私──リリィ・オーランドは奈落の底へ落ちました。
ある日のこと、私は昔からの幼馴染みで結成したパーティーから戦力外通告を受けます。
私の職業は『白魔道士』。仲間の治療ができるパーティーには欠かせない職業です。
ただ、戦闘に参加しても魔物を
一人で倒すことが難しい私は他のみんなよりも獲得できる経験値が少なく、徐々にですが確実に差が開いていくばかり。
だからこの通告も仕方ないのです。
最後の冒険だからと私は幼馴染みパーティーと共に【オルフェノク地下大迷宮】へと向かいます。
そこで遭遇してしまった強敵。
私は囮にされ、命からがら逃げ延びるも奈落の底へ転落。
気がつけば見知らぬ建物のベッドにいました。
そこから早三年。
『聖魔女』という謎の上位職業となっていた私はいよいよこの奈落の底から脱出しようと思います。
この三年で習得した魔術をバンバン使って魔物を倒し地上を目指す。
地上へ出たらまずは何をしましょうか。
まあ、そこは追々考えてもいいでしょう。
これは周りから『聖女』と呼ばれ崇められたり、強力な魔術を使うことから『魔女』と恐れられるようになったり。奈落の底へ落ちて人生が変わった私の最強無双物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-28 20:00:00
1033709文字
会話率:33%
幼馴染みのパーティーメンバーに見捨てられ、ダンジョンに置き去りにされた「彼」の物語。
最終更新:2023-11-22 17:55:58
3804文字
会話率:7%
「悪いけど……パーティーから抜けてくれないか」
『遊び人』という職業のせいで仲間から追放されてしまった少年――ウィルフレッド。これまで自分なりのやり方でパーティーに貢献してきたというのに、3人の幼馴染みから「迷惑だ」「足手まといだ」と冷たい
言葉を浴びせられ追い出されてしまう。
「絶対に僕は冒険者をやめたりしない! アイツらのことを見返してやる!」
そう心に誓って鍛錬に励み続け、とうとうウィルフレッドは上位職である『賢者』に転職することに成功する。
しかし、再会した元・仲間から告げられたのは思わぬ言葉で……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-28 21:03:04
7143文字
会話率:34%