南米で伝承される民話『死者の道』。いわば、南米版の『三途の川』『神曲』といったところか。
最終更新:2025-06-01 21:10:41
3479文字
会話率:9%
強国ジェードからの独立を目論む小国プラテアード。「独立運動の王」と崇められながら、志半ばで敵の銃弾に倒れた父の遺志を継いだ少女リディは、身分を隠してジェードに潜入する。そこで出会った少年アンドリューに惹かれていくリディだったが・・・。
二人
が互いの正体を確認するまでを第一部とし、33話からの第二部では、7年後の再会から動き出す二人の関係と歴史を描く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 14:38:10
789218文字
会話率:37%
世界には3つの大きな裂け目があった。
陸の裂け目〈大峡谷〉。
海の裂け目〈大海溝〉。
時の裂け目〈大断絶〉。
越えられないはずのその裂け目の1つ、〈大海溝〉の向こうから来た魔女には、不思議な力があった。
海を渡った幼少期の記憶がない彼女は自
分の能力の正体を探るため、〈大断絶〉より前の時代の遺跡、通称ダンジョンを巡る旅を通して手がかりを得ようとするが…
魔法と遺跡と冒険の、王道ファンタジーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-10 22:47:54
101310文字
会話率:49%
ITエンジニアのブラック社畜として忙しいデジタル社会を生きていた、スチームパンク好きの青年――天満 ツバサ。
――いつか、スチームパンクみたいなレトロでアナログな、ゆったりした生活を送りたい。
そう願っていたが、ブラック労働がたたり過労
死してしまった。
気がつくと、目の前には女神様がいる。
どうやら、前世にコツコツと積み重ねた徳のおかげで、異世界に転生してもらえるとのこと。
ツバサは8歳の可愛い少年となり、辺境の大峡谷で長閑なスローライフを始める。
お友達の猫ゴーレムを作ったりしてスローライフを始めると、宮殿での忙しい生活に疲れた魔法使いのお姉さんもやってきて一緒に暮らすようになった。
みんなでのんびり釣りをしたり、自転車でサイクリングしたり、キャンプして満天の星を眺めたり、気球に乗って絶景を堪能したり……。
レトロなアナログ生活は手間がかかるけど、それが楽しい。
異世界で、ツバサはずっと夢見ていたゆったりスローライフを送る。
※他サイトでも掲載中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-28 20:10:00
100004文字
会話率:31%
過去の深淵からのこだまが、カプラの子供たちの運命を形作る秘密の世界への扉を開く。数世紀前、地球上のすべての人々が共に暮らす肥沃な大地の支配者と、彼の3人の息子たちの人生は悲劇的に変わった。末っ子のカプラは、大地とのユニークなつながりと深い知
識で父の真の後継者として認められていたが、弟のラヴィとゴディの不審な死の責任を負わされた。そのため、カプラは家族とともに山奥に隠遁することになった。
数世紀後、カプラの子孫は、ラヴィの子孫が建国したラヴラシアの豊かさと、ゴディの子孫が建国したゴンドワナの軍事力に圧倒されながら、暗く乾燥した峡谷で生き延びようと奮闘していた。しかし、この敵対する2つの国に挟まれた峡谷の奥深くでは、三男カプラの遺産をめぐる壮大な物語が展開されていた。峡谷の残酷な総督の反抗的な息子は、自らの運命を変えるため、父を裏切り、地球がカプラにだけ明かしている古代の秘密の存在を敵に知らせる。そして、カプラが遺した偉大な秘密が明らかになる。
この秘密は、彼の敵とカプラの子供たちの運命を永遠に変える出来事と意見の対立を引き起こす。
"カプラの子供たち "は、力強い過去をたどり、不確かな未来へと船出するカプラの子供たちの壮大な物語である。彼らの間で固く結ばれた過去の秘密を解き明かすために、どんな代償が支払われるのか、誰にもわからない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-14 05:38:49
40042文字
会話率:51%
聖女のフリして魔獣を護るうっかり魔王!
そんな彼女には大きな秘密と、多大なる勘違いがあった――。
過保護な勇者に見守られているのに気付いていない「聖女な魔王」と「腹黒勇者」のドタバタラブコメ開幕です!
✼••┈┈•• 真面目な【あらす
じ】 ••┈┈••✼
人が生きる事の出来ない大気の毒『瘴気』を放出し続ける大地の裂け目、ゴルディア峡谷。
それでも生命力の強い一部の獣は、過酷な環境に順応して生き延びている。彼らは、強靭な肉体を手に入れ、凶暴性を増して『魔獣』と呼ばれる存在へと変異していた。
そんな場所で生まれたイレギュラーが、自我を持った瘴気の塊である『わたし』だ。
『魔王』と呼ばれるほどの強さを手に入れていた『わたし』のもとに、興味深い子供が現れる。彼は、自分を陥れ、父王を殺したカタキを討つために旅立とうとする『勇者』だった。
わたしの貴重なおやつである魔獣を殲滅しかねない、とんでもない強さを見せる彼。けれど放っておけないあざとさも垣間見える勇者の卵。危ない奴だけど、わたしの嗜好品(おやつ)を守るために放ってはおけない!
そして勇者と魔王の、わたしたちは共に旅立つことになった。
間に生まれる関係性は『恋』か、『謀略』か!? ――とは言うもののヒロインのわたしは人外だし、そもそも性別なんてない。はたして2人の関係に進展はあるのか!? そして勇者の敵討ちは成功するのか!?
その旅はやがて、王国に現れた『魔王』が消え去る奇跡につながり―――
さらには『聖女』も『勇者』も『魔獣』もの、すべてが役目を終えることになる、ちょっとだけ壮大なストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 17:30:00
35092文字
会話率:40%
中世ヨーロッパの雰囲気や文化レベルを持つ異世界で展開される、戦記ファンタジーです。
その名は「ソウルディア」、全ての生物には魂が存在し、大きな意味を持っています。
各地に人間による7つの王国が建国されてより長い時間が流れ、時は七王国暦27
4年、七王国の最北に位置する雪に包まれし王国「アズベリア」。
東は巨人の住み処たる大峡谷、西は獣人たちの棲み処たる霊峰、両者に挟まれた恵み少なき大地を舞台に、王国の未来を憂う王女レダリアと、何をやっても見習いどまりの吟遊詩人ラズバンの旅が始まります。
本作は過去に執筆公開した「ソウルディア戦記 ~魂歌の響く大地~(砦の魔女編)」と同一世界のお話になりますが、その時間軸や舞台となる場所は全く異なり、それぞれに単体作品としてお読みいただけます。
…とまぁ固い挨拶はこのくらいにして、ドラゴンとか巨人とかが存在する剣と魔法(魔法無いけど)の王道ファンタジー好きによるゲームライクやチート無双要素の無い古スタイルのファンタジー、こういうのが好きなんですよ、好きですよね?え、好き、ですよね…?(涙
そんな最近の流行をどうしても楽しめない作者による無いなら自分で作れば(書けば)いいじゃない精神で生まれる本作をどうぞお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 17:42:53
79518文字
会話率:48%
■■■として降臨したは良いものの自我はなく周辺にあった魂と統合してできた人格が主人公。王として、人間としての償いの旅が今始まる!
最終更新:2023-10-02 16:33:29
4127文字
会話率:25%
「グレイくんさぁ。もういいよ、お前クビ」
魔物に襲われやすい『不幸体質』を持って生まれたグレイ=アトラクは、人々に忌み嫌われながらも冒険者としてギルドの依頼をこなす日々を送っていた。しかしある日、貴族の護衛任務を失敗した全責任を擦りつけら
れ追放されてしまう。
グレイが無実なことは明らかであったが、迫害対象である彼を守ろうとする者はいない。グレイは罰として全財産を没収されてしまった。
職を失い一文無しになったグレイは、"死の峡谷"へと訪れ命を絶つ決心をする。しかしそこで出会ったのは、5年前に突如姿を消した幼馴染のアンナだった。そんな彼女は魔物を祓う"聖女"として見違えるほど強くなっていたが……。
「実は私、強すぎて魔物と全く遭遇できないんだよね」
「……へ?」
「だからさグレイくん。一緒にお金稼ごっ?」
なんと、アンナは聖女として強くなり過ぎたが故に、目の前に一切の魔物が現れなくなってしまったというのだ。そして『不幸体質』のグレイといることでそれを解消できるとの考えたのだが──作戦は見事に成功した。
Sランクの魔物やSSランクの魔物まで、寄り付いた不幸を流れ作業のように倒していくアンナ。そこに居るだけで不幸を呼び寄せるグレイ。不幸を繋ぐ無敵のコンビがここに結成された。
一方、グレイを追放したギルドの役員は、彼が居なくなったことで数々の"不幸"に襲われることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-23 20:45:26
14974文字
会話率:54%
ルォは大峡谷で苔を集める苔取り屋である。彼の生きる目的は、父親の仇である魔鳥、岩王鷲を倒すことだった。※clome(絵も描く人)さんから挿絵をいただきました(感謝)。 ※文章はたびたび変更されます。気になる方は、章が確定してからお読み下さい
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-02 18:00:00
307575文字
会話率:39%
「ココは……何処だ?」
大潮と暴風雨によって島の峡谷に挟まる様に座礁する船。その中で目覚めた男は船から一歩出て絶句する。
「何でじゃ? 船は……確かに沈んだ筈……」
だが目の前には……薄く噴煙がたなびく低い山がそびえ、自分の足元
には……確かに沈んだ筈の……“自らが沈めた筈の”船が在った。
男はその場にへたり込む……
「何故じゃ?? 何故、儂は生きておる?? 日の本から出奔する時……神仏に加護は無用と誓した筈じゃぞ!!!」
娘を助ける為に……他の全てを捨てる……そう誓った。帰る場所も、先祖から賜った名も、“虐げられる民を助けん!”と誓った仲間も……
方々が裂けた甲板の上で一時座り込んだ男は、神仏の無情を嘆いたが……誰も自分を罰してはくれない事を悟った後、仕方なく立ち上がった。
そして……それから数年、自分が居るのが激しい海流と暗礁に囲まれた小さな島である事を知った。
全てを捨てた男は偶然島に行き着いた娘を助け……二度と関わるつもりの無かった人の世に再び現れる。そこには……自分の知る者達とは違う……しかし同じ様に虐げられた民の姿があった。
男は新たに誓う……一丁の村田銃を背負い、今度こそ革命と開放の嵐に飛び込む事を……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-02 15:08:39
17674文字
会話率:54%
※本稿には作品のネタバレ要素が含まれます。
皆様は必ず、ブルーレイ等で『ヴイナス戦記』の本編をご覧になってから、本稿をお読み下さい。絶対にですよ!
『ヴイナス戦記』(1989)。
安彦良和監督の手になる劇場アニメの傑作であり、
公開以来3
0年にわたって“封印”された“幻の超大作”。
ようやく2019年になってブルーレイ化され、
超絶のヴィンテージともいうべき味わいが、21世紀に甦りました。
それにしてもこの傑作、どうして公開当時、アニメファンにヒットせず、歴史のシャドウゾーンに潜むことになったのでしょう?
そんな疑問を持ちつつ再観賞を重ねますと、登場人物の行動の裏側に隠れていた、意外な物語が見えてきました。
クイーンのミランダが母親のように優しく変貌したのは、なぜか。
マンハッタンのオフィスで、スゥがタイプした記事の意味と暗示。
そして、ヒロとカーツの“峡谷の決闘”に秘められた謎。
そこで負けたとされていたヒロが、実は完勝であったこと……など。
一度観ただけではわかりにくい、『ヴイナス戦記』の奥の深さを、
21世紀の今、ここで分析してみたいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-12 20:43:44
51281文字
会話率:3%
峡谷の街ヨウコウに住む岩石族は夜は絶対に寝たいらしい。
なのでここに住む吸血鬼が夜間のパトロールをしにいく。
最終更新:2023-01-02 22:00:34
945文字
会話率:20%
元限界社畜のノエルは、異世界トリップ後に四季をつかさどる冬姫「エル」となりました。──春を司る春龍様が体調を崩していると聞いたので、回復を手伝うことにしたんだけど。緑の国ラオメイは内部抗争しているし、なかなか谷底の春龍に会えない? オッ
ケーそれならこちらも自由な手段で治させてもらいますよ!!
桃の花吹雪舞う緑の峡谷で、桃グルメに伝統衣装でおしたく。地域復興、そしてせっかくの綺麗な光景を守っていきましょうよ。
──冬フェンリルと冬姫フルパワー。ハネムーン名目で他国を訪れて、四季を調整していく【春編】です!
※エルが異世界トリップしてくる【冬本編】はシリーズからご覧下さい。
※挿絵がある話には★がついています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-25 19:25:07
131672文字
会話率:29%
山岳王国アイマールから海上都市シルファへ行くには、ルーン峡谷の谷間の荒れ道を行かなければならない。
アイマールは山岳を切り開いた農耕王国、年に一度夏至の日にシルファへ塩を求め、荷駄に収穫された小麦や農作物を運ぶ。
それは厳しい労働か
ら解放されたアイマールの若者にとっては繁栄したシルファの栄華に触れる忘れられないひと夏の思い出になるのだが、いつの頃からか峡谷を見下ろす山に竜が棲み始めた。
竜は自分の住む領地をゆく人間を嫌い荷駄を襲うが、アイマールの軍勢の攻撃を受け、姿を消した。
この物語は峡谷の荒れ道を歩るくミライが砦の兵にローという老人の元へ行くことを告げるところから始まる。
ミライの眼差しに映る物語の結末は彼に何を思わせるのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-31 13:00:00
198886文字
会話率:24%
夏の盛りに書かれた短編だが、余りの暑さにもう何も考えられず、かと云って何か書いていないと気が狂いそうになってもうどうして良いか分からずに、ぽいっと思い付いた情景を適当に書き殴って適当に後を続けて行ったら、何時の間にか出来てしまったと云う作
品。忙しい中出来た暇々にちびちび書いて行ったと云う割りに、延べ2週間程度で完成している。この長さの黒森作品としてはまぁ順調に書き進められた方ではなかろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-15 17:28:08
25465文字
会話率:0%
私の歌があなたに届くとき、あなたと手を繋いでいたい。
天使の歌声を持つ王女イザベラは、人質として峡谷の王太子フェルナードと婚姻を結ぶことに。
彼女はある秘密を隠して夫に尽くそうと奮闘するが、冷徹で無口なフェルナードは彼女の存在をいないもの
のように扱う。言葉一つかけてもらえないことに傷付くイザベラだが、ふたりの距離を急速に近づける出来事が……。
スターツ出版様より、「最愛の調べ~寡黙な王太子と身代わりの花嫁~」として書籍化していただきました。
追記。そのときの走り書き原稿を載せてます。私がいかに最初の原稿をザクっと書いているか判明すると同時に、いかに担当さんたちが丁寧にチェックしてくださってるかわかると思うので、書籍を読まれた方はぜひ違いを楽しまれてくださいははは折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-21 04:13:32
105635文字
会話率:19%
作者が2016年9月に、富山県の立山から黒部峡谷・下の廊下を歩いた際の紀行文です。
スリリングなコースを単独踏破した思い出と心の葛藤をつづりました。
最終更新:2020-09-27 18:38:17
100828文字
会話率:1%
読めば分かります。是非、読んでください
最終更新:2020-09-22 10:02:27
119015文字
会話率:36%
白き鎧纏う近衛騎士において青の鎧を纏った少年がいた。
少年は『青騎士』と呼ばれ畏怖されていた。
魔法、魔術、そして錬金術。
それらを内包した魔導学の発達によって人がその版図を広げていった時代。
魔王討伐によりもたらされた平和。
しかし何時の時代も、何処の場所でも人は、完全な善となることはない存在であった。
魔王の恐怖によって鎮まっていた欲望は熾火のように熱く、穂の揺れる麦畑にまた戦の火を立ち上がらせる。
勇者と魔王の血を受け継ぎ、しかし王族の身分を剥奪された少年ルルヴァ。
青騎士と呼ばれる彼は、仲間と共に動乱の時代を駆ける。
※序章(峡谷の戦士以前)を改稿、加筆中です。
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よろしくお願いします。
※カクヨムにも掲載をしています。
※大図書館が現れました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-18 12:00:00
81371文字
会話率:26%