これは、とある城に住む女王様と、城を目指す二人の少女の物語。
世界で唯一の魔法、〈幻覚〉を使う双子の姉妹アノアとジェシー。
その二人を幻想少女と呼び、捕まえる事を目的とする女王様。
しかし女王様の正体は魔女だった。
そしてアノアとジェシーも
姫。
城を奪った魔女を倒す為の二人の少女の戦いが始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-08 23:20:14
5424文字
会話率:41%
戦争の真っ只中。旅をする青年がいた。
自由気ままに、今日が良ければ明日は知らないと、何者にも囚われずにただ毎日を謳歌する。
だが、見てしまった。
軍の先陣を切って旗を掲げ、戦争を終わらせる為に戦う姫の姿を──。
これはただ
の英雄譚。
たとえ『未来』が無くとも、ただ『今』のために抗い続けた、後に英雄に選ばれる旅人の物語。
*この小説はカクヨムにも掲載しています。
この作品は前作『こどくなシード 異世界転移者の帰還道』に登場したとある人物を主人公にした作品です。
本編は前作を読んでいなくとも楽しめる作品として書いていますが、もしも気になった方はそちらも合わせてお読み頂けると、より一層に楽しめるかと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-01 00:06:08
138400文字
会話率:54%
国土は三つに割れた戦乱の世。
対立する三つの国の一つ、王権争いの最中にある朱慶国(しゅけいこく)は南の国境・春鴻関(しゅんこうかん)の山奥に老師と二人で暮らす聡明な少女・春燕(しゅんえん)はその出自と身に痣となって浮かぶ宿命をまだ知らず、無
邪気に仔鹿や雀を友とし穏やかに暮らしていた。
一方、王宮では、正統な後継者でありながら、圧政を敷く異母兄である現王とその王母の計略で父王殺しの汚名を母親と共に着せられていた朱孫(しゅそん)が身の潔白を晴らし、まさに現王を追い落とし新しい王となるべく、対立する二国と迫る異土の脅威への対処を試されていた。
朱孫が王位を得て、六年後。
かつて一夜の契りと共に王を守る力と予言を与えて儚く消えた仙女の言葉を胸に、彼は隣国との緊張状態が続く南の要所・春鴻関へと向かう。
『王を助け、死してなお支える天命を握る方は南に、いずれ貴方様は神代の地を統べる王となりましょう——』
山の娘と新王。
歳も、生まれも、立場も違う二人の天命が交わろうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-24 14:00:21
29084文字
会話率:26%
1582年、6月2日 京・本能寺
劫火の中で私の記憶は途切れた。
そして数百年の時を超え、平成の世に鷺山胡蝶として再び生を受けた信長幻の正室・濃姫
平穏に暮らしていたはずなのに気づけば前世で見た覚えのある城…
前世では何もできない無力な
女…
でも、今は違う!
和歌?茶の湯?
そんなものは影武者にでもやらせておきなさい!!
煌びやかな着物を脱ぎ棄て具足を纏い、扇を置いて刀をとる。
平成で得た知識をフル活用して愛する人をこの手で守りぬいて見せる!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-27 21:07:24
491文字
会話率:0%
「貴方を迎えにきた」
学校に金髪の少女が突然あらわれて隼人を連れ去った。夜空のゲートをくぐり抜けて辿りついたところは地図にない国。そしてここで隼人を待ち受けていたのは、一角獣が空を舞う幻想的な風景とは裏腹に、強制的に押し付けられた『宿主』と
しての運命だった。
国同士の戦の気配に隼人は何が出来るのか?
一角獣を操る気高い姫リステリカと共に異世界を旅する少年の冒険物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-04 00:22:17
54673文字
会話率:35%