「お前にはパーティーから抜けてもらう」
勇者パーティーから追放された魔術師、ルーファス。
しかし、彼の心は晴れやかだった。
追放されたことにより、好きな魔術を好き放題使えるようになったのだから。
故郷に帰ったルーファスは最愛の妹、ティナ、
幼馴染みのセラフィと再び冒険者を始める。
ギルドカードを更新したらなぜかSランク?
しかも、勇者たちが持っていた加護が全部ついている?
そう、彼こそが勇者パーティーの真の実力者だったのだ。
何かの不具合だろう、と特に気にせずにルーファス。急に龍が襲ってきたのでブッ飛ばしたら仲間になったり、ダンジョンの裏ボス倒したら超激レアアイテムゲット出来たりと楽しく冒険者生活を送っていた。
一方、主戦力を追放して弱体化してしまった勇者パーティーは賢者と名乗る女性を迎い入れる。しかし、彼女の加入によりパーティー内の人間関係が悪化していき徐々に崩壊していった。
※カクヨムでも投稿させていただいています。
※過去に別名義で書いていた作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 23:00:00
106444文字
会話率:33%
奪われた大切なもの、零れ落ちた願い、ただそれを取り戻すために。
魔術士メリーは怒りと執念を復讐の炎に焚べ、滅びへと向かう世界を駆け抜けていく。
“弱さ”を悪と断じたあなたに、“強さ”で私の正しさを証明する。
──全てを奪った者たちに報い
を。その命をもって。
一方、世界の終焉にそれぞれの立場から抗う者たちがいた。
復讐と救済、生と死、正義と犠牲、希望と絶望、善と悪──
交わらない立場、交わる想い。
その境界線が、やがて一つの未来の輪郭を描き出す。
選び取るのは、自らの信じた答え。ただ、それだけ。
* * *
※過去に投稿していた作品を、一部表現や構成のバランスを見直しながら、改めて投稿しています。
物語はすでに完結済みで、毎日投稿予定(全108話予定)です。
本作は、メリーを主人公とした群像劇風のファンタジーです。
恋愛要素は含まれておらず、物語の後日譚として別途「恋愛編」を展開予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 22:20:47
121779文字
会話率:45%
この物語は、伊賀忍者と織田軍が戦ったあの有名な天正伊賀の乱を舞台にした歴史スペクタクルであるが、これまでの歴史小説と違う点は、史実にある程度基づいて書かれてはいるものの、奇想天外な忍術や戦術や謀りや裏切りが随所で出てくる。
注目したいのは
、やはり忍者と言えば伊賀忍者と甲賀忍者。この二大忍術集団があの手この手で駆け引きを仕掛け合う。それによって、ピンチに陥ったヒーローがどう切り抜けて行くのかといった切迫感(ハラハラ感)が増している。
登場人物は忍者だけに留まらず、砲術に長けた傭兵団、東国一の暴れ者一族。そして織田信長・信雄父子、明智光秀、滝川一益、丹羽長秀、蒲生氏郷、筒井順慶、小寺孝高(黒田官兵衛)ら名だたる武将に加え、敵味方入り乱れ、荒木村重、毛利輝元、本願寺顕如などが要所要所でストーリーを盛り上げる。
こうした戦国武勇者たちとの命を懸けた戦いに伊賀忍者がどんな忍術で、どんな奇襲で、どんな覚悟で立ち向かうのかといった心理的情景も是非楽しんでもらいたい。
この作品は歴史小説というより、漫画映画になりそうなエンタメワールドにきっと近い。読者は5分に1度は「!」を頭に浮かべるのではないだろうか。
主人公のくノ一は、戦国覇者織田信長を倒せるのか、否か・・・
その答えは是非この本の中で探してみてください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 22:02:13
13808文字
会話率:45%
夏休み、それは子どもたちにとって“楽園”かもしれない。
でも──ママたちにとっては、終わりなき“戦場”だった。
シングルマザー、義理親との同居、専業主婦、共働き、そして外国人ママ。
環境も立場も違う5人の女性たちが、それぞれの地獄を40日
間くぐり抜けてきた。
無限に鳴り響く「ママー!」、一日三食×40日、休みのないワンオペ、見えない“ちゃんとした母親”像。
誰もが、誰にも言えない痛みと孤独を抱えていた。
そして──
すべての夏が終わったとき、彼女たちは出会う。
これは、「ママ」という名前で呼ばれるすべての人へ贈る、
笑って泣けて、心がちょっと軽くなる、リアルな連作小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 21:12:04
11021文字
会話率:19%
胡里高校で化学教諭をしている月崎は何事にも動じない、仮面のような無感情な男だと生徒達から噂されていた。そんな月崎に新木七海という女生徒が相談を持ちかける。気味の悪い動画が送られてきたと。しかしその動画とやらは新木のスマホ内に残ってはいなか
った。
「誰かのいたずらだろう」と告げ月崎は新木を教室へと戻した。その次の日から新木の様子がおかしくなったのだ。物忘れなどしない生徒だった新木が物忘れをするようになっていった。はじめは教科書、教室、友達の名前。そして自分の名前すらも。
不自然な新木の様子を見た月崎が新木へと近寄った。酷く怯えた新木に。どこか朧げで不安そうな顔をする新木の名を呼ぼうとした。その時、言葉が喉に張り付いて出なくなった。目の前にいる女生徒が認識できなくなり、思い出せなくなった。知っているはずなのに。分かるはずなのに。
女生徒が絶望した顔で走り抜けていく。まるで逃げるように。待てと叫んだ声は女生徒に届くことは無く人混みの中へと消えていった。
あの女生徒は誰だ、名前はと、無理矢理思考し思い出した。新木七海という名前を。様子のおかしい新木の行方を捜すべく、月崎は新木を受け持つ担任へと新木のことを尋ねた。
「月崎先生。新木七海なんて生徒はいませんよ」
翌日、身元不明の遺体が海で発見されたという話が学校中に広まっていた。遺体の服は胡里の制服だったという。
次の日。牛久翼という男生徒がやって来る。「変な動画が送られてきた」と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 19:21:15
280442文字
会話率:53%
『好きなモノができれば、嫌いなモノができる。あなた様は自分の内に、この国自体以外には特別な物を作ってはいけません』
帝王学の名目の下、教育係から好きなモノを取り上げられ続けた王子は、ある夜王宮を抜け出して騎士たちが話していた愛を教えてくれ
るという場所へと急いだ。
誰にも見つかってはいけなかったのに。
夜の王都を彷徨う王子へと非情な声が掛かけられた。
「こんなところで何をしているんですか、王太子殿下」
振り返ったそこには、休暇中のはずの近衛隊長が立っていた。
誰にも気づかれないまま苦しんでいた王子様を、どこか抜けてる大雑把な近衛が救うお話。(※近衛視点です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 19:00:00
221378文字
会話率:30%
人間の居住圏が巨大大陸の片隅にしかなく、その他の場所は魔物が闊歩する魔境となっている世界。
居住圏いっぱいに人が増えたため、魔境と領土を接する辺境貴族は、魔境を切り取って領地とすることを定められた。
人を守護する神は、魔境を切り取るための力
として、新たに『天職』という加護をもたらしてくれた。そのお陰で人々は戦闘向きの天職に限り、魔境の魔物に勝てるようになった、そんな時代。
プルマフロタン辺境伯家の長男バジゴフィルメンテ・サンテ・プルマフロタンは、幼少から剣の天才と評価され、そして十歳で教会にて行われる天職の儀で神から『剣聖』を授けられた。
しかし、その儀場で剣を抜く際に手から取り落としたり、剣を振った際に手からすっぽ抜けてしまったりと、天職が剣聖らしからぬ行動を見せてしまう。
その行動の原因が『不適職者』--天職と肉体が適合していない者ではないかと父親に疑われ、しかし次男以降の子が戦闘向きの天職を得られるかはまだ不明だからと、薪割り小屋に住処を追いやられて留め置かれることになった。
不遇な状態に置かれたはずのバジゴフィルメンテは、剣聖を与えられたときからなにか思惑があったようで、薪割り小屋暮らしを苦にしてない。
バジゴフィルメンテの思惑とは? 彼は本当に不適格者なのか? バジゴフィルメンテの将来はどうなるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 18:00:00
588604文字
会話率:30%
数年前に天涯孤独となった青年――テフランは、片親だった父の後を追うように、迷宮を抜けて地底世界に至ろうと奮闘する渡界者の新米となった。
彼は迷宮の転移罠によって、自分では決して勝てない魔物や魔獣が現れる場所に跳ばされてしまう。
逃げに逃げた
果てに出会ったのは、『告死の乙女』と呼ばれている、絶世の美女ながら迷宮内で発生する人型の最強敵性種族だった。
それなのに、なぜかテフランのことを主と定め、やがて義母を名乗るようになる。
彼女の魅惑的な肉体やその自覚有り無しの誘惑や、常識はずれな突飛な行動に、テフランは頭を悩ませる。
果たして彼は、渡界者の本願たる地底世界にたどり着けるのか。はたまた絶世の美女の肉体に溺れてしまうのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-03 18:00:00
393014文字
会話率:41%
ユリは生まれたときから巡り合わせの悪さに苦労していた。
25歳のある日、夢の中に達磨さん(神さま)が現れて、ユリが薬物を盛られて病院のベッドで昏睡状態であり、今の不幸体質が両親の悪行に起因する『報い』だと告げる。
その『報い』を緩和す
るため、達磨さん(神さま)から新たなスキルを授けられ。薬物が抜けて目覚めるまでの間、その力を制御できるようにするために、異世界で修行することになった。恒例のチート能力特盛で。……そんなんで修行になるのか?
さぁ、異世界で世直し旅だ!
ついでに戻ってきたら冒険譚を出版しよう!
……とはいかなかった。
異世界の様子が、ラノベと違う。剣と魔法のファンタジー世界のくせに、やたら現実的。
いろいろと事件が起きるが、謎解きしようとすると、ユリが活躍する前に勝手に事件が解決してしまう。
こんなんじゃ、冒険譚を書いても読者に響かないよ!
だんだん当初の目的を忘れて、異世界にのめり込んでいくユリであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 12:00:00
22751文字
会話率:39%
魔女・アンバーは相棒の人型自立機械・ジィナとともに、宛先のない手紙の受取人を探し出す魔法を操る手紙屋だ。
『イカイ』からの侵略を受けて荒廃したセカイで魔女が送り、贈り、葬送り届ける、手紙と縁の旅物語。
「──いいだろう、今、縁〈えにし〉の
糸は紡がれた」
ポンコツに見えてめちゃ強い魔女(よく食べる)と冷静沈着なふりしてちょっと抜けてる機械少女(魔女のお世話係)がゆく異世界人情道中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 10:10:00
58811文字
会話率:36%
サンバ仮面、ダメステアイドル、【柴犬?】いいえ、一番おかしいのは主人公!
これは、ダンジョンが当たり前にある世界の中で、冒険者科在籍なのにダンジョン一辺倒ではない女子高生の、かなーりおかしい日常を描いています。
県立高校冒険者科の女子
高生・柳川柚香(やながわ ゆずか)は友人と訪れたダンジョンで首輪を付けていない柴犬に出会う。
誰かが連れてきたペットの首輪が抜けてしまったのだろうと思った柚香は、ダンジョン配信をしながら柴犬を保護しようとするが、「おいで」と声を掛けて舐められた瞬間にジョブ【テイマー】と従魔【個体α】を得たというアナウンスが流れた。
柴犬はめちゃくちゃ可愛い! でもこれ本当に柴犬なの? でも柴犬にしか見えないし! そして種族を見たらなんと【柴犬?】って! なんでそこにハテナが付いてるの!?
ヤマトと名付けた【柴犬?】は超絶力持ちで柚香を引きずるし、魔物の魔石も食べちゃうなかなかの【?】っぷり。
見ている分には楽しいけれど、やってる本人は大変なダンジョン配信は盛り上がりを見せ、なんと一晩で50万再生というとんでもない事態を引き起こす。
アイドルを助けたり謎のサンバ仮面が現れたり、柚香の周囲はトラブルだらけ。(原因として本人含む)
しかも柚香は、そもそも冒険者になりたくて冒険者科に入ったのではなかったのです! そこからもう周囲に突っ込まれていたり!
過激な多方面オタクで若俳沼のママ、驚きの過去を持ってたパパ、そしてダメステータスすぎてブートキャンプさせられる口の悪いリアル癒やし系アイドル(♂)に個性の強すぎるクラスメイトたち。
ひよっこテイマーの日常は、時々ダン配、日々特訓。学校も行くし、友達の配信にも駆り出される。悩みがあれば雑談配信で相談もします。だって、「三人寄れば文殊の知恵」だからね!
我が道を行くつよつよ【柴犬?】、本当はアイドルしたくない俳優志望のアイドルたちと共に、「50万再生の豪運シンデレラガール・ゆ~か」は今日も全力で突っ走ります!
この作品は、他サイト(ハーメルン様、カクヨム様)でも連載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 09:00:00
1161996文字
会話率:45%
県立高校冒険者科の女子高生・柳川柚香は友人と訪れたダンジョンで首輪を付けていない柴犬に出会う。
誰かが連れてきたペットの首輪が抜けてしまったのだろうと思った柚香は、ダンジョン配信をしながら柴犬を保護しようとするが、「おいで」と声を掛けて舐め
られた瞬間にジョブ【テイマー】と従魔【個体α】を得たというアナウンスが流れた。
柴犬が可愛い!でもこれ本当に柴犬なの?でも柴犬にしか見えないし!
ヤマトと名付けた柴犬は力持ちで柚香を引きずるし、魔物の魔石も食べちゃうし!
見ている分には楽しいけれど、やってる本人は大変なダンジョン配信は盛り上がりを見せた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-10 00:27:09
4463文字
会話率:62%
大学四年の春を迎える哲学科の学生・留譜は、日々の生活に大きな波もないまま、静かに卒業を迎えようとしていた。気力は長く続かず、ふと何もできなくなる時間が訪れる。就職活動にも失敗したが、どこか他人事のように「まあ、そんなもんか」と思っている。
茶道部に顔を出しながら、お茶を点てる静けさに身を置き、散歩中に出会う人々との短い会話に心を預ける。自分の心理を見つめ、日常の微細な揺らぎや自然の音に耳を澄ませながら、彼は「どうすれば、もっと楽に生きられるのだろう」と考え続ける。
卒業を前に、実家に戻ってフリーターとして生きていくことを決めた留譜は、社会の枠に合わせず、自分のリズムで暮らす道を選ぶ。風の通り道のように、しんどさも喜びも通り抜けていく日々のなかで、静かに、自分なりの「生き方」に触れていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 06:16:46
10903文字
会話率:22%
理想とする国を目指した騎士アンナと、三人の大切な仲間たち。
平和な国にしたいという志は同じなのに、それぞれ時代の渦に巻き込まれていき──
多くの愛する人との別れや悲しみ、それを乗り越えて再び出会う愛の形。
人の想いは、人の正義は、星の数
ほどある。
ストレイア王国に生きる、高潔な騎士たちの生き様。
それぞれの想いを胸に、彼らは動乱の時代を駆け抜けていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 06:06:03
849834文字
会話率:43%
ある日、女神は神たちが住まう神界の神殿でボロボロになったぬいぐるみを拾った。
家に持ち帰りキレイにし修繕すると、そのぬいぐるみが人間であったことが判明した。その人間は過去の記憶がすっぽり抜けているのか、何も覚えていなかったため女神はその人
間を〝ラピス〟と名付けた。何とも不思議なことに性別が無かったので、一人称を〝私〟とするように女神が決めた。
長い年月が経ち、ラピスはすっかり大きくなった。女神の身の回りの世話や仕事を手伝えるほどになったのだ。
そんな時突然女神から伝えられたのは、人間界へ転生しなさいという無情な一言。
女神を母のように慕っていたラピスは戸惑いながらも、最終的には女神の言う通りにとある世界へ転生することになった。
女神から与えられたミッションは人間界で見聞きした生の声、状況を女神へ報告すること。ラピスはこれまでとの生活の違いに苦労しながらも、人間界で順応できるようになっていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 02:00:00
9331文字
会話率:28%
全ての家業を退き、やっと楽隠居が出来ると喜んだ矢先 ドジな1級神:ディアナの昇神試験中の最中バミューダトライアングル海域での人身事故に遭い、綾小路敬之の魂は是までの記憶を初期化される事無しに異世界へと飛ばされた。更に担当上級神:ユピテルの力
の一部とドジな1級神:ディアナの力の一部を宿したままでカール・フォン・アーレンハイトとして転生してしまう。
ドジな1級神:ディアナの初めての使徒(俺:カール・フォン・アーレンハイト)として剣と魔法の世界でドジなディアナの面倒を見ながら兄姉妹たちの世話って出来る?
そして、担当上級神:ユピテルの影響で俺の周りには女性たちの影が。。。。。。。
ドジで抜けている少年の王道ファンタジー
後の世に『カール・フォン・アーレンハイト大公と7人の妻達』として語り継がれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 00:00:00
1726376文字
会話率:8%
主人公【ユトゥス】はAランクパーティ「満点星団」のリーダーである。
しかし、その実力は常に仲間達におんぶにだっこ。
パーティの全員はユトゥスより年下であり、同じ村出身であるために優しくしてくれるが、世間での評価はそうはいかない。ただでさえ特
別で希少な職業を持つ年下達について回る姿はさながらリーダー面した金魚のフンであった。
その現実にはユトゥス自身も心苦しいものがあり、ついに一時的にパーティを抜けて自分の力だけで成り上がることを決意する。
そこでユトゥスが挑んだ迷宮はCランク迷宮であり、長年通い慣れたその場所は一から鍛えるのに持って来いの場所であった。しかし、そこで「迷宮再構築」と呼ばれる自然現象が発生し、突如としてその迷宮は自身の実力を大きく超えたAランクの迷宮へと早変わり。
ユトゥスはその場所から必死に脱出しようと足掻いた。
その迷宮に現れた魔物はまともに戦っても勝てるはずのない相手ばかり。
逃げて逃げて逃げた。そして――ユトゥスは死んだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 22:25:11
202685文字
会話率:23%
一言でいうと、とある星系で政府が進めていた秘密プロジェクトを阻止し、秘匿されていた歴史を暴く物語。その過程で主人公は自身と家族をも省みることになる。
主人公はラルスバラン星系内では滅び行く星と言われている古い惑星、ラシル・ファシス出身のボ
ウイ·サザビア(偽名)。ドローン的な小型攻撃機、サボを同時に三機操れる優れた傭兵パイロットとして、ラルテイン将軍の部隊に入隊するところから話は始まる。初めに示されたのは、今も戦闘が続く空域を抜けて休戦空域へ向かう行程だったが、ラルテイン隊は、途中の空域で謎の動きを見せた……
* 戦争、殺人を扱っているので、R15にしました。
* 更新/公開は不定期、平均では週1前後になるんじゃないかと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 21:20:00
144605文字
会話率:30%
──笑い声を奪われた少年の、静かな復讐が始まる。
かつて明るくて、どこか抜けてて、誰からも好かれていた高校三年生・村上永和。
「トゥフフフフ」という癖のある笑い方をからかわれながらも、彼は毎日を前向きに過ごしていた。
──しかしある日、
突然始まった「いじめ」。
きっかけは身に覚えのない密告疑惑。
次第に教室の空気は敵意に変わり、教師たちさえ見て見ぬふりをする。
永和は笑えなくなった。ただ静かに、耐えるだけの毎日。
そして、家族が焼かれて死んだ。
“告げ口デブ、家ごと消えろ”──
スプレーで書かれた言葉と、にやけた絵文字だけが、犯人の存在を物語っていた。
何もかもを失った少年が、笑いを封じたその日、復讐の炎が灯る。
その手に、正義も法もない。あるのはただ、「絶対に許さない」という想いだけ。
──燃やすのは家じゃない。お前らの人生だ。
これは、かつての「平和」を踏みにじられた少年の、異常なまでに冷静で計画的な報復譚。
いま、静かなる地獄の幕が上がる――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 21:10:00
23911文字
会話率:31%
大学生になってアパートで一人暮らしを始めた僕、佐藤は隣の部屋に住む蒼井さんと引っ越しのあいさつを機に仲良くなる。
「蒼井さんってなんかぽわぽわしてません?」
「ぽわぽわってなに?」
「まさにそういうところとか」
なんだか妙に抜けていると
ころのある蒼井さん。でもそんなところも彼女の魅力で──。
※本作は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 20:00:00
26782文字
会話率:29%
あらゆる生物が角、牙、爪、尾、そして翼といった竜の身体的特徴を後天的に発現し得る世界、ドラグリア。
草食動物は肉食性と凶暴性を、肉食動物は更なる凶暴性を獲得し、まだ〝竜化〟していない生物を餌とするべく獰猛かつ貪欲に襲いかかる。
そんな〝
竜化生物〟を狩猟する事を生業とする竜狩人のユニは、ある日突然ユニ自身がリーダーを務めるパーティーから抜けてほしいと宣告される。
だが、ユニは全く焦っても怒っても悲しんでもいなかった。
何故なら、それこそがユニの──……?
これは、どこまでも己の夢を叶える為だけに世界を渡り歩いて竜を狩る、1人の竜狩人と。
その竜狩人に連れられて現世を往く、3柱の人外たちが織り成す冒険譚である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 19:00:00
628004文字
会話率:35%
色々と疲れてしまった系・無気力中年風サラリーマンは、海水パンツ姿で海を漂い……なんか悟った風になったが、死ぬのが怖くなり足掻いた果てに、不思議な異世界島へと漂着。
そこで盛んに行われている、異世界競技に参加することになった彼は、怠ける程強く
なる・最強スキルによってフィールドを駆け抜けていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 17:10:00
367322文字
会話率:44%