2141年。遺伝学者:雲類鷲 京(うるわし きょう)により、病を克服した理想の人類、通称「ネフィス」が誕生した。ネフィスの技術は世界に浸透し、健康な子供を持ちたいと願う人々は大金を惜しまず自らの子供をネフィスとしてこの世に生を受けさせた。
しかし、第一世代のネフィスが30代を過ぎた頃に彼らが次々と死亡した事で状況は一変。すでに故人となった雲類鷲 京(うるわし きょう)の発足した遺伝学者の組織「フォーミュラ」は世界からネフィスの異常な短命についての説明と賠償を求められ組織存続の危機に晒される。
ところがある日、雲類鷲 京(うるわし きょう)の孫娘:依桜(いお)がフォーミュラの代表に就任した事により、施設に集めたネフィス達の延命治療が開始された。
アーキタイプ(旧人類)である主人公の粼 馮景(せせらぎ ふうけい)は、ネフィスの幼馴染が延命治療に出てから1年もの間連絡が取れないことに不信感を抱き、単身フォーミュラの施設行きのクルーザーに乗り込んだ。
しかし、クルーザーは途中謎の事故により座礁。
命からがら粼(せせらぎ)が辿り着いたのは正体不明の無人島。
だが、その島では治療の為に施設に送られたはずのネフィス達がサバイバル生活を送っていた。
粼(せせらぎ)は共に島に漂着したネフィの女性:澄川カンナと共に、サバイバル生活を通しネフィスという存在の意義を考え、フォーミュラの陰謀に迫る!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 20:30:42
38099文字
会話率:50%
2011年11月に祖父が亡くなった。
89歳だった。
当時、比較的場所を選ばず仕事ができた私は
延命治療をしない最期の1週間を、祖父と同じ病室で過ごした。
5日目くらいにいよいよ・・・となり、
老人ホームに住んでいる祖母が同室に加わった。
深夜に医師に「ご臨終です」と告げられ
祖母は静かに祖父を見つめ続けた。
私は祖父の短くなってしまった白髪を撫でた。
柔らかく、暖かかった。
*
それから12年経った2023年に
実家の父の書斎で、古びたノートに出会う。
それは、祖父が定年後にコツコツと書き溜めた自分史だった。
何度も推敲した跡があるこのノートは
果たして誰に向けたものだったのだろうか。
今年100歳になる祖母は、読んだのだろうか?
父は、遺品整理の際に読んだのだろうが、内容はうら覚えのようである。
母や兄妹は、興味が無いようだ。
戦争を生き延び、大往生した人の覚書を
独り占めしているようで忍びなく思う。
20年後には、このノートは捨てられ忘れ去られるだろう。
・・・なんだかなぁと思い、試しにここに掲載してみることにする。
誰かに届けば幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 06:34:57
5597文字
会話率:1%
難病を患い、余命宣告を受けた父に――
最終更新:2022-07-23 23:31:01
2144文字
会話率:50%
仕事は普通の会社勤めで、結婚もできず、年老いた両親の生活の面倒を見終わった時には既に中年を越えていた。人生の負け組。年老い、退職した私は自宅で死にかかっていた。老衰だ。ところがそんな時にテレビのワイドショーに……
最終更新:2022-04-23 12:09:51
2022文字
会話率:13%
介護ロボットを持っているお婆さんを騙して、キャッシュカードを奪うつもりでいた詐欺師の”俺”。ところが、ある日、お婆さんが倒れてしまって…
最終更新:2014-10-18 16:41:15
16899文字
会話率:25%
夫の父親が倒れた。夫は父親の事を思ってか、延命治療を希望した。しかし、どうにも違和感を覚えるのだ…
最終更新:2013-11-23 16:33:13
2759文字
会話率:10%
高齢者施設入居者さん同士の一コマです。笑いながら話されていましたが、「うん、そうだよな~」と。この話は、後に <「新党」立ち上げました>に引き継がれました。
最終更新:2022-03-18 17:12:16
1342文字
会話率:97%
高齢者人口比率の急激な増加。それに伴う、経済破綻。日本の未来を憂いて、新党立ち上げました。今、当然のようになされているお節介、偽善、無理、無駄を見直し、高齢者・非高齢者双方にとって住みやすい日本を!!と、ブラック満載でアナザーワールドを展開
していく物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-11 20:00:00
29520文字
会話率:27%
子供の頃に、ばあちゃんがガンで亡くなった。その後を追うようにじいちゃんも亡くなった。
そして去年、その息子である父ちゃんも同じくガンになった。
延命治療は諦めてできるだけ家族と遊んで、最期は父ちゃんの遺言で生命維持装置を外して、この世を去っ
た。
今年、兄さんが結婚した。
奥さんはバツイチで子連れだけど、とてもいい人ですごく気が合ったそうだ。
しかし、交通事故で二人とも亡くなった。
一人娘だけが、学校に行っていたので助かったそうだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-22 13:42:33
1299文字
会話率:22%
本編「ダンダリア王国編」完結済。
宗教と医療大国で名を馳せているゼ・ムルブ聖国で、聖女の素質を見いだされた私は、見習いとして、ただひとり欠損部分まで完璧に癒すことができる聖女ルル様のもとで修行に励んでいた。
ルル様と各地に派遣されて、人
々を癒す任務についているんだけど、どの国も問題があって、ダンダリア王国では高慢な王侯貴族にルル様がひどい目にあわされるし、ケルパス王国では元聖女の尻拭いをするはめになる。
ウォークガン帝国では、とうとう殺傷事件の被害者に?
行方不明の少女を探したり、延命治療を望まない聖母を迎えにいったり、とにかく事件が多すぎて、普通の聖女の仕事とかけ離れているんだけど?
それに、誰にでも等しく優しい、聖女の中の聖女であるルル様にも実は秘密があるようで。
驚愕の真実は、どうやら世界平和のためらしい?
「ケルパス王国編」今回の主役は聖女と元聖女? 悪役令嬢からの依頼で、今日も世界は救われるらしい、完結済。
「ウォークガン帝国編」聖女様の自称元カレがポジティブすぎる件、完結済。
「シャンヒム王国編」聖女だからといって、万人が称賛するわけではないって話、完結済。
「カッサ王国編」聖母は延命を望まない、完結済。
誤字脱字のご報告、ありがとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-19 08:24:01
224105文字
会話率:49%
私は殺したけど、殺していない――。
惑星開発や延命治療、立体投影が進んでいる程度の時代。常に変化し続ける都市と何も変わらない古都が混じる、比較的豊かで平和な国。パラノイアを訴えられた前科持ちのニート系天才少女に人生二度目の"不
可解な"災難が降り注ぐが、それは第二の人生を歩むきっかけとなる。
この世界はすべての現象を科学という規則で証明できると錯覚している。どこかで書き間違えられた事実は、人類の知らない間に形を変えていく。それは案外、拍子抜けするような、馬鹿げたものかもしれない。
超能理論(サイエンス)と異能仮想(ファンタジー)が織り成す、何処かの世界に浮かぶ物語。
キョウカ様の企画「キカプロコンテスト」の佳作(三次審査突破、最終選考到達)作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-12 13:37:46
261514文字
会話率:43%
病院の説明したで医者から嫁の余命宣告をされた彼。延命治療に入院の必要はないと言われ驚く彼に渡されたパンフレットその中身には。
最終更新:2019-10-09 11:06:56
6929文字
会話率:37%
社会保障=労働者に課せられた拷問/倫理的判断ができなくなる魔法の薬
最終更新:2019-07-04 04:54:16
1031文字
会話率:0%
人口が八千万人まで減少した近未来の日本。ナノマシンによる延命治療が日常化し、遂には意識のみをナノマシンを束ねる”機巧核〟へ移す実験が行われようとしていた。
その実験の被験者に選ばれた主人公は棺桶のような装置に入れられ、隣に置かれた”機巧
核〟と無数の電極で繋がれる。装置の外では慌ただしく駆け回る白衣の科学者たち。いよいよ鳴り始める実験開始のブザー。赤い点滅灯が頭上を回り、カウントダウンが始まった。
…………三、二、一、零。
投げ出される意識と、視界の片隅に映った蠢くナノマシンたち。主人公は深い眠りに落ちた。
ややをして目が醒めるとそこは身に覚えのない部屋。真っ白な壁に真っ白な床。おまけに照明まで真っ白ずくめの不思議な部屋だった。
“機巧核〟に意識の移植が成功した主人公は、部屋にいたナノマシンを身に纏い、四年の歳月を掛けてその部屋から脱出をする。しかし、部屋の外も似たような風景の広がる何処かの研究所であった。
暫く、自分が元いた場所を探そうと研究所内を彷徨っていると、上階で瀕死の少女と凄惨な虐殺現場を発見する。蘇生を試みるも寸前で事切れてしまった少女を、主人公はナノマシンで損傷した体組織を代替することで奇跡的に蘇生することに成功した。
目が覚めた少女の話では、どうやらここはダンジョンの中らしい。しかも彼女の話ぶりからここは異世界であることに主人公は気付く。ダンジョンは二百年に一度の割合で凡そ百個出現するようで、今回は第三次ダンジョン群の出現とのこと。
主人公は蘇生した少女を最後まで守ると心に決め、異世界に踏み出す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-07 18:44:45
225002文字
会話率:50%
初めまして。#%^です。読み方は自由です。今後ちまちまと書き込んでいく予定です。どうぞよろしくお願いします。
最終更新:2017-07-15 02:04:17
831文字
会話率:0%
主人公、雪子の兄は病によって意識不明の重態に陥った。母はそのことが受け入れられず延命治療を続けようとする。雪子はそんな母を気味悪がりつつ、母を肯定する。しかし、兄が微かに意識を取り戻し雪子に願ったことは『死にたい』だった……!
誰も悪くなく
、誰も罪を犯していない中で一人の少女が全ての悪と罪を背負う話です。
正直私は延命治療のことはよく分からないですが、こういうことがあるかもしれないという感じで書きました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-21 00:01:15
4479文字
会話率:33%
殺人ウイルスが世に蔓延って数年後、生き残った人間が延命治療を選択したドーム型の街で花奈は、何を見るのか。
最終更新:2016-05-05 03:27:39
8901文字
会話率:23%
他人と違う要素ばかりの少女と、彼女を買った博士のお話。
少女と博士、それぞれの愛は互いに伝わることは無かった。
それぞれの見いだす幸せの形は―――。
最終更新:2016-04-23 02:07:58
1114文字
会話率:16%
死ぬまで、物語を書き続けたい。病床で、物語を書き続ける「私」は、重い肺病を患っていた。延命治療を拒否し、彼が最後に書き残したお話とは。
「ぼくがすてられるまで」と同じ世界、違う場所のお話。
※pixivで類似内容の小説を公開中http:
//www.pixiv.net/novel/show.php?id=3042207折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-23 20:38:15
14503文字
会話率:31%
自分は後げなく陥る散々な毎日を過ごしてきました…
事なき全ては落とし穴でした…
その全てを、傷を、癒を、延命治療法を学びたいなぁ…
課題は山積みだけど頑張ろう…
僕にできる事とは?
思いやりも形にはできないし、ただ歩道橋から見渡す君を見る事
くらいしか…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-10 02:18:12
826文字
会話率:14%
主人公はいつも思ったことをなかなか行動に出せない人間だった。
しかしある出来事がきっかけで全てがどうでもよくなり
なにもかもが衝動的になってしまった。
最終更新:2015-12-05 01:17:34
536文字
会話率:0%
ネガティブだなオイ!
最終更新:2015-05-28 08:20:16
682文字
会話率:0%
名無し探偵の事件簿、第一弾。
元警察官、現在探偵という名の何でも屋に舞い込むひとつの依頼は、延命治療中の大富豪の息子夫婦からだった。
最終更新:2014-04-20 13:12:53
7061文字
会話率:32%