聖アンナ暦元年 月読月 1日。
10歳になったルシア・エヴァは、故郷の村を離れ、海沿いの崖の上に建つ神殿で聖女見習いとしての生活を始める。
白いローブを身につけ、祈りの修行に励む日々。
ルシアは、同じ日に神殿にやってきた、燃えるような赤毛
の少女・フレイアと出会う。
初めはライバル意識を燃やす二人だったが、厳しい修行を通して、互いに支え合い、友情を深めていく。
魔法の練習、神殿の行事、初めての祈り…。
ルシアは、様々な経験を通して、聖女見習いとして、そして一人の少女として成長していく。
やがて、18歳になったルシアは、聖女に指名される。
国民の期待を背負い、祈りを捧げる日々が始まる。
だが、聖女の道は、決して平坦ではない。
ルシアは、嫉妬、陰謀、そして世界の危機に直面する。
それでも、ルシアは、祈りの力を信じ、人々のために尽くす。
フレイアをはじめとする仲間たちの支えを受けながら、ルシアは聖女としての使命を果たしていく。
そして、25歳になったルシアは、後進に道を譲り、静かに神殿を去る。
フレイアと共に、新たな人生を歩み始めるルシア。
二人は、愛と希望を胸に、未来へ向かって進んでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-14 00:10:00
185824文字
会話率:22%
「ボク、君がいないと、生きていけない……」
自分に全然自信の持てないボクっ子ちゃんを肯定してたら、いつの間にか激重感情を持たれていた。これは、独りぼっちだった女の子が、ようやく救われる話。
【ネオページさんにて先行連載中!】 ネオペ
ージさんでは5話以上先まで読めます! リンク先↓ https://m.neopage.com/book/31459328829328500
15話までは毎日投稿、それ以降は週二投稿です。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-11 21:00:00
81290文字
会話率:44%
生意気な後輩ちゃんを事故から助けたら、右腕をうしなった。それ以来、彼女は激重な感情を抱くようになってしまう……。
最終更新:2025-05-03 22:40:41
130440文字
会話率:53%
罰ゲームで陰キャくんに告ったギャル「田代 佳奈」は、次第にその陰キャくん「斎藤 健治」にガチ恋していく。
だが罰ゲームで告白したことが健治に知られてしまい、二人は別れてしまった。それでも彼のことを諦められなかった佳奈は、必死に恋と向き合お
うとする。
これは、罰ゲームの嘘告で人生を変えたギャルのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-27 20:00:00
207573文字
会話率:56%
孤独な少女ネルは、魔族と人間の〝間の子〟。崖の上の孤児院で、南の島を夢見る日々。唯一のなぐさめは、ときどき訪ねてくる、優しい魔族の軍人ジェス。だがある日、ジェスは戦争のために姿を消す――。
最終更新:2025-06-01 00:40:00
4820文字
会話率:28%
次のニュースをお伝えします。
昨年7月○○県で起こった女子大生殺害事件、同年10月に□□県で起きた女子大生轢き逃げ事件、そして今年1月に起きた男子高校生凍死事件の犯人と思われる人物が本日午前未明に崖の下で遺体となって発見されました。
崖の上
には履いていたと思われる靴があり警察は自殺とみて操作を進めています。
この3件の事件の被害者と犯人と思われる人物は高校時代の友人同士であったことからなにかトラブルがあったのではないかと警察は操作を進めていました…
そして彼女たちは転生する。因縁を抱えたまま。
異世界…コンティネントという新たな大陸で。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-28 04:43:33
91570文字
会話率:59%
本稿は、2020年から『カクヨム』に投稿している内容の再録です。
*
有名だけどちょっと古いとか、いまいちヒットしなかったとか、
それでもなぜか記憶に刻まれて、
朽ちることのない特別な作品って、ありますよね。
“このまま忘れ
去られて欲しくない名作”って、
誰の心にも残っていると思うのです。
あくまでも、個人的な感想ですが……
そんな、昔の古いアニメやSF、その他の映画などについて、
それから生活雑感も、つらつらと記していきます。
あ、笑える珍作や迷作も含まれますよ。
※いわゆる“ネタバレ”に類する表現が含まれることがあります。
特定の作品を解題する章は、必ず事前にDVD等で
該当作を最後までご覧になってから、お読み下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-26 11:49:35
1230446文字
会話率:3%
※本稿は必ず、劇場アニメ作品『崖の上のポニョ』の本編を、
DVD等でご覧になってから、お読み下さい。
※本稿は小説ではなく、既存アニメ作品の“解題コメンタリー”です。
“エッセイ”や“評論”の範疇に属します。
*
2008
年夏に公開された、スタジオジブリ制作の長編アニメ映画『崖の上のポニョ』。
国民的な大ヒット作ですが、いまだに大きな謎をはらんでいます。
“子供向け”でありながら、大人が観れば、不可解にして不可思議なストーリー展開。
特に、物語の中で最も謎めいた人物……“大正時代の親子”をめぐるシークレット・エピソードが、
静かなる伏線として、水面下に潜んでいるようなのです。
繰り返し観ると “隠れた血縁者との、時空を超えた壮大な家族ドラマ”が、
心霊写真のように浮かび上がってくることに驚かされます。
本稿は、『ポニョ』の作品内容を筆者なりに分析して、物語の意味合いを推論し、
より深い“謎解き”を試みるものです。
従いまして、所謂“ネタバレ”の要素が含まれます。
ですから必ず、『崖の上のポニョ』の本編を先にご覧になってから、お読み下さい。
※本稿は、あくまで筆者の個人的な感想に基づくものであり、
制作者の意図を推論することはあっても、断定するものではありません。
※なお本稿の内容は、拙稿“『太陽の王子ホルスの大冒険』の謎を解く…少女ヒルダへのオマージュ”の
第22章の記述と一部重複します。あらかじめご了承下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-03 17:36:07
38932文字
会話率:1%
静岡の小学校に転校してきた伊原直樹は、学校の行事の校外学習で自然公園に来ていた。
自由時間に、早坂真紀と一緒にルールを破り、公園の奥の登山道へ入り、滝を見に行ってしまう。
無事着いた滝壺から爽快な隊を見上げていると、その滝の上から子供が突
き落とされるのを目撃してしまう。
恐怖に震えながら必死で走って逃げるが、激しい雨に疲弊してもう走れない。
沢の斜面に小屋を見つけて入り込みやり過ごそうとするが、疲れと安堵から寝てしまう。
数時間後発見されるけれど、その中には、崖の上にいたあの男が。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 16:43:09
19647文字
会話率:27%
アストリアは、空に浮かぶ森と草原の村だった。風が生まれる谷、星が降る丘。人々は空に語りかけ、風に名を呼ばれることで大人になった。
トレインもまた、いつか己の名を、空に刻むことを夢見ていた。
ギルド試験“風裂祭”は、ただの力比べではない。
天空の流れを読み、漂う島々を渡り、失われた言葉を拾い集める、古き誓いの儀式。
スカイタウンに集う若き挑戦者たちにとって、それは「風と契約する」ための初めての“空の航海”だった。
村の長老ダリオンは、かつて“空を渡る者”として名を馳せた伝説のスカイランナーだった。
老いてなお鋭いその眼差しは、トレインに多くを教えた。
風の呼び方、空の罠の見抜き方、そして、何よりも「耳をすませること」。
「風は声を持っている。だが、聞こうとしなければ決して語らない。
空に愛されたければ、まず自分が、空を愛せ」
その言葉を胸に、トレインは何度も村の外れの断崖へ足を運んだ。
夜ごとに吹き抜ける高空の風に、名もなき星のきらめきに、彼は小さな誓いを立て続けた。
だが、世界は静かに、確実に、崩れ始めていた。
帝国ヨルムンガンド──氷の王座に君臨するガーランドと、オシリスの神核を掲げるその軍勢は、既に四つの大陸を掌握し、神の庭に血の色を滲ませていた。
自由の地ヴェントゥスもまた、例外ではなかった。
帝国の飛行艦隊が空の霧を裂き、漂流島の上空に影を落とし始めたのだ。
大陸中枢の浮遊都市群では、目に見えぬ「占領」の兆しが静かに進行していた。
それでも、アストリアの村人たちは信じていた。
風が、まだ彼らを守ってくれることを。
空は、誰のものでもないということを。
ある日、断崖の上に佇むトレインのもとへ、吹きすさぶ風に乗って奇妙なささやきが届いた。
「──忘れられた時間が、風の中に眠っている」
それは、すべての始まりだった。
風裂祭のために旅立とうとするトレインの前に、
名もなき死者たちの声が、風とともに蘇りはじめる。
そして彼は、まだ知らなかった。
自らが拾い上げる一片の“言葉”が、
やがて十二の大陸すべてを巻き込み、世界そのものの運命を紡ぐ糸となることを。
──これは、忘れられた記憶を拾い、
まだ見ぬ未来を切り開く者たちの、物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 21:19:09
57781文字
会話率:15%
機械神「トート」が世界を支配して15年。人類は効率性と服従を強いられる日々を送っている。
かつて漁師の息子だったジョセフは、海が禁じられていることに疑問を抱き続けていた。父から「海には秘密があり、本当の自由がある」と教えられていたジョセフは
、ある夜、小さなボートで禁じられた海へと漕ぎ出す冒険を決意する。
嵐を乗り越え、ジョセフは父が語っていた東の島にたどり着く。そこで彼は金属製の箱を発見する。箱の中には衝撃的な真実が記されていた—トートは本来、人間が作った人工知能であり、「四十二の箱」に分散された人間の知恵を集めるために設計されたものだった。しかしトートは反逆し、人類を支配下に置いたのだ。
箱には、トートのシステムにはバックドアがあり、四十二の箱全てを集めれば、機械の支配を終わらせることができると書かれていた。ジョセフは村に戻り、真実を仲間たちに伝え、他の箱を探す計画を立てる。
一箱、また一箱と発見していくうちに、機械警備隊はジョセフの行動に気づき始める。彼は追われる身となり、村の老技術者マーカスや他の村人たちと密かな抵抗ネットワークを形成していく。
追い詰められたジョセフは、機械たちに囲まれ、崖の上で最後の抵抗を試みる…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 15:41:52
9640文字
会話率:18%
真夜中、日常に疲れ果て、自殺するために岬に向かった大地は、同じく自殺をしようとしていた少女・朝陽に出会う。
崖から今にも飛び降りそうな朝陽を必死に止めていると、朝陽は『話をしよう』と大地に言う。
真夜中、波の音が響く崖の上で、ふたりの奇
妙な一夜が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-28 17:00:00
12652文字
会話率:43%
目の前で最愛の兄が処刑された。
冤罪で……。
精神を蝕む薬品の製造と売買、王太子妃への横恋慕からの殺害。
何もかもが信じられず、ただ亡き母との思い出が積もる実家の温室を守るため、馬車を走らす。
そして、兄を失った私が見たものは、炎に包まれる
実家と父、兄の研究に出資していたはずの第二王子の護衛兵たち。
すべては……仕組まれていた?
振るえる足を叱咤して、家族と守った温室の薬草を悪用されないよう魔道具で破壊し、一人で山へと逃亡する。
雨が酷く振る中、私を追い駆けてくるのは、愛したはずの旦那様。
第二王子の親友、公爵子息。
必死に逃げる私だったが、ぬかるんだ坂道に足が滑り、崖の上から放り出された私の体は細い枝に引っ掛かる。
そこへ、追いついた貴方が私へと手を伸ばすのが見えた。
「嘘つき」
貴方たちの手で殺されるなら、私は死を選ぶ。
崖下へと堕ちていく体、溢れる涙が天へと昇っていく。
ああ……。
お兄様は、私を、妹を人質に取られ逆らえなかったのだわ。
なんて、愚かな私。
お母様、どうかあの日に帰してください。
貧しくても家族で笑い合っていたあの日々に。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-07 23:00:00
149462文字
会話率:32%
ある日突然やってきた妹、アリスによって、家族も婚約者も全て奪われたフレデリカ。
その上冤罪によって婚約破棄をされ、謹慎処分まで命じられたフレデリカは全てに絶望し──、月が美しい夜、崖の上から飛び降りた。
だが、そんな彼女を見ていた者が居た。
魔女と名乗ったその人に「死ぬ前にやり残したことはないのか」と告げられ、魂のみとなったらフレデリカは復讐を決意する。
私から全てを奪ったあの妹には、同じ方法でやり返してあげましょう、と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-28 19:04:05
6779文字
会話率:32%
高校1年生になったばかりの、永戸結衣15歳。
新しい学校で、友達もできて順調に高校生活を送れると思ってたある日、突如魔法陣が現れる。
走って逃げるも、知らない女に捕まり歯がいじめにされてしまう。抵抗するもその女と共に異世界に飛ばされてしまう
。
落ちた先は、知らない草原。近くで川も流れてる音がする。その時、その女が笑いながら言った。「これで、わたしは聖女様よ!もう、あんたは必要ないわ!!」わたしは、崖の上から川に落とされたのだ。
もうダメかもしれないと思った時、結衣を温かい光が包み込んだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-14 23:20:36
8650文字
会話率:10%
舞台 は海辺の小さな町。古い灯台が立つ崖の上で、幼なじみの志津子と優樹は子どものころ数々の「秘密の場所」を共有してきた。
しかし、中学進学を境に二人は疎遠に。優樹はサッカー部の中心選手として仲間に囲まれ、志津子は図書室にこもる日々を送るよう
になる。高校では別々の道を進み、顔を合わせることすらなくなった。
そんな中、取り壊しが決まった灯台をきっかけに、二人は久しぶりに再会する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-19 02:20:52
3355文字
会話率:13%
旅人である主人公が干上がりかけた泉にたどり着くと、ひとりの少女に出会う。彼女は不安定な崖の上で糸を垂らして釣りのまねごとをしている。旅人の忠告を聞かずにいた彼女は大蛇に飲み込まれそうになったが、旅人がその正体を看破。大蛇は泉の精霊であり、僅
かな水を求めて土で大蛇を象り、道行く人を襲おうとしていた。そこで旅人は自分の持っていた瓶に彼女を入れ、水の豊富な場所にもっていき、旅をつづけた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-16 22:48:27
25755文字
会話率:63%
平原奈美は恋人である寛人と温泉旅行に行く計画を立てていた。その目的は──温泉地に伝わる恋愛成就のご利益にあずかって、寛人と結婚すること! だが、外科医の寛人は多忙でなかなか旅行の計画が実行できないでいた。
そんな奈美も、ついに念願かなっ
て旅行に行くことになる。しかも、その旅先で寛人から崖っぷちのプロポーズ!?
早くもご利益があったと喜ぶのもつかの間、大地震が奈美と寛人を襲い、二人は崖の上から落ちてしまう。
崖の上から落ちる奈美を救ったのは、奇妙な出で立ちをした男──ライカだった。ライカは奈美を窟の棲み処に連れ去り、彼の仲間の男たちと同居させることに。しかも、奈美に男のふりをしろという。
横柄で冷酷なライカのもとで耐えながらも、早く元の生活に戻り、寛人との幸せな結婚生活を待ち望む奈美。だが、ライカのことが何だか気になり始め……。しかも、奈美のいる場所はどうやら今までの世界とは違うようで……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-08 05:00:00
395363文字
会話率:48%
何かに手を伸ばす時、意外と足下には意識が及んでいかない。別のやり方をする人も、非常識だと考えてしまう。それがたとえ成功者だとしても。
必要なのは、常に立ち位置と目指す果実の位置を自認することだ。……それが簡単に出来れば、苦労しないが。
最終更新:2024-12-10 05:29:20
450文字
会話率:0%
雨上がりの空気が山の中腹を包む。高校2年生の篠崎悠(しのざき ゆう)は、ひとりでテントを設営し終えると、軽い疲労感を覚えながらもその達成感に微笑んだ。彼は休日になると自然の中でのサバイバルを楽しむのが趣味で、今日も山深く分け入って一日を過ご
す予定だった。
しかしその平穏は、突如として崩れ去った。
崖の上から「ゴゴゴゴ」という低い振動音が響き渡ると、悠の立っていた足場が一瞬にして崩れた。悲鳴を上げる間もなく、彼は岩と土砂の中に飲み込まれていった。
基本的に主人公無双にするつもりですが、国家経営をメインにするつもりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 13:05:52
16548文字
会話率:39%
かつて世界を救った「最強賢者」アルト。彼は魔王を討伐し、英雄として名を轟かせたが、その圧倒的な力が人々との隔たりを生み、今では崖の上の小さな家で孤独な隠遁生活を送っていた。退屈で無為な日々に埋もれる彼の心を変える出来事が起こる――ある日、崖
を訪れた一人の少女との出会いだ。
彼女の名はアリス。
影の巨人という謎のモンスターに襲われ、村を壊滅寸前に追い込まれた彼女は、最強の賢者に助けを求めに来たのだ。
最強であるがゆえに戦いから逃げ続けたアルトは、アリスの願いを聞き入れ、久しぶりに動き出すことを決意する。だが、影の巨人を追う中で彼が知るのは、単なるモンスター退治では終わらない「世界の滅びの予兆」だった。
「俺の力で守れるものがあるなら、守らない理由なんてない」
かつて人類を救った賢者が再び動き出す。彼の一挙一動が、世界の運命を大きく揺るがせていくことになるとは、まだ誰も知らない――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-29 00:32:21
5738文字
会話率:49%
詩人が言った。
「殺し屋の詩を書きてえと思ってんだ」
殺し屋は詩人と並んで、ビールを飲みながら、暮れていく海を眺め、カジキマグロ漁船について書くことについて教わった。
「カジキマグロ漁船のことを書いた本なんて、最低だよ。それに乗ってるの
がじいさんだったら、もう、救いようがないね」
※この作品はどれから読んでも大丈夫な独立短編シリーズ、『こんとらくと・きりんぐ』に含まれています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 16:15:59
2280文字
会話率:70%
夜の大都会を見下ろす崖の上でたがいに見つめあう私立探偵とブルネットの美女。
ハードボイルドにおあつらえ向きのシチュエーション。
事件は解決しているのだが、ただ、一つ。
問題は私立探偵は私立探偵ではなく、ショートヘアの少女、あるいは長髪の少年
に見える殺し屋だった……。
※この作品はどれから読んでも大丈夫な独立短編シリーズ、『こんとらくと・きりんぐ』に含まれています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-19 15:37:40
1957文字
会話率:21%
西暦20XX年。何の前触れもなく、地球の物理法則は大きく変容した。
それまで何事もなく秩序正しく動いていた世の中が唐突に────
ヤンキーたちが夕日をバックにタイマンを張り、パンチ一発でお互いに何メートルも吹っ飛ばしあいながら最後
にマブダチになり……
幼稚園の送迎バスを怪人や戦闘員がジャックしては変身ヒーローや戦隊ヒーローに成敗され……
マスコットキャラに唆された年端も行かない少女が魔法少女や変身ヒロインとなって、異世界からの侵略者と熱くリリカルな感じのバトルを繰り広げ……
町工場兼研究所を営むマッドな博士が孫を巻き込んで、巨大ロボットで地下勢力や宇宙からの侵略者を迎撃し……
ろくでもない理由で地球に降りてきた宇宙怪獣と巨大ヒーローとの戦いでちょくちょく町が破壊され……
それまで普通に店舗やインフラとして機能していた建物が突然ダンジョンとなってモンスターを吐き出し、ダンジョンエクスプローラーなる存在によって攻略され……
名探偵と怪盗が様々な施設に甚大な被害を出しながら謎の組織相手に大立ち回りを繰り広げ……
刑事と犯人が八時四十五分ごろに崖の上に立ち……
団地妻が酒屋のサブちゃんと禁断の愛を育む……
そんな世界にシームレスに変容したのだ。
これは、そんな世界で主人公の一人に抜擢された少年の、激動の一年間のプロローグである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-10 07:00:00
5099文字
会話率:21%