聖職者ですが、結婚します。
聖職者ですが、婚家と戦争(けんか)します。
常識とか正義とか、自分で判断するのでお構いなく。
霜月の奥で、如月の二。それが私。それがすべて。
この時代の“如月の二”について、清廉潔白、純真無垢、高潔無比な
どといった言葉を並べる語り部は、今後信じないほうがいい。
勿論、そういった側面があるのは認める。一切ないとは断言しない。
だが彼女を語るに置いて、最も重要な要素はそこにない。
語り部がそっと塗り潰した項目にこそ、彼女を表すほとんどが含まれているはずだ。
誰かの印象を聞けば、人それぞれ意見が異なるように。
如月の二も完璧な神官というだけでなく、その時代に生きた一人に違いない。
だから、敢えて語ろう。
多くの語り部が上っ面の綺麗事だけを並べるようになるなら、尚更。
きっと正史ではなかったことにされ、歴史の中に埋もれるであろう真実。
如月の二は、ひっでぇ女だ、と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-20 23:32:33
226694文字
会話率:53%
魔法が存在する世界で魔力量という才能が全てを決め、膨大な魔力を持つドラゴンが最上位種でありそんなドラゴンに振り回される世界……
ある日グレンという少年がドラゴンに父親を殺される。
その後、賢者のもとで十年間辛く苦しい修業に励むこととなる。
しかし、グレンはほとんど魔力を持たず魔法の発動も満足にできなかった。しかし、彼は強い精神力を持っていた…
十年の修行はそれをやり遂げたグレンは師匠に連れられ邪竜と出会う。
グレンの置かれる異常な環境によってグレンが最強になっていく物語です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-09 01:36:39
7337文字
会話率:27%
文武両道、才色兼備。容姿、才能、家柄などあらゆる物事に恵まれて産まれた少女、ミエリィ。だが決して己の恵まれた環境に驕ることなく、ミエリィは天真爛漫に成長した。それはもう他の追随を許さないほど圧倒的なくらいに……。
「まあ!こんなに楽にお
着替えできたわ!」
「我の黒炎は早着替えの魔法ではない!というか人のマントを躊躇なく燃やすな!」
ストーカーや変態など個性豊かな人々に囲まれながらミエリィは己の道を行く!
これは貴族も平民も善人も悪人も動物も魔物も、ありとあらゆる存在を振り回して生きていく、1人の少女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-27 00:49:36
106497文字
会話率:23%
今後、なろうで書く予定としている作品があるのですが、いきなり書くのも拙速と思い、まずは作品世界の説明が必要と考えて一筆記してみました。
ただ、内容は兎も角、当初短編小説として掲載しようとしたら、文字数の関係でやむ無く連載形式を採用しまし
た。
しかし、実際は前後編(前編が非常に長い)なので、読む場合は前編側からお読みになられる事をお勧めします。
なお、荒削りゆえ、読み難いかも知れません。その場合はお許し頂きたく存じます。
2022年9/29追記。
少しばかり手直しを加えています。
最初に作品投下してから、更に付け加えたい事が幾つも生じた為でもあります。
世界観としては20世紀初頭の現実の日本に相当する「ヤマト国」を舞台としつつ、「碧の月」という異世界との接触から始まる架空の歴史を記しています。
書くに当たり、幾つかの「都市伝説」やらネット上のネタやら昔の神話などを浅めに拾って流用(改変あり)しています。
あと最後になりますが、あくまでこの作品は本編作品を書く為に用意した「小話風設定」です。
所謂フィクションであり、実在する人物、組織、国家は一切関係ない事を明記しておきます。
(作品内に登場する"歴史上の人物"の子孫の皆さん、ごめんなさい。あと、一部意図的に存在をボカしている人物もいます。)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-01 22:05:11
68974文字
会話率:10%