【基本的に月・水・金の18時更新しております】
リンディ王国には四人の王子王女がおり、それぞれに秀でた才を発揮していたが、自身の出産で王妃である母を亡くした末の姫・エーヴァファリンは、国から王妃を、兄姉たちからは母を奪ったことを気に病み、表
には一切姿を現さず城の奥に引きこもってしまう。
また早産の影響か、王族ならば必ず持っているという〝魔力〟にも恵まれなかった彼女は体が弱く、公務にも出たことがなかった。
そのため誰も彼女の姿を見たことがないことから、いつしか『幽霊姫』と嘲笑からくるあだ名までつけられ、ひとり嘆き隠れるように生きる日々。
──まぁ、表向きだけは。
「エヴァ様! 勝手に城を抜け出すのはおやめください!」
「あらオスキャル。護衛対象に撒かれるなんて護衛騎士失格よ?」
「撒かれてねぇぇーッ!」
これは、実は誰よりもお転婆で破天荒な素顔を持つ末の王女様と、彼女の護衛騎士になったばかりに振り回されていつも不憫な目にあってしまう初恋拗らせ護衛騎士のドタバタとした日常の軌跡である。
振り回されてばかりだが秘めた想いを王女に向ける被害者護衛騎士×いつかする政略結婚の日までは誰よりも自由でいたいと願う王女のドタバタハイテンションラブコメディです。
ラブより気持ちコメディ多め、ですが最後の溺愛までお付き合いくださると嬉しいです。
※ネオページ様先行にて連載しております。
エブリスタ様、カクヨム様、ベリカフェ様にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 18:00:00
162948文字
会話率:49%
先天性心疾患を患っている司。そんな司はある日突然発作を起こし、入院する事に。入院7日目の司は病院に嫌気が差し、抜け出す。司が向かった場所
は、類の家。類は司から何故ここにいるのかを聞く。理由を聞いた類は頼りにされていると感じ、独占欲が芽生え
る。
そんな類と司のお話し。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 09:03:36
863文字
会話率:0%
カージン王国で文官として働く孤児のリャーナ。文官として採用されている筈なのに、同じ魔術師第1部隊で働く魔術師カーラが押し付けてくる仕事でフラフラだ。
今日もカーラが押し付けてきた結界魔術陣の魔力充填の仕事を熟していたら魔力欠乏に陥り、魔
獣がはびこる山の中で倒れてしまった。
人の好さそうな冒険者ダルカスに助けられ、自分の境遇をぽつぽつと話している間にリャーナは気づく。アレ? もしかして私、冷遇されていたのでしょうか。
清く貧しく逞しい文官が、理不尽な待遇から抜け出すべく、努力するお話です。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 08:00:00
147716文字
会話率:48%
1485年春、ルミナール王国。厳格な宮廷生活に窮屈さを感じていた第三王女セレスティアは、ついに城を抜け出す決意を固めた。護衛騎士の協力を得て深夜の脱出に成功するも、持ち前の方向音痴により予想もしない冒険の旅が始まる。
商人の娘として身分を
隠したセレスティアは、各地を転々としながら様々な人々と出会っていく。温かい友情、職人たちの誇り、そして人生初の恋愛。しかし、身分を偽る罪悪感と現実の壁が次第に彼女を苦しめることになる。
やがて正体が発覚し王宮に戻ったセレスティアは、旅で学んだことを活かして新たな挑戦を始める。だが周辺諸国で不穏な動きが始まり、再び大きな決断を迫られることになる。
方向音痴で甘いもの好きの王女が、愛と友情を通じて真の指導者へと成長する、笑いと涙の成長物語。
主題歌: https://youtu.be/uk4uUzpDuhM折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 07:00:00
29251文字
会話率:53%
高校までの真面目な青年の姿とは打って変わり、大学を1年で行かなくなる。
過去の栄光に縋る一方、失敗を恐れ行動しない自分に嫌悪する負のスパイラル。
過去の檻から抜け出す方法を模索する日常の瞬間。
最終更新:2025-07-27 23:00:00
50702文字
会話率:51%
不登校の少年・中島進は4月7日のループに閉じ込められていた。
彼は何もせず自宅に引きこもり、同じ一日を怠惰に浪費し続ける。
そうして10年分の月日が経過した。
未だに変わらずループする日常で、中島はとうとう外出を決意する。
僅かなヒントを
頼りに4月7日を抜け出す時、彼は青春を知る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 15:39:38
73827文字
会話率:42%
かつて、魔法を操る神々の世界と、人間の世界は一つだった。ある時は神から与られ、ある時は神と契約を交わすことで、人間は魔法の力を預かることになった。そして、その魔法よって、人々は過酷な自然を生き抜くことができていた。やがて、二つの世界はバラ
バラとなって、神に与えられた魔法だけが人間の手に残ることとなった。
そのような話が神話となりつつあるほどの長い時を経て、魔法が人のものとして、日常に溶け込んだ環境の中で人は日々の暮らしを送っていた。
東の海に浮かぶ島・アスタリアでは、国王・ノクトが亡くなり、十四歳の娘・ユアが王女として即位することになった。しかし、まだ国を治めるには若すぎるとして、実際の国の政事は叔父であるネリアスが担うこととなったが、アスタリアは次第に軍国化していく。
それから二年、ネリアスに男の子が生まれたことを知ったユアは、自身の身を守るために、アスタリアから抜け出すも、逃げた先で人狩りに襲われてしまう。そんなユアを救ってくれたのは、軍国化したアスタリアに集落を襲われたルアーニア人だった。
ユアはアスタリア人がルアーニア人に残した傷跡を見て、自分の不甲斐なさと王女としての未熟さに苦悩しながら、ルアーニア人との交流を通して、人として、王女として少しずつ成長していく。
アスタリアが再びルアーニア人の領地を攻めようとしていることを耳にしたユアは、ルアーニア人と共に立ち上がり、国を取り戻す決意を固めるも、アスタリアの軍隊は、ある魔法に手を染めていた。
狂気に満ちた魔法が今、ユアとルアーニア人に襲いかかる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 14:49:23
19630文字
会話率:37%
乙女ゲームの世界に転移した少女ホノカは繰り返されるゲームの世界から抜け出すために悪役のソラニエと接触する。ソラニエと、そして従者のペリドットとこの世界の真実を追っていくうちに攻略対象であったはずの騎士団長ゼロンのソラニエへの執着が見えてくる
。なぜこの世界が繰り返させるのか、どうすれば未来に進めるのか、2人の少女による異世界物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 11:56:15
136806文字
会話率:66%
現実に大した希望も無く、夢も無く。ひたすらにコンテンツを消費する日々。
架空の世界にだけその情熱を燃やして、強い憧れだけを抱えて。虚しさを自覚しながらも、そこから抜け出すこともできず。
まるで大海を漂うクラゲのように生きてきた主人公、桜木澪
(サクラギミオ)。
だが退屈な日常は突然崩れ去る!
目を覚ませばそこは異様な森の中。水も食料もない上に、体は小さな赤ん坊に!
絶体絶命、万事休す!しかしてここから始まる冒険譚!
事ここに至ってようやく生きる意味を見出した主人公の足跡が今、幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 05:00:00
50387文字
会話率:43%
俺の名前は朝霧悠真(あさぎり・ゆうま)。
総理大臣の息子という、派手すぎる肩書きを背負って生きている。
外を歩けば狙撃、誘拐、監視の連続。自由なんて存在しない息苦しい日常――そんな生活に俺はもう、うんざりしていた。
だから夜になると、誰
にも告げずに家を抜け出す。向かう先は、今では廃校同然の「小枝高校」。
そこは、俺だけが知る“自由”の場所だった。
ある夜、いつものように忍び込んだ校舎で、俺は見てしまった。
廃部になったはずの部室に、制服姿の生徒が七人――まるで生きているかのように談笑していた。
だが彼らは、“幽霊”だった。
彼らはみな、この学校の元生徒。そして、すでに“死んでいる”。
事故、事件、不審死――それぞれ違う形で命を落とした七人には、ただ一つの共通点があった。
「死の裏に、国家の影がある」
さらには、彼らが疑っていた“黒幕”は――現職の内閣総理大臣。
つまり、俺の父・朝霧大輔だった。
信じられるわけがない。だが、逃げ出そうとした俺に追い打ちをかけるように、現れた刑事・後藤。
絶体絶命のピンチを、幽霊たちは協力と引き換えに救ってくれた。
こうして俺は約束した――
「お前らの死の真相を探る。その代わり、俺を守れ。そして……親父の無実を証明させろ」
七人の幽霊と、ひとりの“生者”。
隠された死、闇に消された記録、黒板に浮かぶ“失踪者リスト”。
幽霊たちの死には、“繋がり”がある。
それを追えば、やがて国家の闇に辿り着く――。
夜の学校で始まる、七つの死の謎と、ひとつの真実。
これは、真実と嘘が交差する、七つの死とひとつの運命をめぐる物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 00:30:00
2803文字
会話率:34%
多種多様な種族が共存する魔法の国、ルベルバス王国。王都ムウニ・ディンロの郊外に建つブリスティア魔障院の掃除番、アリス・ブリスティアは劣等生の烙印を押され、慎ましやかな日々を過ごしていた。
ある日のこと、平和な日常しかなかった魔障院に盗人
白兎が侵入する。アリスは白兎を捕らえ、何故侵入したのかと問い詰めると、観念した白兎は森に異変が生じて餌を採れなくなったと泣きながら訴えた。
アリスは魔障院をこっそり抜け出すと、立ち入り禁止区域である歪みの森へと様子を見に赴いた。森の奥で時空の穴を見つけると、好奇心から穴へと飛び込んだ先には、世にも不思議な世界が広がっていた。
しかし、魔障院へと戻ってきたアリスを待っていたのは、以前とは内容の異なる歴史書であった。アリスは些細な違和感から王国の探索を始め、やがて深淵なる忘却に侵された世界の真実へと近づいていく。
他のサイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 12:00:00
390326文字
会話率:49%
――ここは「失恋界(しつれんかい)」。失恋を理由に自ら命を絶とうとし、昏睡状態に陥った者だけが辿り着く、もうひとつの世界。
現実から逃げたはずの彼らを待ち受けていたのは、心を削り、身体を蝕む――過酷な“生”の試練だった。脱出の鍵は、ある“
基準”を超えた者だけに与えられる、カスミソウの印が刻まれたチケット。だが、その基準は開示されず、自分が今どこに立っているのかさえ、誰にもわからない。
集団服毒によって昏睡した10人の若者が目を覚ましたのは、花々に囲まれた、美しき楽園。だがその楽園は、奪い合いと裏切りが支配するデスゲームの舞台だった。勝者には衣食住の快適な報酬が、敗者には飢えと罰が与えられる。
そして、永遠に続くこのゲームから抜け出す唯一の道は──
10回のゲームが終わったあとに下される、“見えない評価”。
勝利だけでは届かないその基準の正体に、まだ誰ひとりとして気づいていない。
失恋を、終わりではなく──“本当の恋愛”を知るための始まりにするために。
恋しか知らず、愛を与えたことのない若者たちを、恋愛の本質と、愛の痛みへと目覚めさせていく異世界。
それが、“失恋界”。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 22:34:39
16333文字
会話率:31%
大罪人たちによる、最狂のパーティーがはじまる!
西暦三〇〇〇年。日本は死刑制度を撤廃した。
それに代わり採用された極刑は“島流し”
東京湾へ突き出すように建造された人工島。
『歪曲島』
罪人たちはそこで一生を終える。
しかしその実
情は、罪人たちによる無法地帯だった!
あるものは“地獄の楽園”と称するまでに至り、
地下二〇階ある牢獄には様々な文化が根付いた。
謎めいた研究をするラボラトリー。
ハーフ・ビーストという未知なる存在。
死と隣り合わせの中華飯店。
サイボーグの武器商人。
命で遊ぶ闇医者。
情報屋は顔を隠して舌を出す。
そして愛を探してさまようサイコパス。
さらには各階に存在するギャングたち……。
そこに一人の青年が投獄されることになる。
それは、この国をひとりで窮地に立たせた男だった。
囚人ID『R1N12A』――通称、リンダ。
彼は“青い鴉”のタトゥーを入れた男を探していた。
彼の目的と、その真意とはなんなのか……!?
そんな中でリンダの周りに仲間が出来てくる。
それはやがて、ひとつのチームへと変わっていく。
そのころ、公安もまた表と裏の両面で事件を追っていた。
彼らはなにを探っているのか。
その視線の先にある、本物の闇とは。
そして囚人たちに与えられた、唯一釈放の条件は、
跳開橋を動かす『カギ』を手に入れること。
リンダもまた、目的と同時にカギを探し始める。
しかしそこに立ちはだかるものは、地下迷宮と大罪人たち。
果たしてリンダはこの島から抜け出すことが出来るのか。
今、クソッタレどものイカレたパーティが始まる!
罪人たちによる怒涛のノワール・ファンタジー開幕っ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 18:10:04
116968文字
会話率:52%
マセガキだった主人公の黒川大樹は、中学に入学してすぐにクラスの女子に一目ぼれしてしまう。過去のトラウマもあることから異性と付き合うことから距離を置いていたが彼女からの好意が垣間見えてしまう。自分の過去のしがらみから抜け出すか、受け入れるかと
いう葛藤。そして周囲の目ばかり気にしてしまう主人公が彼女としているように見えて一人で駆け引きをしだす恋愛もの語り。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 00:49:05
1069文字
会話率:24%
前世が日本人だったことを思い出したオレは、村での地獄の日々を抜け出すために兵士に志願したが、世渡りが下手で田舎に左遷される。その村でも事件に巻き込まれ・・・
最終更新:2025-07-19 20:40:00
88126文字
会話率:16%
ハードSFの水は濃いか?――すみません、湧いてきていた話(ねこキャン)がハードSFに化けました…。
ローファンタジーだと信じて書いていた話が
ハードSFに化けてしまいました。
ハードSFの水は濃いのでしょうか?
一度、SFに浸かったら抜け
出す事はできないのか。
いつか、理論的に正しいファンタジーを書く事はできるのか?
そんな悩みの話です。
そして、すみません。
読んでくださっている皆様。
ジャンル違いになってしまって、…本当に申し訳ないです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 20:00:00
2102文字
会話率:0%
『この世界はいつなんどきでも美しい。私たち人類が生き続けるかぎり。』
この世は人類の大半が、「オーラ」と呼ばれる光を纏い、煌びやかな世界となっていた。
しかし"大半"であり、全ての人間がオーラを纏っているわけではない。
主人公である少年『レイ』はその大半からあぶれたうちの1人。レイは生まれたその時からオーラは無く、赤子の時にとある孤児院の前に捨てられたものの、その後の孤児院での生活にはそれなりに満足していた。それもそのはず、孤児院で生活している幼子はみな、オーラの存在を知らないからだ。
しかし、ひょんなことからレイが9歳の頃に「オーラ」の存在を知ることとなる。そしてレイは幼いながらに、何故自分がこの孤児院で暮らしているのかを察した。それは"自分はオーラがないことで肉親に捨てられた"ということを理解したことを意味する。
実際、オーラのあるこの世界では、オーラの無い者を見下し差別するものは多かった。時代とともに"オーラの有無で差別をすることはいけない"という風潮に変わりつつあるものの、心のどこかでは毛嫌いしているものは少なくないのである。
そんな中、レイは一大決心をし孤児院を抜け出すことに成功するが…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 18:49:48
24411文字
会話率:43%
街の小さな美術館には、毎日絵の内容が変わる「動く女性の絵画」があると話題になっていた。
美術館の話題作りだろうと思っていた警備員のアルバートは、夜間の見回りで突然女性の声に呼び止められる。
「私のお話相手になってくださらない?」
声の主はま
さに噂の絵画であり、美しい女性が笑顔でアルバートを見つめていた。
彼女は満月の夜にだけ、絵の中から抜け出すことができるのだという。
絵画な彼女との日々のお話。
1話1000文字以下の不定期更新になります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 07:41:28
700文字
会話率:12%
生まれ持った容姿のせいで家族から酷い扱いを受けていたアヴリットは、あることを思い出した。
身に宿る力が覚醒したせいで、王国に兵器として利用された前世を。
もう二度とあんな思いはしたくない──アヴリットは力が覚醒する十八歳の誕生日よりも
前に生家を抜け出すことを決意。
そして、隣国の若き公爵が自分と同じ「特別な容姿」であることを知り、どうにか彼に助けを求められないかと画策するが──
これは、苦労してきた二人がともに幸せになる話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 18:16:50
9562文字
会話率:12%
三人の幼い子どもを育てながら、王太子妃として日々懸命に努めるルウラ。
だが、夫である王太子は協力するどころか、「冷たくなった」「浮気しているんじゃないか?」と被害妄想を募らせていく。
夜な夜な城を抜け出す王太子の真実を知ったルウラは驚愕す
る。違法薬物、浮気、妄想──そして暴力。
このままでは子どもたちの命が危ない。ルウラは密かに子どもを連れて隣国へと逃れた。
だがその後、彼女を待っていたのは驚くべき転機だった。
王太子の破滅、そして──ルウラ自身が“王国の未来”を担う立場になるとは、誰が想像しただろうか。
「私は王にはなりません。ただ、子どもたちの未来のために、生きると決めました」
モラハラ王太子との決別から始まる、スカッと系王宮再生譚。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 12:26:51
1198文字
会話率:26%