女子高生歌い手として活動する十八歳の美咲。
プロ志望の彼女が投稿する歌動画には、『凄く上手で本人かと思いました』という賞賛のコメントが付く程だ。
しかし美咲には全く喜べない賞賛であった。
彼女は『原曲を聞きながらでないとまともに歌え
ない』という問題を抱えていたためだ。
プロとなるには致命的な欠点だと感じた美咲は、活動停止を考えるほど思い詰めていた。
親には大学進学を勧められ、再生回数も一万の壁を超えられない。
そんな中、交流のあるクリエイター仲間とオフ会をする事になった。
相手は知り合ってから半年の、絵描き兼、作詞家である拓海。
彼と知り合うきっかけを作ってくれたクリエイター仲間の遥も巻き込んで、田舎から東京まで会いに行くことになり――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-20 10:50:52
39932文字
会話率:33%
他の女性ばかり見ないで! 私を見てよ!!!
同じ大学で彼と知り合う。
彼の方から私をナンパしてきたところから、私が彼に心惹かれてしまった。
彼の爽やかな笑顔に、優しい話し方が私の心にグサッと刺さった!
その後、、、どうなっていくのか、、
、!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-01 03:00:00
1919文字
会話率:49%
アタシ「サニィ」は、下北沢のクラブ「守田屋」でロックDJをしている25歳の女の子。高円寺のライヴハウスでライヴDJをしていた「レイン」にひと目惚れ!彼に近づきたいと翌週のライヴにも足を運び、誤解もあったけど、何とか彼と知り合うことができた。
アタシは彼に、自分の主催するクラブイヴェントに出て欲しいと頼んだけど、「俺はライヴハウス以外ではDJしない」と断られてしまう。ショックで酔い潰れたアタシをレインはタクシーで自宅まで送り届けてくれた。でもその先を期待するアタシをしり目に、彼はさっさと帰ってしまった!。
レインが出演するライヴに足を運び、少しずつ心を通わせていくアタシたち。そんなある日、アタシがプレイする守田屋にレインがひょっこり顔を出した…。
高円寺と下北沢、ライヴDJとクラブDJ、男と女。ロックとターンテーブルを軸に、2枚のレコードのようにぐるぐる回りながら一つの曲を奏で続けるDJ二人の小さな恋を巡る物語。
前作「おばちゃんのフラッシュが瞬いたらパンク・ロッカーたちはより煌めいた。」と同じ世界観で描いた作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-12 15:11:16
147903文字
会話率:32%
主人公、七瀬野(なせの)留羽(るう)には、悩みがあった。
兄が異常なほど、過保護なこと。
高校3年生になった春、留羽は大学受験に向けて予備校に通いだした。
そこで、留羽は鳥羽奏太の落とした消しゴムを拾う。
その何気ないやりとりか
ら、彼と知り合う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-04 01:51:07
40844文字
会話率:32%