悪魔モリオンと人間ルジーの間に産まれた娘、ランジュ。彼女は家族の中で、誰より人間に近い感覚の持ち主であり、そのため姉、ルフェーから嫌われている。そんなランジュたちに、悪魔界の王が呼び出し告げる。「悪魔の書を人間界で配ってこい」と。使用すれば
魂を悪魔に食われる。王の命令に従わなければ。ランジュは苦悩する。そんな彼女に、声をかけてきた少年がいた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-21 16:29:40
91547文字
会話率:35%
こちらは短編「悪魔の花嫁」シリーズに関する、ショートストーリーの置き場となります。
最終更新:2024-02-26 22:08:35
47847文字
会話率:39%
悪魔の屋敷で監禁生活を送るリューナ。そこに現れたのは憧れていたクランとリューナの双子の姉、ルジーの息子だった。母親を愛するルジーの息子は言う。クランと結婚できれば、リューナを人間世界へ帰すことができると……。
最終更新:2019-12-30 03:53:21
5457文字
会話率:36%
「お前は悪魔だ! お前のような女との婚約なんか破棄してやる! 二度と私の前に姿を現すな!」
婚約者であった第一王子オーメン様にそう罵られ、婚約破棄されてしまったあたくし、ビリィ・ビルデー。
あらぬ罪で『悪魔』と呼ばれるようになり、ついには父
から追放処分を受けてしまったあたくしの前に現れたのは、黒づくめの紳士でした。
「お嬢さん、ボクと一緒に来てくれないかい」
「あなたは……?」
「ボクはそう――キミたちが『悪魔』と呼ぶ存在さ」
悪魔と呼ばれた令嬢が、悪魔の花嫁になって幸せを掴む物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-18 12:00:00
10300文字
会話率:23%
ー栄えていた文明は潰え、荒廃した世界。
そこには、木々や花々が美しく咲き誇り、
それらが世界に恵みを与えていた。
金で動く傭兵ーリヒトハインはいつも通り依頼を受けようとすると、ふと気になる内容に目を止めた。
それは、"神の
木"と呼ばれる神葉樹と
その花嫁の守り人役だったー。
定められた運命は、青年と花嫁が出会うことによって、次第に狂い始めていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-24 20:12:27
27606文字
会話率:30%
五歳のときから塔へ幽閉されて、悪魔の生贄にされることが決まっているわたしシェイラ・エスリール。生贄の儀式の日、兵士たちに泉に沈められそうになっていたわたしを助けたのは、魔王と名乗るとてもきれいな男の人だった。魔王様はわたしを抱き上げて笑い「
まさか聖女を拘束して魔王の生贄にささげるなんてな」って言って……ん? 聖女? お父様は真っ青になって腰を抜かしちゃうし、聖女の守りがなくなったから国は悪魔に侵略されるって――、しかもわたしは生贄ではなくて花嫁らしいし、もうわけわかんない!
まあともかく、さようなら皆さま! わたし、聖女らしいけど悪魔の花嫁だそうです!
※アルファポリス様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-10 21:32:31
25386文字
会話率:27%
西大陸を力で支配している、カザーリオ帝国。かつては小国だったこの国が最強の帝国と怖れられるようになった裏には、悪魔と契約した皇帝カルロスの存在があった。カルロスは、生まれたばかりの娘を悪魔の花嫁にし、力を得た。
そうして、”悪魔の花嫁”とな
る皇女エレノアの存在は隠された。十八になれば、悪魔がエレノアを迎えに来る。しかしエレノアには”悪魔の花嫁”になる前に、どうしても会いたい人物がいた。
戦場で恐れられた、〈蒼き死神〉。
エレノアは、会ったこともない彼に恋をしていた。
この想いを伝えるまでは悪魔の花嫁になどなれない! エレノアは、恋しい人に会うために長年閉じ込められていた城から抜け出すことを決意する。
(カクヨムでも掲載中)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-22 13:00:00
150382文字
会話率:26%
蔦鷹高校に通う1年生の荒佐木雪はあることから悪魔のデイルと同棲することになる。かつてデイルの妻アレッサに生き写しの雪に彼は無条件で彼女の命を守ることを誓った。―しかし次第に彼女に惹かれ、人の体を捨てたデイルはこのままでいいのか迷う。そして雪
自身もデイルに思いを寄せるが......。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-12 01:44:18
4664文字
会話率:46%
双子の女が産まれたならば
15まで育てよ
醜い女は生け贄として
美しい女は悪魔の花嫁として捧げよ
さすれば、生け贄の代わりに
この国の繁栄を約束しよう
さすれば、花嫁の代わりに
この国が憂うことがないよう約束しよう
古い言い伝え通りに、私は生け贄として暮らしていた。
けれど、運命の日。私の人生は変わった。
.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-03 08:00:00
5682文字
会話率:43%
火事が起きた際に見知らぬ男たちに連れ去られてしまったエレン。着いた先は悪魔を崇拝するランズウィック家で、エレンは今年の生贄として儀式までの一ヶ月間地下に幽閉される。そこで出会った見張りの青年は、なぜかエレンを溺愛する。混乱と絶望の中で少しず
つ芽生える、彼に対する恋心。悪魔の花嫁と看守の恋は実るのかーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-03 23:06:54
76405文字
会話率:35%