ある日、栄えある勇者パーティから、主人公ハルは追放された。
理由はテイマーとしての役不足。
邪魔者を追い出して順風満帆………かと思いきや?
追放したやつが痛い目を見る追放物。
最終更新:2024-01-25 21:36:30
75603文字
会話率:26%
『シン=ヒノ、君は……どのクラスでどんな役割を与えられても役不足だ』
帽子がそう告げた瞬間、嘲笑が波のように広がっていき、中心にいた少年シンは何事かを呟くが笑い声にかき消され生徒たちには届かない。
「ははは! やはり下級貴族がこの魔法学
校に入ろうなんて無謀なんだよ!」
「だっさーい! どのクラスにも入れないなんて」
シンが被っていたぎゅっと帽子を握りしめると、帽子が苦しそうに皺を寄せ、呻く。
その帽子は、大魔法使いが作った〈生きた魔法道具〉の1つ。
被った者の才能を見極め、相応しい教育を与えてくれるクラスを教えてくれる。
魔法の帽子に役不足と告げられた少年のおはなし。
※この作品はなろうラジオ大賞参加の超短編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-29 12:38:18
998文字
会話率:59%
「お前が私の相手役だと? ……すまんな、役不足だ」
高校に入ってもう一度演劇部で頑張ろうと思った初日。
俺は、演劇部のエースであり、先輩である広井結女《ひろいゆめ》から告げられた。
クソ底辺役者と言われる父親の遺伝子を持つ俺は、小さい垂
れ目、小さく丸めの鼻、そして、誰もが気まずそうに目をそらすヤバい演技の才能の持ち主だった。
それ故か、天才役者である広井結女は俺と共演するとき「あ、あー、ろみおー、あなたはどーしてろみおなのー」という超絶手抜きな演技をし、先ほどの言葉を告げたのだ。
広井結女は中学校でも同じ演劇部であり、彼女を含めた天才達に俺は劣等感を感じ続けた。
そして、中学二年の文化祭の舞台で、俺は心に大きな傷を負う。
なんとか立ち直り、高校に入った矢先の出来事で演劇部を追放された俺は、サイドポニーの美少女に『動画部』という謎の部活に誘われる。
その動画部で『ざまぁ』をしてやろうと息巻くのだが、その台本通りになんか、みんなが、動いてくれないし、何故か告白とかされたり、スカウトが来たりするんですけど、え? なんで?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-07 09:00:00
30164文字
会話率:24%
たまに思い返してやっちまったなぁと思うアレ。
盛っちゃったり逆に足りなかったり役不足(誤用も正用も)になりがちな人へ…
でもやっぱり最後に物言うのは構成力!
最終更新:2023-10-02 18:27:11
891文字
会話率:0%
ある日の定食屋での出来事。
頼んだ主役は少々役不足だった。剥がれた衣のカツ。
それでもずっと楽しそうに、子供のような顔で食事をする。
脇役が優れていても、貶すことはせず。
添い遂げたくなる相手って、同じ釜の飯を笑顔で食ってくれる相手だと思
ってる。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
こんな子とご飯食べたい。
こんな風に理想の結婚相手を決める。
というのはある意味ファンタジーかも知れません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-24 12:26:03
787文字
会話率:42%
貴族たちが集うパブリックスクール。通称ガーデンには、「氷薔薇の乙女」と評される公爵令嬢がいた。誰をもが羨む美貌と、誰をも疎むその瞳は、近寄り難く。しかし、誰しもが手を伸ばすものだ。高嶺の花。その名はリコリス・アン・ヴァニティア。彼女は乙女ゲ
ーム「Masquerade Carnival」に登場する恋の邪魔役、いわゆる、悪役令嬢だった。
主人公、リコリスは幼少期のとある日に突然、前世の記憶を取り戻してしまう。それは彼女に大きな絶望を与える事となってしまう。それは「生まれ変わったら…悪役令嬢…。」「どうして主役じゃないの?」それは己の配役を恨んだ声だった。そう彼女は前世では「主役の座」を欲しがった一人の役者だった。しかし、与えられたのはまさかの脇役だった。生まれ変わっても得られなかったという失意が幼い子供の心を黒く染める。
しかしそれは彼女を熱く滾らせた。「私に脇役をやらせた神様に、役不足でしたって言わせてやる!」彼女はそう言って失意の底から立ち上がる。
そして誓うのだ。「原作通りの悪役令嬢」として振る舞い、この物語(うんめい)を全うしてみせると声高らかに。そして、彼女は自ら幕を上げる。それは滅びの物語か、それとも死への行進曲(マーチ)か?
「この世にはね、2種類の人間しかいないのよ」
「主役 と 脇役 。そう、私(わたくし)と貴女。脇役は脇役らしく身の程を弁えなさい。」
その言葉で原作ゲームの主人公であるメリー・マイアの物語の全てが始まり、その言葉で悪役令嬢であるリコリス・アン・ヴァニティアの人生の全てが終わる。
それでも彼女は悪役令嬢を貫く、それは自分の役者という威信にかけて。
これは主役になりたいと渇望しても、主役になれなかった哀れな少女の、それでも進むと決めたプライドの物語。これは滅びに抗う物語では無く、自ら滅びへと向かい、そして、死へと向かう物語。
少女は今日も、悪役令嬢の仮面を被り踊るだろう。そうすると強く決めたのだから。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-15 00:33:30
28391文字
会話率:41%
男爵の娘ヘルトルーデは、昼は猫化し、夜は人に戻るという呪いを異母妹に掛けられた。
王太子ローデヴェイクは、昼は人に戻り、夜は銀狼に獣化する呪いを第二王子に掛けられている。
人の姿で触れ合えない二人は、暗い夜の森の中で出会い、共に解呪方
法を探る旅をする事になった。
「(お互いが人として触れるかぁ。それはダンスにでも誘ってくれるという事? あ、でも王太子殿下の相手として男爵の娘はないか。役不足だよね。なんといっても貴族枠底辺だし、私)」
「うん?」
「(身分でいえば、ヴィリーの方が断然近い気がするしなぁ)」
「どうしてそうなるの」
そんな二人の旅に、嘗ての魔王であった子供三人が加わる。
「……今の会話は何かな?」
「(え? ローデヴェイクの料理が美味しいっていう会話だったと思うけど)」
「そうではなくて」
「パパママとは何だと、こやつは聞いているのだ」
旅の仲間が五人となり、目的地は決まる。
『モブは大人しく消え去るべし。今後の為の実験台になって貰うわよ? モブでしかないヘルトルーデ姉様』
ヘルトルーデとローデヴェイク、嘗ての魔王たちの、解呪の旅と魔法と恋のお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-03 21:36:02
150070文字
会話率:41%
今更ながら唐突に思いついたのでおっさん+追放です。
基本的にギャグなのであまり真面目に考えてはいけません。
以前書いたものを連載形式にしただけなので、3話まで新規要素は特にないです
最終更新:2022-11-15 20:06:38
16378文字
会話率:38%
王太子・ルノーは己の誕生日パーティーで婚約者であるエルティエ・サタナトゥス公爵令嬢に婚約破棄を突きつけた。彼女は「わたくしには役不足だと思っていましたの」と二つ返事で受け入れる。
ルノーが喜んだのもつかの間、父である国王はエルティエに頭を下
げたばかりか「皇女殿下」とエルティエを呼ぶのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-23 23:00:00
6144文字
会話率:42%
言葉の使い方は、時代と共に変わることもあるようです。
元々の意味とは逆で使われがちな言葉もあります。
例えば『役不足』『潮時』『情けは人の為ならず』『ロリータコンプレックス』などです。
異なる用法が普及・定着している場合は、誤用というよ
り変化と呼べるかもしれません。
しかしながら、この物語はそのような小難しい話題じゃなくて、とある小学校での授業の一コマでございます。
これは、たこす様主催の『第二回この作品の作者はだーれだ企画』参加作に加筆したものです。
既出小説の登場人物もいますが、独立したお話になっています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-26 21:36:23
3177文字
会話率:48%
大学生の柊勇馬は中学時代に神社で祈った「異世界に行きたい」という願いを思いがけず叶えられ、異世界へと転移することに。 座右の銘が『ペンは剣よりも強し』だったことから神から与えられたのは1本のマジックペンだった!? この魔法のペンで異世界で
成り上がる(無双する)。
【もっと詳しく】 マジックペンで付与魔法を使えると知った勇馬は付与魔法ギルドに登録し、付与師(付与魔法遣い)として仕事を始める。 初級レベルの仕事では役不足だったため、わずか3日で一人前とされる中級付与師に昇格することに。 私生活ではハーフエルフの少女の奴隷を一目で気に入り、思わず衝動買いをしてしまう。 仕事も順調で期限までに資金を用意し無事購入。 まさに順風満帆な勇馬であったがギルドマスターから他の街の付与魔法ギルドに行って手伝いをして欲しいと頼まれて……。 ※ 10/3第3章終了(第1部完結)しました。 ※ 日間ファンタジー異世界転生/転移ランキングにランキング入りさせていただきました(8月13日~8月15日午前中、9月19日夜、10月4日昼・夜)。ブックマーク・評価をいただきました皆様、ありがとうございました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-03 22:08:24
376978文字
会話率:35%
なろうで作品を読んでいて、内容云々の前に「あれ?」と思う時はありませんか?
一番多いのは、明らかな誤字。
二番目に多いのが、名称の取り違え(登場人物名・地名・身分や地位などが他の掲載分と違っている)と思れるもの。
三番目に多いのが
、慣用句の誤用ではないかと思われるもの(例えば「力不足と役不足」の取り違え、など)。
その他、読んでいて即座には理解できない言葉や表現。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-29 12:00:00
2690文字
会話率:0%
役不足とは、『割り当てられた役に不満を抱くこと』『力量に比べて、役目が不相応に軽いこと。』
つまり主役級な男が1シーンのみにセリフもなく通り過ぎるだけの役をやったりした時に、彼に対して役が不足している。役不足となる。
「こんな大会に出場する
なんて彼には役不足だ」なんて言われたなら、「こんなちっぽけな大会に彼が出場したら逆に評価が下がってしまう。」と言うことになるのだ。
周りが間違った言葉の使い方をする中で本作の主人公である彼はドンドン言葉を都合のいい言葉に変換し、役不足に合う文章になって解釈してしまう。
勘違いするお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-29 11:51:55
2999文字
会話率:17%
おーほっほっ、私花園麗ですわ!
これは、私の悪役日記。
───ごめんなさい、嘘ですわ。
悪役お嬢様役だった私と、旦那様との思い出の一部ですわ。
どこで、間違っているのか分かりませんの。
私の未来、普通ならこんなハズではなかったのですの
よ?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-15 16:25:20
9086文字
会話率:41%
ここは戦争が後を絶たない実力主義の世界
そんな世界の小さなパーツでしかなかった主人公が成長し覚醒し自分の使命と向き合いながら世界を変えたり守ったりする物語
ライバルなんぞ役不足!地獄の魔王から過去の人物、さらに異星人まで飛び出すかも?な最後
までバトル尽くしのバトル小説折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-04-20 01:25:45
4337文字
会話率:37%