出来事で悲しんでいた冴えない男子高校生の杉井豊花は、ある日を境に突如として異能力者になってしまった。能力の内容は、容姿年齢14歳歳前後の美少女に変貌して戻れなくなるというもの。
最初こそは願ったり叶ったりだと嬉々としていた杉井豊花だったが、
想定以上の厄介な出来事が立ち塞がるようになっていく。
女性ならではの悩み。想定以上の性差に戸惑う。異能力者となったことによる弊害。忍び寄る裏社会の存在。さらには命の奪い合いにまで発展してしまう。
些細な問題から大きな事件にまで次々と巻き込まれるハメになってしまった豊花は、否が応にも解決を余儀なくされるのだった。
杉井豊花はまだ知らない。
己の異能力は女体化になること以外にもあることを……。
いざとなれば戦える力もあることを……。
戦える力を自覚した杉井豊花は、次第に、次第に……裏社会へと身を浸していくことになる。
次第に異能力のコツを身につけていく杉井豊花は、やがて非常に強い存在へと成り変わる。
【注意】
・本作品は『前代未聞の異能力者~自ら望んだ女体化なんて、もう無理!~』の加筆修正&一部物語の改訂版です。
・戦闘、犯罪、百合、薬物、過激描写を含みます。苦手な方はご注意ください(でも読んでくださると光栄です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 11:57:40
655631文字
会話率:28%
春の風が制服の袖を揺らした日、
私は、駐輪場で彼を見つけた。
黒くてさらさらとした髪。
光に揺れたその姿に、なぜか目が離せなかった。
それなのに、どうしてか逃げたくなった。
――「この人と関わったら、戻れなくなる」
理由もわからないまま
、胸の奥にざわめきだけが残った。
通じ合っているようで、通じ合えない。
伝わっているようで、届かない。
そんなふうに、少しずつ始まっていった――交わらない恋の、予感。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 07:00:00
1510文字
会話率:3%
ポメラニアンになる声優なんてトップ・シークレットだよ!
犬伏渉は高校3年生。
高校に通いながら声優をやっている。
赤ちゃんのときからの幼なじみである穂積隼人に絶賛片思い中だ。
しかし隼人と顔を合わせるといつも素直になれず、ケンカばかり
している!
恋人なんて夢のまた夢だ。
じつは渉は、人間と一緒にいたいと願ったい人間になれるようになった動物「ヒューマン・トランスフォーマー」の子孫なのである。
もちろん子孫である渉は人間としての戸籍をもっている。
しかし犬や猫といった人間のそばで生活している動物たちと会話ができるし、両親はストレス過多になると人間からポメラニアンになってしまう。
ヒューマン・トランスフォーマーの血を引く者は皆、18の誕生日を迎えた後に、ストレス過多になると動物になってしまうのだ。
しかもストレスがいつまでも緩和されないでいると、永久に人間に戻れなくなる!
渉はプロデューサーや先輩たちとうまくいかず、挙げ句の果てには、隼人と大ゲンカをしてポメラニアンになってしまい……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 12:43:35
52178文字
会話率:42%
「本で階段をつくると、見たことのないところに上っていける」
いつも無口な店主が不意に発した言葉に、主人公「叶理子」は首を傾げた。
高校の帰り道、階段堂書店に通い始めてから一年が経った頃だった。
本の階段をつくって上ってみると、見たこと
のない世界が広がっていた。広大な海、大草原、砂漠。
「決して飛び降りてはいけないよ。戻れなくなるから」
そのひとつ、海の世界に“上った”とき、突然海中から飛び出したサメに驚いて海に落ちてしまい——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 14:30:43
10136文字
会話率:51%
“水の部屋”は、ただ喉を潤す場所ではない。
それは、心のひび割れに染み入り、
記憶の穴に滲みこみ、
痛みの下にあるものを濡らすためにある。
でも――水に触れすぎれば、
人はやがて形を失い、
溶けて、戻れなくなる。
だから、жжが必要なの
だ。
見守る者。
境界に立ち、渇いた者を沈めすぎないようにする者。
そして、美羽は今日も部屋の前に立つ。
「……お水、出ますよ。
ちょっとクセはありますけど。
気をつけて、使ってくださいね」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 22:26:33
10661文字
会話率:28%
『追放令嬢、異世界と現代をつなぐ裏ギルドはじめました』
かつて異世界フェルジアの名門貴族に生まれながらも、陰謀に巻き込まれ婚約破棄と共に家を追放されたリリアナ・アーデルハイト。
だが彼女には秘密があった――前世は日本のやり手コンビニ店長「
神崎しおり」。そして、古代遺跡の奥深くで見つけた「光の扉」により、現代日本の倉庫と繋がる空間を発見したのだ。
現代の知識と商品を武器に、森の廃教会を拠点に「リリアナ便利堂」を開店。異世界の常識を覆す“なんでも屋”として、冒険者や貴族、さらには裏社会の者たちまでを顧客に抱えるようになる。
やがてリリアナは、物資の流通、情報の売買、冒険者の支援など多角的に展開する【裏ギルド】構想を本格始動させる。
だがその動きは、国家権力や貴族階級、さらには封印されていた魔王勢力をも巻き込む大きな波紋を呼ぶ。
リリアナは「現代と異世界の狭間に立つ者」として、やがてこの世界の真実と向き合っていく――
フェルジア大陸に隠された創造主の謎、魔族と人間の歴史、そして彼女自身の“存在理由”。
限られた時間だけ開かれる「光の扉」。
現代から仕入れを行うたびに、異世界での立場が強まり、同時に“戻れなくなる”リスクも増していく。
それでも彼女は進む。
「必要とされる場所で、自分にできることをやる」
これは、追放された一人の令嬢が、“世界の構造”に立ち向かいながらも、仲間と共に裏ギルドを築き上げていく――そんな再起と革命の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 14:30:00
26289文字
会話率:51%
真夜中の橋で、7人の高校生が“何か”に遭遇した。
翌朝、戻ってきたのは3人だけ。
残された者たちは語る──「振り返った瞬間、すべてが変わった」と。
都市の真ん中にありながら、なぜか“戻れなくなる”橋。
監視網にも記録されない、ある時間帯の
空白。
そして、少女から届いたメッセージ──
「まだ、あそこにいるなら……助けてあげてほしい」
電脳探偵ナズナは、都市の“無意識”と、
その門を守る三つ首の獣の正体に迫る。
渡るのは自由。
──ただし、「戻ろうとするな」。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 08:14:17
1799文字
会話率:21%
店長・中島忍が売上げを達成するため、ヘアーサロンの社長にネイル施術をするため女子化する。トリガーはTS市でも5人しか確認されていないジェルネイルを爪に塗ること。
女子化後、十数年経っても本人は正装と思っているJKスタイルになってしまうほどコ
ーデが不得意なため、メイクとヘア、コーデは全てチーフ・安藤ラムに任せている。が、しのぶは入社したての男性社員から女子高生と間違えられるほどの背格好。
昨夏、中島は一条教授のラボで、TS娘の義務である証明書の更新と女子化と男子化検査を受ける。男に戻る時間が伸びている検査結果を見た一条教授、将来的に女子化固定すると推測する。中島も薄々そのことには気付いていた。
しばらく平穏な日常が続いていくかと思われたが、しのぶは男に戻れなくなる悪夢を見る。
それが気にかかり一条教授の元を訪れたしのぶは、十二年間受けてきた検査と称した実験の結果で女子固定化してしまうことを知る。
それをラムに話すと「TS娘でも女の子になっても店長のことはず〜っと……」と言われ中島も実はラムのことが好きだったことに気がつき、付き合い始める。
しのぶの服を買いに行く女の子同士デート、その後ちゃんと初デートを楽しんだ中島とラム。ラムの手料理を摂った夜、二人は五年分の思いと空白を埋めるようにお互いを求め合った。
中島には自分にはラムに子どもを授けてあげられるだろうかという心配事があった。その事を確認しに一条教授を訪れ、妊娠させる能力があることを知り安心する。
中島が男の身体でいられる今のメンバーでの花見を望むチーフの提案で休日に近郊でお花見をする。その席上でラムが中島と付き合っていることを公表するも、全員から祝福を受け愛を確かめ会う二人。付き合い始め約二ヶ月、妊娠5週めとわかり2人に幸せが訪れた。
が、入院の準備を始めた週末、ネイルオフするしのぶは男に戻れなくなってしまう――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-22 00:00:00
67625文字
会話率:55%
異世界から帰ってきた野球部の話。異世界の力は便利だけど一歩間違えれば日常には戻れなくなる。みんなにバレないように生活できるのか?
キーワード:
最終更新:2025-01-01 22:26:27
6611文字
会話率:55%
『はっきりとした意識の中で見る夢』
クラスメイトは、たしかにそう言った。
周囲の期待の圧から解放されたくて、学校の屋上から空を飛びたいと思っている優等生の直江梵(なおえそよぎ)。
担任である日南菫(ひなみすみれ)の死がきっかけで、三ヶ月半前
にタイムリープしてしまう。それから不思議な夢を見るようになり、ある少女と出会った。
夢であって、夢でない。
夢の中で現実が起こっている。
彼女は、実在する人なのか。
夢と現実が交差する中、夢と現実の狭間が曖昧になっていく。
『脳と体の意識が別のところにあって、いずれ幻想から戻れなくなる』
夢の世界を通して、梵はなにを得てどんな選択をするのか。
「世界が……壊れていく……」
そして、彼女と出会った意味を知り、すべてがあきらかになる真実が──。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 18:33:32
110784文字
会話率:36%
人間嫌いで悪行の限りを尽してきた天狗、フェノエレーゼ。
主君サルタヒコの怒りを買い、翼を封じられ人里に落とされてしまう。
「心から人間に寄り添い助けろ。これ以上悪さをすると天狗に戻れなくなるぞ」
とべなくなったフェノエレーゼの事情を知って
、人里の童女ヒナが、旅についてきた。
人間嫌いの偏屈天狗と、天真爛漫な幼女。
翼を取り戻すため善行を積む旅、はじまりはじまり。
絵・文 ちはやれいめい
https://mypage.syosetu.com/487329/
フェノエレーゼデザイン トトさん
https://mypage.syosetu.com/432625/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-27 18:30:20
242746文字
会話率:42%
夏休み、複雑な生い立ちを持ったスズカは毎年、父の家へ泊まりに行く。それが憂鬱でたまらない。自然豊かな父の家の庭には、等間隔で植えられた林があった。その林を見ると思い出す。かつて父の家に居た年の近い凛々子の事を。昔「あの林にうちの家の者じゃな
い人間が入ると戻れなくなるんだって」と言って涼風を怖がらせる残酷な凛々子を昔は恐れていた。だけど今はあまりにも可哀そうな子と思っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-09 05:02:16
13958文字
会話率:46%
頑張る。という言葉が元より嫌いだった。
頑張った先にあるのは、新たなゴール。
終わりなんかない。
でも、何かしら頑張らなければならない時というのは存在する。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
ずっと足を運びたいと思うんですよ。
口とは裏腹になる事も多いですが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-10 18:16:48
925文字
会話率:25%
何気ない日常と、死へのきっかけ
思うに、一度死に魅入られると戻れなくなる
最終更新:2023-09-17 00:20:35
1569文字
会話率:0%
―人間は愚かだ。
なぜかと言えば現実を見ればいいと思う。
私の前で起こっていることを。
「ディエラ、お前との婚約を破棄する!そして代わりにジゼル男爵令嬢と婚約を宣言する!許しを請うても無駄だ、早々に立ち去れ!」
この言葉一つで賑やかだ
ったパーティー会場は一瞬で静かになり私に注目が集まる。中には嘲笑っている者、混乱する者、とにかく様々。
声の持ち主は漆黒の髪に青い瞳の男性。
普通の子だったら一瞬で恋に落ちそうな美貌の持ち主だ。
そしてその後ろに隠れている茶髪の少女は惚れた相手ってわけだ。
人間ってなんて愚かなのかしら?
だって私の正体に気づかずこうしてのうのうといるのよ?
信じられないわ...
随分と知能が低下したわね。
IQ図った方がいいわよ?
まぁいいわ。だってね私の正体は―
「フン、驚きすぎて声も出ないか!」
そうね、貴方たちの愚かさに驚きすぎて声も出ないわね。
もうそろそろ堪忍袋が切れるわ―
「ククク...哀れな...」
は?いま何って言ったかしら?
もう我慢の限界だわ。
「哀れなのは貴方たちね、だって私の正体に最後まで気づかなかったのだから。」
でも寂しいわね。
私の正体を明かしたらこの令嬢姿に戻れなくなるもの。
これでこの赤い髪と青い瞳もお別れね。
私の本当の姿は少々目立つもの。
「だって私の正体は―女神 クラウディア・ペルチェ・ミラ・デニス・ケレア・スペルレイアよ。」
その瞬間―赤髪の令嬢は瞬く間に銀髪に変わりおさげだった髪はストレートな癖一つない膝まで伸びる美しい髪になり青い瞳は輝くようなプラチナ色に、そしてそばかすは無くなり陶器のような肌になった。
先程までの不細工な顔ではなく整っており誰もが見惚れる絶世の美女の早変わりした。少女の周りには瞳と同じ色のマナを纏っており神々しかった。
ここにいる誰もが悟った。
自分たちが怒らせてはいけない相手を怒らせたと―
女神、クラウディアの復讐の幕が今、開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-12 20:34:46
2652文字
会話率:18%
老人ホームで働く河村聡太。(彼女なし、童貞)
入居している認知症の成瀬梅野88歳に日々振り回されている。
ある日突然、ホームが異次元に隔離。ホームごと元の世界に戻れなくなる。
その影響なのか、成瀬梅野は20歳に戻る。認知症もなくなり、やりた
かったことをやっていく。
20歳の梅野は可愛すぎた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-01 22:05:44
3409文字
会話率:30%
世界というものは、一つだけではない。まるで樹木の枝のように、何度も枝分かれし、常に増え続けていく。そして、増えていく世界は、時にぶつかり、重なり合うことで、変化するときがある。基本的にそれは一時的なものだが、重なりすぎると変質し、別の世界
として独立し、もとに戻れなくなる。そんな世界の中でも、他の世界に干渉されやすく、影響されやすい世界がある。その名は幻想郷。世界から忘れ去られた者たちがさまよい続けた末にたどり着く、最後の楽園___。
そんな幻想郷で暮らすとある少女と異変のお話。
注意 この小説は東方プロジェクトの二次創作です。筆者の趣味で書いているものなので、投稿は不定期です。また、オリキャラや独自の設定などがございます。ご理解ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-19 17:00:00
8094文字
会話率:47%
電脳空間へのフルダイブ技術が普及した近未来。
様々な業種、娯楽ソフトのサーバーが同期したネットワークは、現実の地球と瓜二つの世界を形成していた。
その最中、ダイブした人間が元の世界に戻れなくなる不具合が頻発。更に、突如として現れた兵器型戦
闘プログラム『アンネームド』が閉じ込められた彼らを襲い始める。
電脳世界の東京で救出を待ち続ける少年、大澄春人はアンネームドと人類側の同盟軍『アライド』との戦闘に巻き込まれる。
パイロットの少女、武波瑠希乃(たけなみ・るきの)を助ける為、春人は転移前にプレイしていたゲーム『ハイ・フライヤーズ』のアカウントを復旧、戦闘機に乗って戦う。
過去に投稿していた作品を若干改稿しました。
戦闘機を題材にしたVRものの作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-14 10:19:48
119139文字
会話率:41%
かくれんぼの遊び方は1つじゃない。
だけど隠れる場所を見誤ると、戻れなくなる・・・かも?
最終更新:2021-08-01 09:33:27
3282文字
会話率:45%
中学高に入学したばかり頃、「わたし」は好きだった父を病気で亡くした。
悲しかったし、とても辛かった。何日も何日も泣いた。涙が枯れるまで泣いた。
でも、一番、嫌だったのは「父親を病で亡くした可哀想な子」という勝手な価値観を押し付けられ
て担任の先生にも、仲が良かった友達にも哀れまれ、同情されることだった。
お父さんが死んだのは確かに悲しいし、辛い。でも、わたしは「可哀想な子」なんかじゃない。命には終わりがある。それがお父さんは他の人より早かっただけ。わたしはちゃんと父に愛されていたし愛していた。そこにはどこの家とも変わらない本当の幸福があった。
だからわたしは「可哀想な子」じゃない。わたしを、ちゃんと見て――
その苦しみに耐え切れなかったわたしは閉じ篭った。逃避した。
このままで居たらもう教室には戻れなくなる……それもいいとさえ思っていた。
そんなわたしを救ってくれたのは養護教諭の「先生」だった。
不登校から復帰する為のリハビリとして勧められた保健室登校。そこでわたしは先生とたくさん話をした。
先生と一緒にいるととても安らげた。暗闇にいたわたしの心は、先生が光の方へと背中を押してくれた。
無事、教室に復帰することができたわたしは、先生に感謝してもしきれない。
……そしてその想いは、やがて別の感情へと変わっていった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-17 18:00:00
17522文字
会話率:100%