1960年代後半、学生運動が盛んだった頃。
大学生・水原三郎は、デモの帰りに寄った飲み屋で、見知らぬ隣客に反米帝論を語る。
その客はジャズサックス演奏者の内田勝男。終戦後、演奏の機会をくれた米軍に感謝の念を抱いていた。
※執筆にあたり生成A
Iを使用しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 18:02:05
1520文字
会話率:41%
近未来。全ての人は、とある薬を毎日服用する事を政府に義務付けられていた。何故ならば、その薬を飲まないと苦しみぬいた挙句に死へと至るからである。だが人々は文句を言う事もなく、その薬を感謝の念と共に服用していた。
最終更新:2023-10-14 18:00:00
6191文字
会話率:27%
「――ハハハ! この世の『幸せな方の』夢を握り潰し、『幸せな方の』希望を根絶やしにしてやる!」
言い方に気遣いながら、魔王は今日も今日とて魔王らしく振る舞う。
早く倒されて魔王をやめたい、と思っているのは内緒。
「出たな、魔王め!」
50年ぶりにやってきてくれた勇者たち。
「ようこそ人間ども。せっかく来てくれて誠に残念だが、貴様らはここで全員死んでもらう」
吐かねばならぬ定番のセリフに、本音が混じるのは仕方がない。
遠路はるばる自分を倒そうと来てくれる勇者たちには、もはや感謝の念しかなかった。
そんな魔王だから、討伐に失敗した勇者たちに丁寧な礼を尽くすのは当然だった。
彼らを蘇生させ、眠っている間にそっと地上に返すのだ。
しかし「また50年待ちか……」としょげ気味だった魔王は、あろうことかひとり倒し忘れたまま、礼を尽くし始めてしまう。
「来てくださって本当にありがとうございました。蘇生して送り返しますね。また次も――」
「……ど、どうして魔王が勇者たちの蘇生を?」
「………」
本作はこんな気遣い魔王が、地上に転生しなければならなくなったお話。
カクヨムでメインに連載していきます。こちらはまもなく消します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-07 08:22:30
74030文字
会話率:31%
五月の連休のある日、四十になった娘が結婚した。田植え前の男やもめが、渋く、ひとり酒。初鰹に、日本酒を呑む。
*拙作『一輪の庭』pv1,500超えの感謝の念から出来上がりました。作品の関係は全くありません。それぞれ別の作品になります。
最終更新:2021-05-04 12:31:51
2519文字
会話率:16%
未だ発現例のなかった『レア・スキル・素直』を神より賜りしリック。
レア・スキルといえば聞こえはいいが、特にこれといったスキルの恩恵もなければ、
元々騙されやすい性格が、このスキルの影響か、発現以来、輪をかけて騙されやすい性格になってしまう
。
ある時は幼馴染に騙され、全財産奪われた挙句、身ぐるみはがされたり……。
ある時はオンボロの剣を聖剣と騙され高値で売りつけられたり……。
といった具合に詐欺まがいな目に幾度となく合うも、当の本人は騙されたことにさえ気づかず、
それどころか感謝の念まで抱く始末……。
そんな中、ある事件を切っ掛けに、遂にレア・スキル・素直の真価が発揮されることに……。
その能力とは、実際問題ソレが本物であるなしを問わず、リックが信じれば信じるほどに……。すなわち騙されれば騙されるほどに限りなく本物に……。
否、それどころか現物を知らないこともあって、とにかく凄いモノ‼ リック本人がそう思い込んでいるせいで、完全な紛い物の使い古された錆びた剣が実在の聖剣をも遥かに凌駕する域まで到達させてしまう究極のチート・レアスキル・素直。
こうして彼は騙され続けた結果、最強への階段を駆け上がっていくことになる。
この物語は、正直者がバカを見ない成り上がり冒険譚である。
※この作品は、アルファポリス様、カクヨム様でも連載中です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-03 11:39:48
83297文字
会話率:47%
災いを被った者である被災者。それは、なにも大きな災害に遭って苦難を強いられる人々だけを指すのではなく、実は人は生まれた時から死ぬ瞬間まで、被災者なのではないか。我々は、日々何かしらの禍を被っている。心の中をもし窓ガラスのように覗けるとした
ら、チクチク刺されたトゲだらけでびっくりするかもしれない。自分自身の力でそのトゲを抜く勇気と力と経済力を持っている人など世の中にどれだけいるだろう。平和な毎日とは何もない状態、それがふつうで当たり前。でも実はサーカスの綱渡りみたくふつう(・・・)という細い綱の上を危なっかしく歩いているだけで、いつそこから転落してしまうか誰も分からない。大きな網の目のセーフティーネットからもこぼれ落ちてしまったら、人はどうして生きていったらいいのか。ある災害が起こって、そこに集まったボランティアたち、愛知県の小さな町で代々続く酒蔵を営んではいるが、親から譲り受けた家業を判で押したようにこなしているだけで、ボランティアをして人助けをすることだけが生き甲斐のような蔵元杜氏、各地で災害があると、まるで一時保護施設のように避難所に潜り込んで、一宿一飯の恩義でボランティアをしつつ、老母の年金で食い繫いでいる無職の中年男、日本の社会の中で苦悩する外国人留学生の悲哀、被災者であるろう者の生き難さ、認知症の家族を抱えた葛藤、そして彼らを支えサポートする社会福祉協議会の男性の様々なストレスなど、ふつうに生きたくても、そのふつうが出来なくて、もがきながらもそれでも生きている人々の有り様が各章に分けて描かれています。人が人として人を助け、その温情に人として『ありがとう』と感謝の念を持つ。最後に残るのは、お金でも権威でも損得でもなく、人の心であると信じたい。
毎日は皆忙しくて、時間と時間の狭間でどうにか生きているようなもので、時間があればスマートフォンだって覗きたいし、名のある作家ならともかく、無名の者が書いたものなど眼を通す奇特な方などいないかもしれませんが、もしよろしければチラリとでも見てもらえるとほんとに嬉しいです。コンクリートのように硬くて重い物語ではなくて、笑える要素もあるので日常の息抜きにでも読んでもらえれば幸いです。保育園の頃、お寺のお堂で正座をして両手の親指と人差し指をくっ付けて三角を拵えてお辞儀をすることを覚えました。どうかよろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-03 00:00:00
57179文字
会話率:7%
面白い小説を見つけた「俺」は、その作品がエタりそうな気配を感じ、感想爆撃、ブクマ、ポイント、レビューを投稿、SNSに読了報告とあらゆる手段で感謝の念を伝えた。それでも続きが書かれるとは限らないが、はたして作者は喜んでくれるのか。 ※効果には
個人差があります。読み専が好意的なアクションを起こした場合に最も理想的な結末です。用法に注意して……、とかの注意書きなんて特にいらないので、どんどん感想を書いていきましょう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-18 19:41:50
2472文字
会話率:14%
日本が戦争をしていた時代に産まれてしまい国の為に散って行った多くの少年達。長い人生を全う出来なかった無念は計り知れない。
でもそんな彼らの働きのお陰で現代、戦争の無い日本に住む事ができてる事を思うと感謝せずには、いられない。
終戦記念日、そ
んな感謝の念を持ってもバチは、当たらないだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-15 15:31:07
455文字
会話率:47%
新卒で採用。
しかしそこは、実はブラック企業。
華麗に退職する俺。
第二新卒採用の狭き門へ挑戦。
すぐに挫折。
ネカフェ暮らしの底辺冒険者へ←今ここ。
しかし、そんな俺にも転機が訪れる。
商店会の福引きで手に入れたスキル
。
一見、クズスキル。よく言って、普通。
しかし実際は、バグった神スキルだったのだ。
個人の取得できるスキル数が限定されているなか、複数のスキルを操り、次々にモンスターと戦って行く。
しかし、神スキルを手にした俺は、そのせいでダンジョン最深部に拉致られてしまう。その最中、モンスターを擬人化召喚して仲間を増やすことに成功する。
そして、いずれ最強冒険者へと成り上がって行く。
・タイトル変更しました
・ノベルデイズ、ノベルアップ+、カクヨムにも掲載
・イラスト 下地ヨリ様 https://twitter.com/gechi_yori
・この度、第一回レジェンド賞を受賞させて頂きました。
これも常日頃お読み頂いている読者様あってのものと、感謝の念でいっぱいです。
講談社様から書籍化されました。
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000341314
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-25 23:05:23
251249文字
会話率:16%
能力者。彼らが確認されたのは世界革命と呼ばれる出来事の八年後。現在より半世紀前のことだった。
高塒慧は無能力者、つまり能力を持たない人間である。そんな慧の平穏な日々は、反社会組織であるアンノウンと国防軍の戦闘に巻き込まれることで、あっさりと
崩壊した。
死に瀕することで能力を得た慧は、この不安定な世界で何も失わぬよう、さらなる力を求めて歩み出した。
二章完結しました。
この作品はフィクションです。実在の人物、団体、事件などには一切関係ありません。
昨年、連載していたものを作者の都合で書き直したものです。
もしまた応援したいと思ってくださる方がいれば感謝の念に堪えません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-26 23:20:55
128488文字
会話率:54%
――アルビトリウム、それは月の向う側にある――
これは『アルビトリウム』の世界を理解するためのガイドブックです。小説ではありません。
この作品には多くの登場人物や沢山の用語が出てきます。読者様が自分が知りたいものだけを、すぐに検索で
きるように各項目ごとに分類してあります。
各項目は全ての情報を明かすものではありませんが、物語を読み進む上で必要な情報を記載してあります。また本文を読んでいくにつれて明らかになっていったり、変化していくような項目は今後の読者様のために基本としてその初期の情報のみを記載していきます。
例えば、本作主人公の本条護は物語が進むに連れてそのキャラクターが変化していきますが、物語の中盤から後半の方で明らかになる彼の素性については記載してありません。『アルビトリウム』についても物語の中でその正体が明らかになっていくので、それで理解が可能であると思われますので、初期で分かる程度の情報を記載しています。出来るだけ多くの情報を盛り込むつもりですが、物語の中である程度の説明も入れたつもりなので、飽くまで読者様の理解の助け、疑問の解消、そして雑然とした情報の整理に役立てることがこのガイドブックの大きな目的です。しかしながら、この書では物語の中では語られなかった裏設定も記載していますので、それで物語をより面白く感じて下されば、このガイドブックを作成した意義がでてきます。
仕事の合間を縫って書き上げていくというハードな作業の中で、読者様が続きを待っているかもしれないという思いが、かなり励みになり無事に完結させることができました。ブックマークをして愛読して下さった読者様には感謝の念に堪えません。ここで改めて御礼申し上げます。m(_ _)m
PS このガイドブックは徐々に更新していきます。作業が完了した時点で活動報告欄でそのことをお知らせ致します。
またこれは作業完了後も暫く執筆完了にしません。それは続編を書く構想があるので、その時に新キャラクターや新しい用語のためにも未完のままにしておきますのでご了承願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-04 10:02:16
44373文字
会話率:2%
神に授けられた魔法により人類は繁栄したが、時が経つにつれて感謝の念を忘れ、驕りに傾いていった。彼ら自身が魔法を発明したかのように振る舞い出したのだ。そうした振る舞いはやがて人間が魔法を発明したという偽りの事実を生み出した。その嘘が人々の間に
広がり始めると神は姿を隠し、神託は絶えた。やがて人々が神の存在を疑うようになると、神話の類は作り話となった。二十五年前、変異種と呼ばれる怪物の出現は、人間の守護者の地位に辛うじて座していた神への信用にとどめを刺し、信仰の火は風前の灯火となった。この物語はそんな時代、神なき世において、ある青年が死へ向かう物語だ。
――目的のある旅の途中、青年は少女と出会う。何も言わない、無垢な少女と。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-18 04:06:43
914文字
会話率:0%
裕福な商家の跡取り息子のトムは、父親に反発する日々を送っていたが、ある日、村の遺跡から異世界に迷い込む。そこは異形の人々が暮らす村であった。その世界の住人・ハジメの手を借りて、元の世界に帰る方法を探すトム。そのカギは『お金』について学ぶ事に
ありそうだったが・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-01 10:39:34
15476文字
会話率:46%
誰かに親切にしたとしても、それが相手からの感謝の念となって還ってくるとは限りません。
優しすぎる貴方。どうかご用心を。
キーワード:
最終更新:2016-07-25 01:46:28
2014文字
会話率:21%
客は店に対して、もっと感謝の念を抱くべきである
ここはそんな感謝の念を忘れた客が招かれる店である
最終更新:2015-12-18 18:56:33
4612文字
会話率:51%
言葉にはいろいろと含むところがあるものでして……。後味の悪い、ちょっと嫌な話です。
最終更新:2013-09-27 21:00:00
1126文字
会話率:19%