世界にある日、魔王なる存在が現れて軍を率いて侵攻してくる姿に人々は恐怖していた。
勇敢なる国が強き者を集めたり、対抗していく中で魔王自ら世界最大の国を攻め落とし、制圧してしまう。
国が敗北し、滅ぼされる事を覚悟した時に彼は言う。
「僕
が目指すのは皆仲良くのんびり暮らせる世界だよ♪」
魔王による恐怖の支配が始まるかと思ったら全然違う!?世界はどうなっていくのか…。
この作品は「カクヨム」にも転載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 06:23:44
71795文字
会話率:46%
それは突然だった、高卒で就職を機に上京した只野 優人は、全世界同時に発生したダンジョンの発生に巻き込まれてしまう。
同時多発的に起こった故の少なくない数の行方不明者。
その生還率は突然のダンジョンの発生による政府の混乱や、市民のパニックによ
り絶望的なものになっていた。
そんな中 優人は自力でダンジョンから帰還し、数少ない生還者というだけでなくその中でも突出した実力、能力を得ていた。
そんな彼を政府は放置しておくはずもなく、緊急事態を理由に新設されたダンジョン対策本部の実行部隊に抜擢される。
ダンジョンを攻略しつつ行方不明者の捜索等の仕事をこなしつつ、時には人を助け感謝され、時には理解のない人のクレームや上司の無茶ぶりに胃を痛めながら、気付けば12年、初期の混乱期を乗り越え、世間は少し変わりながらも日常を取り戻していた。
後進も育った、後のための教育機関も出来た、ならば…
「お世話になりました」
「ふぁ?」
これまで世のため、人のためとやってきたが流石に30歳、ここまで来たのならばそろそろいいだろう、怒涛の12年で疲れたから田舎でのんびりさせてくれ。
そう思い彼は退職届を上司に提出するのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-14 23:50:00
16853文字
会話率:34%
さぁて、御立合い。ベベン!
とあるところにいた悪の組織ギャクゾークと戦う断罪戦隊ジャジメント。
正義の名の下に悪を断罪するヒーロー
悪の名の下に正義を駆逐するヴィラン
それぞれが己が信念のもとに
正義と悪が戦う中、突如光に包まれる。
それは、異世界召喚を繰り返し過ぎたためにおこった事故。
召喚術の暴走により悪の組織ギャクゾークは、本部ごと異世界に送られた。
彼らは不本意ながら来た異世界で彼らは信念に基づき、
悪事の限りを尽くし、侵略に乗り出すのだった。
ナンテネ、
悪の組織ギャクゾークは、良い人たちの集まりなのに悪を気取りの組織。
その中で総帥を務める顔は極悪人に見えるとても良い人であるゴクアークと
その元で不器用で良い人であるワルモーンが組織ごと異世界に転移し
そこで自身は悪だと豪語しながら
周囲を巻き込み平和に変えていくトンチンカンな悪の組織コメディー。
さあ、舞台の幕が上がります。
もう内容は、作者の身勝手極まりないストレスのはけ口です。
もう内容も無茶苦茶です。
そういうものだと思って暖かく見守っていただけるとこれ幸いです。
では、お楽しみください。ベベン、ベン、ベン!(三味線の音だと思いねえ)
〇これは悪を気取ったいい人たちが、悪いことしているつもりで周囲に感謝されるコメディーである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 11:13:14
186823文字
会話率:23%
主人公アクトには、人の持つ隠された才能を見抜き、育てる才能があった。
しかしそれに気づかない無知なギルドマスターによって追放されてしまう。
数年後、アクトは自分のギルド【天与の原石】を作り、ギルドマスターの地位についていた。
彼はギル
ド構成員たちを次から次へと追放していく。
「鍛冶スキルなど冒険者ギルドに不要だ。出ていけ。鍛冶師ギルドの副支部長のポストを用意しておいたから、そこでせいぜい頑張るんだな」
「ありがとうございます! この御恩は忘れません!」
「(なんでこいつ感謝してるんだ?)」
【天与の原石】は、自分の秘めた才能に気づかず、理不尽に追放されてしまった弱者たちを集めたギルドだった。
アクトは彼らを育成し、弱者でなくなった彼らにふさわしい職場を用意してから、追放していたのだ。
しかしやっぱり新しい職場よりも、アクトのギルドのほうが良いといって、出て行った者たちが次から次へと戻ってこようとする。
「今更帰ってきたいだと? まだ早い。おまえ達はまだそこで頑張れる」
アクトは元ギルドメンバーたちを時に励まし、時に彼らの新生活を邪魔するくそ上司たちに制裁を与えて行く。
弱者を救済し、さらにアフターケアも抜群のアクトのギルドは、より大きく成長していくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 20:33:14
512979文字
会話率:49%
小学六年になった瀬尾雪弥(せのおゆきや)は、夕暮れ地区子ども会のリーダーに抜擢された。最初は面倒くさいと思っていたのだが、同じ地区の子ども達に何かにつけて頼られ感謝されるうちに、リーダーも悪くないな、と思い始める。
そんななか、雪弥の元にど
こか不気味で変わった『困り事』の相談がやってきて──。
これは銀星町を中心に、雪弥のもとに持ち込まれた、ちょっと不可思議な『困り事』を、お隣に住んでいる幼馴染の大学生・天崎肇(あまさきはじめ)や、サブリーダーの三森遥斗(みもりはると)、別地区リーダーの夜野田虎太郎(よのだこたろう)たちと一緒に解決していく、一話完結型の連作短編集です。
※一話が書き上がり次第更新するので、更新は不定期です。
主な登場人物)
瀬尾雪弥(せのおゆきや)
銀星小学六年生(六年三組)
責任感と好奇心が強い、運動神経がよく、背は小さいが口がたつ。夕暮れ地区子ども会のリーダーを務める。
両親が共働き(父は単身赴任、母は看護師)で家にいないことが多いため、よくお隣の天崎家に泊まっている。
天崎肇(あまさきはじめ)
大学二年生
人が良くて頼まれたら断れない、子どもに懐かれる、怖がりで暗いところとお化けが苦手なお兄さん。
雪弥とは隣同士で、兄弟のように育った幼馴染。
三森遥斗(みもりはると)
銀星小学六年生(六年一組)
夕暮れ地区子ども会のサブリーダーで、好奇心旺盛。雪弥よりも背が高く、水泳を習っている。雪弥と一年の頃から仲が良く、習い事のない日はよく一緒に遊んでいる。
夜野田虎太郎(よのだこたろう)
銀星小学六年生(六年四組)
夕暮れ地区の隣にある、月夜地区子ども会のリーダー。背は雪弥と同じくらいで、丸いメガネをかけており、どこかおっとりしている。以前同じクラスだったこともあり、雪弥や遥斗とも仲がいい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 07:30:00
21868文字
会話率:47%
記憶をなくした青年ロジタール。彼が森の中をさまよっていると、モンスターに襲われている老人を発見し、これを助けることに成功する。
ロジタールは老人に感謝されつつも、屋敷の留守を頼むというお願いをされ、やや強引に鍵を渡され、不思議な屋敷に足を
踏み入れる。
しかしそれはロジタールを屋敷へ封じ込める為の罠であり、ロジタールは訳もわからず屋敷内に幽閉されてしまう。
一方、その屋敷は各所で異世界へつながっており、その数も十を優に超える奇妙なものだった。更に時間や空間さえもねじ曲がっており、ロジタールの元を訪れる異世界者たちは後を絶たない。
衝撃波のみという地味な能力でありながら、攻防一体の強力なスキルを備えたロジタール。
ロジタールは自らに施された封印と彼の力、そして屋敷、世界の秘密を解き明かすべく、騎士、配信者、王国の兵士たち、過去人、魔王と勇者、スローライフ志望者、古の武将などなど、様々な人物たちとの交流を開始していく。
※不定期更新、時期と頻度、長さは未定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-26 05:35:22
57989文字
会話率:47%
人に感謝されることなく、蔑まれて日々を生きてきた青年ナカムラ。
感情が死に、命を終わらせるために大量の薬を摂取して眠りに落ちたとき、一人の魔女の声を聞いた。
目が覚めると、魔女がいた異世界に転移し、そして魔女の体で生きることになったナカム
ラのセカンドライフがはじまる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-07 01:07:41
112884文字
会話率:50%
ワケありの医者が、ある時山で行方不明になった患者を探していた。
気が付くと大きな正体不明の生き物に襲われ、怪我を負う。なんとか治療して逃げ切り行き着いた先は知らない街だった。
けが人を治療すると感謝され、お金を払うという。相場の二割でいいと
いうと感動してお金を渡された。
それを見ていた女性から治癒院を開かないかと誘われる。その女性は、自分が医療ミスで殺してしまった女性そっくりだった。
誘いを受けて治癒院を開くことにする。
もう二度と、あの過ちを起こさない様に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 07:10:00
113052文字
会話率:43%
ファルアーヌ子爵家で肩身の思いをしながら育ったレイナ。
魔法の練習すら危険だからするなと言われる始末。妹のアルミアは両親から溺愛され、甘々に育てられた。
妹のワガママと両親の虐待のような仕打ちにも我慢してきたレイナだが、公爵令息から
の縁談が訪れる。レイナはようやく家を出られるかと思えば、アルミアが気に入ってしまったため婚約者を奪われる。
だが、公爵たちがすぐ叱ってくるし口うるさいから嫌だと、再び婚約者を返されてしまった。
レイナは、なぜ物腰が低く優しい公爵令息が婚約者をコロコロ変えるのか疑問だった。
それはファルアーヌ子爵の巧妙な罠。
レイナは仮婚約者として公爵邸で住むことになり、そこで念願の魔法を発動することができた。
どのような属性が出せるのかワクワクしていたレイナ。
レイナが発動した魔法は、伝説と言われる治癒魔法だった。
レイナは治癒魔法を発動すること自体が楽しくて嬉しい。魔法を使いたいがために、様々な人たちを治癒魔法で救っていく。
さらに公爵邸では甘やかされる日々で、生活も幸せなものに。
公爵邸で過ごしていくうちに、婚約者を何度も変えた原因がファルアーヌ子爵だと発覚。お互いの誤解も解決してからはジュライト公爵令息から溺愛されるようになる。
レイナののんびりとした公爵邸生活、ジュライト公爵令息からの溺愛、治癒魔法で様々な人から喜ばれ愛され、幸せになっていく。
一方ファルーアヌ子爵家は、アルミアのワガママを止める役目だったレイナがいなくなり、彼女のワガママ暴走が始まる。
せっかくの縁談も壊すし、勝手にお金を使うし、やりたい放題。
さらにファルアーヌ子爵の悪事も徐々に発覚していき……?
※アルファポリス&カクヨムにも搭載していますが、今回は小説家になろうが先行公開になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-18 11:00:00
92804文字
会話率:45%
入りたての派遣社員の女の子が、老人を助けたら、それが自分の会社の会長だった。感謝されて、パーティに招待される。
最終更新:2025-02-16 22:19:32
1266文字
会話率:0%
異世界に転生した主人公が人々から承認欲求を得るためだけに頑張るお話です、基本主人公は承認欲求の塊なので相手の事を本気で心配したりしないクズです、こう行動した方がカッコいいから、他人に感謝されて悦に浸れるからという感情が行動原理です。そんな折
基本はハイスペックなくせにアホなせいで貿易会社を立ち上げる事になりひたすら欠損奴隷を買い集め治してやり恩に着せて働かせます。作者は素人ですのでお手柔らかにお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 00:00:00
80252文字
会話率:32%
気がついたら、そこは広大な草原が広がる異世界だった。
突然の転移に戸惑いつつも、「ステータス」と唱えると目の前に現れる透明な画面。そして表示されたのは、戦闘で成長しないという、なんとも頼りないシステム——「いいねポイント」でレベルアップする
奇妙な仕組みだった。
だが、異世界に来て早々、天川昇(あまかわのぼる)は壁にぶち当たる。お金もなければ身分証もない、挙句の果てには野宿の危機!頼れるものは地道な善行と、偶然出会った優しい門番・ロウの助けだけ。
「これ、俺が感謝されないといけないんだよね……?」
そんな不安を抱えながらも、昇は異世界で生き抜くため、そしてポイントを稼いで成長するために奮闘を始める!
草の根活動から始まる、いいねポイント英雄譚、開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-21 21:17:42
175331文字
会話率:35%
貴族と王権による少数が多数を圧倒していた時代は終わりを告げた。
そんな時代の波はこの世界に唯一ある大陸の国にも波及している。
それは西より始まり、東の端のハルーシュ王国にまで到達した。外縁部を走る山脈に守られるような形になる辺境の国。
こ
れはそんな辺境の国の更に辺境にある地、マニュート伯爵領。
西の大国ワーレック帝国との戦争で多大な功績を上げた英雄の子孫が統治するその地に英雄の子孫として産まれ、次期当主になる事が決定している少女イリアージュ・マニュート。
先見の明があり、一挙一足に意味がある。やる事は滅茶苦茶に見えてそれは周囲を助ける為にやっていた。
そんな噂が流れ、感謝されようとも彼女は普段の澄まし顔でやんわりと受け止め奢る事はない。
それがさらに彼女の名声を上げるのだが、何故か思い通りにならないイリアージュは今日も足掻く。
彼女が望むのは善行をやった事に感謝される事では無く、悪行を懼れられ憎まれる事だというのに。
そんな、どこか可笑しいイリアが迎えた王都貴族学園への入学、それがさらに大きな渦となって王国を揺らす――勿論、イリアの望む方向では無く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-19 22:00:00
29217文字
会話率:31%
私、琴葉(ことのは) 細魚(さより)は29歳OL。
ある日寝て起きたら、大っ嫌いなシンデレラの童話における『義理の姉』に転生していた。
そこで私は、決心する。
『この世界のシンデレラ・ストーリーを粉々にぶち壊してやる!』
だけど、悪役令
嬢としての役目を全うして、その上でこの茶番劇を壊そうとした私の思惑はことごとく外れる。
シンデレラからは感謝され、妹からも奇異の目で見られ、王子様からは……。
おかしい、私はこんな筈じゃなかったのに。
だから、シンデレラなんて大嫌いなんだ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-24 18:00:00
39111文字
会話率:27%
親友に高校時代彼氏を奪われました。
だから、今度は親友の旦那を奪う事にしました。
キーワード:
最終更新:2024-12-17 21:38:49
1070文字
会話率:9%
平和な人生を望む転生者が、目を覚ますとそこは「悪役令嬢」の人生のど真ん中!
前世の記憶を持つお嬢様は、ゲームの世界で待ち受ける死刑エンドを回避するため、悪役を徹底的に回避し、慈悲深い令嬢として生き抜く道を選ぶ。領地の発展に尽力し、住民たちか
ら感謝される日々を送りながら、遠ざけたい「ゲームのシナリオ」にも冷静に対処していく。
だが、運命の学園生活が始まり、庶民のメインヒロインと出会うと事態は急展開!その尊い姿に「遠巻きに見守る」ことを誓うお嬢様。しかし、シナリオ通りに進むかと思われた恋模様は微妙にズレ、王子やヒロインの態度がどこか不自然な状況に。
そして舞踏会で婚約破棄を申し入れた瞬間、王子が放った謎の言葉――「婚約覇気」。目に見えるほど燃え上がる覇気とともに、さらにヒロインまでもが覇気を放ち、お嬢様に愛をぶつけてくる。
「え、何それ、知らないんですけど!」
予期せぬ愛の波状攻撃に困惑するお嬢様。果たして彼女は平穏な人生を取り戻せるのか、それとも愛の覇気に飲み込まれてしまうのか――?
転生者お嬢様の波乱万丈ラブコメディ、開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-07 11:41:55
1327文字
会話率:25%
聖女として国を脅威から守り続けた少女。
しかしそれを疎んだ妹のと、それに騙された聖女の婚約者の王子は共謀して彼女を国から追い出してしまう。
蔑ろにする者達を見限り、隣国でその力を使う事を決めた彼女は、いつしかその国の人々から感謝される存在
となる。
そして同じ頃、聖女を失った国は悲惨な目にあっていて――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-21 07:10:00
2582文字
会話率:30%
田舎のチンピラだった柳児は、ある日原付での走行中、目の前に飛び出してきた子どもを避けたことで事故って死んだ。
そして気が付いた時には、柳児はド爆乳な銀髪美女である、『シスター・マリア』として異世界に転生しているのであった。
とはいえ、女に
生まれ変わったところでチンピラのやることに変わりはない。
魔法でバイクを召喚し、ダチと女と己のスケベ心のために、気に食わない相手をかたっぱしからステゴロでぶっ潰す。
これは、野卑で粗暴なチンピラが、グレイト・聖女・マリアといずれ誰からも称えられるようになっていく物語。
「主(ダチ)に感謝だコノヤロウ。テメェ等オレについてこい」
――中指おっ立て、聖女は往く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-11 15:27:55
2392文字
会話率:40%
「もうすぐここへ勇者がやってくるわ。貴方にはそれを撃退してほしいの」
……えっ、初仕事なのに内容重くね?
突然異世界に召喚された高校二年生の【レンマ】は、軽はずみな言動や行動を取ることが多いという変わった名前の由来を持つ、魔王軍の召喚師で
ネクロマンサーの美女【カルハ】と出会い、彼女の依頼を受けることになった。
異世界転生特有のチート能力もないまま、初めて任された依頼は勇者の撃退――!?
無力なレンマは魔王軍の面々に全力で縋ろうと考えるが、その肝心な仲間たちは、幻覚魔法を得意とし、その幻覚に誰よりも惑わされる人間の少女【ルーリア】、無策で無謀なゾンビ【リュウ】、なぜか魔王軍にいる軽薄な天使【エンジェル.巫女天使】と、カルハを含めポンコツ揃いのトラブルメーカーばかりだった。
はたして、ロクな作戦も力もないまま勇者を倒すことはできるのか?
そして、カルハがレンマを召喚した真の目的とは……。
「私には、貴方に感謝されるほどの価値がない。私は昔……、人を殺したから……」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-30 17:06:34
107323文字
会話率:39%
聖女ーー
人智を超えた癒しの力を持つ彼女たちは、数百万人に一人生まれるかどうかの稀有な存在だ。
それが故に聖女は人々に崇められ、讃えられ、息をするだけで感謝される存在だと言っても過言ではない。
ここ、ラクレージュ王国にも幸運なことに聖女が
暮らしている。そのおかげで土壌は潤い、豊かな森林は守られ、空気は澄み渡り、国民たちも平和で裕福な生活ができていた。
おまけにその聖女は、世界最強のカンストレベルの癒しスキルの持ち主だった。彼女が歩けば植物も背を伸ばし、歌声は嵐すら収め、祈りの力は魔の脅威を完膚なきまでに退けた。
そんな誰からも尊敬されている彼女には、たった一つ、大きすぎる落ち目があった。
それは、誰もが止めるクズな男に心惹かれ、恋をし、誠心誠意尽くしてしまうと言う、どうしようもない性癖を抱えていたのだ。
これは、救いようのない恋心を持つ聖女様と、それを利用するクズな騎士団長のどうにも報われないお話。
そして、決して結ばれることはないが、少しずつ親密になっていく二人の切なくも愛おしい、たぶん片想いなお話。
◇◇◇◇◇◇◇
nolaノベルに投稿したものを、少し編集して投稿しています。まだ、ムーンライトノベルズには年齢制限付きで投稿しています。
完結までかけている作品のため、毎日更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-17 14:18:55
151117文字
会話率:45%