異世界で修道女として静かに暮らしていたリシアは、ある日突然、前世の記憶を思い出した。
美味しいものが大好きだった、ごくごく普通な現代日本人の記憶だ。
そんな彼女に、女神からとんでもない使命が告げられる。
――人類が不満だらけで、このままだ
とまた戦争が起きそう。
今まで何をやっても人類って学ばないし、もうウンザリ。
あなたに力をあげるから、もう人類滅ぼしちゃって――と。
だが、リシアはそれを断固拒否。
当然である。元から敬虔な信者でもないリシアだ。
そんな理由で世界を滅ぼす魔王をやらされてたまるかと、女神相手に命がけの交渉をする。
自分の欲望が多分に混じった交渉の末、リシアが手にしたのは『万物を食べ物に変えるスキル』。
石も剣も魔物の素材も、何もかも食べ物に変えてしまう夢の力。
この力で世界平和を実現できれば、人類滅亡は避けられる。
……正直、勢いに任せて早まった感は否めない。
しかし迸る情熱がなければ女神は説得できなかったので、これは仕方がない。
女神の気が変わって再び世界滅亡の話を持ち出される前に、リシアは急いで行動を起こすことにする。
人類救済という、壮大な使命への第一歩を踏み出すために――まずは、過保護な兄の説得だ。
初手からすでに道を踏み外している気がする、
現代グルメ×冒険×平和模索ファンタジー、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 21:11:48
66023文字
会話率:37%
公爵令嬢のリリアーヌは、婚約者のジェラール王子を追いかけてはいつも冷たくあしらわれていた。
王子の態度に落ち込んだリリアーヌが公園を散策していると、転んで頭を打ってしまう。
数日間寝込むはめになったリリアーヌ。眠っている間に前世の記憶が流
れ込み、リリアーヌは今自分がいるのは前世で読んでいたWeb漫画の世界だったことに気づく。
記憶を思い出してみると冷静になり、あれだけ執着していた王子をどうしてそこまで好きだったのかわからなくなる。
リリアーヌは王子と婚約解消して、新しい人生を歩むことを決意するが……
◆アルファポリスにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 20:34:06
46519文字
会話率:34%
【あらすじ】
なぜか分からない。
私は昔から、魂にぽっかりと穴が空いたような喪失感を抱えて生きてきた。
そして、夜ごと見る悪夢。
燃え盛る神殿。裏切られる私。呪いながら泣いている、知らない自分。
その夢がすべての始まりだった。
ある日、
若き実業家・神凪 蓮と出会った瞬間、魂が震えた。
初対面なのに、懐かしくて、怖くて、どうしようもなく惹かれてしまう。
それは、私たちが「何万年も前に出会い、そして裏切り、別れた魂」だったから。
夢は、過去の記憶を少しずつ思い出させてくれた。
私たちは同じ夢を見て、過去を思い出し、そして、引き寄せられるように再会した。
魂は知っていた。あなたが、あのとき私を裏切ったことも。
私が悔しさのまま死んだことも。
そして今世、再び出会ったことの意味も――。
私たちは、この永い因縁を清算できるのだろうか。
赦し、愛し直すことができるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 19:14:59
5913文字
会話率:17%
もうすぐ14歳になるフレデリカ(フレア)は、凋落の一途をたどるかって大きな権勢を誇ったの四侯爵家の一つ、カスティオール家の長女だが、家の凋落と後妻の娘、アンジェリカの陰に隠れて孤独な日々を送っていた。だがある日、馬車の脱輪で生まれて初めて一
人で川岸の堤防を歩いている時に、近くのやんちゃな少年達に襲われてしまう。いつも赤毛の味方をするらしい栗毛の女性に危機一髪のところを助けられるが、少年によって堤防から突き落とされて死にかけたところを、栗毛の少女が身を挺して守ってくれた。その時にフレアは、自分達がかってはある世界の駆け出しの冒険者だったことを、そして陰謀に巻き込まれて弟子と一緒にあっさりと暗殺されてしまったを思い出す。栗毛女性は一緒に殺された弟子だった。前世の記憶を取り戻したフレアが転生先の世界で弟子と一緒に、そして新しい冒険の日々の先に待っている人達と繰り広げる天下無双の冒険譚、ここに始まり、始まり、、、。のはず!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 18:42:46
1241040文字
会話率:58%
主人公の莉子は、日常の小さな出来事や手料理の写真をInstagramに投稿し、Twitterでつぶやく習慣を持っている。しかし、投稿の意味や価値に疑問を抱くこともあった。そんなある日、高校時代の親友の記憶が曖昧になっていることに気づき、記憶
の空白に不安を感じる。忘れたくない思い出が薄れていく怖さから、記録を続ける大切さを実感する。
やがてSNSを通じて、かつての友人や見知らぬ人たちと繋がり、彼女の投稿が誰かの生活や心にそっと灯をともしていることを知る。だが、ある時は投稿を休む日もあり、自分の存在が揺らぐ不安に襲われることもあった。それでも記録しない日もまた「自分の一部」と受け入れ、書くことの意味を再認識する。
最後に莉子は、記録は過去・現在・未来の自分との対話であり、自己肯定の営みだと理解する。写真や言葉を通じて自分自身を見つめ直し、「私は私である」という確かな実感を得るのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 18:32:18
4818文字
会話率:17%
成り上がり公爵
そんな呼ばれ方をしているレイエス家の次女、オリビア・ド・レイエス
ある朝前世の記憶、そして自分の役割を思い出しました。
これって異世界転生!
もしかしたらここって乙女ゲームの中の世界
「ゲームの世界が現実になるわけ無いじゃな
いですか!」
優しく全否定されてしまいました。
それじゃあ、私って?
剣と魔法の世界ですが、剣の方は余り出てきません
争いごとや冒険も特にない予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 18:00:00
79506文字
会話率:42%
警視庁公安部第一課所属の黒崎怜はある悩みを抱えていた。それは毎晩小さな男の子が泣きながら謝り、怜を抱きしめてくる知らない記憶の夢だった。毎夜うなされながら飛び起き、眠れない時間を射撃訓練に費やし、テロ対策本部に配属された。
そんなある日謎の
組織のボスを名乗る黒ずくめの男と出会う。怜の行く先々に現れる男のことを知るうちに自分も知らない真実を思い出す折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 17:18:52
6672文字
会話率:40%
アナベル・ベルトラン子爵令嬢は、姉の物を欲しがる妹だ。
両親と共に姉のマルグリットを虐げることで、病の苦しみを発散していた。
ある日、聖女ミシエラの治療によって完治したことで、全てが変わる。
アナベルは前世の記憶を思い出し、小説『聖女はドア
マットを許さない』の登場人物『姉の物を欲しがる妹アナベル』に転生したと気づいて戦慄する。
姉は姉妹格差ドアマットヒロインで、自分は悪役だ。
このままでは、過激な『ざまぁ』を受けて凄惨な死をとげてしまう!
アナベルは必死に行動するが、それが思いもよらぬ事態を巻き起こしていく。
異世界転生したアナベルが、過剰『ざまぁ』を回避するため頑張ったり、姉に謝罪して仲直りしたり、ヒーローと恋したりします。
タイトルは変わるかも知れません。
毎日更新予定です。よろしくお願いします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 17:10:00
24264文字
会話率:36%
ある日、マーガレットは池で溺れたことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の記憶によると、この世界は『恋せよ乙女 アリスinラバーランド』という乙女ゲームの中らしい。
さらに自分がマーガレット・フランツィスカという悪役令嬢で、ほとんど全
てのルートで幽閉される運命にあることを思い出してしまう。
「幽閉って具体的にはどうなるの!? 餓死? 拷問? それとも口では言えないような……」
震えるマーガレットは幽閉エンドを回避するため、これまでのワガママムーヴを止めて清く正しく奔走するが……
どうにもこうにも――――ままならない。
少女からゆっくり成長していきます。
カクヨムで同時掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 15:16:51
288225文字
会話率:33%
世に数多ある電子ゲームの中で、また一つのオンラインゲームがその生を終えた。
『クロスマギア・ミッション』通称ロスマギ……そのゲームは数ある他のオンラインゲームと同じく、プレイヤーの中の記憶だけを残して消えていった。全てのユーザーがログアウト
し、サーバーからデータが削除されていく。
だがその誰も知る由は無かった。その世界は電子の塵と消えずに、その終わりの時より地続きとなって続いていることを。
その時その世界の住人は感じた、我らは生きている。そして、自由だ。
クロスマギアのPC(=プレイヤー・キャラクター)の一人サザン・エア・クロウもまた、後に大変革と呼ばれるその出来事で、自分を作成したロスマギプレイヤーであるユウを失う。
ユウに思い入れがあったがためにクロウはその事実に絶望し、しかし立ち直った。
彼女は自分を造り共に歩んだ“ユウ”との思い出を胸に、世界を生きる。
何をしたいのか?何ができるのか?この先何が待ちかまえているのか?そんな自由という名の最も不自由で、そして最も暗い闇。
これはロストマギア――造られし者達の、人生の謳歌である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 13:54:28
229313文字
会話率:57%
気付いたら、異世界の公爵家の次男坊として、この世に生を受けていた。
いわゆる前世の記憶がある、異世界転生というヤツである。
名前こそ思い出せないが、前世ではオタクとして全力を尽くしていたが、不摂生が祟って、割と早めにポックリ死んでしまった。
まあ、心残りが無かったと言えば嘘になるが、生きたいように生きた結果だし、後悔はしていない。
生まれたのは、異世界にあるとある王国の公爵家。
権力と血統に溺れたクズな兄弟たちと両親以外は、文武両道の才能ある身体に生まれて、切り札たる覚醒能力にも恵まれた。
そんな俺が自分の生きたいように、やりたいように生きて行くお話。
オタクが異世界転生したら色々とやりたいに、決まってるよなあ?
とはいえ、迂闊な事をして死ぬのは御免被るので、着実かつ慎重に。
やりたいようにやって、天寿を全うしてやるぜ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 12:08:50
533085文字
会話率:30%
目を覚ましたとき、彼女ーーカティア・グレイスベルは何も覚えていなかった。
名前も、家族も、生きていた証さえも、まるで、最初から存在していなかったかのように。
辺境の地ファンティアにある屋敷で、彼女を迎えたのは、若き領主セルヴァン・ファント
メル。
不思議な雰囲気を纏った彼は、どこかよそよそしく、けれど彼女に優しかった。
「貴女は、ここで休むべきなのです。どうか、無理に思い出そうとしないで。」
微笑の奥に隠された翳り。
夢で見る誰かの声。
胸の奥に残る、何かを失った感覚。
穏やかな日々の中、少女は次第に疑問を抱き始める。
自分は、なぜここにいるのか。
そして、なぜ、この人の声に、こんなにも心が揺れるのか。
名前も過去もわからない令嬢と、謎を抱えた領主の、忘却から始まる愛の物語。
真実が明かされるとき、二人の運命は、希望か、それとも絶望か。
(完結まで毎日0時更新いたします。よろしくお願いします。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 12:00:00
35014文字
会話率:20%
オリビア・ワトソンは卒業旅行で友人と最後の学生生活を満喫していた。しかし、彼女は宿泊先のホテルで起こった殺人事件に巻き込まれてしまう。一同が騒然とする中、彼女は突然、記憶の濁流に飲まれる。これは前世で大好きだった推理小説の世界だ、と。そして
彼女は思い出す、かつて自分はいつか主人公の助手になってみたいと願っていたことを。彼女は平凡な女子学生だったが、前世の記憶を辿りながら、その夢を達成することを目論む。推理小説の主人公である、お相手は無名の駆け出し探偵、リアム・アルベール。この高級ホテル殺人事件は彼にとって初めての事件。どこか頼りない彼だが、事件と真摯に向き合う姿に前世の彼女だけではなく、オリビアとしても惹かれていく。個性豊かな登場人物に出会い、様々な事件に巻き込まれながらも奮闘するオリビアとリアム。果たして彼女が駆け出し探偵の助手になれる日は来るのか?【本編完結済み】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-13 02:04:08
81720文字
会話率:40%
ホラーの舞台に役者が登らなかった世界はどうなるか?
2023年9月3日、自転車で転んだことをきっかけに、「僕」ホーリー・ヒジリは、この世界が「俺」が、やりこんだホラーゲームの世界であることと、自分がホラーゲームの冒頭で惨殺されるモブキャラで
あることを思い出す。
「すべてのホラーをここに」をテーマに作られた人気ゲーム「リドル・クロス・デスティニー」通称RCD。
ゲーム史に残る理不尽、高難度ゲーをやりこんだ「俺」の記憶を頼り、ホーリー君は自分の生存とバットエンドを防ぐために、シリーズの主人公である、ラルフ・アルフレッドを頼るが、ゲームの開始時期でないラルフはホーリー君の言葉に半信半疑で、頼りにならない。
「僕は、どうにかするしかない。」
主人公が頼りにならないと分かったホーリー君は、「俺」の記憶を頼りに、ゲームのストーリーが発生するフラグをへし折るべく、ゲームのラスボスと交流をしたり、証拠を集めて警察に通報したりと、さまざまに画策する。
少年のささやかな抵抗だが、それをきっかけに、世界のシナリオは、ゲームとは大きく異なる流れへと変わっていき、そのつけは「黒幕」や「悪役」へ応報されていく。
が、少年は日常を守ることに必死で気づず、今日もフラグを折る方法を画策する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 12:00:00
42922文字
会話率:52%
「なんだかんだ、この世界って便利だよねー。」
ブラックな学校の小学校教師としての前世の記憶をもつストラは、イント王国の田舎貴族として転生した身の上にそれなり満足していた。
なぜなら魔法という不思議な力によって整えられたインフラは前世より
もエコで便利でローコスト。病気の治療も農業とかも魔法でなんとかなってしまう。知識チート?そんなんいらんわ。
そんな便利なファンタジーを満喫していた彼女だが、5歳のときのお披露目会で辺境伯の娘であるメリルと出会ったことで、この便利なファンタジーの世界が、前世で教え子たちの間で流行っていたゲーム「マジックフラワー」というファンタジーゲームであったこと、そしてストラがその主人公であったことを思い出してしまう。
「いや、主人公とかヒロインとかめんどいから。」
だが、前世で擦れてしまっていた彼女はそのストーリーを無視して地元で徹底的なスローライフを模索していくことを決意する。
歪んだ正史。およそヒロインとは言えない小悪党なムーブもしながら腹黒く生活していく彼女だが、そんな彼女に周囲は振り回されつつも、親しみを持っていく。
ピンハネをしている執事がいれば抱き込んで自分の要望を通す。悪役令嬢にはガチ目の説教をされる。田舎を改造して、貴族向けの保養地を作ってぼろ儲けを企んだりとする。
そんな小悪党ムーブな主人公の田舎ライフ。華はない毒や薬にはなる令嬢ライフ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-10 12:00:00
381434文字
会話率:53%
突然、前世の記憶を取り戻した辺境伯の息子、リッド・バルディアはこの世界が乙女ゲーム「ときめくシンデレラ!」略して「ときレラ!」の世界であることに気付く。そして、リッドは自分が悪役令嬢の取り巻きに加わる脇役であること。そして、悪事に加担した結
果、悪役令嬢と一緒にどのルートでも粛清、追放、断罪される運命であることを思い出す。
かくして、リッド・バルディアは前世の記憶を活かしてやり込み要素満載だった、乙女ゲームの世界を真っ当に生きる為に奮闘(無双)する日々が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 10:34:34
2298078文字
会話率:35%
知らず場所にて目が覚めると自分が何者なのか誰なのか思い出す事が出来ずにいた。その後、同じ境遇な女性とも出会う。この2人がこれからどのように成長しどのように世界と関わるのかを知る物語。
最終更新:2025-07-27 10:00:15
18184文字
会話率:62%
命を削り、仲間を守ったはずだった。
だが、守りたかった少女ユノの笑顔は、灰の中で静かに消えた。
終灰ノ界――それは、転生者たちの戦場にして、希望の墓場。
敵対する“人類側”が放った禁忌魔法《白燼結界(はくじんけっかい)》によって、街は一瞬
で焼却され、漆黒たち“深淵の徒”は瓦礫の中に立ち尽くす。
「なぜ俺たちが、滅びなければならない?」
叫びも祈りも、風に流れ、ただ灰だけが残った。
その灰の中で、漆黒は一つの記憶を完全に思い出す。
――自分は、かつて人類の側にいた者だったことを。
そして、ユノと約束した“未来を変える”という言葉を。
希望はもうない。
それでも、この灰の中から、俺は立ち上がる。
すべてが終わった世界で、“それでも”始めるために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 09:05:57
6950文字
会話率:22%
これは、あざと可愛い悪役令息の義弟VS.あざと主人公のおはなし。
ボ
ボクの名前は、クリストファー。
突然だけど、ボクには前世の記憶がある。
ジルベスターお義兄さまと初めて会ったとき、そのご尊顔を見て
「あああ!この人、知ってるう!悪役
令息っ!」
と思い出したのだ。
あ、「この人ゲームの悪役ですよね⁈」って。
そう、俺が今いるこの世界は、ゲームの中の世界だったの!
そして、ボクは悪役令息ジルベスターの義弟に転生していたのだ。
しかも、モブ。
繰り返します。ボクはモブ!!「完全なるモブ」なのです!
ゲームの中のボクには、モブすぎて名前もキャラデザもなかった。
どおりで今まで毎日自分の顔をみてもなんにも思い出さなかったわけですね。
ちなみに、ジルベスターお義兄さまは悪役ながら非常に人気があった。
その理由の第一は、ビジュアル!
夜空に輝く月みたいにキラキラした銀髪。夜の闇を思わせる深い紺碧の瞳。
涼やかに切れ上がった眦はサイコーにクール!!
イケメンではなく美形!ビューティフル!ワンダフォー!
ありとあらゆる美辞麗句を並び立てたくなるくらいに美しい姿かたちなのだ!
当然ながらボクもそのビジュアルにノックアウトされた。
ネップリももちろんコンプリートしたし、アクスタももちろん手に入れた!
そんなボクの推しジルベスターは、その無表情のせいで「人を馬鹿にしている」「心がない」「冷酷」といわれ、悪役令息と呼ばれていた。
でもボクにはわかっていた。全部誤解なんだって。
ジルベスターは優しい人なんだって。
あの無表情の下には確かに温かなものが隠れてるはずなの!
なのに誰もそれを理解しようとしなかった。
そして最後に断罪されてしまうのだ!あのピンク頭に惑わされたあんぽんたんたちのせいで!!
ジルベスターが断罪されたときには悔し涙でボクの顔はびしょびしょになった。
なんとかジルベスターを救おうとすべてのルートを試し、ゲームをやり込みまくった。
でも何をしてもジルベスターは断罪された。
ボクはこの世界で大声で叫ぶ。
ボクのお義兄様はカッコよくて優しい最高のお義兄様なんだからっ!
ゲームの世界ならいざしらず、このボクがついてるからには断罪なんてさせないっ!
最高に可愛いハイスぺモブ令息に転生したボクは、可愛さと前世の知識を武器にお義兄さまを守りますっ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 07:20:00
82441文字
会話率:26%
クロウベルは兄のイジメにより階段から落とされたショックで前世の記憶を思い出す貴族の三男坊
自分の名に聞き覚えあり頭を働かせた『マナ・ワールド』と言うゲーム本編では辺境にいる魔女の最後の弟子であり、水属性の魔力を持ちながらも努力が嫌いな
ために主人公にあっさりと殺されるだけ。という設定だけは強い雑魚キャラだ。
この世界が『マナ・ワールド』というゲームの中だと気づいたクロウベルは数年後に向けて特訓をする、もちろん主人公と戦う! とかハーレムを作るとか!!
普通の転生者ならそうしたのだろうがクロウベルはゲームの推しキャラである魔女メルギナスと結婚もといイチャラブしたいから
「師匠おおおおお!」
「よ、よるなけだもの!」
※カクヨムにて先行投稿してます。なろう出張版
※多数の誤字があると思われます見つけ次第修正はしてるんですが申し訳ない折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 01:00:00
342801文字
会話率:49%
リーリエは13歳の時、前世の記憶を思い出し、今生きている世界が前世で遊んだダブル主人公の乙女ゲーム【黒百合の聖騎士と白薔薇の聖女】の世界であることに気付く。リーリエが転生したのはダブル主人公の1人であり、このキャラはもう1人の主人公と比べ
て戦闘がハードモードに設定されていて、魔王を倒すのにかなり苦戦を強いられる。一方、もう1人の主人公ローゼは恋愛要素がメインであり、戦闘はイージーモードのチート魔法使いである。
リーリエは前世では25歳という若さで命を落としてのに、ゲームだとそれよりも若くに死んでしまう可能性が大きい。そこで、リーリエはひらめいた。魔王を倒すルートはローゼに譲り、自分は前世での夢であったカフェを開いてスローライフをすることに。
これはリーリエが聖騎士になるルートを回避しながらも、ローゼが魔王を倒すルートに導くために悪戦苦闘する学園恋愛ファンタジー作品である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 00:00:00
236104文字
会話率:58%
皆さまは、とても思い入れのある作品というのはございませんでしょうか。
神ゲーと言われたあの作品、クソゲーと言われててムキになって攻略した駄作、良くも悪くもない凡作。
数多の作品の中に一つ一つ思い入れや思い出が存在するかと思います。
キャ
ラが良かったが、ストーリーがイマイチだった作品。
ストーリーは良かったが、ゲーム性がイマイチだった作品。
全てにおいて文句の付け所がないような作品。
どれもが誰かしらの記憶に乗り、自分の中ではお気に入りと言えるような作品があるでしょう。
今回持ち出す作品も、そんな作品の中の一作の世界でございます。
生まれ変わる彼からすれば、青春を共にし、そして鮮明に思い出せるほどのお気に入りの一作。
もし仮にそんな世界に飛び込み、そして自由にしていいと言われればどんな反応を示すでしょう。
これは、そんなことを体験した一人の少年の物語です。
原作を気にしつつ、それでも順守するか、破壊するかは彼次第。
しかし、忘れてはいけません。
彼の世界はゲームの世界ではございません。
しっかりとした、現実であることを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-26 23:00:00
1104054文字
会話率:38%