私──リリィ・オーランドは奈落の底へ落ちました。
ある日のこと、私は昔からの幼馴染みで結成したパーティーから戦力外通告を受けます。
私の職業は『白魔道士』。仲間の治療ができるパーティーには欠かせない職業です。
ただ、戦闘に参加しても魔物を
一人で倒すことが難しい私は他のみんなよりも獲得できる経験値が少なく、徐々にですが確実に差が開いていくばかり。
だからこの通告も仕方ないのです。
最後の冒険だからと私は幼馴染みパーティーと共に【オルフェノク地下大迷宮】へと向かいます。
そこで遭遇してしまった強敵。
私は囮にされ、命からがら逃げ延びるも奈落の底へ転落。
気がつけば見知らぬ建物のベッドにいました。
そこから早三年。
『聖魔女』という謎の上位職業となっていた私はいよいよこの奈落の底から脱出しようと思います。
この三年で習得した魔術をバンバン使って魔物を倒し地上を目指す。
地上へ出たらまずは何をしましょうか。
まあ、そこは追々考えてもいいでしょう。
これは周りから『聖女』と呼ばれ崇められたり、強力な魔術を使うことから『魔女』と恐れられるようになったり。奈落の底へ落ちて人生が変わった私の最強無双物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-18 20:10:00
1082275文字
会話率:33%
セラフィーナは魔女だった。かつては石を投げられ、疎まれたという魔女。だが、彼女は王子に乞われた。私と共にあってほしいと。
そしてセラフィーナは、国を守護する魔女となった。戦場に立ち、敵を焼き払う。だが、敵はなかなか狡猾で――。
『再臨
の魔女』前日譚。聖魔女セラフィーナの話。
※「カクヨム」「Nolaノベル」にも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-22 18:00:00
10892文字
会話率:31%
百年前にこの国を救った聖魔女セラフィーナ。ヘクターは彼女に憧れていた。しかし自分がなれるのは、せいぜい宮廷魔道士くらい。だが、先輩であるユーフェミアはどうだろう?
ユーフェミアが聖魔女の生まれ変わりだと睨んでいるヘクター。しかし、彼女は
なかなか英雄らしい姿を見せない。そんなある日、ヘクターはユーフェミアと二人で城塞都市ラスカに赴くことになり――。
『再臨の魔女』の後日譚。ユーフェミアのその後の話。
※「カクヨム」「Nolaノベル」にも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-17 18:00:00
19072文字
会話率:36%
リギディア王国の王子ルカリィアは、聖なる魔の女王によって額に宝玉を授けられ、以来、不老不死になった。いつしか賢者と呼ばれるようになり、趣味の冒険の旅にでかける以外は森の中の庵で静かな生活を送っている。不死の身となって数百年の後、彼は子孫
にあたる現リギディア国王からひとりの赤子を預かる。カドゥリアーナという名前の女の子で、ルドゥーン王の娘だ。王妃が亡くなったため、その遺言で賢者に育てられることになったのだった……。
初出:WWWA『REVOLUTION』Vol.10
M・I氏によるコミカライズ『わたしは羊』あり
『REVOLUTION』Vol.11に掲載
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-30 12:00:00
49448文字
会話率:42%
魔族や悪神たちが存在し、悪魔が跋扈する世界。
片田舎の町で冒険者と魔導具の製作を行っていた特に取り柄のない一人の少年シトラス・レモングラスは、真面目で仕事ぶりと頼まれたら断れないお人好しな性格と、彼とパーティーを組む三人の女性が特級の冒
険者であった事から、『永久雑用』のあだ名で呼ばれていた。
『神聖魔女』と呼ばれたドルイドの秘術と白魔術の達人である黒髪ツインテールをしたクール系美少女である、義妹のアルバ・レモングラス。
『神速の射手』と呼ばれた弓の名手であり、幼馴染のハーフエルフである銀髪をした勝気な美少女のプリムラ・ベルベデーレ。
『黄金の剣闘姫』と呼ばれた剣術と盾術の名人であり、姉の様に慕っていた金髪碧眼の巨乳美女であるグラウカ・ランドスケープ
美人で器量のいい彼女たちの尻に敷かれながらも、それなりに幸せな生活を送っていたシトラスの日常は或る日唐突に終わりを告げる。
魔王を倒すために『神の勇者』と呼ばれる異世界からの召喚者がロンダニア連合王国に五人召喚された事で、シトラス・レモングラスの運命は変わる。
王国でも上位の実力を持つ『特級冒険者』の多くが勇者を補佐する為の予備パーティーとして王宮に集められ、シトラス達のパーティーも予備パーティーの一つとして王宮にスカウトされる。
しかし、予備パーティーとしてスカウトされたシトラスのパーティーメンバーは、『神の勇者』の一人である『聖勇者』五十嵐・尚高の愛人として寝取られ、シトラス自身は追放されてしまう。
そんな中、シトラスは『神の勇者』でありながらも五十嵐・尚高に反抗してパーティーを追放された青年、立花・喜兵衛に一つの話を持ち掛けられる。
「僕と組まないか?シトラス・レモングラス」
こうして、自分の運命を狂わせた『神の勇者』の一人と共に新たに冒険者としてのスタートを切ったシトラスだったが、数奇な運命の末に、シトラスは暗黒大陸の裏社会を支配するゴッド・ファーザーとなり、遂には魔王を遥かに超える権力と武力を手に入れる。
そして、裏社会の帝王になったシトラスの元に、ロンダニア連合王国からの秘密の依頼が届く。
「どうか、『神の勇者』である五十嵐・尚高を殺してくれ」
裏社会の魔王となったシトラスは、かつての因縁にケリをつけるべく動き出す。
異世界ピカレスク浪漫ファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-15 05:00:00
194269文字
会話率:26%
……世界は、七人の魔女に支配されていた。
とある魔法都市、〔セブンス・ベル〕は、『魔法』と言う名の"超常"もしくは"神秘"が存在した。
これを管理するのが七聖魔法士(セブンス・ウィッチ)と呼ばれる七人の魔女。それぞれがそれぞれで【
個】として確立、及び【全】として存在する世界の基盤たる者達。
つまり、この七人の魔女がしかと管理せねば、都市は瞬く間に崩壊してしまうのだ。
────そう、崩壊してしまうのだ。
いつか誰かが思い、誰もが予想だにしない事が起こってしまった。
それがまさか、あんな事だとは……
「ってなワケだ、この事態何とかしなきゃいけねぇよなぁ? よぉ、そこのお前さん達。ちぃと一つ世界を救ってやってくれやぁ。なぁに、簡単な話だろぉ? こんだけチート連中が居るなら成せない事は無い筈だからなぁ、その為に呼んだ、その為に集めた、その為に立たせた。
今のお前達に寄越すのは、チートも泣き出す"究極"の困難だ」
コラボオリジナルの小説です! 知らない人でも気軽に読んでもらえたらな、と思います。今回参加して頂いた作者の方々は以下の通りです。
・狼天狗
・怠惰のあるま
・甘味処アリス
・終作
・シルク
・颯人折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-22 19:21:32
224676文字
会話率:39%