伝説のスケルトンに遭遇した道具屋のセト。
死を覚悟したが、彼(?)は攻撃してこなかった。
枯れ草を敷いてくれ、ロープ作りも手伝ってくれる――無口で静かな骨。
やがて見えてきたのは、戦う理由を失くした誰かの姿。
そして、ぽろりと落ちた指先。
その仕草に、セトの修理職人としての魂と、何か大事な感情が揺れ始める。
「これ、もし肉がついたら……いや、ついてほしい(願望)」
美しさは骨の奥に眠っている。
これは、骨の修復と、恋の予感の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 07:12:06
37204文字
会話率:30%
ダンジョン災害で家族を失った男子大学生・翔真。
バイト感覚でダンジョンに潜っていたら、たまたま助けた女子大生ダンジョンライバー『ほのりん』の配信に映り込んでバズっちゃった。
今では、顔出しNGの“お稲荷さま”として世界で人気のダンジョンライ
バーに。
今日もダンジョンに突撃しては、固有スキル「確率破壊」でレアなアーティファクトをざっくざく。
妹に正体はバレちゃダメ、でもお金は必要だし、困ってる人を見たら放っておけないから、いつもドッキドキ。
そんな中、偶然にも見つけてしまったダンジョンバーストの兆候をきっかけに、ダンジョンを管理する組織の闇に触れることになる……。
――「未来を選ぶのは自分。あとは運否天賦だ」
※本作はカクヨムで連載していた「家族思いのお稲荷さまは顔バレNGです ― ダンジョンで配信していた女子大生を助けたばかりにバズってしまった ―」をベースに大幅改稿した作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 17:26:02
113527文字
会話率:27%
戦う理由は報酬か、権力か、はたまた正義か
舞台は現代科学を保有する人間と、古来からの魔術を保有する亜人が共存している「地球」――
WBF財団の機動部隊「α-0」所属の狼傭兵「仁」と悪魔と呼ばれる「ダスト」
とある爆発事故により――ぶっ飛
んだ任務が次々と彼らに舞い降りてくる!
知らず知らずのうちにとんでもない闇に手を出してしまった仁は襲い掛かってくるトラブルをとにかく切り刻んで乗り越えていく!
カルトから始まり民間武装集団、さらには大国まで敵対する!
でもそんな仁にも味方が!
最強傭兵部隊である機動部隊「α-0 」のメンバーとWBF財団が彼にはついている!
カルト?国家転覆計画?世界大戦?
そんなのことごとく銃弾で打ち抜きナイフで切り刻んでいけ!
狼傭兵「仁」と愉快な野郎どもがお送りするミリタリーファンタジー、ここに誕生なり!
※作者の気分や予定で投稿頻度が変わっていきます。ご注意ください
それとミリタリーと言っていますがガチンコの戦車が出るほど深いものではありません
それと可能ならば第一章は読み切って欲しいと思っています......
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 17:07:11
232110文字
会話率:58%
魔王は病で死んだ。剣を磨き続けた転生者ライデルに、戦う理由は残されていなかった──。なぜボクはこの世界に転生したのか?神が沈黙する中、己の答えを探し旅に出る。しかし、このとき彼は知らなかった。この転生は神の奇跡ではなく、古の魔法でもなく、
『科学で説明できる現象』だったことを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 14:32:39
35868文字
会話率:39%
魂が燃える、その一球に。
高校二年の夏。
名もなき府立・千歳高校野球部は、三年の引退により存続の危機に瀕していた。
修学旅行で訪れた京都・鴨川。
そこで主人公・神谷ハヤトが叫んだ――
「勝てるか勝てないか、やってみなけりゃわかんねぇよ!
勝敗なんて、もう考えてねぇ。ただ、命ある限り戦う!」
その言葉が、時を越えて“彼ら”の魂を目覚めさせる。
土方歳三、近藤勇、沖田総司、幕末を駆け抜けた新撰組の志士たち。
かつて刀を振るった彼らは、現代の少年たちに憑依し、「野球」という戦場でふたたび命を燃やす。
最初は戸惑い、反発し、衝突する九人の野球部員たち。
だが、それぞれの中で“剣”と“球”が交差する時、
ただの地方校だったチームは、やがて“維新”の名にふさわしい旋風を巻き起こしていく。
秋季大会での異変、春の甲子園での敗北、
そして夏。
新たな仲間、新たな敵、新たな時代を迎え、
少年たちと志士たちは、悲願の頂点・甲子園優勝を目指し、魂をひとつにする。
野球は戦だ。
だが、戦う理由は、かつてとは違う。
これは“過去を斬り拓き、未来を投げる”物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 16:15:03
10948文字
会話率:32%
ロボットフィギュアが大好きな中学二年生、吹雪零。
彼女の部屋は、ヒーローたちのフィギュアであふれていた。
戦う姿、守る姿、ボロボロになっても立ち上がる姿――
零はそんな「ヒーロー像」に夢を見ていた。
だがある夜、大切にしていたフィギュ
アが数体、突然姿を消す。
荒らされた形跡はない。盗まれた様子もない。
ただ、部屋の空気が変わっていた。
深夜。
布団の中で息をひそめる零は、信じられないものを目にする。
動くフィギュア。それも、見たことのないやつらが、自分のヒーローフィギュアを持ち去ろうとしていたのだ。
「やめて!」
叫んだ瞬間、世界が光に包まれる。
目を覚ますと、そこは――フィギュアたちが生きる異世界「フィギアワールド」。
動くフィギュア。戦うフィギュア。心を持つフィギュア。
そこで零は、自分が愛していたヒーローフィギュア「雷凰ゼロ」と再会する。
「戦おう、ゼロ。あたしの“好き”は、誰にも壊させない!」
異世界で繰り広げられるフィギュアバトル。
謎の敵「ダークリペイント軍」、失われたフィギュアたち、
そして零に秘められた「設計者の記憶」とは――。
想いが絆になる。
絆が力になる。
フィギュアと心をリンクし、世界を救え!
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キャッチコピー案(環境依存文字なし)
「好き」を信じろ、戦う理由はそれだけでいい。
飾って終わりじゃない。ヒーローは、今も立ち上がる。
フィギュア×異世界×バトル! 少女の冒険が始まる!
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この先はどうしますか?
第1話を書いてみる
主人公とフィギュアのプロフィールを作る
フィギュアワールドのルールや設定をまとめる
敵キャラ(ダークリペイント軍)の設定を練る
ご希望にあわせて展開します!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 12:36:38
1140文字
会話率:30%
人類の傲慢さが生み出した人殺しの獣、<メタル>により人類は地上を追われ、生き残るために空へと逃げ出した時代。
“貴族殺し”の罪を犯して故郷の“浮島”を追放された少年“ムジカ”は、3年間を共にした傭兵団長ラウルに謀られ、彼の娘共々“人質”扱
いで学園都市、“浮島セイリオス”へと入学させられた。
「俺が傭兵兼講師、お前とリムが、俺が裏切らないよう人質兼学生扱いでワンセットの契約だ。悪い取引じゃねえだろ?」
「ふざけろ。なんで俺が、今更学生やらされにゃならねえんだよ」
だが否定むなしく始まった、学生生活。
嫌々ながらに学生をする羽目になったムジカは、だがひょんなことから<メタル>と戦う義務を負った“|貴族《ノーブル》”の子供たちと出会い――
「教えてくれよ――お前たちの言う“ノーブル”ってなんだ?」
貴族としての、誇りと名誉。責務と権利。幼い頃の憧れと――命を捨ててでも戦う、覚悟。
卑しさと、高潔さと。これはその狭間で生きる少年の、“戦う理由”を探す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 13:33:27
513565文字
会話率:39%
『追放』—聖騎士と魔王、交錯する宿命の戦記ファンタジー—
この物語は、王国と魔王軍の戦争を背景に、戦場で交錯する人々の生き様を描く戦記ファンタジーです。主人公レオン・アシュフォードは、自分が追放した元勇者・ゼノが魔王となり王国に襲いかかる
宿命に、仲間とともにと戦う道を選びました。レオンはかつての仲間、かつての誓い――それらを胸に抱きながらも、レオンは新たな運命へと歩みを進めます。
一方で、王国側では未曾有の危機が迫る。
王国軍の若き騎士マーリス・ヴァンアッシュ、剣の達人クラリス、戦場の聖女シルヴィアらがそれぞれの信念を抱えて戦いに身を投じる。レオンと彼らの関係は、敵か、それとも――?
魔王軍はコミカルな空気感を持ちながらも、戦略的に王国を追い詰めていく。
軍師リリスの策謀、戦闘狂ヴォルクの猛攻、ダイスで戦局を決める異端の指揮官ルシアンなど、個性豊かな面々が織り成す戦いは、シリアスでありながらも時にユーモラスに展開される。
この物語のテーマは「戦う理由」。
聖騎士は何のために剣を振るうのか? 彼を追う者たちは、その決断をどう受け止めるのか?
シリアスとコメディ、戦記と人間ドラマが交錯する物語が、ここに幕を開ける――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-28 17:00:00
348281文字
会話率:43%
一つ目の国では強き王女と出会う。眩い信念、譲れない道。自分の役目を見出す旅路。
続く二つ目は伝説の国。誇り高き意地、叶わぬ恋。自分の空虚さと向き合う旅路。
意図せぬ三つ目では妖精と出会う。清廉たる願い、立ちはだかる天。自分が戦う理由を知
る旅路。
手強い四つ目で千年前の過去に触れる。贖罪の呪縛、求める自由。自分が信じたものを信じ抜く旅路。
五つ目の国で弱き王女と出会う。受け継がれる意志、変わる在り方。自分の無力さを思い知る旅路。
辿り着いた六つ目で絶望に挑む。絶体絶命の極致で、希望に満ちた再会を。自分の為すべきことを確信する旅路。そして待ち受ける運命に打ちひしがれる。
旅路の果てに七つ目が待つ。
果て無き妄執、時果てぬ無垢。
救世主の旅はここで終わる。彼が望んだ終わりかどうか、気に留める者は誰もいない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 21:58:17
1530294文字
会話率:49%
雷の音を、私はずっと恐れていた。
光る前の静けさ。大気がざわめく気配。
そして、身体の奥まで突き刺さるような、あの音。
あれを初めて聞いたのは、父が手にしていたスタンガンの火花だった。
逃げ場のない家の中で、言い訳も理由もなく放たれる電撃
に、私はただ、声を殺して耐えるしかなかった。
電気は痛みだった。
誰にも見えない、私の内側に残った“焼き痕”。
けれどあの日、群馬の灰色の空の下で、私は本物の雷に打たれた。
死んでもおかしくなかったはずなのに、私は生きていた。
むしろそのとき初めて、私は自分の身体の中に**“力”**を感じたのだ。
痛みは、力になることがある。
恐怖は、戦う理由に変わることがある。
私は、かつての傷に導かれながら、もう一度世界と向き合うことにした。
そして――上毛かるたという奇妙な札の戦いに、私は出会う。
これは、記憶に焼き付いた電気と、運命の札をめぐる物語。
孤独だったあの少女が、雷を味方にするまでの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 12:46:18
2946文字
会話率:20%
戦いは、倒すためじゃない。
想いを――届けるために。
世界から“風”が失われていくなか、
紙飛行機を折って旅をする少女・夜空憐花。
【紙飛行機】
それは誰も傷つけない彼女の武器。
けれど、確かに世界を動かす力。
“停滞”を望む敵たちと
の対峙。
でも憐花が戦う理由は、ただひとつ。
この想いが、誰かの心に風を起こすことを――信じているから。
紙飛行機と風と想念が織りなす、
やさしくて強い能力バトルファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 21:00:00
23056文字
会話率:13%
隣に居る愛する人の笑顔を守りたくて、此処まで辿り着いた。
最終更新:2025-05-12 18:29:10
204文字
会話率:13%
未来の戦場、無人機械兵器「ゾルダ」との壮絶な戦争が続く世界。主人公・カイ・ヴァレスは、唯一、異能力を持つ一族の末裔として、「エンヴィル」と呼ばれる巨大な多脚機甲兵器を操る兵士だ。カイの異能――卓越した反射神経、動体視力、洞察力、そして圧倒的
な操縦技術――は、戦場での冷徹な指揮と戦闘での優位をもたらす。
彼の部隊は数々の戦闘を経て生き残り、仲間たちとの絆を深めてきた。しかし、戦争の厳しさは彼を試し続ける。次々と仲間を失い、冷徹な戦闘の中でその死を背負って戦い続けるカイ。彼が戦う理由は、ただひとつ――戦争の終結を目指して。
だが、戦場の恐怖は無限に広がり、敵のゾルダはますます凶暴に、そして巧妙に進化していく。カイはその手にかけた数多の命の重さに悩みながらも、仲間たちと共に立ち向かう。その中で、彼の異能に隠された秘密が明かされ、彼自身がどんな運命を背負っているのかが徐々に明らかになる。
終わらない戦争、消えゆく仲間たち、そして自らの運命を受け入れながら、カイは最後の戦いに挑んでいく。戦争の中で、彼はどんな成長を遂げ、何を守るのか。壮絶な戦闘と切ない絆が交錯する、シリアスな戦争譚が今、幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 14:22:09
23615文字
会話率:35%
荒廃とした地上は未知の無人機に支配されていた。
極限の緊張が張り詰めるなか、ふたりの少女は生と死の境界を滑空する。
ミッション中に孤立した仲間、崩れる作戦、襲いくる暴力の機構。
追い詰められた瞬間、叫ぶ者と、応える者——
逃げられないな
ら、戦うしかない。
これは「戦う理由」を知った少女たちの、ほんの一幕。
迷いと恐怖を飲み込みながら、それでも引き金を引くことを選んだ、
小さな命の決意の記録。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 11:27:15
6635文字
会話率:10%
戦場で死に瀕した青年ヒールド。銃声、爆炎、仲間たちの叫びに包まれた地獄のような戦場で、彼は絶望の海に沈む。しかし次の瞬間、目が覚めた彼がいたのは温かな日常——進級式を迎えた高校の教室だった。
戦場の恐怖と悲しみが鮮明に脳裏に残る中、なぜか
高校生として新たな日常を生きるヒールド。彼を取り巻く平穏な日々と過去の記憶が交錯する中、仲間との絆、失われた力、そして迫り来る危機に立ち向かう彼の運命は大きく動き始める。
未来の絶望から過去へと転生したヒールドが、再び戦う理由を見つける物語。果たして彼は新たな世界で平穏を守り抜くことができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 23:05:36
6655文字
会話率:20%
大昔剣聖がいた。剣聖は悪魔の王の首を斬って戦争を終わらせて平和を守った。
しかし全てを守った剣聖は虚しかった。
「俺は一体何のために戦ってきたんだ」
戦う理由を失った剣聖は姿を消した。剣聖が人前に姿を現すことはなかった。
それ
からたくさんの歳月が経れ、ある日剣聖の前にある聖女がやってきた。剣聖はその聖女のためにもう一度剣を振るう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 21:43:19
37122文字
会話率:49%
「第三次世界大戦でどのような兵器が使われるかは分かりませんが、第四次世界大戦はこん棒と石で戦われるでしょう」
――アルベルト・アインシュタイン
その言葉は預言だった。
高度に発達した文明は、第三次世界大戦によって自らを焼き尽くし、人類は原
始に近い姿へと後退した。
文明の灰の中から再び歩き出した人類は、かつての記録を岩に刻み、語り継いだ。
「二度と、あの過ちを繰り返すな」と。
だが時は流れ、記憶は風化し、真実は「物語」となった。
人々は再び争いを始め、第四次世界大戦が幕を開ける。
これは、「戦う理由」を探し、「戦わない道」を選ぼうとした一人の少年・レイの物語。
彼は、目の前で命が奪われる光景を見て、世界の歪さに気づく。
「戦争を終わらせる」――そんな夢物語のような理想を胸に、仲間と共に歩み始めた。
ミオ――命の重さを知り、人を憎まない少女。
ユウ――恐れながらも希望を信じる少年。
ガイ――戦いの中で真実を求め続けた戦士。
リョウ、エリカ、カナ、タケシ――それぞれの過去と価値観を持つ者たちとの出会いが、レイの視野を広げ、心を揺さぶる。
戦争を肯定する者、正義を信じる者、復讐を選ぶ者、そして命を尊ぶ者。
「正義の反対は、また別の正義なのだ」と気づいたとき、彼は己の信じる道を問われる。
人が死なない道など存在しないのかもしれない。
それでも、“誰かの命を守りたい”という願いが、また一つ、世界を変えていく。
これは、戦わないという戦いの物語。
その声が、未来に届く日を信じて折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 22:51:49
11249文字
会話率:20%
世界を救うその力は、「いいね」の数に比例する――!?
称賛エネルギーを糧に戦う、異色のヒーロー・アプローバルマンこと誉 誠一(ほまれ せいいち)。
正義感? あるよ。責任感? まあまあ。
でも一番大事なのは、みんなの「拍手」と「注目」!
「戦う理由? それはもちろん、俺がどれだけ映えるかって話だよ!」
敵の凶悪さも、街の被害も、ヒーローとしての使命も、すべては“映える”ための舞台装置!
SNS映えを追い求め、ポーズと決め台詞に命をかけるその姿は、果たしてかっこいいのか、それともただの痛い奴なのか――!?
賞賛が力になる、承認欲求系ヒーローによる笑撃と感動(たまに自己満)入り乱れるバトルコメディ、ここに爆誕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 00:50:23
1490文字
会話率:42%
聖女の娘として生まれたメリル・クラインは、幼少期から「聖女の後継者」「次代の世界最強」として持て囃されてきた
そんなチヤホヤ環境で育ち、傲慢かつ自惚れきった性格に育ったメリルだが、初任務で人喰いの悪魔と対峙した際に「私って何の力もないので
は?」と自覚する
悪魔と睨み合う絶望的な状況の中、悪魔が発した「我は誰も殺していない」という言葉にメリルは活路を見出す
「――ならば、私があなたの無実を証明してみせましょう!」
悪魔が罪を犯していないなら、戦う理由はなくなる。
ただ戦うのを先延ばしにするためだけの方便だったが、やがてメリルは事件の真相に辿り着き――
これは無能無才な少女が、やがて『不戦の聖女』と呼ばれるまでの物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-07 01:03:52
311675文字
会話率:40%
三年前に死んだはずの兄の訃報を受けた、高校生の野宮 一格(のみや・いっかく)。
応援一筋の人生を歩んできた一格は、八剣 一星(やつるぎ・かずせ)との出会いを境に、怪物の闊歩する夜へと身を投じる。
十二月を間近に控えた冬樫市では、不可解な死
傷事件の噂が流れていた。
巷で勢力を広げつつある新興宗教『りんご教』と、一格が出会った美しいシスター。
『機関』と呼ばれる謎の組織と、一星が尊ぶ正義の在り方。
そして、人知れず抗争を続けてきた異能力者たちは、勾玉を巡る命懸けのゲームを始める。
兄の死の真相は?
誰が味方で、誰が敵なのか?
ゲームの裏に隠された真の目的は?
一星とともに謎を追いかけながら、一格は戦う理由を見つけ出す。
――ある年の夏。此処ではない何処かの世界にて始まる“現代風幻想奇談”。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 18:00:00
162316文字
会話率:30%