談し合っている。
今日は珍しく美術館に誘われた。シャガールを鑑賞したのち汐入はスタッフオンリーの部屋にツカツカと入っていく。え?何?まさかまた何かに巻き込まれる!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-21 21:03:39
9974文字
会話率:50%
どこかなつかしいのに、そこはかとなく先鋭的
――ネオ・ファンタジー開幕
「別に、どの話から読んでいただいてもかまわないのよ。
わらわとしては、『事故物件』の話がお気に入りなの」
黒猫のミーシャは、尻尾をぴぃんと立ててそう言った。
【あら
すじ】
現代日本でのほほんと暮らしていた鉄輪ナツメと斉藤雄介(ユースケ)は、わけもわからないうちに、魔力あふれる世界「第三の箱庭」へと転送された。
ネットもねえ。サイゼもねえ。
おまけに言葉も通じねえ。
さらには二人が、この世界の万物の根源である「魔力」の影響を
一切受けない体であることが判明する。
せっかくファンタジー世界に来たのに、
ボミオスもブラインもモグレフもマカジャマも使えない。
ユースケのテンションは、だだ下がりだった。
なお、武闘派のナツメはそこはどうでもよかった。
そして、そんな特別な二人を力あるものたちは放っておかなかった。
ある者は究極の鉄砲玉として利用するために、
ある者は一方的な庇護欲から、
またある者は平和維持の観点から、
ナツメとユースケは追い回されることになる。
ところが、ある事件をきっかけに、
列強は二人の存在が途方もなく危険なことを理解する。
「取り扱いを一歩間違えれば、この世界は消滅する」
そうして彼らの出した結論は、
「争っている場合ではない。
力を合わせてナツメとユースケを元の世界へ送り返す手段を探し出す。
……それも“なる早”で!」
ということであった。
こうして、列強間の協力体制が確立。
世界につかの間の平和が訪れたのであった。
しかし、列強に散々怖い目に遭わされたナツメとユースケは、
彼らの食客になるつもりはなかった。
だから、生きていくために、自分たちで稼いで食ってゆかねばならぬ。
そこで二人は、自分たちの特異体質を活かして「魔道探偵」なるトンチキな職業を立ち上げたものの、世間に認知されていない職業というものは、
どうにもスタートアップが難しい。
はてさて、どうなることやら……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-04 10:50:43
5080文字
会話率:30%
過去に散々やりつくされた三国志のお話です。
対象年齢は何とか中学生位からを目指します。
最終更新:2025-02-04 07:27:32
50458文字
会話率:21%
とある平民の学校──そこにいた一人の女生徒が貴族の学院に入った途端、彼女の取り巻きと化していた男どもが、他の女生徒に目を向け始めた。
だが、彼女たちは、彼らをまったく相手にしなかった。当たり前だ。今まで散々空気扱いされていたのに、今さら
アタックされても困る。
カスタネアもその一人だった。しかし、家のためにある商家の息子を紹介される。
彼もまた、あの女生徒の取り巻きの一人だった──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 07:28:53
4020文字
会話率:17%
※書籍化します!
10/1にKラノベブックス様で発売!
コミカライズも決定してます!
史上最強の勇者である俺・ユージーン。
魔王を討伐した後、気づけば俺は貴族の息子・ユリウスとして転生していた。
どうやらこの世界の俺は、魔力ゼロの忌み子
として、家から見捨てられていたらしい。
優秀な双子の弟と比べられ、わがまま王女な婚約者を寝取られ、学校や屋敷の人たちからは無能とさげすまれる。散々な日々を送っていたみたいだ。
しかし別人に転生した俺は、それらを全く気にせず、2度目の人生を気ままに過ごすことを決意する。
このときの俺は知らなかった。
ここが勇者のいた時代から2000年後の未来であること。
平和な世界では、魔法も剣術も、すさまじくレベルが低下していたことに。
勇者としての最高の剣術、魔法、回復術、体術を引き継いだ状態で転生した俺は、衰退した未来の世界で、自覚なく最強の力を振る。
周囲の悪評と常識をことごとく覆し、恋人や家族、そして俺を馬鹿にしていた弟からは嫉妬される。
けれどそんなこと全く気にせず、俺は今日も自由をただ謳歌するのだった。
※書籍化に合わせてタイトル変更しました
旧「落ちこぼれの兄の方が実は最強〜史上最強の勇者、未来の世界へ転生する。優秀な弟に婚約者を寝取られ、家や学校からも無能と蔑まれてたが、前世の力を引き継ぎ気ままに生きてたらいつの間にか目立ってた」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 00:49:34
515881文字
会話率:48%
貴族の母を持つのに、父親がいないうえに市井生まれ・市井育ちという、訳あり男爵令嬢のレティシア。養父の決断で実の父親に会うことになったうえ、実の父親の養子にされ、公爵令嬢として貴族の一員となる羽目に。
奇跡の令嬢と一躍時の人となったレティシ
アは、最高に都合の良い男を見つけて結婚(詐欺)して、絶対にここから出て行ってやると息巻くが……。
要らぬ縁で軍人に目をつけられたり、重大事件の第一発見者になったり、魔女疑惑を掛けられたりと散々な日々。
そんなある日、レティシアは凶賊に誘拐され、それを皮切りにいつのまにか国家の一大事へ巻き込まれてしまう。
果たしてレティシアは、自分の人生のため、貴族社会から脱出できるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 00:37:58
278605文字
会話率:43%