主人公さくらは高校生。中学の時にウェルナー症候群(早老症)を発症し、見た目は中年のため、高校進学時、いじめのターゲットになる。それをかばうクラス委員の敦。敦には小児まひの弟がいるため、弱者に対する思いやりが強い。健康診断できちんとした検査を
アドバイスされ、検査入院によって病名がはっきりする。その後、定期的な検査の中で気になる数値が見つかり、入院する。問題の病気はガンだった。ウェルナー症候群の場合、発症しやすく、さくらに病魔が牙を向けたのだ。医師や両親は病名を伏せるがそれもできなくなり、ついに告知する。優しい性格のさくらもさすがにそのことに対して怒りを露わにし、精神的に落ち込む。敦はそういうさくらを毎日見舞いで励まし、互いに恋心が芽生える。その心情はさくらの夢で形になる。さくらの心情を日記で表すという新形式の表現方法の作品で、立体的な視点からその変化を把握できる内容。令和版「愛と死を見つめて」を意識した作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 10:25:55
50600文字
会話率:51%
理不尽な理由で屋敷の別邸に軟禁されて育った侯爵令嬢コルネリア。父は義妹ばかりを可愛がるし、義妹は何かと嫌味たらしく絡んでくる。
ある日、コルネリアは敵国との政略結婚を命じられる。嫁ぎ先は格下の子爵家。しかも、領地は辺境。長女でありながら、
義妹が嫌がったせいでコルネリアにお鉢が回ってきたのだ。
それでも、長年閉じ込められていた屋敷から解放され外の世界を見てみたいコルネリアは政略結婚を了承し、敵国の辺境へと旅立つ。
そこで、コルネリアを待っていたのは、婚約者からの溺愛と、初めて感じる安らぎ、そして、正当な評価を受ける喜びだった。
やがて、実家侯爵家の領地が災害で壊滅的被害を受けたと、コルネリアに助けを求めてくるが……、知ったことではありませんわよ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 10:20:00
440042文字
会話率:42%
昔から物語が好きで、ならば一生に一度くらい物語を書いてみてもいいのではないかと思った。
これは、私の好きなものをつめこんだ物語。
だから異性愛も同性愛も家族愛も友情も、そこに当てはまらい愛も全て入れたい。そこに私が好きだからという以上の理由
はない。
一人は前世の業ゆえに
一人は無関係であるにもかかわらず
一人は大切な人の為に
物語を紡ぎます。
異世界に行ってしまった彼らの物語を、お茶のお供にしていただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 10:11:04
56717文字
会話率:39%
「やっぱりNTRって最高ですよね♡ せ~んぱい」
……こんなラブコメヒロイン、俺は嫌だ。
青春とは無縁の日々を送る高校2年生、笹原斗真は突然。立て続けに美少女たちから好意を寄せられる。
ハーフアップのツインテールとクリっとした瞳が
チャームポイントの1年生№1美少女、三森咲月。見るものすべてを惹きつける圧倒的美貌を持ちながら、入学以来成績トップに君臨し続ける才色兼備の2年生№1美少女、花守陽菜。無表情×ウィスパーボイスの女バドのエース、小柄な身体でコートを縦横無尽に駆け回る3年生№1美少女、氷護雪
そんな学年№1美少女たちから向けられる最上級の愛。これは平凡な陰キャ男子が、なんだかんだで可愛い女の子たちと親睦を深め、イチャイチャする。ありがちなご都合主義乙のハーレムラブコメ──ではなかった。
ねぇ、なんでみんな性癖が歪んでるの???
NTRが大好きな三森咲月は交際した俺に新しい彼女を作ろうとするし、ヤンデレ化した花守陽菜は俺とお揃いの指輪を購入しようとするし、ドMな氷護雪は俺に汚く罵ってと懇願するし……。
──こんなハーレムなら、ボッチの方がずっとましだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 10:10:00
55067文字
会話率:63%
社畜OLの私が唯一の楽しみにしているのは、最新乙女ゲーム『聖域の天秤《ホーリーバランス》』。
それは、王道の悪役令嬢ストーリーに、RPG要素を組み合わせた斬新なゲームだった。
このゲームの世界では、個人が魔力を溜め込むことは禁じられている
。メインヒロインの「慈愛の聖女」が、その愛と癒やしで攻略対象たちの心を解きほぐしていく一方で、私の推しは、その裏で嫌われ役を一身に背負う、もう一人の聖女リディアだった。
彼女は、魔力を不正に溜め込んだ貴族たちを容赦なく摘発する『魔力マルサ』。その冷徹すぎる正義感ゆえに誰からも理解されず、最後には婚約者の王太子から婚約を破棄され、国を追放されるという、あまりにも悲劇的な運命を辿る「悪役聖女」だ。
連日の残業で疲れ果てた心に、リディアの不遇なバッドエンドはあまりにも重い。「そんな結末、あんまりだよ……!」と推しの運命に涙したその夜、私は不運にもトラックにはねられてしまう。
――そして、次に目覚めた時。
豪華な装飾が施された鏡に映っていたのは、紛れもない、ゲームの推しキャラ「悪役聖女」リディアの姿だった。
しかも、よりにもよって、物語の終盤。王立学園の卒業記念パーティーで、王太子から断罪される、まさにその直前のタイミング!
「冗談じゃない! 私が、この手でリディアの運命を変えてみせる!」
これは、嫌われ者の「悪役聖女」に転生した私が、推しのバッドエンドを覆し、最高のハッピーエンドを掴み取るまでの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 10:00:00
40396文字
会話率:27%
王道異世界ファンタジー。
ハンターが職業である主人公の、ほのぼのギルドライフ。(予定)
祖母と二人、幸せに暮らしていた少年――王華。
彼の世界は、その世界に存在する悪によって一変する。
当たり前のようにあった幸せが突然なくなり、当た
り前のようにあった愛もまた消えた。
全てを無くした少年は、絶望の中ただ生きる。生き延びる。
ある時王華の目の前に、一筋の光が現れる。
それはいきなり現れたのではきっとない。今までもずっとあったのだ。見えていなかっただけだった。
幸せや愛も、それと一緒だ。
幸せとは何か。何が幸せか。
愛とは何か。何が愛か。
――幸せとは、愛とは、本当に消えてしまうものなのだろうか?
少年、王華が本当の幸せや真実の愛に気付いていく物語。
様々な愛に触れて、成長していく物語。
に、したいんです!
したいんですよ私は……。
※この作品はカクヨムにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 10:00:00
33524文字
会話率:31%
葦原瑞穂王国、王都・東慶。
ここで暮らす優梨には2つの秘密があった。
1つは前世の記憶がある事、もう1つは自分と仲間がこの世界では畏怖される「異能者」だという事……
しかもただの異能者ではなく、何もかもが規格外でとても“異質”な存在だった
。
そんな優梨と仲間たちは、自分たちが「異能者」だという事を隠し、共に支え合いながら生きている。
過去に傷を抱えながらも、いつか“幸せ”になれると信じながら……
そして、想いを寄せる相手と結ばれる日を夢見ていた……――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
※この話は「異能者物語 ~並行世界に災害級異能者として転生したけど、隠して生きていこうと思います~」の設定を変更・改稿・加筆修正した物になります。
※この話は基本的に優梨視点または第三者視点になります。他の登場人物の視点になる時は、分かるように明記します。
※ファンタジー設定ですが、恋愛と日常が主要のため話によってはファンタジー要素が薄いかもしれないです。
※仕事と子育ての合間にちょこちょこと書いています。更新は不定期になるかもしれません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 10:00:00
219229文字
会話率:53%
小野篁とその異母妹との悲恋の果てに、母の命と引き換えにこの世に生まれた比奈姫(後の小野小町)は、帝の後宮に入って高貴な男性の愛を受けると言う、自らの若き日の夢を、未だに追っている祖母と、12歳まで都から外れた、侘しい山科の里で過ごした後、
父方の従姉・小野吉子(小野町)の入内に従って、宮中へ入ることになった。
母娘三代にわたる夢が叶う!とはしゃぐ祖母を尻目に、比奈姫はまだ見ぬ都での新しい生活に、数多の夢を抱いていた。
そんな娘に父の篁は、亡き妻が願っていた、自分の選んだ道で、自分の幸せを掴むことを願っていたが、その後体験した数々の出来事に、小町は愛とは何か?を考えるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 09:59:03
2424文字
会話率:24%
「わが名はガーデナー、異世界で魔王と呼ばれし者。配下の者は社長とも呼ぶ」 ネットカフェの個室に現われた怪人が、家から追い出された弱者男性に名刺を手渡した時から物語は始まる。闇の魔法で愛と勇気と力とが一つになる時、魔界の美味しい幸せがこの世の
絶望を打ち払い、千葉周作は魔王に自立を支援されるのだ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 09:50:00
160222文字
会話率:62%
魔王と勇者がいる「剣と魔法の世界」に成人転生した中年男・山田太一郎。
そこはロリハーレムが社会に公認され、ビキニアーマーの騎士と美少女メイドがそのへんを歩いていて性奴隷の所有を誰も問題視しない、日本人の道徳意識をぶっちぎる世界だった。
真面目なだけがとりえの彼は俺TUEEEから遠く、チートとも無縁。しかし日本の現代知識を使って無双はしないが怪しい誘惑に負けず清く正しく生きていく。
首が飛んでも蘇生するほのぼのワールドでくりひろげられる謎めいたスローライフ。次々とまきおこる怪事件に微妙な力で立ち向かう変態紳士の誇り高き生き様。エロいようでエロくない、でも実はみっしりエロい愛と特殊性癖の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-27 11:00:00
205276文字
会話率:50%
王都の薬局で薬師をしている魔女見習いのロゼッタ・ジェーン。
厳しいが優しい師匠。おっとりやさんで頼りになる姉弟子と共に毎日修行に励んでいた。
ある日、王宮に薬の配達受注にでかけ、恋人の浮気を知ることに。怒りに任せ恋人との関係を一気に終わら
せる。虚しさと悲しさはポーション作りで昇華させる。と、今日も頑張って薬を作ります。
8話で一応完結です。
恋愛要素が薄いのですが、浮気男なので異世界恋愛?いや薬屋なのでハイファンタジー?と迷いましたが異世界恋愛とします。でも、恋愛薄いですかもです。すみません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 09:33:13
722243文字
会話率:48%
不幸にも気まぐれで転生させられた上に奴隷って何よ。お先真っ暗な日々に現れた女神はちょっぴり腐ってたけど、前世の俺のファンが猛烈に「推し」寄せてきて始まった共闘関係。小技、裏技を駆使して授かりしなんちゃってチートスキルで奴隷から成り上がる!愛
と冒険と、食あたりと群雄割拠と。そこに涙の塩味と笑いの刺激を添えて。爽やかに、軽やかに旅は続くよどこまでも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 09:11:17
97512文字
会話率:20%
ロドエという国にある魔法製品製作会社に就職した十六歳の魔法使い、お調子者でトラブルメーカーの少年ジニ・エラ。
彼は入社して早々、自身の得意な魔法が仕事に不向きと言われるわ、椅子に足を蹴られるわ、就業説明で挨拶をした少女に訝しげに睨まれる
わと、割と散々な目にあう。
そして激しくへこみ、不貞腐れていたところで、ジニは何者かに声をかけられる。それは、あの時自分を睨んだ少女マーシア・ウォルジーだった。
「あなたの力は、決して使えないものなんかではありません」
後に彼女がジニにかけた言葉は、やがて国中を笑顔で照らす、重要なきっかけとなる。
これは、近代化の進む世の中で"人を明るく楽しくさせる魔法道具"を作ると決意した少年と、家具屋のご令嬢の成長を描いた、愛と魔法の物語──
※コメディが主軸のお話となっております。
優しい世界での物語、お楽しみいただけると幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 09:08:02
115177文字
会話率:44%
「さらば麗しの宮廷、こんにちは社畜人生――」
悪役令嬢エレノーラ・グランツ、婚約破棄からの公開処刑でその人生に幕を下ろす。
しかし目覚めると、そこは日本。なぜか冴えない中年サラリーマン・田辺健一(42)の体に――!?
美貌も財産も魔法もない
世界で、“愛と復讐”を忘れた彼女(?)が選んだのは……平穏なランチと週末のビール!?
異世界から来た元・悪役令嬢が、定時退社と人間関係に苦しむおっさんライフを送る、“逆転転生”コメディ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 09:00:00
32546文字
会話率:28%
これは、“恋愛という非論理”に出会ってしまったひとりの屁理屈男と、扉の向こうから世界を見ていた引きこもり少女の、手紙を介した静かな戦いと出会いの物語である。
哲学と論理で感情を制御しようとする男子高校生・鹿間斎は、偶然屋上で拾った一通の手
紙に心を奪われる。それは、長らく学校に来ていない同級生・稲生瑠璃から誰かに宛てた、切実で不器用な想いの綴られたものだった。鹿間は「これは感情ではない、論理的な検証である」と自らに言い聞かせながら、返事の手紙を書いてしまう。
引きこもりの生活を送る稲生瑠璃は、戸惑いながらもその手紙に返事を書く。「会わないで」と言いながらも、手紙のやりとりは続き、互いに顔も知らないまま、心だけが少しずつ近づいていく。やがて鹿間は、“恋ではない”と唱えていたはずの気持ちが崩れていくことを自覚し、ついに「彼女に会う」ことを決意。稲生もまた、「会いたい」と思ってしまった自分に戸惑いながらも、外の世界へ一歩を踏み出そうとする。
すれ違い、妄想、葛藤、不安——それらすべてを抱えたまま、ふたりはとうとう家の玄関先で出会う。互いに何も言えず、ただ見つめ合うだけだったが、その沈黙こそが手紙以上に確かな“はじまり”だった。
だが、出会ったからといって、すぐに言葉が交わせるわけではない。沈黙、過去の記憶、声にならない思いがふたりの間に横たわる。言葉を失いながら、それでも確かに前に進もうとするふたり。これは、論理では説明できない感情が、現実を少しずつ変えていく物語である。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-11 23:10:00
32835文字
会話率:15%
肛門からフルーツを排出する悲しきモンスター酒井太一
彼のフルーツは食べられる日が来るのか?
愛と感動とフルーツのお話
キーワード:
最終更新:2025-07-01 15:00:00
9238文字
会話率:23%
——神々の恋は、輪廻を超え、塵となっても残り続ける。
司命簿葉の手違いにより、天界の上神・凛宸(りんしん)と愛の女神・瑤心(ようしん)は、
予定とは違った人間の人生に転生させられてしまう。
待ち受けるのは、死をもって終わるはずの“波乱万
丈の宿命”。
そして彼らは、名も知らぬまま惹かれ合っていく。
天帝の息子にして司命殿の弟子・燁煊(ようけん)は、彼らの運命を守るため、自ら禁忌を犯して人界へと降り立つ。
記憶を消された二人と、全てを知る一人。三人の交錯が、運命の糸を狂わせていく。
これは、神と人を巡る三つの愛と、劫火に焼かれてなお消えぬ恋の物語。
運命がもたらす試練と、千年越しの想いが織りなす壮大な中華風ファンタジーラブストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 09:00:00
292690文字
会話率:34%
バルタ暦1103年――。
銀髪の青年アイズ・ミノラは、不老不死を背負い、幾千もの戦場で死者を弔う“弔奏者”として生きていた。
弟サウズや従兄弟ラスタと共に、兄弟の絆に縛られながらも、彼は生と死の狭間に立ち続ける。
世界は神々の残滓と転移者
によって歪み、召喚された異邦人たちは兵器か勇者として使い潰される。
その中で、アイズの親族に連なる青年フェンリルは、学園でラスタから教えを受け、師弟の関係を超えて成長する。
しかし、やがてラスタは精神崩壊し、フェンリルとの関係は逆転。
血の繋がりを超えた兄弟愛と死生観が、彼らを残酷な運命へと引きずり込む。
これは、兄弟と親族の絆、転移者同士の対立、そして主要キャラの死が避けられないダークファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 09:00:00
11659文字
会話率:32%
痛みを感じない僕は、愛を知らないと罵られた――
傷こそ愛の証という歪んだ世界。全身に“愛の刻印”を刻まれながら、痛みを感じない“無痛傷痕症”の空崎澪は、「純愛学園」に囚われた。
学園の支配者・千朔命は執拗に澪に“
痛み(愛)”を刻み込もうとし、唯一の理解者・空星葵は学園の闇と監視システムを告げる。更に、命に全てを捧げる狂気の少女・九命夜の存在。
強制される選抜試験、母の死の謎、そして自らの“病”の意味…。澪はこの“愛”に満ちた地獄を、果たして生き抜けるのか?
痛みと愛が狂おしく渦巻く、新感覚ダークファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 09:00:00
33547文字
会話率:23%
「草履一枚から始まった、どえりゃーモテ期! 天下人のハーレム戦国ラブコメ、ここに開幕だがね!」
物語全体のあらすじ(名古屋弁バージョン)
わしの名前は、豊臣秀吉っちゅうんやけどな――
元はちんちくりんな百姓の息子、日吉
丸いうて、尾張の村で泥んこまみれで生きとったんだわ。
女にはモテんし、家は貧乏やし、親父は早よ死んでまって、母ちゃんと二人で必死に飯食うとった。
せやけどなあ、
「いつか、でっかい城に住んで、いっぺんに女三人くらい侍らせるんや!」
――そんなアホな夢、ほんまに叶えてまったんやて。
信長さまに草履温めて認められて、戦場では槍一本で大出世。
ねねと夫婦になって、茶々に惚れられて、気ぃついたら女に囲まれとるがね!
でもな、モテるっちゅうのはええことばっかやない。
女子(おなご)同士の争い、嫉妬、泣いたり怒ったり、そりゃあもう修羅場の連続よ。
「正室はわたしや!」とか「殿下、今夜は私と…」とか、やかましいわ!
それでも――
女の涙を背負って、戦に出て、世を治めて、人を救って、
わしは「天下人」って呼ばれるようになったんや。
けどなあ、
ほんとは今でも夢みたいだがね。
……だってわし、ただの草履持ちやったんやて?
これは、
貧乏村からのし上がった男が、恋と戦と女に振り回されながら、ほんでもって“モテまくってまう”
どえりゃあ一代記――
『天下取ったら、モテてまったがね!』
はじまり、はじまり~!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 09:00:00
195216文字
会話率:43%
極東の島国「日之国」。
そこには独裁者「総統」と、四人の美しき国家公認愛人秘書「四天秘書」がいた。
四天秘書はそれぞれの役割を全うしながら、総統と国家を支える。
そんな彼女たちのもとを、15歳の愛人候補生「ユキナ」が訪れた。
秘書として、そ
して愛人としての仕事を学ぶため。
しかし、穏やかな日常は続かない。
国際政治の厳しい現実。
体制の転覆を目論むテロリストたち。
これは、一人の孤独な独裁者と、彼を支える四人の愛人秘書たちが紡ぐ、愛と忠誠の現代叙事詩。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 08:24:46
233941文字
会話率:28%
アシュリーはオフィスで働く会社員。
恋愛とは無縁の生活を送ってきた。
そんなある日、雑踏の中で「彼」を見つけた。
何度生まれ変わっても、アシュリーは彼に恋をする。
そしていつも幸せに暮らして、最後には「彼」をおいて死んでいく。
だけど、今回
は違う。
「彼」が先にいなくなる。
それはアシュリーにとって初めての経験。
今度生まれ変わっても、もう「彼」に会えないという恐怖。
アシュリーを支えてくれる人は沢山いる。
アシュリーはまた、恋をすることが出来る。
それは、「彼」が残してくれたアシュリーへの沢山の愛情と、そして贖罪。
*最初は年の差恋愛?になります。
*最初は番設定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 08:00:00
78751文字
会話率:19%
「ヴィクトーリア・テレジア・クロプシュ。お前との婚約を破棄する。」
卒業パーティの最中に王太子の声が響き渡った。
公爵家の力を使って………と始まった王太子の演説を会場の居た過半数の生徒は冷めた目で見ている事に気付いていないのは、王太
子とその側近二人と彼に腰を抱かれた子爵令嬢だけだった。
卒業生の婚約者として参加した者たちも、眉をひそめている。
王太子が婚約者ではない令嬢と懇意にしている事を知らない者は王都には居ないだろう、と言うくらいには王太子のウワサは広まり、王家の求心力はただ下がりの状態だ。気付いていないのは王太子とその周りにいる人だけ。
さすがに2代続けての卒業パーティでの婚約破棄は有り得ない。
既定では伯爵家以上の令嬢とされている王太子の婚約者が、男爵令嬢、子爵令嬢と続く事にもつながるのだから。その事に気付いていないのは、お花畑の住人である王妃殿下と王太子殿下、そしてその側近と王太子に腰を抱かれている子爵令嬢だけ。
果たして王家に未来はあるのか?
だって、真実の愛と言う名の不貞なのだから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 08:00:00
24645文字
会話率:40%