剣と魔法で、魔物の脅威と戦う世界。
シュバルグラン王国では、王族・貴族だけが魔法を使える。国によって胎児洗礼を受けた者だけが魔物と戦える力を有し、男は『戦う者』として、女は『癒す者』として国を守る。Orareと呼ばれる畜魔力器が多数多種類存
在し、国王は高レベルのOrareを数多く所有していた。貴族たちも、それぞれの家の家宝としてOrareを代々伝えもっている。
没落した公爵家の長女アリスヴェルチェ・フォーゲルは、『癒しの力』を持たず、彼女の幼馴染の第3王子ジーク・シュバルグランは『戦う力』を持たない。けれど2人は、独学で自分の力を伸ばし、それぞれの道を歩んでいた。
アリスヴェルチェ(アリス)は、フォーゲル公爵家の再興のためと、病弱で寝たきりの弟を養うために奮闘する。幼馴染として、また同じように性別に適合しない魔力を持った者同士として、ジークはアリスヴェルチェに寄り添っていた。
そんなある日、アリスヴェルチェは魔物との戦いで片足を失う。その代償として女騎士(Ritterin)として叙勲されるが、彼女はそれ以降、Scarecrow(カカシ)Ritterin(女騎士)と陰で囁かれる存在となった。
レイピアを仕込んだ杖をつき、それでも果敢に戦うアリスヴェルチェと、その知識と頭脳で彼女を支えるジークは、様々な困難や事件を解決してゆく。
公爵家の再興を目指すアリスヴェルチェは、先ず貧しく厳しい状況の領地を、立て直すことから始めた。そして謀反の疑いを掛けられた後、事故死したとされる両親の冤罪を証明するため、亡き父フォーゲル公爵が持っていたはずのフォーゲル家のOrareを探すことにする。
そこから少しずつ、王国を覆う陰謀が明らかになり、アリスヴェルチェとジークはその中に巻き込まれていった。
性別にそぐわない魔力を持つ、片足の女騎士公爵令嬢と学識豊かな学者王子。2人の絆は深まってゆくが、彼らの未来に待つものは何だろう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 05:14:21
10197文字
会話率:42%
色んな意味で酷い呪いと、その解呪方法の話。
ご都合主義たっぷりという事を念頭においてどうぞ。
最終更新:2024-08-22 06:00:00
20066文字
会話率:12%
鶴ヶ淵坑道での出来事が美香と悠太の心に深い影響を与え、彼らの未来に新たな光を与える結末となりました
最終更新:2024-07-24 13:12:41
10895文字
会話率:24%
【2021.2.15 KADOKAWA富士見L文庫様より書籍発売】
──戦乱の世、瀬戸内海にある羽衣島。
島で海賊の頭を務めている十八歳の千早は、ある日流れ着いた娘と出会った。声と記憶を失って、「ひな」という仮の名をつけられた娘と千早は次第
に惹かれ合っていくが、なかなかその想いは上手に交わらない。数多の困難を乗り越えて、彼らの未来に待ち受けるものは何か。
千早とひな、それぞれの視点で交互に綴る、戦国恋物語。
・番外編1は、その他の登場人物のその後の話(「はじまり」以降、最終話より前)
・番外編2は、本編の時系列に沿って進む、もうひとつのお話。羽衣島で生まれ育った一葉という娘の目を通して物事が描かれるので、単品でも読めます。
自サイトより転載。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-25 14:16:39
430266文字
会話率:30%
――西暦2100年。人類は22世紀を迎えることなく、その歴史を終えた――
触れたものを飲みこみ、停止させる《時間結晶》によって美しき終焉を迎えた世界。
唯一の生き残りである、大学生の縄本イツキが出会ったのはシンギュラリティの象徴、《疑似人間
型自律機械(アンドロイド)》のイヴ。
血の通わないその手を掴み、共に行く彼らの未来に待っているのは暖かな幻想か、冷酷な真実か―― 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-11 21:30:40
53696文字
会話率:26%
シュタイル・ラクトースは悩み事が多かった。
しかし、それは、心地よく、うれしい悩み事。
我儘ではあるが、日本人の新しい彼女の網野さんのために、彼は尽くす。
シュタイル・ラクトースは彼女の腹を満たすために毎晩狩りに出かける。
だが、彼らの未来
には絶望的だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-24 21:11:45
4585文字
会話率:34%
広大な宇宙のどこかに、死に瀕した惑星があった。そこから新天地を求めて飛び立った巨大宇宙船。乗っているのは同じ祖先を持つ二つの種族。
彼らは、生き残ることができるのか。彼らの未来に、安住の地はあるのだろうか。
最終更新:2013-08-16 11:00:00
6065文字
会話率:41%
バスケ大好きな青年…斗亜。
斗亜を突然襲った病気という名の試練。斗亜は果敢にツラい治療にも立ち向かい、大好きなバスケを続けたいと病気と闘う。
そしてそんな斗亜を支える、家族、先輩、友人、恋人。彼らの思いは斗亜に強い力を与える。
斗亜や彼ら
の未来になにが残されるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-11 15:44:39
3694文字
会話率:72%
ありきたりだが幸せを満喫している恋人達。彼らの未来には無限の可能性がある。偶然とも必然ともつかぬちょっとしたキッカケで、彼らの人生は大きく舵を切ることになる。パラレルワールドに迷い込んだ二人には、日常と非日常という時の連鎖が相互に訪れる。恋
愛と憎悪、相反する感情からは、どんな結論が得られるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-04-21 13:00:24
11599文字
会話率:4%